JPH05291534A - 電荷蓄積素子を有する半導体装置 - Google Patents

電荷蓄積素子を有する半導体装置

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JPH05291534A
JPH05291534A JP4094072A JP9407292A JPH05291534A JP H05291534 A JPH05291534 A JP H05291534A JP 4094072 A JP4094072 A JP 4094072A JP 9407292 A JP9407292 A JP 9407292A JP H05291534 A JPH05291534 A JP H05291534A
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voltage
charge storage
semiconductor device
node
control switching
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JP4094072A
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Kiyoo Ito
清男 伊藤
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は電荷蓄積素子から成る半導体装置に
関し、特に広い電圧マージンを有する半導体装置を提供
する。 【構成】 電荷蓄積素子内の蓄積ノードの電荷の漏洩に
応じて該蓄積ノードとの容量結合によって電圧が変化す
る他のフローティングノードを有し、該フローティング
ノードを固定電圧に設定する手段を設ける。 【効果】低消費電力と広い電圧マージンをもつ大規模半
導体装置が可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は半導体装置に関し、特に
一個のトランジスタと一個のキャパシタとからなるダイ
ナミックメモリセル(以下1Tセルと略す)のような電
荷をキャパシタに蓄積する如き電荷蓄積素子を有する半
導体装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、ダイナミックランダムアクセスメ
モリ(DRAM)セルとして1Tセルが広く実用化され
ている。このセルを用いたチップでは、高集積・大容量
化とともにチップの消費電力を低減すること、メモリセ
ルのリフレッシュ時間を増大させることが特に重要にな
ってきた。これについてはIEEE Journal of Solid−S
tate Cricuits,PP.778〜789,vol.25,No.
3.June1990に詳細に述べられている。DRAMを
低消費電力にするにはデータ線の電圧振幅を小さくして
データ線の充放電電流を小さく抑えるのが有効である。
しかしこのデータ線の電圧は、そのままメモリセル内の
キャパシタに蓄積される記憶電圧ともなるので、消費電
力を低くしようとすればするほどメモリセルの電圧マー
ジンは狭くなって、例えば、メモリセルのリフレッシュ
時間はますます低下してしまう。
【0003】これらの問題点を具体例を用いてさらに明
らかにする。図11、図12は本発明に先立って本発明
者によって検討されたのNチャンネルMOSを用いた1
Tセルの回路図とその動作タイミング波形図である。
【0004】図11で、データ線は、対線D,/Dから
なるいわゆる折り返し形のデータ線配置である。1Tセ
ルがマトリクス状に配置されてメモリセルアレーを構成
し、各データ対線には周知のプリチャージ回路とCMO
Sからなるセンスアンプと再書きこみ回路が接続されて
いるが、これらは簡単のため省略してある。今、メモリ
セル内の電荷蓄積ノードNSに2値の記憶情報 "1”、
"0”に対応した高電圧VDHと低電圧VDLのいずれかが
書き込まれ、これが読み出される動作を考える。キャパ
シタCSのノード(電極)端子NPには、キャパシタに
印加されるストレス電圧を軽減し信頼性を向上させるた
めに、VDHとVDLとの中間の直流電圧VMが印加され、
各データ線は、低消費電力に有効なようにVMに等しく
プリチャージされているとする。書き込み動作は以下の
ようにして行われる。ワード線Wにパルス電圧を与え、
同時に書き込み情報に対応した差動電圧をデータ線に与
えるとそれまでプリチャージされていたデータ線DはV
DHあるいはVDLに設定される。ワード線電圧によりトラ
ンジスタQMは導通するから、書き込み情報に対応した
DHあるいはVDLがノードNSに与えられる。その後に
ワードパルスをオフにしてQMを非導通にし、データ線
をVMにプリチャージして書き込みが完了する。ここで
ワードパルス電圧の振幅は読み出し動作と同じ値であ
り、VDHとトランジスタQMのしきい電圧VTとの和より
も十分大きな値に設定される。しきい値電圧VTの影響
を受けずにVDHの値を書き込んだり、十分大きな読み出
し信号を得るためである。
【0005】今、ワードパルス振幅を3Vとし、消費電
力を低くするためにデータ線の電圧変化を1Vと低くし
た場合を例に読み出し動作を、図12を参照して説明す
る。行選択されワード線Wにパルスが印加されると、中
間レベルVM(0.5V)にプリチャージされていたデ
ータ線Dに、信号電圧が読み出される。情報 "1”が記
憶されていれば参照電圧となる他のデータ線/Dの電圧
に対して正の極性がデータ線Dに現れ、また "0”なら
ば負の極性の信号がデータ線Dに現われる。この信号電
圧の大きさは、データ線の大きな寄生容量とメモリセル
内のキャパシタの小さな容量との比に比例するので、1
00mV程度の微少な値となる。この正負の信号電圧は
データ線/Dの電圧を参照電圧としてデータ対線D、/
Dに接続されている周知の2つのCMOSインバータに
よる正帰還接続の構成の差動センスアンプ(図中省略)
によってVDHあるいはVDLに増幅される。この増幅電圧
がキャパシタに与えられると同時に、列選択されて所望
の増幅電圧が外部にとり出され読み出しデータとなる。
その後ワードパルスはオフ(OV)となり、データ対線
D、/Dは中間レベルVMにプリチャージされて読み出
し動作は完了する。
【0006】ここで本発明で問題とする周知のリフレッ
シュ(再生)動作を考えてみる。図13に示すように書
き込みあるいは再書き込みによって、1VであるVDH
るいはOVであるVDLに印加されたノードNSの高電圧
NS( "1”)、低電圧NS( "0”)はリーク電流に
よって変化する。すなわち、メモリセルのトランジスタ
のドレイン側である高電圧NS( "1")は初期のVDH
からOVに向かって変化する。一方、メモリセルのトラ
ンジスタのソース側の低電圧NS( "0”)は、トラン
ジスタのドレインとソース間の電流10nAで定義した
しきい値電圧VTを0.5V程度とすれば、リーク電流
があってもほぼOVにとどまる。すなわち、メモリセル
のトランジスタのバックゲートであるP型基板に印加さ
れた負の基板電圧VBBへのリーク電流によってソース側
の低電圧NS( "0”)がOV以下に低下しようとす
る。しかし、トランジスタの周知のテーリング特性によ
ってトランジスタが弱く導通してVMの電圧になってい
るデータ線Dから電流が供給されて、その結果ソース側
の低電圧NS( "0”)がほぼOVに維持されるからで
ある。従って時間の経過とともに高電圧NS( "1")
と低電圧NS( "0”)の電圧差すなわち電圧マージン
は低下してしまう。そこである一定の電圧差になった時
間に、読み出しと再書(再生)き込みが行われる。これ
がリフレッシュ動作である。この許容される経過時間は
長ければ長いほどよいが、この時間は、電圧マージン、
特に高電圧NS( "1")の電圧マージンに依存する。
前述したように、他のデータ線/Dの電圧VMが参照電
圧なので "1”の電圧マージンはVDH−VM、 "0”の
電圧マージンはVM−VDLとなるが、時間経過とともに
"1”の電圧マージンVREMは狭くなるためである。V
REMが0になった時点以降、すなわち高電圧NS( "
1")の電圧がVMまで低下した時間TREFmax以降で
は情報 "1”の弁別はできなくなる。従ってTREFma
x以前で、リフレッシュ動作を行わなければならない。
このTREFmaxの大きさはDRAMでは重要な性能の
目安になっているが、一般にメモリが4倍大容量化され
るとともにTREFmaxは2倍大きくしなければならな
い。一方、大容量化とともに消費電力は増大するので、
データ線の電圧振幅を小にして低消費電力を図らなけれ
ばならない。しかしこれでは、図13から明らかなよう
にTREFmaxはますます小さくなる。従ってTREFma
xの増大と消費電力の低減を両立させながらDRAMの
大容量化を図ることはますます困難になってきた。尚、
REFmaxよりも十分短い時間で読み出される通常の
読み出し動作でも、VREMが時間的に変化する分だけ電
圧マージンが減少することは自明である。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、書き
込みあるいは再書き込み後に時間が経過しても電圧マー
ジンをほぼ一定にして、消費電力の低減と電圧マージン
の拡大を同時に実現し、あわせてリフレッシュ時間T
REFmaxを大にすることである。また本発明の他の目
的は、電荷蓄積素子の電圧マージンを拡大したりトラン
ジスタや回路設計を容易にしたり低価格化を図ることに
ある。
【0008】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に従来は、キャパシタ電極の一方の端子は直流電圧が印
加されていたが、その代りにこの端子をフローティング
にして、ある定められた時間帯にのみ固定電圧に設定す
る手段を設ける。またキャパシタと電荷の授受を行うた
めのスイッチであるトランジスタの非導通時のゲート電
圧を、初期のすべての蓄積ノード電圧と異なる値に設定
し該蓄積ノード電圧が十分変動してもトランジスタが非
導通であるように制御される。
【0009】
【作用】以下の働きによって目的が達成される。 (1)蓄積ノード電圧の変動の大きさは、フローティン
グ状態にあるキャパシタの端子における電圧変動の大き
さとして自動的にモニターできる、(2)スイッチ(ト
ランジスタ)を介して蓄積ノードに印加された初期電圧
が、電荷の漏洩によって十分変動しても該スイッチが長
時間非導通になり続けるようにスイッチの動作条件が設
定されているから、蓄積ノードの電圧は大きな変動が許
される。また情報に対応して蓄積ノードでとり得る電圧
範囲は、低消費電力の点から狭く設定されているので、
該変動の大きさは情報によらずほぼ一定である、
(3)従って端子電圧を初期値に復帰させてやれば、蓄
積ノード電圧も初期電圧に復帰する。このため蓄積電圧
の電圧マージンは、情報の差によらずほぼ一定に保たれ
る。尚、蓄積ノードをフローティングにせずに常時固定
電圧にしても、上記(2)の条件単独でも電圧マージン
は拡大される。
【0010】
【実施例】以下図を参照して、本発明の実施例を具体的
に説明する。
【0011】図1は本発明の概念を説明するためのNチ
ャネルMOSを用いた1Tメモリセルの回路図である。
図2と図3はその動作タイミングとノード電圧の関係を
示したものである。図1のダイナミックメモリセルの回
路接続上の特長は、電荷蓄積用キャパシタCSの一端の
ノードNPにトランジスタQRを付加していることであ
る。読み出し、破壊読み出し直後の再書き込みならびに
書き込み動作時などには、QRのゲートREにパルス電
圧を印加しドレイン端子RVからノードNPに固定電圧
Mを与える。その他のプリチャージ期間あるいは着目
するメモリセルの非活性期間は、QRは非導通でノード
NPはフローティング状態であるとする。
【0012】ここでデータ線D、/Dの取り得る電圧の
範囲は十分狭く、しかもこれらの電圧範囲のうち低レベ
ル例の電圧を、非選択状態のワード線の電圧よりも十分
高く設定する。例えば、ワード線の電圧は非選択時には
OV、データ対線のプリチャージ電圧VMは情報 "1”
である2Vと情報 "0”である1Vの中間値である1.
5Vとする。書き込み動作は、REによるトランジスタ
Rの導通によってノードNPを1.5Vの固定電圧に
設定し、次にワード線にOVから3Vに変化するパルス
を印加し、データ線Dに2Vあるいは1Vを印加するこ
とで行われる。CSの蓄積ノードNSには、これらの電
圧が他端NPを直流電圧1.5Vとした形で与えられ
る。ワードパルスをOVにしてトランジスタQMを非導
通にし、データ線を再び1.5Vにプリチャージし、Q
Rを非導通にすることによって、データの書き込みが終
了する。
【0013】その後の読み出しは、図2に示すように行
われる。まずQRのゲートREに大きなパルス信号を印
加することによってノードNPを1.5Vの固定電圧と
し、次にワード線Wにワードパルスを印加する。メモリ
セルの情報に応じた微小電圧が正・負の形でデータ線D
に現われ、次に他のデータ線/Dの電圧を参照電圧とし
て各データ線の差動センスアンプ(図1では省略、図4
を参照)で増幅される。所望の列データ線の増幅電圧が
読み出しデータとして外部に出力される。1Tセルは破
壊読み出しなので、増幅されたデータ線電圧はそのまま
メモリセルに再書き込みされて、CSに蓄積され、読み
出し動作は完了する。再書き込みの後、あるいは書き込
みの後に問題となる長時間の非活性期間の動作を、以下
に詳細に説明する。
【0014】尚、図2では説明をわかりやすくするため
に、この非活性期間と読み出し動作の期間はほぼ同じと
している。しかし実際には、非活性期間の最大は2ms
〜100msと十分長く、読み出し動作の期間は100
〜200ns程度と短い。
【0015】また、図3には図2の非活性期間での蓄積
情報が "1”、 "0”の場合のノードNSの蓄積電圧の
変化とノードNPの電圧変化とを特に示したもので、以
下、図2と図3とを参照して図1の回路の動作を説明す
る。ノードNSに蓄積された電圧は、長い非活性期間で
徐々に放電される。この放電の割合は、情報の差によっ
てほとんど変らない。この理由は、QMのソースとドレ
インとは1V、1.5V、2Vのいずれかと比較的高い
電圧でありQMのゲート電圧はOVと低くに設定されて
いるために、QMは完全に非導通となり図11の場合の
ようにQMは弱く導通することはないからである。また
Sの電荷の漏洩源としてノードNSにはQMの微小なn
型ソース・ドレイン層(図8)が存在するものである
が、VDHとVDLの差が小さいこと、シリコン基板には通
常−1V程度の基板バイアス電圧が印加されていること
などを考慮すれば、n型ソース・ドレイン層を通してP
形基板に漏洩する電荷はVDHとVDLではほぼ同じと考え
られるからである。従って、ノードNSの蓄積電圧は "
1”、 "0”ともにほぼ同じ割合で低下していく。一
方、通常のメモリセルでは、CSの容量の値はノードN
Pの寄生容量CNの値よりも十分大きいから、フローテ
ィング状態にあるノードNPの電圧もノードNSの電圧
変動の影響を受けてほぼ同じ電圧変化で低下する。この
ノードNPの電圧変化はノードNSに蓄積されている情
報とはほぼ無関係である。しかしNS( "0”)がOV
近くに達すると、ワード線の電圧はOVなのでトランジ
スタQMは弱く導通するようになり、それ以降ではNS
( "0”)はほぼOVにとどまる。この時点までの経過
時間をTREFmaxとすれば、TREFmaxまでは電圧マ
ージンVREMは "1”、 "0”に対して等しくまた時間
経過によらず固定した値になる。TREFmax以前でQR
を導通すればNS( "1”)、NS( "0”)ともに初
期の電圧である2V、1Vに復帰する。この後にワード
パルスを印加して読み出し動作を行い、センスアンプで
増幅し再書き込みすればリフレッシュ動作が行えるの
で、データ保持特性が改善される。すなわち、電圧マー
ジンVREMは、時間経過とともに変らない分だけ広く、
またTREFmaxも長くできる。これはノードNPがフ
ローティングであることと非選択ワード線の電圧がVDL
よりも十分低く設定されているためである。またノード
NPのフローティング電圧は常にNS( "1”)とNS
( "0”)の電圧の中間値なのでキャパシタCSに印加
されるストレス電圧は常に等しい。従って、キャパシタ
は従来と同じ信頼性が保証される。尚、TREFmax以
下であればVREMはほぼ固定される特長を利用すれば、
ワード線駆動を行うことなく、またセンスアンプを動作
させずに、すなわち低電力でリフレッシュ動作を行うこ
とも可能である。すなわち、QRをTREFmax以下の一
定の時間毎に導通させれば、ノードNSで損失した分の
電荷がノードNPから自動的に供給されるからである。
もちろん前述したように、QRを導通させ、それに同期
させてワード線やセンスアンプを動作させてリフレッシ
ュするモードとQRのみを導通させてリフレッシュする
モードを適宣組み合わせてリフレッシュすることもでき
る。従って、リフレッシュの自由度は増す。またNPが
NSの電圧変化のモニターになるためには、NPの電圧
が十分低下してもQRは非導通でなければならない。さ
らにNPには中間電圧VMを供給しなければならない。
このために端子REに印加するパルス電圧はOVから3
Vとしてある。尚、電極NPはポリシリコンや金属で構
成(図8)されるのでそれ自体からの漏洩電荷は問題と
はならない。
【0016】図4は、トランジスタQRをワード線上の
他のメモリセルと共有したランダムアクセス用メモリセ
ルアレーへの適用例である。フローティングノードはワ
ード線方向のメモリセルと共有しており、それぞれNP
1〜NPjとなっている。また電荷供給用トランジスタは
R1〜QRjである。図1の実施例に比べてメモリセルを
構成するトランジスタの数が減って、実質的に従来の1
Tセルと同等のセル面積にできる。電圧の相互関係と動
作タイミングなどは上述の図1から図3の場合と同様で
ある。すべてのメモリセルの特性はほぼ均一であるか
ら、それらの蓄積ノードの電荷の漏洩はほぼ均一であ
る。従って、着目するワード線例えば、W1上のすべて
のメモリセルのノードNS1〜NSiの電圧は、それらの
情報とはほぼ無関係に時間の経過とともに一様に低下し
ていき、それに対応して電極の共通線NP1の電圧も初
期のVMから同じ量だけ低下していく。NP1全体の寄生
容量は、CSをi個合計した値に比べて無視できるほど
小さいからである。また通常NP1などの電極はポリシ
リコンや金属で構成されるので、それ自体から電荷が漏
洩することはないからでもある。図4のメモリセルMC
内のNS1に情報の再書き込みを行うには、図2と同様
に他の非選択ワード線はOVにしたままで、選択ワード
線W1に3Vのパルスを印加しW1上のすべてのメモリセ
ルを読み出す。次にローレベル電圧ΦNとハイレベル電
圧ΦPとを印加しセンスアンプでVDHとVDLに増幅す
る。次に列デコーダ出力Y1にパルスを印加して列選択
回路を導通して、共通入出力データ線I/Oからデータ
対線D1、/D1にVDHとVDLの組合せの差動電圧を与え
る。もちろん選択ワード線W1に対応したノードNP1
はワードパルスに同期してVMの固定電圧が印加され
る。この一連の動作によってノードNS1には所望の電
圧が書きこまれ、残りのNS2〜NSiにも増幅された電
圧が再書き込みされる。その後にW1をOVにしQR1
非導通にしてNP1をフローティング状態にする。MC
の読み出しも図2と同様にして行われ、列選択回路が選
択されてI/O線にD1、/D1で増幅された電圧が取り
出される。リフレッシュ動作は、ある一定の周期ですべ
てのワード線を順次選択し、上述した読み出し動作と類
似の動作をすることで行われる。ワード線が選択される
毎にそのワード線上のすべてのメモリセルの読み出し信
号がセンスアンプで増幅され、それらの電圧がそれぞれ
の蓄積ノードNS1〜NSiに再書き込みされる。列選択
回路は必ずしも選択される必要はない。リフレッシュ動
作をするためにワード線を選択する周期は、TREFma
xをワード線の数jで割った値以下でなければならな
い。以上の実施例は、ワード線が選択されるのと同期し
て、その選択ワード線に対応する一本のNPを固定電圧
にすることによって読み出し、書き込み、再書き込みあ
るいはリフレッシュ動作を行うことを前提としている。
しかしワード線が選択されそれに対応するNPを含んだ
複数のNPを同時に固定電圧にした動作をさせることも
できる。他の非選択ワード線はOVになっているため
に、非選択ワード線につながるメモリセルの情報は破壊
されることはないからである。例えば、隣接したNP例
えば、NP1とNP2、NP3とNP4、QR1とQR2、ある
いはQR3とQR4などを一括駆動して、同時に固定電位に
することもできる。またすべてのNPを、QR1〜QRj
同時に導通させ同時に固定電圧にすることも可能であ
る。また図4の実施例においても、図1の実施例で説明
したように、ワード線にパルスを印加せずに、ノードN
1〜NPj(以下総称してNP)を周期的に固定電圧に
するだけでリフレッシュ動作することもできる。すなわ
ち、ワード線、データ線あるいはセンスアンプを非活性
のままでリフレッシュ動作ができるので低消費電力にな
る。これによってリフレッシュ動作が低電力・低電流に
なるために、電池などでより長時間データを保持するこ
とも可能となる。
【0017】このような複数のNPを同時に固定電圧に
できる特性ならびにNPを固定電圧にすることによって
リフレッシュ動作ができる特性を組み合わせれば、以下
のような特長のある各種の動作が可能である。ここです
べての実施例に対して、着目している動作がワード線が
選択される動作である限り、少なくとも選択されるその
ワード線(例えば、W1)に対応するノード(例えば、
NP1)は、ワード線の選択と同期して固定電圧にされ
る条件が必要である。 (1)読み出しと再書き込み、書き込みならびにリフレ
ッシュの動作は、すべてワード線を選択して行う。ただ
しノードNPは、前述したように、ワード線単位に一本
ずつ選択して固定電圧にする場合と、複数のノードを同
時に固定電圧にする場合がある。RE1〜REjで一本ず
つ選択する場合には、QR1〜QRjなどで駆動する負荷が
一本なのでそれだけ低電力である。複数一括駆動の場合
には、駆動トランジスタはノードNP毎に設ける必要は
なく共通に1個設けることもできる。また以下の理由で
高歩留りにチップを製造することもできるなどの利点が
ある。すなわちそれぞれのノードNPをワード線対応に
配線加工する必要はない。例えば、隣接する2本のNP
を一括駆動する場合には、NPの配線ピッチは倍にでき
て加工がしやすくなる。またすべてのNPを一括駆動す
る場合には、NPの選択制御回路は簡単になるほかに、
メモリセルアレー内のNPを微細配線加工する必要はな
くなり、一体化した電極板を駆動するだけでよく従っ
て、歩留りは向上する。 (2)リフレッシュ動作の場合に限って、すべてのワー
ド線を非選択状態のままで、NPの電圧を制御すること
でリフレッシュを行う。例えば、NP1〜NPjを順次固
定電圧にしてリフレッシュを行う。すなわちRE1にパ
ルスを印加してQR1をオンにして、NS1〜NSiで漏洩
した電荷を図3の動作原理でNP1から供給する。その
後QR1をオフにしてNP1をフローティング状態にす
る。同じ動作をNP2からNPjまで行い、再びNP1
ら繰り返すことでリフレッシュを行う。また前述したよ
うに、複数のNPを一括駆動することでもリフレッシュ
動作が可能である。極端な場合は、すべてのNPを一括
駆動すると、一度のリフレッシュ動作でメモリセルアレ
ー内のすべてのメモリセルがリフレッシュできる。従来
は一本のワード線単位に、そのワード線上のメモリセル
しかリフレッシュされないこと、一般に一度にリフレッ
シュできるメモリセルの数は多ければ多いほど漏洩電流
に対する要求は緩和されるなどから望ましいこと、を考
慮すれば本実施例の利点は明らかである。さらにリフレ
ッシュ動作ではワード線の選択動作は伴わないので、あ
るワード線を選択して読み出し・再書き込み、書き込み
動作などを行っている間に、その選択ワード線に属さな
いNPを固定電圧にしてリフレッシュするといった動作
もできる。すなわち読み出し動作などとリフレッシュ動
作が並列して行える。またプリチャージ期間を利用して
リフレッシュすることもできるようになる。従来はリフ
レッシュ動作中はチップ外部からはランダムアクセスで
きず、これがメモリシステムの性能低下の原因になって
いた。またプリチャージ期間中にリフレッシュすると情
報が破壊されるので、この動作は禁止されていてシステ
ム設計の自由度が制限されていた。これらの従来の問題
点は本実施例で解決できることになる。
【0018】図5、図6は、周知の2個のトランジスタ
で構成されたダイナミックメモリセル(以下2Tセル)
に、トランジスタQRを付加した他の実施例の回路と動
作タイミング波形とを示すものである。よく知られてい
るように、2Tセルでは書きこみ、読み出しともに完全
な差動で行われる。情報の書きこみは1Tセルと同じよ
うにQRをオンにし、ノードNPをVMに固定し、ワード
線Wに例えばOVから3Vに立ち上がるパルス電圧を印
加し、データ対線D、/Dにはそれぞれ2V、1V(情
報 "1”に対応)あるいは1V、2V(情報 "0”に対
応)を加えてノードNS、/NSに2V、1Vあるいは
1V、2Vを印加しその後、ワードパルスとQRをオフ
にすることで行う。読み出しは、ノードNPをVMに固
定し同様なワードパルスを印加して、1.5VのVM
プリチャージされているデータ対線に情報に対応した微
小電圧をとり出しセンスアンプで増幅することで行う。
もちろん破壊読み出しなので必ず1Tセルと同じような
再書きこみが必要である。
【0019】書き込みあるいは再書き込み後にノードN
S、/NSの電圧は、図6のように低下する。しかし、
ワード線のオフ電圧であるOVよりもデータ線の低レベ
ル(VDL)が実質的に高いレベルに設定されているため
に、TREFmaxまではNS、/NSの電圧はほぼ同じ
傾斜で低下する。NPもフローティングなのでほぼNS
と/NSの中間の値を保ちながら低下するのでキャパシ
タの高信頼性は保証される。従来の電圧設定法は、ワー
ド線のオフ電圧とデータ線の低電圧がOVと一致してい
たので、NS、/NSのうち初期値がOVであったノー
ド電圧は、それに対応するトランジスタが弱く導通する
結果ほぼOVに維持されるのに対し、他の1Vであった
ノード電圧は時間の経過とともに低下する。結局NSと
/NSの電圧差が小さくなり図13と同じように、T
REFmaxは小さな値になってしまう。このような問題
点は図5のような回路を用いて、図6のような電圧の大
小関係にすれば大幅に改善できる。尚、リフレッシュ動
作は1Tセルとほぼ同様に可能である。また明らかにQ
Rをワード線方向の他のメモリセルと共有し、図4のよ
うにメモリセルアレーを構成できる。
【0020】これまでの実施例は、ノードNPをフロー
ティング状態にする方法とデータ線の低電圧(VDL)を
ワード線のオフ電圧よりも実質的に高く設定する方法を
組合わせたものだった。しかしワード線とデータ線の電
圧関係の設定法だけでも以下のように各種の利点があ
る。
【0021】(1)図5からQRをとり除いた従来のメ
モリセルでも、NPにVMの電源を常時印加してワード
線とデータ線の取り得る電圧関係を図7のように設定す
れば、TREFmaxは従来よりも長くできることは自明
である。この場合NPの電圧は固定なのでキャパシタに
加わるストレス電圧は時間とともに変わり図6に比べて
大きくなるが、その分だけキャパシタ耐圧を予め高くし
ておけばよい。
【0022】尚、2Tセルでは、1TセルのようにVM
を参照電圧として増幅するのではなく、NSと/NSの
差の電圧だけが問題になるから、時間の経過とともにN
Sあるいは/NSの電圧が変化してもその差の電圧が維
持されている限り正常に読み出して増幅することができ
る。この場合のリフレッシュ動作は、ワード線を選択
し、それにつながる全メモリセルがリフレッシュされ
る、いわゆるワード線単位のリフレッシュ動作に限定さ
れる。
【0023】(2)データ線の取り得る低レベル電圧
(VDL)をワード線の低レベルよりも高く設定すれば、
基板電圧発生回路を用いてメモリセルアレーに基板電圧
を印加する必要はない。このために待機時に問題となる
基板電圧発生回路自身の動作電流は0にでき電池を用い
たデータ保持などが容易になる。図8の1Tセルの断面
図を用いて、さらに詳細に説明する。従来は、図9
(a)に示すような電圧関係なので、図8に示すように
P型基板に負の基板電圧VBBを与えていた。すなわちデ
ータ線の取り得る電圧の最低値(図ではOVの例)より
も−1V程度低い逆バイアス電圧を加えてデータ線Dを
構成するn型ソース・ドレイン層の接合容量を減らして
いた。メモリセルからの信号電圧を大きくしたり動作速
度を向上させるためである。本発明の実施例では、デー
タ線の取り得る値を従来よりも全体に1Vもち上げたこ
とになるので、わざわざ基板電圧発生回路をチップに内
蔵させなくても外部から印加されるOVを基板に印加さ
せるだけで実効的にデータ線のn型ソース・ドレイン層
に逆バイアス電圧を加えたことになり、その寄生容量は
低くできる。 (3)データ線の取り得る電圧をワード電圧のオフレベ
ルよりも高く設定することによって、メモリセルのトラ
ンジスタのしきい電圧VTの値を任意に設定することも
できる。図9(a)のような電圧関係になっていた従来
例では、メモリセルのトランジスタのしきい電圧VT
ある値以下にはできなかった。非選択メモリセルのNS
に蓄えられた高電圧側の電荷がトランジスタを介してデ
ータ線に漏洩するためである。ワード電圧がOVでもデ
ータ線電圧がOVの場合に周知のテーリング特性でトラ
ンジスタが弱く導通することによる。これを防ぐために
はVTは例えば0.5V以上は必要である。しかし電圧
関係を図9(b)のように設定すれば、問題となるNS
の電圧が2Vの場合非選択トランジスタのゲート電圧は
0、データ線電圧は1Vとなる。従来に比べてトランジ
スタは1Vだけオフする方向に動作点は移ったことにな
る、すなわちこの分だけVTを低くできて、結局−0.
5Vのデプレッショントランジスタも使えることにな
る。すなわちワード電圧とデータ線の低電圧例の電圧関
係をいかにとるかによって、トランジスタのVTは任意
に変えられることになる。これはトランジスタ設計の自
由度が増すだけではなく、ワード電圧の振幅をその分だ
け低くできてトランジスタのゲート酸化膜の信頼性を向
上させワード線回路の設計を容易にさせる。図10を用
いてさらに詳細に電圧関係を説明する。図10(a)は
トランジスタがエンハンス形でそのVTが0.5Vの場
合の本発明における取り得る電圧の一実施例、図10
(b)はデプレッション形のトランジスタのVTが−
0.5Vの場合の取り得る電圧の他の実施例である。図
10(a)ではワード電圧の振幅すなわち低レベルVWL
と高レベルVWHの差は2.5V以上必要なのに対して、
図10(a)では1.5V以上と小さくできる。
【0024】以上、本発明の実施例を詳細に説明した
が、本発明は上記の具体的な実施例に限定されるもので
はなく、その技術思想の範囲内で種々の変形が可能であ
る。
【0025】例えば、メモリセルのトランジスタがNチ
ャネルMOSである実施例のみを説明したが、メモリセ
ルがPチャネルMOSであっても同様に適用できる。ま
たメモリセルの電圧マージンは大幅に拡大するので多値
のメモリセルも可能となる。すなわち多値に対応したす
べての蓄積電圧が時間的にほぼ同じ変化をするために、
一個のメモリセルで多値情報をとり扱うこともできて低
価格できる。さらには1Tセル、2Tセル以外にも3ト
ランジスタや4トランジスタのダイナミックメモリある
いは電荷を蓄積し移送するキャパシタを用いた電荷移送
素子に適用することもできる。
【0026】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
電荷蓄積素子の電圧マージンが大幅に拡大する。これに
よって低消費電力でリフレッシュ時間の長い設計の容易
な大規模電荷蓄積半導体装置が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の回路図である。
【図2】本発明の実施例の動作タイミングと電圧関係を
示す図である。
【図3】本発明の電荷蓄積素子のノード電圧を示す図で
ある。
【図4】本発明の実施例で、メモリセルアレー関連の回
路図である。
【図5】本発明の実施例の回路図である。
【図6】本発明の実施例で、電荷蓄積素子のノード電圧
を示す図である。
【図7】本発明の実施例で、電荷蓄積素子のノード電圧
を示す図である。
【図8】従来の1Tセルの断面図である。
【図9】従来例と本発明の実施例で、各部の電圧関係を
示す図である。
【図10】本発明の実施例で、各部の電圧関係を示す図
である。
【図11】本発明に先立って検討された1Tセルの回路
図である。
【図12】図11の1Tセルの動作タイミング図であ
る。
【図13】図11の1Tセルの電圧関係を示す図であ
る。
【符号の説明】
W…ワード線、Dならびに/D…データ線、NS…電荷
蓄積ノード、NP…電極端子、RE…トランジスタのゲ
ート、RV…トランジスタのドレイン端子、QM…スイ
ッチ用トランジスタ、QR…固定電圧印加用トランジス

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】スイッチ手段と電荷蓄積容量とからなる電
    荷蓄積素子を具備し、 上記電荷蓄積容量の一端は蓄積ノードとして上記スイッ
    チ手段に接続され、 上記電荷蓄積容量の他端は所定の動作電位に接続されて
    なる半導体装置であって、 制御信号によって制御される制御スイッチング手段を上
    記電荷蓄積容量の上記他端と上記所定の動作電位との間
    に接続せしめてなることを特徴とする半導体装置。
  2. 【請求項2】上記電荷蓄積容量の上記スイッチ手段が非
    導通の際に、上記制御スイッチング手段は上記制御信号
    によって非導通状態に制御され、 その後、上記制御スイッチング手段は上記制御信号によ
    って導通状態に制御されることを特徴とする請求項1に
    記載の半導体装置。
  3. 【請求項3】上記制御スイッチング手段の上記導通状態
    により、上記所定の動作電位が上記制御スイッチング手
    段と上記電荷蓄積容量の上記他端との共通接続ノードに
    供給されることを特徴とする請求項2に記載の半導体装
    置。
  4. 【請求項4】上記スイッチ手段と上記制御スイッチング
    手段とが非導通の間に、電荷漏洩による上記蓄積ノード
    の電圧変化は上記電荷蓄積容量の容量結合によって上記
    共通接続ノードに伝達され、 上記制御スイッチング手段の上記導通状態による上記共
    通接続ノードへの上記所定の動作電位の供給によって生
    じる上記共通接続ノードの電圧変化が上記電荷蓄積容量
    の容量結合を介して上記蓄積ノードに伝達されることに
    より、電荷漏洩による上記蓄積ノードの上記電圧変化を
    補償することを特徴とする請求項3に記載の半導体装
    置。
  5. 【請求項5】上記共通接続ノードには複数の電荷蓄積素
    子の上記電荷蓄積容量の上記他端が共通に接続されてな
    ることを特徴とする請求項1から請求項4までのいずれ
    かに記載の半導体装置。
  6. 【請求項6】上記共通に接続された上記共通接続ノード
    は複数存在し、 該複数の上記共通接続ノードは互いに並行して延在し、 該延在した複数の上記共通接続ノードのそれぞれには上
    記制御スイッチング手段が対応して接続されてなること
    を特徴とする請求項5に記載の半導体装置。
  7. 【請求項7】MOSトランジスタと電荷蓄積キャパシタ
    とからなる電荷蓄積素子を具備し、 上記電荷蓄積キャパシタの一端である蓄積ノードが上記
    MOSトランジスタのソース・ドレイン経路を介してデ
    ータ線に接続され、 上記MOSトランジスタを非導通とする上記MOSトラ
    ンジスタのゲート電圧は、上記電荷蓄積素子への書き込
    みによって上記蓄積ノードに蓄積されるいかなる初期電
    圧とも実質的に異なる値に設定されたことを特徴とする
    半導体装置。
  8. 【請求項8】電荷漏洩による上記蓄積ノードの電圧変化
    が上記電荷蓄積素子への書き込みによって上記蓄積ノー
    ドに蓄積された上記初期電圧の大小と実質的に無関係と
    なる如く、上記MOSトランジスタの上記ゲート電圧が
    上記の値に設定されたことを特徴とする請求項7に記載
    の半導体装置。
  9. 【請求項9】上記電荷蓄積キャパシタの他端は所定の動
    作電位に接続されてなることを特徴とする請求項8に記
    載の半導体装置。
  10. 【請求項10】制御信号によって制御される制御スイッ
    チング手段を上記電荷蓄積キャパシタの上記他端と上記
    所定の動作電位との間に接続せしめてなることを特徴と
    する請求項9に記載の半導体装置。
  11. 【請求項11】上記電荷蓄積キャパシタの上記MOSト
    ランジスタが非導通の際に、上記制御スイッチング手段
    は上記制御信号によって非導通状態に制御され、 その後、上記制御スイッチング手段は上記制御信号によ
    って導通状態に制御されることを特徴とする請求項10
    に記載の半導体装置。
  12. 【請求項12】上記制御スイッチング手段の上記導通状
    態により、上記所定の動作電位が上記制御スイッチング
    手段と上記電荷蓄積キャパシタの上記他端との共通接続
    ノードに供給されることを特徴とする請求項11に記載
    の半導体装置。
  13. 【請求項13】上記MOSトランジスタと上記制御スイ
    ッチング手段とが非導通の間に、電荷漏洩による上記蓄
    積ノードの電圧変化は上記電荷蓄積キャパシタの容量結
    合によって上記共通接続ノードに伝達され、 上記制御スイッチング手段の上記導通状態による上記共
    通接続ノードへの上記所定の動作電位の供給により生じ
    る上記共通接続ノードの電圧変化が上記電荷蓄積キャパ
    シタの容量結合を介して上記蓄積ノードに伝達されるこ
    とにより、上記電荷漏洩による上記蓄積ノードの上記電
    圧変化を補償することを特徴とする請求項12に記載の
    半導体装置。
  14. 【請求項14】上記電荷蓄積素子はダイナミックメモリ
    セルであることを特徴とする請求項1から請求項13ま
    でのいずれかに記載の半導体装置。
  15. 【請求項15】上記ダイナミックメモリセルは一個のト
    ランジスタと一個のキャパシタからなる1トランジスタ
    セルであることを特徴とする請求項14に記載の半導体
    装置。
  16. 【請求項16】上記ダイナミックメモリセルは二個のト
    ランジスタと二個のキャパシタからなる2トランジスタ
    セルであることを特徴とする請求項14に記載の半導体
    装置。
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