JPS62226494A - メモリ - Google Patents

メモリ

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JPS62226494A
JPS62226494A JP61068326A JP6832686A JPS62226494A JP S62226494 A JPS62226494 A JP S62226494A JP 61068326 A JP61068326 A JP 61068326A JP 6832686 A JP6832686 A JP 6832686A JP S62226494 A JPS62226494 A JP S62226494A
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voltage
cell
memory
memory cell
data line
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JP61068326A
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Kiyoo Ito
清男 伊藤
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はダイナミックメモリに係り、特に高速・高集積
・低消′11に電力で高S/Nなダイナミックメモリの
セル構造、配置、駆動方式、センス方式に関する。
〔従来の技術〕
従来ダイナミックメモリ(以下DRAM)セルの主流は
1ケのトランジスタと1ケのキャパシターから成る、い
わゆる1トランジスタ(以下IT)セルであった。しか
しITセルにはセル内に増幅機能がないために高集積・
大容量化とともにセル内のキャパシタの容量を大きくせ
ざるを得なく、これがセルの構造を複雑にし、より製造
が困難になりつつある。このような理由で今後のDRA
Mの高集積化には他の増幅作用をもつメモリセル、たと
えば3トランジスタ(3T)セルを見直す必要に迫られ
ている。しかし従来の3Tセルでは、低速動作、高消費
電力、高雑音あるいは低集積度などといった解決すべき
課題が残されていた。
〔発明が解決しようとする問題点〕
第2図はこれらのa題を説明するための3Tセルの中で
最もセル面積が小さいといわれている従来例である。こ
れらの動作の詳細は、1972年アイ・イー・イー・イ
ー・インターナショナル・ソリッド・ステート・サーキ
ツッ・コンファレンス第10頁(1972IEEF、I
nternational 5olid−8tateC
ircuits Conferenco*Digest
 of TechnicalPapers、plO)な
らびに電子通信学会誌’75/6゜vo(1,,58−
C,No6.P327に述べられているが、ここではま
ず動作の概略を第2図を用いて説明する。以下、特にこ
とわらない場合は、トランジスタはNチャネルMOSト
ランジスタを示す6メモリセルMCを構成するトランジ
スタQ□QS、QRはそれぞれ書きこみ用、記録情報蓄
積用。
読み出し用トランジスタである。メモリセルの動作は以
下のように行われる。まずプリチャージトランジスタの
ゲート端子TPに5vのパルスが印加され、5vが印加
されている電源端子TVによりデータ線に4Vが充電(
プリチャージ)される。
ここでトランジスタのしきい値電圧を1vと仮定しであ
る。TP端子がOvとなってデータ線をフローティング
状態にした後で選択されたワード線Woに1.5 vの
パルス電圧を印加する。もしQsのゲート電圧が記憶情
報“1″に対応する4Vであれば、QsとQRは導通す
るためにデータ線電圧はovに向って放電する。一方Q
sのゲート電圧が記憶情報It OIIに対応する0■
であれば、Qsは非導通なのでデータ線電圧は4vのま
まである。これらのデータm電圧は、Yデコーダからの
選択信号がTYに印加されることによってI/○線に出
力され、チップ外部へデータ出力となって出力される。
書きこみ動作は、上記の読み出し動作がほぼ十分完了し
た時点、たとえば図中a点で、ワード電圧を5vにする
ことによって行われる。すなわちI10線によってデー
タ線に入力された4vあるいはOvの書きこみ情報は、
ワード電圧が5vのためそのまま、Qsのゲート電圧と
して書きこまれる。尚、選択ワード線Wo上の書きこみ
を必要としない他のメモリセルでは、それに対応するデ
ータ線に読み出された電圧がそのまま再書きこみされる
このような従来セルの問題点は以下のように要約される
■高集積化するためのメモリセル面積は小さく抑えねば
ならないが、そのためにQR,QSの大きさは小さくせ
ざるを得ない。このために、QRとQsとでデータ線を
放電する際の駆動能力に限界があり、高集積化とともに
寄生容量の増大するデータ線を高速に放電できなくなる
。特に読み出し時に1.5Vのような低電圧のワード電
圧が印加される本図のような3Tセルではこの低速化が
深刻な問題となる。
■メモリセルに高レベル電圧(4v)を書きこむ場合、
工/○線に接続されている(図中省略)書きこみ回路内
の最終段トランジスタとQv、 QR。
Qsに電流が流れるために、すなわちいわゆるレシオ動
作するために消費電力が増大し、またQsのゲートへの
高レベル電圧が低下してメモリセルの電圧マージンが低
下してしまう問題がある。さらに再書きこみされるメモ
リセルについても問題がある。すなわちQsのゲートが
Ovの場合には。
読み出された結果のデータ線電圧は4vのフローティン
グ状態であり、ワード線が5vになってこの4vの電圧
がそのメモリセルのゲートに書きこまれる。この場合、
やはりQR,QSには電流が流れるので4vよりも低下
した電圧が再書きこみされてしまう。すなわち再書きこ
みされたメモリセルについても電圧マージンが低下して
しまう。
■前述の動作から明らかなように、ある着目するメモリ
セルが再書きこみされる毎に、メモリセル内のQsのゲ
ート電圧が高低と反転してしまう。
このためメモリのテストが複雑化するので、再書きこみ
回数を計数する論理を同じチップに内蔵させる必要があ
る。これは回路設計を複雑にしてしまう。
■読み出し時、あるいはプリチャージ時に多数のデータ
線が、Ovと4vの間を同時に充放電するために、アレ
ー内に各種結合容量を通して過大な雑音を導入する。た
とえば非選択ワード線電圧が変動し、それに接続される
メモリセルのQwを通して記憶電荷がデータ線に漏洩し
、リフレッシュ特性を劣化させるなどの問題点を生じる
。さらには充放電の電圧変動が4vと大きいために消費
電力が増大したりといった問題もある。
本発明の目的はこれらの諸問題を解決することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
上記目的は、3Tセルのごときデータ読み出し端子とデ
ータ書きこみ端子をそれぞれもつメモリセルを、データ
対線の電気的特性がほぼ平衡になるように、当該データ
読み出し端子とデータ書きこみ端子を該データ対線に結
線することで達成される。
〔作用〕
これによって微小なメモリセルからの読み出し信号を差
動センスアンプで高速に検出でき、また書きこみ動作も
完全差動形で可能となるので安定動作させることができ
る。
〔実施例〕
以下、本発明の一実施例を第1図により説明する。本発
明の特長は、 ■複数の3TのメモリセルMCをデータ対線(たとえば
Do、 Do)の寄生容量が平衡するように結線する。
図では読み出しならびに書きこみ端子TR,TVをセル
単位で分離し、それぞれをデータ対線に結線し、さらに
TR,TWの電気特性は必ずしも同じではないので同じ
データ対線上でセル毎に交互に結線している。さらにこ
れらのMC共通に差動センスアンプSAを各データ対線
に設けていることである。データ対線のいずれか一方に
MCから読み出された信号電圧は、残りの一方のデータ
電圧を参照電圧としてセンスアンプSAで増幅されるこ
とになる。もしその感度が高ければ、第1図のように、
MCを十分長時間読み出し続ける必要がなく、第2図(
b)のように、微小な読み出し信号電圧がデータ線に現
われた時点でセンスアンプの助けを借りて増幅できる。
この分高速化できることになる。ここで参照電圧を発生
するための一手段として、ダミーセルDCが配置されて
いる。
■センスアンプはNチャネルとPチャネルトランジスタ
でフリップフロップで構成されているために、増幅後の
データ対線は必ず逆相になってその電圧レベルは固定さ
れる。このため、図中のように読み出しと書きこみ端子
がそれぞれデータ対線に分離結線されていれば、書きこ
み時にメモリセル内のQR,QSを貫通する電流は流れ
ないので低消費電力である。また再書きこみ時には、デ
ータ線は従来のようにフローティング状態ではないので
十分な電圧レベルが再書きこみされる。
■読み出し、再書きこみ毎にQsのゲート電圧が反転す
ることはない。これは読み出しと書きこみ端子TR,T
Vをデータ対線に分離結線しているためである。
■データ線のプリチャージ電圧がメモリセルへの高低の
書きこみ電圧のほぼ中間値なので、同時に充放電する電
圧レベルは従来のほぼ半分になるのでデータ線の充放電
に伴う消費電力はほぼ半分になる。また充放電がデータ
対線でほぼ同時に行われるようにすれば、他の導体、た
とえばワード線やシリコン基板などへの結合電圧は相殺
し、低雑音化できる。
■データ対線をDo、DoとDo’、Do’ というよ
うに2分割し、その真中にセンスアンプやプリチャージ
関連回路を配置し、いずれか一方のデータ対線の属する
サブアレーMAを選択すれば、データ対線の充放電に関
係するデータ線の寄生容量は半減するのでさらに低消*
電力化する6以下、第1図(b)のタイミング図を用い
てさらに詳細に説明する。
今、ワード線Woが選択されそれに接続されているメモ
リセルMCが選択された場合を考える。
プリチャージ端子TPに印加された5vのパルス電圧が
オフすると、各データ線はプリチャージ電源端子TV電
圧である2、5 vにプリーチャージされた後、フロー
ティング状態となる。その後選択したいメモリサブアレ
ーMA側の選択信号S。
のみをオンの状態に保持し、非選択側の選択信号S1を
オフにする。その後1.5 ■の電圧がワード線Woと
ダミーワード線DWoに印加され読み出し動作が開始す
る。このワード線電圧は、以下の理由で低い値に制御さ
れている。すなわち書きこみトランジスタQwのゲート
にもこのワード線電圧は境加されるので、蓄積トランジ
スタQsのゲート電圧がOV(情報it O″′)の場
合に、データ線DoからQwを通して電流が流れて本来
OvであるべきQsのゲート電圧が上昇するのを抑える
ためである。トランジスタのしきい値電圧■Tを1vと
仮定すると、ワード電圧が1.5 ■であれば、Qsの
ゲート電圧はOvから0.5 v(1,5V−Vt )
 ニ上昇するが、QsのVTも1vなので読み出し時に
誤まってQsがオンすることはない。さて以上のように
してワード電圧が印加されると、メモリセルMC内のQ
sのゲート電圧が5V(情報II ]、 11 )の場
合には、図中に示されるように、データ線−〇〇はQS
、QRがオンするためにOvに向って放電する。一方D
Oも後述するようなダミーセルDCによって放電される
ここでDCによる放電速度を後述するような手段でMC
による放電速度よりも遅くしておけば、データ対線Do
、Do間には差動電圧が生じ、それがセンスアンプSΔ
に入力される。この後でNチャネルで構成され放電方向
に増幅するフリップフロップQN、QN’ならびにPチ
ャネルで構成され充電方向に増幅するフリップフロップ
Qp、Qp’ をTS、TAにパルス印加することによ
って起動する。これによってSAは動作し、図中のよう
にDoはほぼ2.5 vからOvに放電し、Doはほぼ
2.5 vから5vに充電する。この増幅された差動信
号はY選択(TYにパルス印加)によってI10線に差
動出力されデータ出力D o u tとなる。
同様にMOのQsのゲート電圧がOV(情報″0”)を
読み出す場合には、Qsはカットオフなので百0は2.
5 vの状態に保持されるが、Doは上述のようにDC
によって放電される。この差動信号は1′l TW読み
出しとは逆相なので、これに応じてセンスアンプSAは
正しく弁別し増幅できる。
このようにダミーセルDCによるデータ線の放電波形を
、メモリセルMCによる記憶情報に対応したデータ線の
2ケの波形(“1″の場合は放電波形、“O″の場合は
2.5 vの一定電圧)の間(理想的には中間波形)に
設定すれば、記憶情報に対応した差動信号をセンスアン
プSAは正しく増幅し、データ出力することができる。
以上の動作は、データ対線の電気特性、特にデータ対線
の寄生容量が平衡していてはじめて可能である。なぜな
らメモリセルMCが増幅作用をもっているとしても、デ
ータ対線の差動電圧が十分増幅される以前の微少信号を
センスアンプで高速に増幅しているためである。記憶情
報に対応した差動の微少信号の極性を正しくセンスアン
プで増幅するには、センスアンプからみた負荷容量であ
るデータ対線の寄生容量が完全に平衡しているほど望ま
しい。
これを実現するために第1図では、従来のメモリセル内
の回路結線(第2図)に対して、読み出しと書きこみ端
子TRとTWを分離し、それぞれをデータ対線に結線し
ている。さらにTRとTWの両端子は寄生容量などの点
で異なる特性を持つために、データ対線に接続する端子
をメモリセル毎に交互にかえてデータ対線の寄生容量を
平衡させていることが特長である。
書きこみ動作は、センスアンプによる増幅がほぼ完了し
た時点でワード電圧を6v以上に昇圧することにより行
われる。データ入力Di11に応じてI10線に強制的
に差動電圧が印加され、それに応じて選択されたY選択
トランジスタQy、 Qy’を通してセンスアンプSA
のフリップフロップは設定される。この結果、データ対
線Do、Doに現われたOvと5vの差動電圧の一方が
MCのQwを通してQsのゲートに入力され書きこみが
完了する。ワード電圧は6v以上でQwのVTは1vで
あるから、データ線の5■はそのままQsのゲート電圧
となる。尚、Doが5vの場合、丁0はOvであるから
、従来のようにQsとQRに電流は流れることはない、
またDoがOVの場合にも。
π0が5vであってもQsはカットオフのためにQsと
QRを通して電流は流れることもない、したがって低消
費電力である。この利点は読み出しと書きこみ端子を分
離し、差動動作するデータ対線にそれぞれを結線してい
ることによるものである6尚、ワード線Wo上の他のメ
モリセルは再書きこみされねばならないが、この動作は
上述したワード線を6v以上に昇圧した時点で、センス
アンプで増幅完了した電圧レベルがそのまま、それぞれ
のメモリセルQsのゲートに入力されることによって行
われる。同様に他のワード線、たとえばWlが選択され
た場合、ダミーワード線OWLを選択すれば読み出し、
@きこみ動作が行えることは自明である。
第3図は、読み出し時にデータ対線に現われる記憶情報
゛′1”  11 Q 11に対応した2種の電圧波形
の間にダミーセルからの電圧波形を設定するためのダミ
ーセルならびにその駆動方式の一実施例である。第1図
ではダミーセルの概念を示したが。
実際のダミーセルとしては以下の実施例が適用される。
第3図は第1図のダミーセル内にダミーセルのプリチャ
ージ電圧を供給するトランジスタを設けた例である。前
述したように読み出しあるいは書きこみ動作が完了した
時点で、選択されたメモリセルに5vあるいはOvが再
書きこみあるいは書きこみが行われる。しかし同時にダ
ミーセルにもメモリセルとは逆相の電圧が書きこまれる
このダミーセルに書きこまれる電圧は、ランダムアクセ
スメモリである限り常に一定ではない、しかし読み出し
時には常に一定の電圧波形をデータ線に出力する必要が
ある。したがってプリチャージ期間中に、それ以前の不
定なQosのゲート電圧を一定電圧に設定する必要があ
る。これは、端子TP’ をプリチャージ期間中にオン
にして端子TV’からある一定電圧をダミーセルの蓄積
トランジスタQnsに供給することによって実現される
たとえば上記一定電圧を2.5 vに選定すれば。
この電圧はメモリセル内のQosに対応するQsのゲー
ト電圧はOvあるいは5vの中間値なので、ダミーセル
を構成する各トランジスタの大きさをメモリセルの対応
するトランジスタとほぼ同じにすれば読み出されたこと
によってデータ線に出力する電圧波形は、メモリセルが
読み出されたことによってとり得るデータ線波形の間に
設定することができる。この様子を第3図(b)に示し
た。
ただし図では、メモリセルとダミーセルのデータ線波形
の相互の関係を強調するためにはセンスアンプSAはオ
フの状態で示されている。もちろんダミーセルの読み出
し波形は、上記のTV’ から供給される一定電圧の値
やQDRのトランジスタの大きさを変えコンダクタンス
を変えることによって任意に制御できる。またこれまで
はトランジスタのしきい値電圧Vtは一定と仮定してき
たが。
目的に応じて駆動能力すなわちコンダクタンスを変える
ために各々のトランジスタのVTを選択的に変えること
もできる。たとえばメモリセル内のトランジスタに対応
するダミーセル内のトランジスタのVtをメモリセル内
のそれらとは異なる値に設定することによって、あるい
はダミーセルあるいはメモリセル内の各々のトランジス
タのVTを異なる値に設定することによってメモリセル
によるデータ線電圧波形とダミーセルによるデータ線波
形の相互の関係をmvsすることもできる。
以上はダミーセルをそれぞれのサブアレーにMA、MA
’設けた例を示したが、場合によってはダミーセルをセ
ンスアンプSA部に設はサブアレーMA、MA’に対し
て共通に設はチップ面積を縮小することもできる。
さらに第1図ではセンスアンプはNチャネルMoSトラ
ンジスタとPチャネルMOSトランジスタで構成した例
を示したが、PチャネルMOSトランジスタQp、 Q
p’だけで構成することもできる。すなわちセンスアン
プSAのレイアウト面積が大きすぎてメモリセルのレイ
アウトピッチ以内にレイアウトできない場合には、QN
、QN’ を省くこともできる。なぜならデータ線を増
幅する。
すなわち放電する機能はメモリセルならびにダミーセル
にもあるためである。すなわち微小信号電圧がデータ対
線に読み出された後、TAにパルスを印加してQpとQ
p’ から成るフリップフロップをオンすれば、Do、
Doの中の高電圧側のデータ線はQp、 Qp’から成
るセンスアンプでほぼ2.5Vから5vに向って充電さ
れ、Do、Doの中の低電圧側のデータ線はメモリセル
あるいはダミーセルによってほぼ2.5 vからOvに
向って放電されるからである。
尚、第1図のメモリセルでは、読み出し時のワード電圧
(第1図の1.5  V)とメモリセル内の1−ランジ
スタ、特にQwのしきい値電圧VTの関係が特性上重要
である。第2図の従来のメモリセルに於いて、QwのV
tを選択的に高くすれば、それに見あってQRのゲート
電圧を高くできるので高性能化できることは、すでに特
公昭54−15652で公知である。この考え方を第1
図のセルのQwに、4用すれば、同様に高性能化でき、
またこのためにΔO Qwのゲート直下の基板表面をQwとQsのn層接続部
(後述の第4,5図)を含めてボロンなどのイオン打込
み技術などで選択的に高濃度化すれば、QwのVTを選
択的に高くできる他に、蓄積部のn層部に収集されるα
線によるソフトエラー現象を低レベルに抑えることがで
きる。また第2図のメモリセルでは読み出し時のワード
電圧とメモリセルを構成するトランジスタのVTの差の
電圧をいかに一定に制御するかが重要である。これにつ
いては、帷子通信学会論文誌’75/6voffi。
58−CNα6t pp、237〜334に詳しく述べ
られている。このような場合には、チップ外部電源電圧
が変動しても常に上記読み出しワード電圧が一定になる
ように、チップ内に外部電源電圧の変動に依らない読み
出しワード電圧用電源を用いて、それをもとにワード電
圧を発生させればよい。これは一種の電圧リミッタ回路
であり、できればこの出力電圧、すなわちワード電圧は
VTの製造ばらつきによる変動し補正されているのが望
ましい。こうすれば読み出しワード電圧とVTの差は、
外部電源変動や製造ばらつきに依らずほぼ一定となるの
で高性能化が期待できる。このような電圧リミッタ回路
は、特願昭56−168698.特願昭57−2200
83に詳しく述べられている。
第4図は、本発明の一部である第1図のメモリセルの平
面図、第5図はその断面図、第6図は隣接セルとの結線
状態を示す平面図(ただし第11図(d)の例)である
、ワード線Wはポリシリコン、モリブデンあるいはタン
グステンから形成されたシリサイドあるいはポリサイド
である。データ線りはシリサイドあるいはアルミニウム
などで形成される。データ線とメモリセル外部のn 層
の接続はポリシリコンなどで形成されるPDを介して行
われる。グランド配線vSはコンタクトC3部のn層と
アルミニウムあるいはシリサイドなどで形成される。
第7図は、メモリセル内の記憶ノード部に蓄積容量Cs
を付加して、α線照射によるソフトエラーに対して耐性
をもたせた構造を示している。
(、)はCsの電極Eの一端を独立して配線した回路例
であり、(b)はその平面図、(c)はその断面図であ
る。C8はPADの真上の領域を利用して作られている
。ひとつの応用例として電極Eに、Qsのゲートに記憶
情報に対応して蓄積される5vとOvの中間値である2
、5 v電源を印加すれば、Csの両電極に印加される
電圧は2.5■となり、EにOvや5vを印加する場合
に比べて半減するのでその分Csを形成する絶縁膜を薄
くでき、その容量値を耐圧を犠牲にすることなく大きく
できる。(b)、(c)においてC8を形成する絶縁膜
としては、熱酸化膜、ナイトライド膜、五酸化タンタル
膜あるいはそれらの多層膜などを使えばよい。またff
t極Eはタングステン、シリサイドやポリシリコンなど
で形成される。
第8図は、第7図に於いてEとvSを共通にした他の実
施例である。ただし電極Eとメモリセルとデータ線の接
続部の座ぶとんPDIを同じマスク層にした場合も合せ
て示しである。第7図に比べて、Eの電極処理は太くで
きるのでその全低抵抗化できる。このためにEの材料と
しては、第7図のアルミニウム(VS)などに対して、
タングステンシリサイドあるいはポリサイドなどの比較
的高抵抗の材料も使用することができる。またPDlと
PD2を異なる層にしであるので、それらの層を近接し
てレイアウトでき、ワード線方向のピッチをその分小さ
くできる。さらに第7図のEとvSを共通化した分だけ
断面構造が平坦化でき、微細化するに従って高歩留とな
る。
以上、これまでの実施例は、読み出しワード線と書きこ
みワード線を共通化した3Tセルについて述べてきた。
このメモリセルは最もメモリセル面積が小さいが、ワー
ド線を共通化しているためにやや動作マージンが狭い。
これに対して両ワード線を分離した第9図に示す3Tセ
ルが公知である。これらのセルは、読み出しワード線W
Rをオンにしてセルを読み出した後にオフにし、次に書
きこみワード線WWをオンにする。これによって読み出
しや書きこみ、あるいは再書きこみが行われる。このメ
モリセルに対しても本発明の一部を適用すれば高性能の
メモリが得られる。すなわち電気的に平衡になるように
データ対線を結線する方法ならびにセンスアンプを配置
する第1図の考え方はきわめて有効である。もちろん第
7,8図のように記憶ノード部にCsを付加した構造も
考えられる。第10図にその一例を示した。WRo。
DWRoをオンにすると、たとえばメモリセルのQgに
5vが蓄積されている場合、前述したようにデータ対線
に微少な差動電圧が現われる。その後、センスアンプS
Aをオンすると5vと0■に増幅される。その後の動作
は前述と同様である。
第11図は1以上述べたきた各種の3Tセルに共通に適
用できるもので、データ対線り、Dを電気的に平衡させ
るためのメモリセルの結線法をまとめて示したものであ
る。(a)は、メモリセル内の読み出し端子TRと書き
こみ端子TWを共通にして同じデータ線に接続し、メモ
リセル毎に交互にデー“夕対線り、D−に結線して平衡
させる方法である。(b)は複数のセル単位でデータ対
線に結線させる方法である。(c)は1ケのメモリセル
単位でメモリセル内のTR,TVを交互にデータ対線に
結線させろ方法である。(d)は複数のセル電位でTR
,”I’Wを交互に結線させる方法(第6図に対G)で
ある。(e)はデータ対線を途中で交叉させる方法であ
る。またこれらの結線法は3Tセルのダイナミックメモ
リに限定されることはない。読み出し線と書きこみ線を
それぞれもついかなるメモリセルにおいても、データ対
線が電気的に平衡になるように上記読み出し線と書きこ
み線をデータ対線に結線すれば本発明の目的は達せられ
る。
また各データ対線にセンスアンプを配置した例を示して
きたが、メモリセルならびにダミーセルに増幅作用をも
たせれば、各データ対線のセンスアンプは省略し、I1
0線に差動のセンスアンプを共通に配置することもでき
る。この場合チップ面積を縮小できる利点がある。
〔発明の効果〕
以上、本発明によって高速・高集積・低消費電力でしか
も高S/Nなメモリが提供されることは自明である。
本発明によればデータ対線の電気的平衡が保たれる。
【図面の簡単な説明】
第1図(a)は本発明の一実施例である回路図、(b)
はその動作タイミング図、第2図は従来の3トランジス
タを用いたダイナミックメモリの回路図とタイミング図
、第3図は本発明のダミーセルの回路図とその動作を示
す図、第4図は本発明のメモリセルの平面図、第5図は
その断面図、第6図は本発明のメモリアレー内に於ける
メモリセルの配置図、第7,8図は本発明の蓄積容量を
付加したメモリセルの回路図、平面図及び断面図、第9
図は本発明による他のダイナミックメモリセルの回路図
、第10図は本発明の他の実施例で回路図とその動作タ
イミングを示した図、第11図はデータ対線を電気的に
平衡化するための本発明のメモリセルの結線方式を示す
図である。 MC・・・メモリセル、DC・・・ダミーセル、D、D
・・・データ対線、W・・・ワード線、SA・・・セン
スアンプ、Ilo・・・入出力データ線。 乎 1 図 。。。6   o°′ U・・・メtリヒルの側ヒ1を獣しt冑Iト□シーす、
柄61.・・・ワード−1(へ線ン■・・・工選び1聚 TV ・ブリ+ヤージ°■電)1刺番蚤Qv−Y選A人
トランシ゛スタ (d) Wo木ン QoS−ダミーセルの蓄利1川トランクスタpWo・・
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Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、データ読み出し端子とデータ書きこみ端子をそれぞ
    れもつメモリセルを、データ対線の電気的特性がほぼ平
    衡になるように、当該データ読み出し端子とデータ書き
    こみ端子を該データ対線に結線したメモリ。
JP61068326A 1986-03-28 1986-03-28 メモリ Pending JPS62226494A (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP61068326A JPS62226494A (ja) 1986-03-28 1986-03-28 メモリ
KR87002526A KR950001424B1 (en) 1986-03-28 1987-03-20 3-transistor dynamic random access memory
US07/031,002 US4803664A (en) 1986-03-28 1987-03-27 Dynamic random access memory having a gain function

Applications Claiming Priority (1)

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JP61068326A JPS62226494A (ja) 1986-03-28 1986-03-28 メモリ

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JPS62226494A true JPS62226494A (ja) 1987-10-05

Family

ID=13370588

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JP61068326A Pending JPS62226494A (ja) 1986-03-28 1986-03-28 メモリ

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JP (1) JPS62226494A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008034007A (ja) * 2006-07-27 2008-02-14 Sony Corp 半導体メモリデバイス

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5066126A (ja) * 1973-10-11 1975-06-04
JPS5388539A (en) * 1977-01-14 1978-08-04 Oki Electric Ind Co Ltd Memory cell

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