JPS62222770A - デジタル画像形成装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はオリジナル画像を光学系によってラインイメー
ジセンサ上に結像させ、上記ラインイメージセンサによ
って読込まれたデータによって書込みを行いコピーを行
うようにしたデジタル画像形成装置の改良に関する。

〔従来の技術〕

最近電子写真複写機が普及し広く使用されるようになり
、デザイン制作上あるいは版画の版下用として原画に対
して左右反転した画像のコピーの要求がかなりあったが
、簡便な方法で上記左右反転像のコピーを行えるものが
提供されていなかった。

〔発明が解決しようとする問題点〕

例えば酸化亜鉛系の感光剤を紙の上に塗布したものを像
形成体として使用する電子写真複写機を用い、トナー像
の形成された上記像形成体を像形成体ドラムより剥ぎ取
り、定着して、原画に対して左右反転した画像を得、之
を印刷用の原版に用いる方法などがあったが、この場合
は得られる画像が左右反転像に限定され作業が複雑で長
時間を要し、手を汚すなどの欠点があった。

本発明はこの点を解決して改良した結果、通常のコピー
操作と同じ操作によって原画に対し左右反転し′ｆ？：
、ｉｉ！ｉ７像をも正常の画像と選択的に得ることの出
来るデジタル画像形成装置の提供を目的としたものであ
る。

〔問題点を解決するための手段〕

上記目的は、読取り系とレーザー光を用いた書込み光学
系とを別個に有するデジタル画像形成装置において、前
記書込み系の走査時の光偏向方向を正逆方向の何れかに
切替えることにより正像と鏡像とを選択的に得るように
したデジタル画像形成装置によって達成される。

〔実施例〕

本発明の実施例を第１図ないし第３図に示す。

第１図は本発明によるデジタル画像形成装置を示したも
ので、その構成と画像形成のプロセスは下記のようにな
っている。

Ａは原稿の読取り系、Ｂはレーザー光を用いた書込み光
学系、Ｃは画像形成部、Ｄは給紙部である０ 読取り系Ａにおいて、１はプラテンガラスで原ｖ４２は
このプラテンガラス１上に置かれる。原稿２はスライド
レール３上を移動するキャリッジ４に設けられた螢光灯
５および６によって照明される。可動ミラーユニット８
にはミラー９及び９′が設けられスライドレール３上を
移動し、キャリッジ４に設けられている第１ミラー７と
の組合わせでプラテンガラス１上の原稿２の光像をレン
ズ読取りユニット２０に導出する。

キャリッジ４及び可動ミラーユニット８は、ステッピン
グモータ１０によイメージ１１．１２．１３．１４を介
して牽引されるワイヤ１５によって、それぞれＶ及び１
／２ｖの速度で同方向に駆動される。プラテンガラス１
の両端部裏面側には標準白色板１６゜１７が設けられ、
原稿読取走査開始前及び／又は走査終了後に標準白色信
号が得られるよう構成されている。

レンズ読取りユニット加は、原稿２を読取るレンズ２１
、読取った光像の光分解手段としてのプリズムｎ１それ
に第１読取り基板２４、イメージセンナユニットのレッ
ドチャンネル（以下Ｒ−ｃｈという）ＣＣＴ）２５、第
２読取り基板２６、シアンチャンネル（以下Ｃ−ｃｈと
いう）ＣＣＤ２７とから構成される。第１　ミラー７、
ミラー９、ミラー９′により伝達された原稿２の光像は
レンズ２１により集束されプリズムｎ内に設けたダイク
ロイックミラーＲ−ｃｈ像とＣ−ａｈ　倫とに分解され
、第１読取り基板２４上に設けられたＲ−ｃｈＣＣＤ２
５及び第２読取り基板２６上に設けられたＣ−ｄＩＣＣ
Ｄ　２７の受光面にそれぞれ結像される。　　〜 前記螢光灯５および６はカラー原稿の読取りに際して光
源にもとづく特定の色の強調や減衰を防ぐため市販の温
白色系螢光灯が用いられ、またチラッキ防止のため４Ｑ
ＫＩ４ｚ程度の高周波電源で点灯され管壁の定温保持あ
るいはウオームアツプ促進のためポジスタ使用のヒータ
で保温されている。

前記Ｒ−ｃｈ　ＣＣＤ　２．５及びＣ−Ｃｈ　ＣＣＤ　
２７から出力された画像信号は、図示しない信号処理部
を経て信号処理され、トナーの色に応じて色分解された
色信号が出力されて書込み光学系Ｂに入力されると、半
導体レーザーで発生された谷レーザービームによる画像
が順次感光体ドラム３１の周面３１　ａ上に投射される
ようになっている。なお、上記の色分離とその回路に関
しては本出願人による特願昭６０−２３６７６６号にお
いて詳述されている。

第２図は前記書込み光学系Ｂの光路を平面に展開して示
したもので、該光学系Ｂはレーザー発振器４１、ビーム
偏光を行う回転多面鏡４２、ｆθレンズＬ４１、シリン
ドリカルレンズＬ４５等から成り、レーザー発振器４１
で発生したレーザー光はＬ４２．Ｌ４３ノビームエキス
パンダーによってビーム形状ヲ形成されて光ビームＬ　
Ｂとなり、反射鏡〜Ｌ１１．Ｍ４２およびＭ４３によっ
て前記回転多面鏡４２に導かれる。回転する回転多面鏡
４２で反射された光ビームＬＢは水平面上を左右に振ら
れ、「θレンズ孔４１およびシリンドリカルレンズＬ　
４５を通って感光体ドラム３１の周面：３１　ａ上をそ
の搬送方向に対しはソ直角の線上を走査するようになっ
ていて、この主走査と前記感光体ドラム３１０回転に伴
う周１３１ａの副走査とによって予じめ電荷と印加され
たその感光体ドラム周面３１　ａ上に露光を行って）、
’Ｘ　槁’Ｉｆｕ像の静電潜像を形成するようになって
いる。

前記回転多面鏡４２を回転駆動する走査用動力源は本発
明のデジタル画像形成装置においてはその回転方向が正
転あるいは逆転に切換可能になっていて、前記回転多面
鏡４２による光ビームＬＢの走査時の光偏向方向が正逆
方向に自由に切替られるようになっている。

従って例えば回転多面鏡４２を時計方向に回転した場合
に、感光体ドラム３１の周面３１　ａ上に原稿画像の正
像による静電潜像が形成されるように構成したとすると
、走査用動力源の回転方向を切替えて前記回転多面鏡４
２を反時計方向に回転することにより前記周面３１　ａ
上に原稿画像の左右反転したいわゆる鏡像として静電潜
像を形成することが出来るようになっている。

すなわち本発明によるデジタル画像形成装置においては
、前記回転多面鏡４２０回転方向を切換えるだけの簡単
な処置たよって原稿画像を正像もしくは鏡像として選択
的にコピーすることが可能となっている。

なおシリンドリカルレンズＬ＝＋４．　Ｌ４５．　Ｌ、
＋６は何れも倒れ角補正用の光学系であり、「θレンズ
Ｔ−４１は強い樽型歪曲収差を有したレンズで光ビーム
Ｉ、Ｂの焦点を周面３１　ａ上に結ばせ、かっ該周面３
１　ａ上のスポットの動きを等速度にするためのもので
ある。また反射鏡Ｍ４４は光ビーム丁ＪＢが走査域の最
端部に振られて来たとき、その光ビームＬＢをシリンド
リカルレンズＬ４６を通して光電素子４３に反射して光
ビームＬＢの走査に対する同期信号を得て、多面鏡４２
鏡面の割り出し角度誤差や回転軸との取付は誤差による
走査位置のブレを補正するようにしたもので、前記回転
多面鏡４２の正逆転に備え走査域の両端部に一対として
設けられるものである。

かくしてレーザー発振器４１で発生された各レーザー光
による原稿画像の走査が順次回転（副走査）がなされる
感光体ドラム３】の周面３１　ａ上に投射され、それぞ
れの投射によって得られた画像が各々現像ローラ１．Ｉ
ｌ、ＩＨによる現像処理を経て３色のトナーによるカラ
ー画像が合成でれることになる０ 次いで前記感光体ドラム３１０周面３１　ａ上のカラー
のトナー画像は転写分離極３２において給紙部りから搬
送されて来た記録紙に転写したあと該記録紙を分離し定
着装置３３を経て装置外に排紙してカラー画像の正像或
は鏡面像の複製を終了することとなる。

また本発明のデジタル画像形成装置は、前述した回転多
面鏡を使用した書込み光学系以外に、ガルバノ光学系（
振動鏡）による書込み光学系を便用することによっても
原稿画像を正像もしくは鏡像としてコピーすることが出
来るようになっている。

第３図は上記実施例の回路図を示したもので、読取り系
はイメージセンサの他にファクシミリやコンピュータ等
の外部機器からの情報出力が含まれる。之等による画像
情報は、装置に設けた正像部或は鏡像釦を押すことによ
り、書込み光学系の回転多面鏡・１２が制御された形で
正目転成は逆回転し、正像又は鏡像が得られることとな
る。

勿論、図示したように必ずしも正像部と鏡像釦とを必要
とするものではなく、鏡像釦のみを設け、鏡像釦を押し
たときのみ鏡像が得られ、それ以外は常に正像が得られ
るようにすることもできる。

第４図は前述したガルバノ光学系による書込み光学系の
光路を示したもので、該書込み光学系はレーザー発振器
５１、ガルバノ光学系５２、補正レンズＬ　５１　、シ
リンドリカルレンズＬ　５５等から成り、レーザー発振
器５１で発生したレーザー光はＬ５２゜Ｌ　５３のビー
ムエキスパンダーによってビーム形状を形成されて光ビ
ームＬ　Ｂとナリ反射鏡Ｍ　５１　、　Ｍ２ＳおよびＭ
５３によってガルバノ光学系５２に導かれる。

前記ガルバノ光学系５２は、磁界内において回動自在に
支持された金属棒の先端部に偏向ミラー５２ａを有して
おり、信号電流によって磁界内の磁極の強さに変化を与
えると金属棒に回転トルクが発生するので、この現象を
利用して前記偏向ミラー５２ａを共振運動させ、それに
よって反射した光ビームＬＢをもって感光体ドラム３ｏ
の周面３１　ａの主走査を行うよう構成したものである
。

従って例えば偏向ミラー５２　ａが共振運動により時計
方向に回転した場合に光ビームＬＢの投射を行って感光
体ドラム３１の周面３１　ａ上に原稿画像の正像による
静電潜像が形成されるように構成したとすると、前記偏
向ミラー５２　ａの共振運動の反時計方向への回転時に
光ビームＬＢの投射を行うことにより前記周面３１　ａ
上に原稿画像の鏡像を形成することが出来ること＼なる
。なお、偏光ミラー５２　ａの走査終了後の復動時には
レーザー発振器５１からのレーザー光はａ断されて投射
されないようになっている。

〔発明の効果〕

本発明は、従来のデジタル画像形成装置に対し、その動
力系と制御系に関し簡単な機能を追加するのみにて原稿
画像を正像あるいは鏡像として自由に選択してコピーす
ることを可能としたもので、それによりデザインの制作
や版画の版下作成等に極めて便利で有用なデジタル画像
形成装置を安価に提供すること＼なった。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明のデジタル画像形成装置の構成図。第２
図および第４図は前記装置の書込み光学系の光路図。第
３図は第２図に示した実施ｆｌＪの回路図。 Ａ・・・・・・読取り系、Ｂ・・・・・・書込み光学系
、Ｃ・・・・・・画像形成部、Ｄ・・・・・・給紙部、
３１・・・・・・感光体ドラム、３１　ａ・・・・・・
（ドラム）周面、４１．５１・・・・・・レーザー発振
器、４２・・・・・・回転多面鏡、５２・・・・・・ガ
ルバノ光学系、Ｌ４１．　Ｌ５１・・・・・・［θレン
ズ、Ｌ４５．　Ｌ５５・・・・・・シリンドリカルレン
ズ。

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. （１）読取り系とレーザー光を用いた書込み光学系とを
   別個に有するデジタル画像形成装置において、前記書込
   み系の走査時の光偏向方向を正逆方向の何れかに切替え
   ることにより正像と鏡像とを選択的に得るようにしたデ
   ジタル画像形成装置。
2. （２）前記書込み光学系は回転多面鏡であることを特徴
   とする特許請求の範囲第１項記載のデジタル画像形成装
   置。
3. （３）前記書込み光学系はガルバノ光学系であることを
   特徴とする特許請求の範囲第１項記載のデジタル画像形
   成装置。