JPS62225315A - 多層構造樹脂成形品用金型 - Google Patents

多層構造樹脂成形品用金型

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Publication number
JPS62225315A
JPS62225315A JP6942486A JP6942486A JPS62225315A JP S62225315 A JPS62225315 A JP S62225315A JP 6942486 A JP6942486 A JP 6942486A JP 6942486 A JP6942486 A JP 6942486A JP S62225315 A JPS62225315 A JP S62225315A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
runner
resin
layer resin
skin layer
core layer
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP6942486A
Other languages
English (en)
Inventor
Takashi Arai
隆 新井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
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Publication of JPS62225315A publication Critical patent/JPS62225315A/ja
Priority to US07/246,613 priority patent/US4840553A/en
Pending legal-status Critical Current

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  • Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業分野) 本発明はレンズ鏡筒の固定筒・カム筒等の円筒部材や事
務機・光学機器等の筒形状部材をサンドイッチ成形する
場合の金型に関する。
(従来技術) 本出願人はレンズ鏡筒の鏡筒構成両部品をサンドイッチ
成形した発明を先に出願している。(特願昭60年第2
26565号他) ヘリコイド筒を成形する金型の空隙内に先ず、ヘリコイ
ド筒の表面層を形成するガラスファイバーの混入しない
摺動性に優れたスキン層樹脂材料を注入し、次に芯を形
成するガラスファイバーを混入したコア層樹脂材料を注
入することにより表面層は滑らかな樹脂とし、芯に機械
的強度の大きい樹脂として前述の問題を解決し得たヘリ
コイド筒を得られる。
上記成形は成形体断面は断面中心がコア層材でコア層材
の周囲の表面層がスキン層材によってサンドイッチ状に
成形されるのでサンドイッチ成形と称する。
(従来技術の問題点) 上記鏡筒部材をサンドイッチ成形するに際し、第6図a
−bに示す成形機で成形するとサンドイッチを形成する
樹脂の充填状態が好ましくない状態になる。
つまり第6図の成形機において、スキン層樹脂Aとコア
層樹脂Bを射出する射出シリンダ・ユニットト2は固定
プレート4のスプルー4a・4bと接続し、スプルー4
a・4bを通った樹脂はランナープレート6のランナー
6a1 ・6a2 +−+ 、6bI ・6b2−−一
を通って金型8のキャビティ8A内に注入される。
上記構成の成形機を用いて先にスキン層材Aをスプルー
4aを通して各ランナー6al ・6a2−−−に注入
すると各ランナーに送られたスキン層材Aの流入ff1
a2 ・a3・a4はそれぞれ異なフた量となる。
第7図において、スキン層材注入ランナー6a1から注
入されたスキン層材は各ランナーの中心点から各ランナ
ー6a2 ・6a3  ・6a4に注入されるが各ラン
ナーに入る量は注入開始から一定時間経過後、ランナー
6a1に最も近いランナー6a2 ・6a4からスキン
層材は充満し始め、ランナー6a1から最も遠いランナ
ー6a3はスキン層材の充填量が少なくなる。
第7図の様に各ランナーに入るスキン層材の量が異なる
と鏡筒部材の筒部の位置によってスキン層とコア層のサ
ンドイッチ厚さに不均一を生じることになり、強度・表
面潤滑性に悪い影響を生じる。
(発明の解決すべき課題) 本発明は前述のスキン層樹脂の各ランナーに入る量の不
均一を解消し、均一なサンドイッチ層を形成できる金型
を提供する。
(発明の詳細な説明) 第1図乃至第5図a−bは本発明に係る金型の一例を示
す。
図において前記第1図示金型の構成部材と同一部材は同
一符号を付す。
第1図示の金型の構成上の特徴はランナープレート6に
あり、ランナープレート6には固定プレート4のスキン
層樹脂注入用スプルー4aから継っているスキン層樹脂
用ランナー6a1の先端部はコア層樹脂注入用スプルー
4bの先端と直交する交点に位置し、この交点からはピ
ンゲートを形成するキャビティーと平行方向のランナー
6b1 ・6b2 ・6b3を結ぶ垂直方向のランナー
6a2 ・6a3 ・6a4が伸び、スキン層樹脂用ラ
ンナー6a1の出口部近傍には断面積を絞ったゲート部
Gを設け、コア層樹脂注入用スプルー4bの延長線上に
は樹脂を溜めるための樹脂溜り部Cを設ける。
(動作説明) スキン層樹脂射出用シリンダーユニットlからスキン層
樹脂Aをスプルー4a・ランナー6a1に射出するとス
キン層樹脂AはゲートGを出て、まず樹脂溜り部C内に
注入される。樹脂溜り部C内にスキン層樹脂が充満する
と、引続きランナー6’a 1を通って射出されるスキ
ン層樹脂は樹脂溜り部C内のスキン層樹脂を押圧するこ
とになり、押圧された樹脂溜り部の樹脂は樹脂が進行で
きる全ての方向に対して均等の圧力が作用するので、各
ランナー6a2  ・6a3 ・6a4に対してほぼ等
量のスキン層樹脂が注入されることになる。
スキン層樹脂Aを所定量注入後、コア層樹脂Bをスプル
ー4bにシリンダーユニット2から射出すると、コア層
樹脂Bが樹脂溜り部に溜り、コア層樹脂Bは各ランナー
6a2 ・6a3 ・6a4のスキン層樹脂の中心部を
押し、コア層樹脂によってスキン層樹脂が押し進められ
るとともにスキン層樹脂がキャビティーの周壁に押され
つつスキン層樹脂とコア層樹脂でもフてキャビティー内
を充填する。
第3図は、各ランナー内におけるスキン層樹脂の流入状
態を示したものであり、前記第7図の流入状態と比較し
て理解されるようにランナー6a2 ・6a3 ・6a
4内の各スキン層樹脂の厚さは均一化されており、特に
スキン層注入用ランナー6a1から最も距離的に遠いラ
ンナー6a3に充分な量のスキン層樹脂が注入されてい
ることが分かる。
第3図に示したスキン層樹脂の各ランナー注入状態は第
2図a−bに示す樹脂溜り部Cの深さをbとし、ランナ
ー6a2 ・6a3・6a4のランナー厚さをaとした
ときに、深さbと厚さaの関係を2a<b<10aとし
た場合の樹脂状態を示す。
尚、ちなみに第4図はb<2aの関係に設定した場合の
樹脂状態を示すものであるが、ランナー6a2 ・6a
4内へのスキン層樹脂の注入量はほぼ好ましい量を確保
できるが、ランナー6a2への注入量は全く不充分であ
る。
ゲートGはスキン層樹脂用ランナー6a1内にコア層樹
脂が進入することによりスキン層樹脂とコア層樹脂が混
ざり合うのを防ぐ役目を行なう。
即ち第5図aに示すようにスキン層樹脂用ランナー6a
1に流通断面積を絞ったゲートを設けない型の場合には
スキン層樹脂流入後、コア層樹脂をコア層樹脂注入用ス
プルー6bから各ランナー6a2.6a3.6a4に注
入するとスキン層樹脂用ランナー6a1内にも進入する
。このため次回の成形操作時にはスキン層樹脂用ランナ
ー6a1内のスキン層樹脂とコア層樹脂が交ざり合って
しまい、所望のサンドイッチ成形ができない不具合を生
じる。
これに対し、スキン層樹脂用ランナー6a1の出口近傍
に第5図すに示す如く、ランナー断面積を絞ったゲート
Gを設けるとコア層樹脂はゲートGによりランナー6a
1内への進入を妨げられるのでランナー6a1内でのス
キン層樹脂とコア層樹脂の交ざり合いを防ぐことができ
る。
更に、ゲートGはコア層樹脂を各ランナーに均一に注入
する作用も行なう。即ち、スキン層樹脂注入後、コア層
樹脂を注入する際コア層樹脂注入用スプルー4bから注
入されたコア層樹脂は前述樹脂溜り部Cに溜っているス
キン層樹脂を押し進めると同時にゲートGによってゲー
トGの無いランナー6a2 ・6a3  ・6a4に均
一なコア層樹脂押圧(注入)力を与えることになり、ラ
ンナー6a2 ・6a3 ・6a4内のスキン層樹脂内
に均等量のコア層樹脂が注入されるので、成形される筒
部材の全体に辺って均一なサンドイッチ成形が可能とな
る。
(効  果) 本発明はレンズ鏡筒の鏡筒部材等の筒形状をサンドイッ
チ成形するにあたり、スキン層樹脂とコア層樹脂のサン
ドイッチ構成の厚さを筒全周にわたって均一にすること
ができ、表面の摺動性が全周に均一な筒を得ることかで
きた。又、スキン層とコア層の厚さにばらつきがないた
め強度的にも優れた筒部材を得ることができた。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る金型を含む成形機要部断面図。 第2図a−bはランナープレートと固定プレートのスプ
ルーとランナーを示す斜視図及び−即断面図。 第3図・第4図はランナーへのスキン層樹脂の注入状態
を示す図。 第5図a−bはゲートGの説明図。 第6図a−bは従来技術による成形機の断面図とランナ
ー及びスプルーの斜視図。 第7図は従来技術によるスキン層樹脂の注入状態を示す
図。 l・2−−−射出シリンダ−ユニット 4−m−固定プレート 4a・4b−一一スブルー 6−−−ランナープレート 6a1 ・6a2 ・6a3 ・6a4−−−ランナー
プートーゲート C−−一樹脂溜り部

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 筒部中心をコア層樹脂とし周囲をスキン層樹脂としたサ
    ンドイッチ成形にて筒形状部品を成形する射出成形用金
    型において、 コア層樹脂注入用スプルーの直線位置上に深さbの樹脂
    溜り部を設け、 該樹脂溜り部からランナーに向けて樹脂が流出するラン
    ナーの幅寸法をaとし、 前記樹脂溜り部深さbをランナー幅寸法aの2〜10倍
    としたことを特徴とする多層構造樹脂成形品用金型。
JP6942486A 1986-03-20 1986-03-27 多層構造樹脂成形品用金型 Pending JPS62225315A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6942486A JPS62225315A (ja) 1986-03-27 1986-03-27 多層構造樹脂成形品用金型
US07/246,613 US4840553A (en) 1986-03-20 1988-09-20 Metal mold structure for molding multi-layer resin

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6942486A JPS62225315A (ja) 1986-03-27 1986-03-27 多層構造樹脂成形品用金型

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS62225315A true JPS62225315A (ja) 1987-10-03

Family

ID=13402222

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6942486A Pending JPS62225315A (ja) 1986-03-20 1986-03-27 多層構造樹脂成形品用金型

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS62225315A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02137218U (ja) * 1989-04-19 1990-11-15

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH02137218U (ja) * 1989-04-19 1990-11-15

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