JPS6222613Y2 - - Google Patents

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JPS6222613Y2
JPS6222613Y2 JP7586280U JP7586280U JPS6222613Y2 JP S6222613 Y2 JPS6222613 Y2 JP S6222613Y2 JP 7586280 U JP7586280 U JP 7586280U JP 7586280 U JP7586280 U JP 7586280U JP S6222613 Y2 JPS6222613 Y2 JP S6222613Y2
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JP
Japan
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latch
door
swinging
case
stopper
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JP7586280U
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JPS56176357U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、ラツチ錠の改良に関し、その要旨
は、上端に掛止部6を有する揺動掛止体3をラツ
チ錠本体1に係脱自在に枢着し、揺動掛止体3を
ケース18より突出させてケース18内にラツチ
錠本体1を揺動掛止体3の長手方向に摺動自在に
配設し、ラツチ錠本体1の移動量を調節して揺動
掛止体3の突出量を調節する調節具19をケース
18に設けて成るラツチ錠にある。
従来のラツチ錠にあつては、ラツチ錠本体が直
接扉に取付けられていて動くものでなかつた。そ
れ故ラツチ錠の揺動掛止体が掛止される開口部が
経年変化で変形したり、またラツチ錠本体の扉へ
の取付け位置が悪かつたりすると揺動掛止体が掛
止されなくなり、ラツチ錠本体をつけ変えて位置
をずらさねばならないという手間があつた。
本考案は、かかる従来例の欠点に鑑みてなされ
たもので、その目的とするところは、開口部の経
年変化による捻れや反り、又はラツチ錠本体の取
付け誤差をラツチ錠本体の移動によつて簡単に吸
収でき、ラツチ錠本体の扉へのつけ変え作業を必
要としないラツチ錠を提供するにある。
以下、本考案を図示実施例に従つて詳述する。
ラツチ錠本体1の下部にピン2により揺動掛止体
3を枢着してあり、さらにそのピン2に捻りコイ
ルばね4を装着してある。すなわち、揺動掛止体
3は捻りコイルばね4のばね力によりラツチ錠本
体1から突出する向きに付勢されているのであ
り、ラツチ錠本体1を扉に固定されたケース18
内に納装した状態で揺動掛止体3が扉とは反対側
に突出するようになつている。該揺動掛止体3の
上端3aに開口部Eに設けたコ字状のストツパ5
へ係合する転子などより成る掛止部6と、揺動掛
止体3の揺動方向に直交する方向に突出し先端面
が扉から離れるほど突出量が大きくなるように傾
斜する傾斜面7となつた係止突起8とを設け、下
端3bにピン9を設けてある。上記の係止突起8
へ係合する凹部10を有する摺動掛片11をラツ
チ錠本体1内に配設してあり、その上部長孔12
及び下部L字状孔13と本体上部及び下部のピン
14及び15とにより摺動自在に装着してある。
この摺動掛片11と上記揺動掛止体3の下端3b
のピン9との間に引張コイルばね16を懸架して
ある。ケース18は第7図イに示すように箱状の
収納部20の底部より外側方に取付片21を延出
してあり、収納部20の両側壁の前縁には内側方
に向けて係止片22を延出してある。また収納部
20の下側壁には調整用ねじ23が螺進螺退自在
に装着してある。従つてここではこの調整用ねじ
23が調節具19となる。ラツチ錠本体1はこの
ケース18の収納部20内に摺動自在に嵌め込ん
であり、揺動掛止体3は係止片22間より斜外上
方に突出している。この時調整用ねじ23がラツ
チ錠本体1の下面に当接しているものである。し
かしてこのラツチ錠Aを扉Dに配設し、ケース1
8の取付片21を扉Dにねじ止めする。然るのち
調整用ねじ23を回してラツチ錠本体1をケース
18の収納部20内を揺動掛止体3の長手方向に
移動させ開口部Eに設けたストツパ5に掛止部6
が係合するように揺動掛止体3の突出長を調節す
る。しかして、このラツチ錠Aを取付けた扉Dを
開閉するのであるが、まず扉Dを閉じる場合につ
いて説明する。第5図は扉Dが開いた状態を示し
ており、ラツチ錠Aを取付けた扉Dが閉じるよう
に手で押すと、掛止部6がストツパ5に当接し、
揺動掛止体3がピン2の回りに第5図中右回りに
回転する。したがつて、揺動掛止体3に引張コイ
ルばね16を介して連結された摺動掛片11に下
向きの引張力が作用するが、L字状孔13の横孔
にピン15が係合しているから、摺動掛片11は
移動しない。さらに扉Dを押すと揺動掛止体3に
突設された係止突起8の先端面である傾斜面7が
摺動掛片11の側面に当接し、揺動掛止体3の回
転に伴なつて摺動掛片11を揺動掛止体3の揺動
方向に直交する方向に倒し、やがて係止突起8が
摺動掛片11を乗り越えると引張コイルばね16
のばね力により摺動掛片11が元の位置に復帰
し、また係止突起8は摺動掛片11の凹部10に
係合する。この状態で扉Dから手を離せば、捻り
コイルばね4のばね力により揺動掛止体3は第5
図中左回りの回転力を受ける。ここで、揺動掛止
体3が摺動掛片11に係合しているから、揺動掛
止体3と摺動掛片11とはL字状孔13の横孔の
範囲でピン14の回りに回転し、第3図に示す位
置に移動する。以上により揺動掛止体3はラツチ
錠本体1に結合された状態になつてストツパ5と
掛止部6との係合により扉Dは閉じた状態に保持
される。次に扉Dを開く場合は、扉Dを再度押す
と第4図の如く揺動掛止体3がラツチ錠本体1内
へ幾らか没入してその係止突起8が摺動掛片11
の凹部10から離れると同時に摺動掛片11は引
張コイルばね16のばね力により下方に引張ら
れ、長孔12及びL字状孔13の縦孔の範囲で下
方に移動する。すなわち、凹部10が係止突起8
へ係合できない位置に来るので、こゝで扉Dを押
すことを止めれば今度は捻りコイルばね4の作用
により揺動掛止体3は第1図及び第5図の状態に
開こうとし、その力によつて扉Dは自然に開き始
める。またこれと同時に掛止部6はストツパ5か
ら外れるから扉Dは把手なしで楽に開くことが出
来る。揺動掛止体3がラツチ錠本体1から突出し
て、第5図の状態となると、引張コイルばね16
のばね力が小さくなるとともに、ピン9により摺
動掛片11の下端が上方に押圧されるから、摺動
掛片11は上方に移動するとともにピン14の回
りで第5図中右回りに回転し、ピン14,15が
長孔12の下端位置およびL字状孔13の横孔内
に位置するようになるのである。
第8図乃至第10図イ,ロは本考案の第2実施
例で、この場合はラツチ錠本体1と収納部20の
下側壁との間に圧縮コイルばね24を配設してあ
つてラツチ錠本体1を上方に付勢している。従つ
てここでは圧縮コイルばね24が調節具19とな
る。このラツチ錠Bを使用すると常にラツチ錠本
体1が圧縮コイルばね24にて上方に付勢されて
おり、扉Dを閉じた時開口部Eのストツパ5に揺
動掛止体3の掛止部6が嵌り込む際に圧縮コイル
ばね24に抗して押下げられることになり、開口
部Eの捻れや反り、又はラツチ錠Bの取付位置が
悪かつたとしてもその誤差は圧縮コイルばね24
に吸収されることになり、ラツチ錠Bの付け変え
作業を必要としないものである。
本考案は上述のように、扉に固定されたケース
と、ケース内に上下に移動自在となるように配設
されたラツチ錠本体と、ラツチ錠本体に下端部が
枢着され扉の移動方向においてラツチ錠本体に対
して揺動自在となるとともに扉枠等の開口部に固
定されたストツパに係合可能な掛止部を上端部に
有した揺動掛止体と、ラツチ錠本体のケースに対
する上下位置を調節する調節具とを具備し、揺動
掛止体は掛止部がストツパに係合する位置でラツ
チ錠本体に対して係合可能とされて成るものであ
り、ラツチ錠本体がケースに対して上下方向に位
置調節自在となつているので、ストツパが設けら
れている開口部が経年変化等により捻れたり反つ
たり、あるいはまたラツチ錠の取付位置が悪かつ
たりして、ストツパの位置が上下にずれたとして
も調節具を操作してラツチ錠本体を上下に移動さ
せることにより、揺動掛止体の掛止部を適正位置
に調節して揺動掛止体をストツパに係止でき、そ
の結果、ラツチ錠の付け変えを必要としないとい
う利点を有するのである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の第1実施例の斜視図、第2図
は同上の正面図、第3図は同上の閉状態の側断面
図、第4図は同上の揺動掛止体の係合を解除した
時の側断面図、第5図は同上の開状態を示す側断
面図、第6図は同上の概略側断面図、第7図イ,
ロは同上の分解斜視図、第8図は本考案の第2実
施例の正面図、第9図は同上の既略側断面図、第
10図イ,ロは同上の分解斜視図で、1はラツチ
錠本体、3は揺動掛止体、6は掛止部、18はケ
ース、19は調節具である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 扉に固定されたケースと、ケース内に上下に移
    動自在となるように配設されたラツチ錠本体と、
    ラツチ錠本体に下端部が枢着され扉の移動方向に
    おいてラツチ錠本体に対して揺動自在となるとと
    もに扉枠等の開口部に固定されたストツパに係合
    可能な掛止部を上端部に有した揺動掛止体と、ラ
    ツチ錠本体のケースに対する上下位置を調節する
    調節具とを具備し、揺動掛止体は掛止部がストツ
    パに係合する位置でラツチ錠本体に対して係合可
    能とされて成るラツチ錠。
JP7586280U 1980-05-31 1980-05-31 Expired JPS6222613Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7586280U JPS6222613Y2 (ja) 1980-05-31 1980-05-31

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7586280U JPS6222613Y2 (ja) 1980-05-31 1980-05-31

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS56176357U JPS56176357U (ja) 1981-12-26
JPS6222613Y2 true JPS6222613Y2 (ja) 1987-06-09

Family

ID=29438528

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7586280U Expired JPS6222613Y2 (ja) 1980-05-31 1980-05-31

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JPS56176357U (ja) 1981-12-26

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