JPS6222546Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6222546Y2 JPS6222546Y2 JP17909878U JP17909878U JPS6222546Y2 JP S6222546 Y2 JPS6222546 Y2 JP S6222546Y2 JP 17909878 U JP17909878 U JP 17909878U JP 17909878 U JP17909878 U JP 17909878U JP S6222546 Y2 JPS6222546 Y2 JP S6222546Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- speed
- signal
- elevator car
- elevator
- abnormality
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000005856 abnormality Effects 0.000 claims description 19
- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 8
- 230000007423 decrease Effects 0.000 claims description 3
- 230000004913 activation Effects 0.000 claims 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 4
Landscapes
- Maintenance And Inspection Apparatuses For Elevators (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案はエレベータの速度の異常を検出する装
置の改良に関するものである。
置の改良に関するものである。
第1図は従来の速度異常検出装置を示し、第2
図は第1図装置の各部の信号波形を示す。
図は第1図装置の各部の信号波形を示す。
以下、定格速度以外に3種類の部分速度をもつ
エレベータ制御装置における異常検出装置を例に
あげて説明する。第1図中AVRは定電圧電源、
Ya〜Ydはそれぞれエレベータかごが終端階付近
のスローダウンスイツチ(終端階に向かつて走行
するエレベータかごが正規の減速点で減速しない
場合に、強制的に減速度を強めて終端階にエレベ
ータかごを着床させるための周知の安全スイツ
チ)作動地点A〜Dに到達すると開路するスロー
ダウンスイツチ接点、1はエレベータかごが地点
A〜Dを通過することによつて第2図に示す
SQRABCDのように階段状に低下する基準速度信
号V1を出力する基準パターン発生器、2はエレ
ベータかごの実際速度を検出し、速度信号V2
(第2図において定格速度運転ではV2a、第3の
部分速度運転ではV2b、第2の部分速度運転では
V2c、第1の部分速度運転ではV2dを示す)を出
力する速度検出器、3は前記基準速度信号V1と
前記速度信号V2とを比較してV2≧V1になつたと
き異常と判定する異常検出器である。ただし前記
基準速度信号V1は通常時は常に、前記速度信号
V2よりも大きな値に設定する。
エレベータ制御装置における異常検出装置を例に
あげて説明する。第1図中AVRは定電圧電源、
Ya〜Ydはそれぞれエレベータかごが終端階付近
のスローダウンスイツチ(終端階に向かつて走行
するエレベータかごが正規の減速点で減速しない
場合に、強制的に減速度を強めて終端階にエレベ
ータかごを着床させるための周知の安全スイツ
チ)作動地点A〜Dに到達すると開路するスロー
ダウンスイツチ接点、1はエレベータかごが地点
A〜Dを通過することによつて第2図に示す
SQRABCDのように階段状に低下する基準速度信
号V1を出力する基準パターン発生器、2はエレ
ベータかごの実際速度を検出し、速度信号V2
(第2図において定格速度運転ではV2a、第3の
部分速度運転ではV2b、第2の部分速度運転では
V2c、第1の部分速度運転ではV2dを示す)を出
力する速度検出器、3は前記基準速度信号V1と
前記速度信号V2とを比較してV2≧V1になつたと
き異常と判定する異常検出器である。ただし前記
基準速度信号V1は通常時は常に、前記速度信号
V2よりも大きな値に設定する。
以下、第2図を用いて従来装置の動作を説明す
る。
る。
今、エレベータかごが定格速度で走行中に、地
点P1でエレベータ制御装置の故障等によりエレベ
ータかご速度V2aが第2図で示すSP1Qのように増
加した場合には、V2a≧V1になつた時点(例えば
V1は定格速度の1.2倍)で異常検出器3が働き、
迅速に異常検出がなされエレベータは即時減速し
最寄階に停止する。しかし、この装置によればエ
レベータかごが定格速度以外の速度、例えば第1
の部分速度V2dで走行する場合の異常検出として
はその機能は不十分である。即ち、エレベータか
ご速度V2が第2図に示すV2dの速度で走行中、地
点P2で故障が起りTP2Rに示す如き過速度になつ
たとき、V2d≧V1になるまで異常検出ができない
ため、故障が起つてもすぐにはわからず、かなり
の時間無制御状態がつづき危険である。
点P1でエレベータ制御装置の故障等によりエレベ
ータかご速度V2aが第2図で示すSP1Qのように増
加した場合には、V2a≧V1になつた時点(例えば
V1は定格速度の1.2倍)で異常検出器3が働き、
迅速に異常検出がなされエレベータは即時減速し
最寄階に停止する。しかし、この装置によればエ
レベータかごが定格速度以外の速度、例えば第1
の部分速度V2dで走行する場合の異常検出として
はその機能は不十分である。即ち、エレベータか
ご速度V2が第2図に示すV2dの速度で走行中、地
点P2で故障が起りTP2Rに示す如き過速度になつ
たとき、V2d≧V1になるまで異常検出ができない
ため、故障が起つてもすぐにはわからず、かなり
の時間無制御状態がつづき危険である。
本考案は上記の点に鑑みなされたもので、エレ
ベータがどのような部分速度で走ろうとも、常に
速度の異常を早期に検出する速度異常検出装置を
提供するものである。
ベータがどのような部分速度で走ろうとも、常に
速度の異常を早期に検出する速度異常検出装置を
提供するものである。
第3図は本考案の一実施例を示し、図中S1はエ
レベータかごが第1の部分速度で運転されるとき
閉路する第1の部分速度運転指令リレー(図示し
ない)の接点、同じくS2は第2の部分速度運転指
令リレー(図示しない)の接点、S3は第3の部分
速度運転指令リレー(図示しない)の接点、S4は
定格速度運転指令リレー(図示しない)の接点、
4は前記運転指令リレー接点(S1〜S4)の動作に
応じて各運転速度ごとに最大値の異なつた基準速
度信号V4(第4図においてV4a〜V4dをさす)を
出力する本考案による基準パターン発生器を示
す。又、第4図は本考案装置の各信号波形を示
し、第1図、第2図と同一装置及び信号は同一符
号で示している。
レベータかごが第1の部分速度で運転されるとき
閉路する第1の部分速度運転指令リレー(図示し
ない)の接点、同じくS2は第2の部分速度運転指
令リレー(図示しない)の接点、S3は第3の部分
速度運転指令リレー(図示しない)の接点、S4は
定格速度運転指令リレー(図示しない)の接点、
4は前記運転指令リレー接点(S1〜S4)の動作に
応じて各運転速度ごとに最大値の異なつた基準速
度信号V4(第4図においてV4a〜V4dをさす)を
出力する本考案による基準パターン発生器を示
す。又、第4図は本考案装置の各信号波形を示
し、第1図、第2図と同一装置及び信号は同一符
号で示している。
以下、第3図、第4図を用いて本考案装置の動
作を説明する。
作を説明する。
今、エレベータが定格速度運転される場合、定
格速度運転指令リレー接点S4が閉路し、基準パタ
ーン発生器4はエレベータかごの位置に応じて基
準速度信号V4a(第4図に示すSQABCD)を出力
する。又、エレベータが第3の部分速度で運転さ
れる場合には、第3の部分速度運転指令リレー接
点S3が閉路し、基準パターン発生器4はかご位置
に応じて基準速度信号V4b(第4図に示す
VBCD)を出力する。
格速度運転指令リレー接点S4が閉路し、基準パタ
ーン発生器4はエレベータかごの位置に応じて基
準速度信号V4a(第4図に示すSQABCD)を出力
する。又、エレベータが第3の部分速度で運転さ
れる場合には、第3の部分速度運転指令リレー接
点S3が閉路し、基準パターン発生器4はかご位置
に応じて基準速度信号V4b(第4図に示す
VBCD)を出力する。
第2、第1の部分速度運転についても同様に基
準速度信号はV4c,V4d(第4図においてUCD,
TWD)となる。
準速度信号はV4c,V4d(第4図においてUCD,
TWD)となる。
したがつて、エレベータかごが、例えば第1の
部分速度V2dで走行中に地点P2でエレベータ制御
装置の故障等により、第4図に示すTP2Wのよう
な過速度になつてもV2d≧V4dになつた時点で速
度異常が検出されるため、早期にエレベータ制御
装置等の故障が発見できる。
部分速度V2dで走行中に地点P2でエレベータ制御
装置の故障等により、第4図に示すTP2Wのよう
な過速度になつてもV2d≧V4dになつた時点で速
度異常が検出されるため、早期にエレベータ制御
装置等の故障が発見できる。
以上述べたように、本考案はエレベータの速度
制御とは直接関係のない周知の終端階スローダウ
ンスイツチの動作地点をエレベータかごが通過す
るにつれて階段状に低下してゆく基準速度信号を
発生する基準速度パターン発生装置の基準速度信
号の最大値を運転指令信号に応じて変化させるよ
うにしたため、各運転速度における基準速度レベ
ルの設定が極めて容易に行なえるだけでなく、基
準速度信号の最大値をできるだけ部分速度の一定
走行時の速度信号レベルに近づけることができ、
異常検出をより迅速確実に行なうことができる。
制御とは直接関係のない周知の終端階スローダウ
ンスイツチの動作地点をエレベータかごが通過す
るにつれて階段状に低下してゆく基準速度信号を
発生する基準速度パターン発生装置の基準速度信
号の最大値を運転指令信号に応じて変化させるよ
うにしたため、各運転速度における基準速度レベ
ルの設定が極めて容易に行なえるだけでなく、基
準速度信号の最大値をできるだけ部分速度の一定
走行時の速度信号レベルに近づけることができ、
異常検出をより迅速確実に行なうことができる。
第1図は従来のエレベータの速度異常検出装置
を示す図。第2図は従来装置の動作を示す図。第
3図は本考案のエレベータの速度異常検出装置の
一実施例を示す図。第4図は本考案における装置
の動作を示す図。 AVR……定電圧電源、1……基準パターン発
生器、2……速度検出器、3……異常検出器、4
……本考案による基準パターン発生器、Ya〜Yd
……スローダウンスイツチの接点、S1〜S4……運
転指令リレーの接点、V1……基準速度信号、V2
……速度信号、V4……本考案による基準速度信
号。
を示す図。第2図は従来装置の動作を示す図。第
3図は本考案のエレベータの速度異常検出装置の
一実施例を示す図。第4図は本考案における装置
の動作を示す図。 AVR……定電圧電源、1……基準パターン発
生器、2……速度検出器、3……異常検出器、4
……本考案による基準パターン発生器、Ya〜Yd
……スローダウンスイツチの接点、S1〜S4……運
転指令リレーの接点、V1……基準速度信号、V2
……速度信号、V4……本考案による基準速度信
号。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 エレベータかごが終端階へ向つて運行する際の
各運転速度での正規減速開始点よりも終端階寄り
の複数のスローダウンスイツチ作動地点に到達す
るにつれて段階状に低下してゆく基準速度信号を
発生する基準パターン発生器と、エレベータかご
の実際速度を検出する速度検出器を設け、前記基
準速度信号と前記速度検出器出力とを比較し、前
記速度検出器出力が前記基準速度信号以上となつ
たとき異常と判定する異常検出器を備えたエレベ
ータにおいて、 前記基準パターン発生器は運転指令信号に応じ
て最大値の異なる基準速度信号を出力することを
特徴とするエレベータの速度異常検出装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17909878U JPS6222546Y2 (ja) | 1978-12-27 | 1978-12-27 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17909878U JPS6222546Y2 (ja) | 1978-12-27 | 1978-12-27 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5596873U JPS5596873U (ja) | 1980-07-05 |
JPS6222546Y2 true JPS6222546Y2 (ja) | 1987-06-08 |
Family
ID=29190198
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17909878U Expired JPS6222546Y2 (ja) | 1978-12-27 | 1978-12-27 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6222546Y2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2003091142A1 (en) * | 2002-04-24 | 2003-11-06 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Overspeed governor apparatus for elevator system |
WO2007129734A1 (ja) * | 2006-05-09 | 2007-11-15 | Toshiba Elevator Kabushiki Kaisha | エレベータの終端階速度制御システム |
-
1978
- 1978-12-27 JP JP17909878U patent/JPS6222546Y2/ja not_active Expired
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2003091142A1 (en) * | 2002-04-24 | 2003-11-06 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Overspeed governor apparatus for elevator system |
WO2007129734A1 (ja) * | 2006-05-09 | 2007-11-15 | Toshiba Elevator Kabushiki Kaisha | エレベータの終端階速度制御システム |
JP2007302362A (ja) * | 2006-05-09 | 2007-11-22 | Toshiba Elevator Co Ltd | エレベータの終端階速度制御システム |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5596873U (ja) | 1980-07-05 |
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