JP2618741B2 - ロープウェイのブレーキシステム - Google Patents
ロープウェイのブレーキシステムInfo
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- JP2618741B2 JP2618741B2 JP2179962A JP17996290A JP2618741B2 JP 2618741 B2 JP2618741 B2 JP 2618741B2 JP 2179962 A JP2179962 A JP 2179962A JP 17996290 A JP17996290 A JP 17996290A JP 2618741 B2 JP2618741 B2 JP 2618741B2
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- Japan
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- brake
- deceleration
- ropeway
- brake system
- braking
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Description
【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明はロープウェイのブレーキシステムに関するも
のである。
のである。
(従来の技術) 従来のロープウェイのブレーキシステムは客車内の乗
客の数(負荷)に無関係に一定の制動をしていたため乗
客の数が少い場合には減速度が大きくなりロープに大き
な張力が発生し逆に乗客の数が多い場合には減速度が小
さくなり停留場で走り過ぎる危れがあった。
客の数(負荷)に無関係に一定の制動をしていたため乗
客の数が少い場合には減速度が大きくなりロープに大き
な張力が発生し逆に乗客の数が多い場合には減速度が小
さくなり停留場で走り過ぎる危れがあった。
一方特公昭44−24770号が公知であるが該公報には原
動軸と原動滑車の2系統の各系統にブレーキ圧を増圧し
ていくブレーキが設けられたブレーキシステムは全く開
示されていない。
動軸と原動滑車の2系統の各系統にブレーキ圧を増圧し
ていくブレーキが設けられたブレーキシステムは全く開
示されていない。
(発明が解決しようとする課題) 本発明は以上の従来の課題を解決し客車の乗客の数が
変化しても減速度を直接検知して制動を正確に制御する
ロープウェイのブレーキシステムの提供を目的とする。
変化しても減速度を直接検知して制動を正確に制御する
ロープウェイのブレーキシステムの提供を目的とする。
(課題を解決するための手段) 本発明は以上の目的達成のために ロープの減速度を検知する減速度センサーにより検知さ
れた減速度に応じてブレーキ圧が増圧されるブレーキが
原動軸と原動滑車の2系統の各系統に備えられ原動軸の
減速制動の後に原動滑車の停止制動をするロープウェイ
のブレーキシステム を提案するものである。
れた減速度に応じてブレーキ圧が増圧されるブレーキが
原動軸と原動滑車の2系統の各系統に備えられ原動軸の
減速制動の後に原動滑車の停止制動をするロープウェイ
のブレーキシステム を提案するものである。
(実施例) 以下本発明のロープウェイのブレーキシステムを図面
に示す実施例に従い説明する。
に示す実施例に従い説明する。
第1図は本発明のブレーキシステムが用いられたロー
プウェイを示し、該ロープウェイは客車(2)が取り付
けられたロープ(1)を有する。
プウェイを示し、該ロープウェイは客車(2)が取り付
けられたロープ(1)を有する。
該ロープ(1)は原動滑車(3)により駆動されるこ
とになる。
とになる。
該原動滑車(3)は伝動機構(4)を介して原動機
(5)に接続される。
(5)に接続される。
次に原動機(5)には原動軸ブレーキ(7)が及び原
動滑車(3)には原動滑車ブレーキ(8)が各々設けら
れる。
動滑車(3)には原動滑車ブレーキ(8)が各々設けら
れる。
一方ロープ(1)には発電機等の電圧によりその減速
度を検知する減速度センサー(9)が備えられる。
度を検知する減速度センサー(9)が備えられる。
以上のブレーキシステムの作動プロセスは次の通り。
すなわち第2図に示す様に原動軸ブレーキ(7)はそ
のブレーキ圧が4段階に変化され及び原動滑車ブレーキ
(8)はそのブレーキ圧が3段階に変化される。
のブレーキ圧が4段階に変化され及び原動滑車ブレーキ
(8)はそのブレーキ圧が3段階に変化される。
ブレーキの順序は原動軸の減速制動が先でありその理
由は原動軸ブレーキ(7)は小型であると共に制動の衝
撃が少く減速制動に適するからである。
由は原動軸ブレーキ(7)は小型であると共に制動の衝
撃が少く減速制動に適するからである。
原動軸の減速制動の後に原動滑車(3)の停止制動が
行なわれその理由は客車(2)に近い位置であり最終制
動として安全確保に適するからである。
行なわれその理由は客車(2)に近い位置であり最終制
動として安全確保に適するからである。
すなわち客車(2)が停留場に近付くとまず原動軸第
1ブレーキ圧で原動軸ブレーキ(7)が作動する。
1ブレーキ圧で原動軸ブレーキ(7)が作動する。
これによるロープ(1)の減速度は減速度センサー
(9)により検知される。
(9)により検知される。
この減速度が所定の値以下であれば所定時間(例えば
1秒)後に原動軸第2ブレーキ圧で原動軸ブレーキ
(7)が作動する。
1秒)後に原動軸第2ブレーキ圧で原動軸ブレーキ
(7)が作動する。
これによるロープ(1)の減速度も減速度センサー
(9)により検知される。
(9)により検知される。
この減速度が所定の値以下であれば所定時間(例えば
1秒)後に原動軸第3ブレーキ圧で原動軸ブレーキ
(7)が作動する。
1秒)後に原動軸第3ブレーキ圧で原動軸ブレーキ
(7)が作動する。
以下同様にして第2図の上から下に記載した順序で複
数段(図示のものは7段)のブレーキ圧でブレーキが作
動していく。
数段(図示のものは7段)のブレーキ圧でブレーキが作
動していく。
次にロープ(1)(従って客車(2))が停止した際
には原動軸ブレーキ(7)及び原動滑車ブレーキ(8)
の両ブレーキが作動しロープ(1)の逆走防止及びブレ
ーキテストが図られる。
には原動軸ブレーキ(7)及び原動滑車ブレーキ(8)
の両ブレーキが作動しロープ(1)の逆走防止及びブレ
ーキテストが図られる。
(発明の効果) 本発明のロープウェイのブレーキシステムの実施例は
以上の通りでありその効果を次に列記する。
以上の通りでありその効果を次に列記する。
(1)本発明のシステムは特にロープの減速度を検知し
てブレーキ圧を増圧するため客車の乗客の数が変化して
も制動は正確に制御される。
てブレーキ圧を増圧するため客車の乗客の数が変化して
も制動は正確に制御される。
(2)本発明のシステムは特に原動軸と原動滑車の2系
統の各系統についてブレーキ圧を増圧するため安全性が
極めて高い。
統の各系統についてブレーキ圧を増圧するため安全性が
極めて高い。
(3)本発明のシステムは特に原動軸の減速制動の後に
原動滑車の停止制動をするため衝撃の少い減速の後最終
制動としての安全確保が図られる。
原動滑車の停止制動をするため衝撃の少い減速の後最終
制動としての安全確保が図られる。
第1図は本発明のブレーキシステムが用いられたロープ
ウェイの概念図 第2図は同上ブレーキシステムの作動プロセスを示す図 1:ロープ 2:客車 3:原動滑車 4:伝動機構 5:原動機 7:原動軸ブレーキ 8:原動滑車ブレーキ 9:減速度センサー
ウェイの概念図 第2図は同上ブレーキシステムの作動プロセスを示す図 1:ロープ 2:客車 3:原動滑車 4:伝動機構 5:原動機 7:原動軸ブレーキ 8:原動滑車ブレーキ 9:減速度センサー
Claims (1)
- 【請求項1】ロープの減速度を検知する減速度センサー
により検知された減速度に応じてブレーキ圧が増圧され
るブレーキが原動軸と原動滑車の2系統の各系統に備え
られ原動軸の減速制動の後に原動滑車の停止制動をする
ロープウェイのブレーキシステム
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2179962A JP2618741B2 (ja) | 1990-07-07 | 1990-07-07 | ロープウェイのブレーキシステム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2179962A JP2618741B2 (ja) | 1990-07-07 | 1990-07-07 | ロープウェイのブレーキシステム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0466362A JPH0466362A (ja) | 1992-03-02 |
JP2618741B2 true JP2618741B2 (ja) | 1997-06-11 |
Family
ID=16075019
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2179962A Expired - Fee Related JP2618741B2 (ja) | 1990-07-07 | 1990-07-07 | ロープウェイのブレーキシステム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2618741B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3279439B2 (ja) * | 1994-07-11 | 2002-04-30 | 株式会社日立製作所 | 機器内蔵形避雷器 |
IT1316130B1 (it) * | 2000-05-18 | 2003-03-28 | High Technology Investiments B | Impianto motore con apparecchiatura per il comando di disinserimento efermata regolato e/o modulato di una funivia. |
JP4739251B2 (ja) * | 2007-02-23 | 2011-08-03 | 日本ケーブル株式会社 | ケーブルカーの起動制御装置 |
CN106080615B (zh) * | 2016-08-03 | 2018-05-08 | 安徽明雁齿轮有限公司 | 大运载机械式货运索道牵引机装置 |
-
1990
- 1990-07-07 JP JP2179962A patent/JP2618741B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0466362A (ja) | 1992-03-02 |
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