JPS62221687A - ヘミンを単離しかつ精製する方法 - Google Patents

ヘミンを単離しかつ精製する方法

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JPS62221687A
JPS62221687A JP62054301A JP5430187A JPS62221687A JP S62221687 A JPS62221687 A JP S62221687A JP 62054301 A JP62054301 A JP 62054301A JP 5430187 A JP5430187 A JP 5430187A JP S62221687 A JPS62221687 A JP S62221687A
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hemin
surfactant
globin
solution
crystals
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JP62054301A
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ハンス、シュルツェ
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BASF SE
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    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07DHETEROCYCLIC COMPOUNDS
    • C07D487/00Heterocyclic compounds containing nitrogen atoms as the only ring hetero atoms in the condensed system, not provided for by groups C07D451/00 - C07D477/00
    • C07D487/22Heterocyclic compounds containing nitrogen atoms as the only ring hetero atoms in the condensed system, not provided for by groups C07D451/00 - C07D477/00 in which the condensed system contains four or more hetero rings

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  • Crystals, And After-Treatments Of Crystals (AREA)
  • Transition And Organic Metals Composition Catalysts For Addition Polymerization (AREA)
  • Nitrogen Condensed Heterocyclic Rings (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分骨 本発明は水性溶液又は懸濁液から触媒作用による結晶化
によってヘミンを単離しかつ精製する方法に関する。水
溶液からヘミンを結晶させることは一般には不可能であ
る。
従来の技術 従来公知の方法によれば、血液又はヘモグロビンからヘ
ミンを単離することは、有機溶剤を極めて多量に用いる
場合にのみ達成される。工業生産に関し前記溶剤は非常
に大きな経費要因となり、更に環境問題を伴う。
既に1853年にTeichmannが彼により命名さ
れたヘミンの結晶t1塩基の存在下で血液に氷酢酸を作
用させることによって得た。この顕微鏡的血液検出法は
後に5chalfej ewによって工業的方法゛に確
立され、かつなお今日ヘミンの通常の製法として記述さ
れている( Ulmann 5Encyklop”ad
ie d。
tech、Chemie 、  IV、Aufl、  
、 1976 、 Bd、  11  S S。
129]。この場合、ヘミンIJc9を製造するために
氷酢酸約8007が必要であり、かつ再結晶するために
付加的にピリジン51.クロロホルム111及1び更に
氷酢酸701が必要である。純ヘミン収率は理論量の約
70%に過ぎない。約20%が専ら再結晶時に失われる
他の公知の方法は、酸性化ヘモグロビンのヘミ7− り
o ヒフ分gltのために、メタノール(ヨーロッパ特
許出願公告第68537号明細M)、エタノール、場合
によりグリフール又はグリセリンと混合して(ドイツ連
邦共和国特許出願公開第2526596号明細書]、ジ
メチルホルムアミド、メチルエチルケトン又はアセトン
(ZtSchr、 f、 physiol。
(1!hem、 Ed、 80 、 1912、S、 
35 )が用いられる。
上記有機溶剤における必要量はヘミン1にg当り200
〜5001になり、その上極めて不純なヘミンしか得ら
れない。
米国特許第4330463号明細書によれば、ヘモグロ
ビンに塩酸を加え、噴霧乾燥し、かつこのようにして得
られた酸性乾燥血液乞数度エタノールーメタノール混合
液で抽出し、この際ヘミ/が溶出する。このためヘミン
1にg当り10001を超える溶剤が必要とされる。
発明が解決しようとする問題点 本発明の課題は、有機溶剤を用いることな〈実施するこ
とができ、かつその際できるだけ純粋なヘミンンできる
だけ高い収率で得られるような、ヘミンな単離しかつ精
製する方法を提供することにある。
問題点を解決するための手段 前記課題は、本発明による方法によって解決され、該方
法は塩素イオンを含有するpH0,5〜2.5゛の水性
溶液又は懸濁液から結晶化触媒として陽イオン、非イオ
ン又は両性界面活性剤又はその混合物の存在下でヘミン
を晶出させることを特徴とする。
大抵ヘミンはヘモグロビンから、かつヘモグロビンは血
液から得られる。酸性溶液中で生じるヘミンとグロビン
へのヘモグロビン分離平衡は、触媒を添加することによ
ってヘミンの方向に移動する、それというのもその際ヘ
ミ/が晶出するかもである(それにより逆反応が排除さ
れる]。従って、実質的にヘモグロビンとグロビンとの
混合物からヘミンを結晶化しかつ単離することが問題で
ある。
希釈した塩酸性ヘモグロビン溶液を沸騰させると、直ち
に濃稠な沈殿物が析出し、該沈殿物は変性した、即ち不
溶になったグロビン及びヘモグロビンの混合物から成る
。ところで、この処理に際して触媒として適当な界面活
性剤の添加によりヘモグロビン析出が行われるのではな
く、意外にもタイツヒマン(Teichmann、)の
ヘミン結晶カ実質的に定量的収率で生ずることが判明し
た。ヘミン結晶は放置すると沈殿する。無色の上澄みは
純粋な塩酸性グロビン溶液から成っている。加水分解前
にヘモグロビン溶液乞乾質含量2〜8特に約5%に希釈
するのが有利であるが、しかし強制的ではない。加水分
解及びヘミン結晶化は濃縮溶液中でも、例えば乾質含量
15%でも進行するが、ただ反応速度がより大きい、即
ちヘミンは短時間で析出するので、結晶は小すく、かつ
沈殿しないか又は極めてゆっくり沈殿する。他方では著
しく希釈された溶液を用いて操作することはあまり経済
的でない。
触媒としては、上述の界面活性剤(つまり親木及び疎水
基を有する界面活性化合物Jが適しているが、一方陰イ
オン界面活性剤は他の形式で反応する。沢山の市販の種
類のうち原則として丁べてを用いることができるが、非
イオン性の場合には比較的高い分子量を存するものが有
利である。界面活性剤とグロビンの分離(グロビンは最
も簡単に(工、中和によって母液からヘミン結晶を分離
した後に沈殿させる)ya’容易にするためには、中性
pH範囲内でも溶液中に存在する界面活性剤を用いるの
が好ましい。
例えば適当な陽イオン界面活性剤として次のものか挙げ
られる二分子内に1又は2個の長鎖状アルキル基を有す
る第四アンモニウム塩。符に重要な代表的9J質は例え
ばジメチル−08〜01B−7A/キルベンジルアンモ
ニウムクロリド、例エバベンジルドデシルジメチルアン
モニウムクロリド、次いでステアリルトリメチルアンモ
ニウムクロリド、ベンジルトリメチルア/モーウムクロ
リド、ベンジルミリスチルジメチルアンモニウムクロリ
ド。
セチルピリジニウムクロリド及びジヒドロオキシエチル
メチルオイルアンモニウムクロリド。更ニ次のものが挙
げられるニオキシ基又はオキシポリエーテル基を■する
脂肪族アミン例えばオクタデシルジェタノールアミン又
はラウリルシボリグリコールアミン。更に脂肪族アミン
の塩に対するエチレンイミンの添加体;2−脂肪アルキ
ルイミダゾリン及び2−脂肪アルキルベンズイミダゾー
ル:トリエタノールアミンー脂肪酸モノエステル。
適当な非イオン界面活性剤としては、例えば次のものが
挙げられる=9個以上の炭素原子を持つ天然又は合成脂
肪族アルコールのオキシエチル化生成物。特にこの場合
9〜50個のオキシエチル基又はオキシプロピル基で置
換されたオキソアルコール・とりわけC9−〜C11−
sO璽2−〜Cl11及びC10−〜O,。”−7ラク
シヨ/が非イオン界面活性剤として好ましい。同様にア
ルキルフェノール特に、8〜50個のオキシエチル基及
び/又はオキシプロピル基で置換された誘導体の形のオ
クチル−、ノニル−又はドデシルフェノールが適当であ
る。8〜50個のオキシエチル基で置換された形のアル
コールアミンと脂肪酸の縮合物も同様に界面活性剤とし
て適している。適当な非イオン界面活性剤は、500〜
25000分子量′f!:有する、酸化エチレンと?[
1,プロピレンの公知の重合体、並びに500〜850
00分子量を有する、酸化エチル及び酸化プロビレ/か
も成るブロック共重合体である。
両性イオン界面活性剤としては、長鎖状の疎水基を有す
る限り、種々のベタイン、例えばミリスチルベタイン又
はスルホタウリン群カ適している。
種々の界面活性剤及び界面活性剤型は混合して使用する
こともできる。使用可能な界面活性剤濃度は広い範囲内
で、使用される溶剤又は懸濁液に対して0.005〜2
0、有利には0.01〜5重量%、主として0.025
%にある。塩素イオン濃度は少なくとも、ヘミンを形成
するのに充分でなければならない;該濃度は比較的(著
しく)高いのが有利である。上限に関しては制限は全く
ない。
反応混合物ヶヘミンの結晶化に必要とするよりも長く加
熱すると、界面活性剤の存在下でも変性したグロビンの
析出が生ずる。この過程は望しくない。何故ならば、そ
の際にはグロビンと不溶ヘミンの混合物が形成されるか
らである。従って、装入物の加熱及び冷却に比較的長い
時間がかかる比較的多いバッチに関しては、短時間加熱
するため連続したバッチ案内が有利である。このために
は、触媒として界面活性剤を加えた反応混合物を熱交換
器を通して圧送し、その際該反応混合’*?:迅速に加
熱し、場合によっては適合した容積の容器乞貫流させる
ことにより、なおしばらく達成された反応温度に保ち、
次いで迅速な冷却のため第2の熱交換器内に供給する。
加熱剤としてすべての媒体例えば熱い水、グリセリン、
油及びそれに類似するものを使用することができるが、
しかし標準圧において凝縮液として排出される蒸気が有
利であり、これによって水性反応混合物の沸騰が回避さ
れ、しかもその沸点以下にある温度が達成される。勿論
比較的大きな設備において、相応する温度調整装置が設
けられている場合には、蒸気を加圧して用いることもで
きる。90〜99℃において最も好ましい結果が得られ
、これに対して明らかにそれよりも低い温度ではグロビ
ン変性が競合する。反応速度に適したポンプ吸い上げ速
度により、実施例2及び3に記述のように、最適の経過
を簡単に制御することができる。
添加されたヘミン接種結晶を用いて、単に時間的に正確
な反応経過を保証するばかりではなく、界面活性剤触媒
のかなりの(99%までの)m約が可能である。接種結
晶懸濁液は原則として界面活性剤触媒なしにもヘミン結
晶化Z惹起することかできる。このため結晶速度は、競
合するグロビン変性前にもう終了している程上昇されて
いなければならず、即ち相応して大ぎな接種結晶表面が
必要であると見なされる。例えば多量の接種結晶ヘミン
ン用いることができ、つまりヘミンにおけるよりも約1
0〜100倍であるか、特に平均直径1μm未満の細砕
された接種結晶を用いることができ、この場合生ずるヘ
ミンも相応して細かくなり、従って遠心分離が困難にな
る。この問題性に基づき、ヘミン又はグロビン乞不純化
することのある異物が全く入らないという利点を有して
いるが、この方法(この方法は特許請求に包括されない
]は実際上殆ど重要ではない。本発明により用いられる
べき界面活性剤触媒は成程そのような異物ではあるが、
自発的に即ち遠心分離を必要とせずに沈殿する程大きな
ヘミン結晶を生じない、かつ界面活性剤はグロビン塩化
水素酸塩溶液の中和に際してグロビンとは異なり溶解し
たままであるので、界面活性剤は良好に再び除去可能で
ある。ヘミン結晶から界面活性剤残留物は水での洗浄?
することにより分離することができる。
更に、界面活性剤触媒の使用は、粗製アミンを最少物質
損失で再結晶化するのに適している。粗製ヘミンとして
は単に実施例2〜4において得られる反応生成物だけで
なく、例えば酵素によるヘモグロビン分解の際に生ずる
(実施例8参照]他のすべてのヘミン含有残留物又は単
に不純なヘミンも理解されるべきである。この場合、界
面活性剤濃度は比較的高くて、例えば溶液に対して0.
1〜20重量%の範囲内、主として5%に選択するのが
有利である。無定形で沈殿する又は溶解するヘミンは直
接結晶化され得るが、これに対して結晶ヘミンはまず第
一にアンモニア水に溶かす必要がある。アンモニアの代
りに任意の他の塩基を用いることもできるが、ただ溶液
がしばしば不安定になる。粗製ヘミンを有機溶剤例えば
ジメチルホルムアミド又はジメチルスルホキシド中に溶
かし、次いで混合液が溶剤よりも専ら水を含むまで多く
の界面活性剤含有水を加え、それからヘミンな結晶化さ
せることができる。
実施例5〜8に記載する精製結晶化は目的の大きさのタ
イツヒマン(Teichmann )結晶を生成する。
結晶の大きさは、結晶形成中に攪拌しない場合(実施例
7)に(工、多くの界面活性剤を用いることによって特
に大きくなり、わずかな非イオン界面活性剤を攪拌(実
施例6)及び迅速な塩酸添加のもとに加熱する場合には
特に小さくなる。接種結晶は、この場合必要ない。
界面活性剤触媒を含有するアンモニア性ヘミン溶液ビ塩
酸で迅速に酸性化すると、結晶欠陥、例えば湾曲した針
列又は塊を有するヘミン−沈殿物が生ずる。しかし、例
えばジメチルホルムアミド中の中性溶液から出発すると
、正常な結晶が形成される。また、まず第一に2〜5の
pH−値において加熱し、その後初めて塩酸t1最初の
結晶が形成されるまでゆっくり加えると、アンモニア性
溶液からも正常な結晶形状が得られることが判明した。
迅速にHOl”g添加すると、結晶は小さくかつ鋭角に
なり、これは円滑な単離の意味から大抵好ましくない。
各々の界面活性剤は、細いものから繊維状のものまで又
は幅広いものから柔らかいものまで、極めて交差したも
のから星形のものまで等であり得る結晶形状に特に影響
を与えることが明白である。
グロビンタンパク質を不純化された粗製アミンの場合に
は、再結晶化及びアミン分離を簡単にするため、場合に
より例えばペプシンを用いた酵素による加水分解を行な
うことができる。水を用いた微塵の懸濁及び引続く沈降
によってヘミンはしばしば90%の純度で得られるので
、例えば実施例5に記載したように、なお50〜70%
の硫酸中で処理することができ、この場合純度は98%
以上に上昇する。
実施例 1 牛の血液をクエン酸三ナトリウムの添加後遠心分離し、
かつ残留血球濃縮物を水による希釈によって5%の転質
含量にした。次いで、pH値が1.5になるまで20%
の塩酸を加えた。
前記出発溶液500dYベンジルドデシルジメチルアン
モニウムクロリド101と一緒に攪拌し、かつ磁気攪拌
機上で、10分以内に加熱し沸騰させた。
約3分後に、赤茶色溶液は黒紫色ヘミン結晶を析出しつ
つ脱色した。水で冷却し、かつ沈殿させた。
上澄みの殆ど無色の、塩酸性グロビンの溶液を簡。
単にデカンテーションすることができた。結晶ヘミンの
沈殿物が吸引濾過、洗浄及び乾燥後に°96.5%の純
度で収量0.76 f =理論量の100%で得られた
実施例 2 実施例1に記載の、pH1,5の出発溶液101をコカ
ミドプロピル−ベタイン(Ov〜C1,1−アルコイル
アミド−3−ジメチルアンモニオ−プロパン−3−カル
ボキシメチルベタイン)24fと及 ’び4%の接種結
晶懸濁液0.:1Mと一緒に攪拌した。
この接種結晶懸濁液は水性ヘミン結晶懸濁液を攪拌式ボ
ールミル(回転数約400 rpm J内で6時間微粉
砕することによって得た(平均粒子直径1 pm )。
前記バッチ溶液を連続した作業形式で下方力)ら、1長
g 1.40 m及び直径20al11の直立した、ジ
ャケラトン備えた蒸気加熱されるガラス管を通して圧送
し、かつ次いで実験室冷却器によって最大55°Cに冷
却した。搬送速度は流出する反応溶液がもはや茶色にな
らないように調節した。これは上述の条件下で分当り約
80m1であった。小型流過遠心分離機(約3000 
X f )によって分離し、かつこのようにしてやや黄
色のグロビン塩化水素酸塩溶液101及び幾分グロビン
ン含有する湿潤粗製ヘミン1701を得た。更なる精製
は実施例5に記載の通り行なった。
実施例 3 実施例1に記載の出発溶液600!をノニルフェノール
ポリグリコールエーテル(重合度30 ) 1502及
び実施例2の4%のヘミン−接種結晶懸濁液20 fと
一緒に攪拌した。
前記バッチ溶液を連続した操作形式で下方から、長さ1
mの直立した蒸気加熱される管型熱交換器及び直径が各
12簡の特殊鋼管46本を貫流させ、かつ更に後反応器
として61収容する管片及び冷却面積約0.1 m”の
冷却器を経てドラム容量31及び遠心分離器内約500
0 X fを有する連続して搬出する分離器内に導いた
。ポンプの吐出速度は時間当り約2501であり、溶液
が遠心分離器内に流入する際もはや褐色を有しないよう
に関節した。
遠心分離物は淡黄色のグロビン塩化水素酸塩溶液約60
07から成り、残渣は湿潤したグロビン含有粗製ヘミン
かも成っていた。その後処理は実施例5に基づいて行な
った。
実施例3のバッチを同じ界面活性剤の5倍量=0.75
kIi、及びこれに対して接種結晶量の1/10=2f
の懸濁液で繰り返した。反応速度は実施例3におけるの
と同じであった。塩酸グロビン溶液6001及び湿潤粗
製ヘミン4.4 kgを得た。
実施例 5 実施例2〜4において得られた粗製ヘミンな水添加によ
って攪拌可能にし、30〜40℃の温度で懸濁液21当
りペプシン12と2時間攪拌した。次いで氷で+5”C
まで冷却し、かつヘミンなアンモニアの添加によって全
く完全に溶かした。この際、予測されるヘミン収量に対
して、同じ重量部のノニルフェノールポリグリコールエ
ーテル(重合度30)及び同じ責のクエン酸を加え、約
95℃に1゜分間加熱した。次いで攪拌下で、用いたア
ンモニアと当量の塩酸を加え、かつ更にヘミン結晶化が
始まる(顕微鏡ンまで、95′Cでゆっくり塩酸ビ加え
た。1〜2時間後に無定形の茶褐色の小塊が完全に消滅
し、これに対して相応する数の、陵長3 約0 、 Q
2 nmの非常に均一な大きさのタイツヒマンのヘミン
結晶を得た。
沈殿及びデカンテーション処理し、かつ硫酸において6
0%の濃度が達成されるまで、残留物に攪拌下で85%
の硫酸を加えた。10分後2倍容量の水で希釈し、沈殿
させ、かつ吸引濾過器上で水で酸不含になるまで洗浄し
た。収量は定量的であった。100%ヘミンに関し38
8 nm (1%、1 cm )=956ONaOHに
おいて比吸光として測定して、純度は98%であった。
Fe計算値: 8.57% 測定値二8.4%C1計算
値: 5.44% 測定値:5.3%実施例 6 実施例5の再結晶化を触媒量の1/10で繰り返した。
きわめて小さなヘミン結晶を得た。
実施例 7 実施例5に記載の再結晶化を、実施例1〜5の界面活性
剤の同じ部から成る触媒混合物の同じ総量で繰り返し、
結晶化中は攪拌しなかった。陵長さ約0.1朋のぎわめ
て大ぎなヘミン結晶を得た。
実施例1に記載の出発溶液401をペプシン10 Fと
一緒に37”Cで16時間攪拌し、次いで遠心分離力約
5000 X f及びドラム容量31の流過遠心分離機
に供給した。
ヘミン含有する残留物は2に9であり、かつ12%の乾
質含f&WL、ていた。これを水21で希釈し、実施例
3の触媒60 Fを加え、かつ95°Cに加熱した。2
0%の塩酸tまず第一に150rnt、次いで少しづつ
各10−加えることによって、結晶化を生ぜしぬ、かつ
更に実施例5〜7に記載のように処理した。
収量:結晶ヘミン602 純度=98%

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ヘミンを単離しかつ精製する方法において、塩素
    イオンを含有するpH0.5〜2.5の水性溶液又は懸
    濁液から結晶化触媒として陽イオン、非イオン又は両性
    界面活性剤又はその混合物の存在下でヘミンを晶出させ
    ることを特徴とする、ヘミンを単離しかつ精製する方法
  2. (2)ヘミン結晶化を連続して行う、特許請求の範囲第
    1項記載の方法。
  3. (3)触媒結晶化を微晶質の接種結晶の添加によつて促
    進する、特許請求の範囲第1項又は第2項記載の方法。
  4. (4)使用溶液又は懸濁液に対して0.005〜20重
    量%の範囲内の界面活性剤濃度を適用する、特許請求の
    範囲第1項から第3項までのいずれか1項に記載の方法
JP62054301A 1986-03-12 1987-03-11 ヘミンを単離しかつ精製する方法 Pending JPS62221687A (ja)

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