JPS6222520Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS6222520Y2
JPS6222520Y2 JP1981159376U JP15937681U JPS6222520Y2 JP S6222520 Y2 JPS6222520 Y2 JP S6222520Y2 JP 1981159376 U JP1981159376 U JP 1981159376U JP 15937681 U JP15937681 U JP 15937681U JP S6222520 Y2 JPS6222520 Y2 JP S6222520Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
stopper
plate
plate material
rolling member
disposed
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1981159376U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5864644U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP15937681U priority Critical patent/JPS5864644U/ja
Publication of JPS5864644U publication Critical patent/JPS5864644U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS6222520Y2 publication Critical patent/JPS6222520Y2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Sheets, Magazines, And Separation Thereof (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 この考案は板材送り出し装置に関し、更に詳し
くは昇降テーブル上に積み重ねられた板材を上か
ら1枚ずつ前方へ送り出す装置に関する。
〈従来の技術〉 従来、板材送り出し装置として、例えば、実公
昭53−26311号公報に記載されたような考案が存
在する。この種の装置は、積重板材の最上位の板
材上面にローラの下部周面が常接され、また、積
重板材の排出側前方に上下方向に調節できるよう
に規制板が設けられ、この規制板と前記ローラと
が共に上下動するように連動する構成であつた。
そして、積重された板材が面一であれば、板材
の厚みにより規制板を上下に調整し、設定枚数以
上の板材の通過を阻止する構造であつた。
〈考案が解決しようとする問題点〉 しかしながら、特に薄い板材(0.5〜1.0mm程
度)を使用する場合、積重された板材は、通常、
周囲が上方へ反ることが多く、ローラが当接して
いる板材の部分よりも規制板側に位置される板材
の前端部のほうが高くなつていた。
そのため、例えば、1枚ずつ板材を前方へ送り
出すために、ローラ下部周面と規制板上面との上
下方向の間隙を、板材1枚の厚さより大きくかつ
板材2枚分の厚さより小さくなるように設定した
場合、2枚の板材が摩擦等で同時に前方(規制板
の手前)へ送り出されたとき、2枚目(下側)の
前端下面が規制板上面より上方に位置するおそれ
があつた。そうなると、2枚目(下側)の前方へ
の移動を規制板で阻止できず、2枚同時に板材が
前方へ送り出されることとなつていた。
なお、板材の上方への反りをあらかじめ計算に
入れて規制板の位置を調整することはできるが、
板材の反り具合は、湿度や温度あるいは板材の材
質や厚み等により異なるため、その調整は面倒で
あり、実際に行なうことはできなかつた。
この考案は、上述の問題を解決するもので、毎
回必ず1枚ずつ板材を送り出すように構成された
板材送り出し装置を提供することを目的とするも
のである。
〈問題点を解決するための手段〉 この考案に係る板材送り出し装置は、昇降テー
ブル上に積み重ねられた板材を上方から1枚ずつ
逐次前方へ送り出すように構成された板材送り出
し装置において、板材の前方に昇降可能でかつ上
方へ付勢されるストツパが配設され、また、板材
及びストツパの上方に昇降可能でかつストツパに
対する付勢力よりも大なる力によつて下方へ付勢
される圧下部材が配設され、その圧下部材の下面
はストツパ上面と平行で、その下面後部は板材に
圧接され、また、圧下部材前部先端付近にはスト
ツパ上面に対向して上下動可能にかつ圧下部材下
面より一部が突出して調整片が配設され、その調
整片の突出部分が、ストツパを下方へ押圧するこ
とにより圧下部材下面とストツパ上面との間に板
材1枚のみが通過可能な間隙を形成することによ
り、既述の問題を解決するものである。
〈実施例〉 以下図示された実施例についてこの考案の構成
を説明する。第1図において、昇降テーブル1は
図示しない機枠に対して昇降自在に装着され、か
つ図示しない駆動装置によつて上下に駆動され、
その上面に板材Wを積み重ねるように構成されて
いる。2は圧下部材であつて、逆T字形に形成さ
れ、その垂直部の前後両側(図において左方を前
方と言う)には圧下部材2を上下に案内する2組
のガイドロール3が機枠に枢着され、圧下部材2
の水平部下面は板材Wに平行で、かつその下面後
部は板材Wの上面に当接している。圧下部材2の
水平部の前部先端付近側面には調整片4が枢着さ
れ、調整片4はその下面が圧下部材2の水平部下
面と同一平面をなす姿勢から前端側が下方へ下降
可能に形成されている。圧下部材2には調整片4
と対向してその上方に突出部2aが一体的に形成
され、突出部2aには調整ねじ5が螺着され、調
整ねじ5の下端は調整片4に当接するように形成
されている。6は板材Wの前方に配設されるスト
ツパであつて、その前後両側に機枠に枢着された
2組のガイドロール7が配設され、昇降可能に形
成され、上面は圧下部材2と調整片4に対向し、
後面は板材Wの前面に対向している。8は圧縮コ
イルばねであつて下端は機枠に圧着し、上端はス
トツパ6の下面に圧着し、ストツパ6を上方へ付
勢している。しかしながらその付勢力は圧下部材
2及び、調整片4等圧下部材2と共に上下する全
部材の重量(付勢力)よりも小さいように形成さ
れている。
なお、9は位置固定ロール、10は圧下ロール
であつて両ロールで挾みロール11を形成し、挾
みロール11は挾んだ板材を前方へ送り出すよう
に形成されている。なおまた、12はリミツトス
イツチであつて機枠に装着され、圧下部材2の上
端面に対向して配置され、板材Wの上面高さを検
知して昇降テーブル1の駆動装置を制御し、板材
上面高さが所定の範囲内にあるように構成されて
いる。
次にこの装置の操作態様と作用を説明する。調
整ねじ5を調整して調整片4の前端を下げ、圧下
部材2下面より下方へ突出させる。するとストツ
パ6に対する上方への付勢力は圧下部材2及びこ
れに付設されているもの全部の重量よりも小さい
のでストツパ6は調整片4によつて押下げられ、
ストツパ6と圧下部材2との間には上下方向にh
の間隙ができる。材料の厚さをtとしたとき、t
<h<2tとなるようにhの値を選定する。以上で
準備作業を終了し、装置を起動させる。そして、
図示しない送り爪で一番上の板材Wを前方へ押し
出す場合、例えば摩擦力のためにその下側の板材
Wが重なつた状態で押し出されたときには下側の
板材Wの前端面はストツパ6に衝突して停止し、
上側の板材Wのみが圧下部材2とストツパ6の間
隙を通過して押し出され、挾みロール11によつ
て前方へ送り出される。そして、圧下部材2と挾
みロール11との間に配設され、この間に板材W
が横たわつている間は押下げられて、次の押し出
し作動を停止させていたリミツトスイツチ13は
送り出し終了と共に扛上し、次の押し出し作動を
指令し、以後上述の作動を繰返えす。なお、送り
出しを繰返えして昇降テーブル1上に積み重ねら
れた板材Wの枚数が次第に減少してその高さも次
第に低下すると、それにつれて圧下部材2及びス
トツパ6の高さも次第に低下するが、所定の高さ
まで低下するとリミツトスイツチ12が作動し、
前述の駆動装置が起動して昇降テーブル1を所定
の高さまで上昇させる。
また、昇降テーブル1上に積重される板材Wは
昇降テーブル1に積重ねられた後の保管段階等で
湿度や温度等により、周囲が上方へ反ることが多
かつた。しかし、たとえ板材Wの周囲が上方へ反
つていたとしても、ストツパ6の上方には、圧下
部材2が対向してストツパ6上面を覆うように配
設されているので、板材Wの先端位置が、圧下部
材により下方へ規制されて常に一定の高さに保た
れることとなる。そのため、2枚目以降の板材W
の先端は、上述と同様にストツパ6に当接するこ
ととなり、同時に2枚以上の板材Wが送り出され
ることはなくなる。
〈考案の効果〉 以上、説明したように、この考案に係る板材送
り出し装置では、板材の前方に昇降可能でかつ上
方へ付勢されるストツパが配設され、また、板材
及びストツパの上方に昇降可能でかつストツパに
対する付勢力よりも大なる力によつて下方へ付勢
される圧下部材が配設される。その圧下部材の下
面はストツパ上面と平行で、その下面後部は板材
に圧接され、また、圧下部材前部先端付近にはス
トツパ上面に対向して調整片が配設される。そし
て、その調整片を圧下部材下面より下方へ突出さ
せてストツパを押し下げ圧下部材下面とストツパ
上面との間に板材1枚のみが通過可能な間隙を形
成することにより、ストツパの後面まで2枚以上
例えば2枚の板材が送られてきたとしても、2枚
目(下側)の先端はストツパに当接し、1枚目
(上側)の板材のみが圧下部材とストツパとの間
隙を通過することとなり、板材が2枚以上重なつ
た状態で送り出されることを防止することができ
る。
また、ストツパ上方には板材1枚のみが通過可
能な間隙を有してストツパ上面を覆うように圧下
部材が配設されているので、板材を積重した際、
たとえ板材の周囲が上方に反つていたとしても、
板材の先端位置が圧下部材により規制されて、常
に一定の高さに保たれることとなるため、板材が
2枚以上重なつた状態で送り出されることを防止
することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の実施例を示す側面概略図で
ある。 1……昇降テーブル、2……圧下部材、4……
調整片、6……ストツパ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 昇降テーブル1上に積み重ねられた板材を上方
    から1枚ずつ逐次前方へ送り出すように構成され
    た板材送り出し装置において、前記板材の前方に
    昇降可能でかつ上方へ付勢されるストツパ6が配
    設され、前記板材及び前記ストツパ6の上方に、
    昇降可能でかつ前記ストツパ6に対する付勢力よ
    りも大なる力によつて下方へ付勢される圧下部材
    2が配設され、前記圧下部材2の下面は前記スト
    ツパ6上面と平行で、該下面後部は前記板材に圧
    接され、前記圧下部材2前部先端付近には前記ス
    トツパ6上面に対向して上下動可能にかつ前記圧
    下部材2下面より一部が突出して調整片4が配設
    され、該調整片4の突出部分が前記ストツパ6を
    下方へ押圧することにより、前記圧下部材2下面
    と前記ストツパ6上面との間に前記板材1枚のみ
    が通過可能な間隙が形成されていることを特徴と
    する板材送り出し装置。
JP15937681U 1981-10-26 1981-10-26 板材送り出し装置 Granted JPS5864644U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15937681U JPS5864644U (ja) 1981-10-26 1981-10-26 板材送り出し装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15937681U JPS5864644U (ja) 1981-10-26 1981-10-26 板材送り出し装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5864644U JPS5864644U (ja) 1983-04-30
JPS6222520Y2 true JPS6222520Y2 (ja) 1987-06-08

Family

ID=29951830

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP15937681U Granted JPS5864644U (ja) 1981-10-26 1981-10-26 板材送り出し装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5864644U (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5326311U (ja) * 1976-08-11 1978-03-06

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5326311U (ja) * 1976-08-11 1978-03-06

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5864644U (ja) 1983-04-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS6222520Y2 (ja)
US4577850A (en) Automatic paper feeder for reproducing machine
JPH05246553A (ja) シート給送装置
JPH0221469Y2 (ja)
JPH0628505Y2 (ja) 枚葉印刷機の給紙紙積装置
JP2501626Y2 (ja) 用紙さばき装置
JPH0611958Y2 (ja) 枚葉輪転印刷機の紙積装置
JPH062982Y2 (ja) 給紙装置
JPS6330755Y2 (ja)
JPS6190925A (ja) 複写機の給紙部における用紙案内機構
JPH0281832A (ja) 給紙部における枚葉紙の位置制御装置
JPH024882Y2 (ja)
JPS6228613Y2 (ja)
CN217970050U (zh) 一种自动扎带机
JPS597310Y2 (ja) 印刷機等の給紙装置
JPH0348092Y2 (ja)
JPH10316251A (ja) 給紙装置
JPH0680267A (ja) 画像形成装置の給紙装置
JPH021290Y2 (ja)
JPH0215877Y2 (ja)
JPS6218586Y2 (ja)
JPS6222514Y2 (ja)
JP2593264Y2 (ja) 枚葉印刷機の給紙紙積装置
JPH0637238U (ja) 枚葉印刷機の給紙紙積装置
JPH06115722A (ja) 給紙装置