JPS62223185A - 1,1,2,2−テトラメチル−1,2−ジシラベンゾシクロブテン及びその製造方法 - Google Patents

1,1,2,2−テトラメチル−1,2−ジシラベンゾシクロブテン及びその製造方法

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JPS62223185A
JPS62223185A JP6778486A JP6778486A JPS62223185A JP S62223185 A JPS62223185 A JP S62223185A JP 6778486 A JP6778486 A JP 6778486A JP 6778486 A JP6778486 A JP 6778486A JP S62223185 A JPS62223185 A JP S62223185A
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JP
Japan
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compound
formula
tetramethyl
benzene
bis
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Application number
JP6778486A
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English (en)
Inventor
Kyo Shiina
椎名 教
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 CH。
に示す、新規化合物1.1.2.2−テトラメチ/l/
−1,2−ジシヲベンゾシクロブテン(以下化合Th(
I))およびその製造方法。
〔従来の技術〕
従来ベンゾシクロブテン骨核の脂環式炭素1原子をケイ
素1原子で置きかえた化合物としてCtrl)式 に示す1−シラベンゾシクロブテン誘導体(几はメチル
あるいはフェニル基を表わす)がヘンリーギルマンら(
H,Gi 1man 、 W、H,Atwell、 J
、Am、Chem。
Sac、−狙、5589. (1964) )によって
製造されている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
本発明が提供する、ジンヲベンゾシクロブテンは、ベン
ゾシクロブテン骨核の脂環式炭素のすべてをケイ素2原
子で置きかえた化合物であって、基本骨核中にケイ素−
ケイ素結合が存在している1従ってベンゾシクロブテン
誘導体の一般的な反応型式に加えて、ケイ素−ケイ素結
合特有の反応がそれに加わるため、多様な物質へ誘導す
ることができる有用な化合物である。
発明の構成 〔問題点を解決するための手段〕 この発明の第1の発明は新規な有機ケイ素化合物である
1、1,2.2−テトラメチル−1,2−ジンフベンゾ
シクロプテン(化合物CI) )である。
また、この発明の第2の発明は化合物CI)の製造に関
する発明であって、オ/L/)ジブロムベンゼンをジメ
チルクロルシランとマグネシウムのテトラヒドロフラン
混合物に加えるというダブル、フィンクの公知の技術(
W、 F ink 、He lv、 Ch im、 A
c ta 。
57、1010 (1974) )によって得られる1
、2−ビス(ジメチルヒドロシリル)ベンゼンヲ、Lm
素ガスと処理して、 で表わす1.2−ビス(ジメチルクロルシリ/L/)ベ
ンゼントシ、これをトルエン、キシレンなどの非反応性
炭化水素溶媒中、不活性ガス雰囲気下、金属ナトリウム
と加熱反応させて化合物CI)を製造する方法に関する
ものである。
1.2−ビス(ジメチルヒドロシリル)ベンゼンの塩素
ガスによる塩素化は、四塩化炭素を溶媒として、0℃で
乾燥した塩素ガスを吹込むことによって達成される。塩
素化によって製造される1、2−ビス(ジメチルクロル
シリ/l/)ベンゼン(II) H新物質であり、水に
よって容易に分解するので、湿気を絶って蒸留、精製す
ることが望ましい。化合物〔旧からジシラペンゾシクロ
プテン(化合物〔I〕)を製造する反応は、アルゴン又
はチッ素のような不活性ガス雰囲気下でおこなわれる。
ガラス製反応器中、化合物CII)、トルエンおよび金
属ナトリウムを加熱攪拌するか、あるいは化合物〔)■
〕以外を加熱攪拌し、これに(II)を滴下するこ)<
!:ニよってジシラベンゾシクログテンCI)を製造す
ることができる。原料化合物(II)が反応によって消
費されれば、真空下で溶媒を留去し、缶残を加熱するこ
とによって容易にCI)を得ることができる。非反応性
溶媒として、その沸点がナトリウムの融点より低い溶媒
を使用するときは、密閉容器にすべてを充填して加熱攪
拌することによって目的を達することができる。
化合物CI)はベンゼン環と縮環した4員環が有する環
ひずみのため反応性が高く、空気と接触させると徐々に
酸化されて、1.1.3.3−テトラメチ/v−1,3
−ジシラー2−オキサベンゾシクロペンテン〔融点、3
7℃〕 となる。また塩化水素ガスやエタノールともよ
く反応し、それぞれケイ素−ケイ素結合が切断されたオ
yトージメチルヒドロンリルフェニルジメチルクロ〜シ
ラン〔沸点115−117℃/25mH/)およびオル
ト−ジメチルヒドロシリルフェニルジメチルエトキシフ
ラン〔沸点、123−125℃/ 28 wn H/ 
)を与える。
このように化合物CI)は反応性に富む物質で非反応性
溶媒で希釈されていないときは、室温あるいはそれ以下
の温度でも分解、重合が進行し、より高温では速やかに
重合物を生じるので、可能なかぎり低温で貯蔵すること
が望ましい。
〔発明の実施例〕
以下に実施例によってCI)の製造方法の詳細について
説明する。
実施例1 化合物(n)の製造 1.2−ビス(ジメチルヒドロシリル)ベンゼン56、
f’を無水四塩化炭素200工に溶解し、氷水に浸して
0℃に保ち、攪拌しながら乾燥塩素ガスを通じる。3時
間後塩素ガスの流通を止め、減圧下で溶媒を留去し、缶
残をltnmHt真空下で精留して1.2−ビス(ジメ
チルクロ/l/Vす/L/)ベンゼン69P (収率:
92%)(沸点:80−89℃71m m )′LP)
を得る。
元素分析値 実測値: C,45,59,)(,6,08i(J、2
6.87計算値: C,45,61ツH,6,13,(
J、26.83IRスペクトル(瀘1) 1405 (Si−■) 1250.780,805 (5i−CH,)485 
(Si −CI ) NMR(C(J4)δ(ppm) 0.79 (S 、 12H,Si −CH,)7−1
1−7.87 (m、 4H,Ar −H)実施例2 
化合物CI)の製造 1.2−ビス(ジメチルクロルシリ/L/)ベンゼン1
3.2 J’ を乾燥トルエン200CHに溶解し、金
属ナトリウム5.7 、Pを加え、チッ素雰囲気下で加
熱攪拌する。ナトリウムの融解とともに反応進行し・5
時間後【原料は消失する。冷却してから反応器を真空蒸
留装置に接続し、低沸点揮発物を留去せしめてから、缶
残を加熱して1,1,2.2−テトラメチル−1,2−
シシラベンゾシクロブテン5.97(収率: 62%)
(n点:38−41℃/ 0.5 mmHP )を得る
IFLスペクトk (cm−’ ) 3020 (At −H)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)式〔 I 〕 ▲数式、化学式、表等があります▼〔 I 〕 で表わされる1,1,2,2−テトラメチル−1,2−
    ジシラベンゾシクロブテン。
  2. (2)式〔II〕 ▲数式、化学式、表等があります▼〔II〕 で表わされる1,2−ビス(ジメチルクロルシリル)ベ
    ンゼンと金属ナトリウムを、トルエンなどの非反応性溶
    媒中、不活性ガス雰囲気下で加熱反応させることを特徴
    とする1,1,2,2−テトラメチル−1,2−ジシラ
    ベンゾシクロブテンの製造方法。
JP6778486A 1986-03-26 1986-03-26 1,1,2,2−テトラメチル−1,2−ジシラベンゾシクロブテン及びその製造方法 Pending JPS62223185A (ja)

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