JPS62221529A - コンベアベルトのエンドレス接合方法 - Google Patents

コンベアベルトのエンドレス接合方法

Info

Publication number
JPS62221529A
JPS62221529A JP6527086A JP6527086A JPS62221529A JP S62221529 A JPS62221529 A JP S62221529A JP 6527086 A JP6527086 A JP 6527086A JP 6527086 A JP6527086 A JP 6527086A JP S62221529 A JPS62221529 A JP S62221529A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
reinforcing layer
conveyor belt
skin
ply
outer skin
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP6527086A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0643105B2 (ja
Inventor
Moriaki Tsuruta
鶴田 盛明
Kazumi Daitoku
一美 大徳
▲高▼▲崎▼ 元徳
Motonori Takasaki
Haruo Kagawa
賀川 治雄
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
KYUSHU RUBBER SEIHIN HANBAI KK
Bridgestone Corp
Nippon Steel Corp
Original Assignee
KYUSHU RUBBER SEIHIN HANBAI KK
Bridgestone Corp
Nippon Steel Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by KYUSHU RUBBER SEIHIN HANBAI KK, Bridgestone Corp, Nippon Steel Corp filed Critical KYUSHU RUBBER SEIHIN HANBAI KK
Priority to JP6527086A priority Critical patent/JPH0643105B2/ja
Publication of JPS62221529A publication Critical patent/JPS62221529A/ja
Publication of JPH0643105B2 publication Critical patent/JPH0643105B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Lining Or Joining Of Plastics Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は、ゴム、ゴム状弾性体、合成樹脂などを主体
とし、そこに複数プライの補強層を埋設してなるコンベ
アベルトのエンドレス接合方法に関し、とくに、接合部
分の耐久性の著しい向上をもたらすものである。
(従来の技術) 従来既知の、ベルトのエンドレス接合方法としては、た
とえば、実開昭48−81241号公報、実開昭49−
23657号公報などに開示されたものがある。
ここで前者の接合方法は、弾性miベルトを、その側縁
に対して傾斜させて切断して接合部を形成し、この接合
部を、ベルトの両面に配置した当て布とともに縫合する
ものであり、また後酉の方法は、伸縮性ベルトの継ぎ目
を凹凸に形成し、この継ぎ目を突き合わせてミシン掛け
するものである。
これがため、このような従来方法によってエンドレス接
合されたベルトをコンベアベルトとして用いる場合には
、ベルト表面に露出する縫合糸が、搬送物、ベルト駆動
ローラなどによって、極めて早期に切断されるという問
題があった。
そこで、第3図に長さ方向の断面図で示すように、コン
ベアベルトaの両端部分で、そのカバーゴムbから、た
とえば帆布の三プライにて形成した補強層Cを露出させ
、そして補強層Cの各露出端部分で、それぞれのプライ
C1,02,03を、コンベアベルトaの厚さ方向にお
いて、相互に逆方向に向くステップ状に形成するととも
に、補強MOの両露出端部分を、図示のように、それら
の間に未加硫ゴムシートdを介在させた状態でそれぞれ
のプライ端面が相互に向き合って整列する姿勢で川ね合
わせ、次いで、補強層Cの露出端部分に、図に仮想線で
示すように配置した未加硫ゴムeを加熱加圧することに
よって、補強層Cの重ね合は端部分の加硫接着ならびに
未加硫ゴムeの補強層Cへの加硫接着をもたらすエンド
レス接合方法が提案されている。
(発明が解決しようとする問題点) ところで、この提案技術によれば、コンベアベル1〜a
の接合端部分を縫合する必要がなく、縫目がコンベアベ
ル1−の表面に露出することがないので、縫合糸の切断
に起因するコンベアベルトの破断の問題は生じないもの
の、そこでは、補強層Cの重ね合わせ端部分を、そこに
介在させた未加硫ゴムシートdの加硫に基づいて接合し
ていることから、そのゴムシートdの加硫による補強層
の市ね合わせ端部分での硬度増加、ゴムシートdを介在
させることによるその重ね合わせ端部分の厚さの増加な
どによって、コンベアベルトaのエンドレス接合部にお
ける曲げ剛性が高まり、この故に、コンベアベルトの屈
曲性が低下し、その接合部のセパレーションが、比較的
早期に発生するという他の問題があった。
この発明は、従来技術のかかる問題を有利に解決するも
のであり、縫合糸の切断のおそれなしに。
エンドレス接合部の屈曲性の著しい向上をもたらすコン
ベアベルトのエンドレス接合方法を提供するものである
(問題点を解決するための手段) この発明の方法は、とくに、コンベアベルトの両端部分
で、その外皮から補強層を、所要距離にわたって露出さ
せ、その補強層の各露出端部分で、それぞれのプライを
、コンベアベルトの厚さ方向において、相互に逆方向に
向くステップ状に形成し、そして補強層の両露出端部分
を、それぞれのプライ端面が相互に向き合って整列する
姿勢で重ね合わせた後、補強層の、少なくとも重ね合せ
端部分を縫合し、さらに、補強層の露出端部分を、そこ
に加硫接着その他によって接合した外皮で被覆すること
よりなる。
(作 用) この方法によれば、とくに、補強層の重ね合せ部分を、
縫合によって接合することにより、その接合部分に硬度
の増加がほとんど生じないことはもちろん、その接合部
分に、縫合糸の締め付けによる厚さの減少をもたらすこ
とができるので、接合強度を十分に高めてなお、その部
分の屈曲性を著しく向上させることかできる。
またここでは、補強層の露出端部分を外皮で被覆して縫
合糸を埋め込むことにより、その縫合糸の搬送物その他
との接触が確実に防止されるので、縫合系が切断される
ことに起因する問題が有効に除去されることになる。
(実施例) 以下にこの発明を図示例に基づいて説明する。
第1,2図はそれぞれこの発明の実施工程を例示する図
であり、図中1はコンベアベルトを、2は補強層を、3
は補強層2を包み込む外皮をそれぞれ示す。
ここで、補強層2は、ポリアミド、ポリエステル、ポリ
ビニールアルコールなどの繊維にて形成したたとえば帆
布の複数プライ、ここでは三プライ2a、2b、2cか
らなり、また外皮3は、ゴム、ゴム状弾性体1合成樹脂
などからなる。
ここでは、外皮3内に埋設した補強層2を、たとえば加
硫によって、外皮3に接着させることにより、補強層2
のそれぞれのプライ2a〜2Cもまた、相互に加硫接着
された状態のコンベアベルト1を構成し、はじめに、こ
のコンベアベルト1の両端部分で、外皮3から補強層2
を露出させ、そして補強層2のその各露出端部分で、そ
れぞれのプライ2a〜2Cを、コンベアベルト1の厚さ
方向において、相互に逆方向に向くステップ状に形成し
、次いで、補強層2の両露出端部分を、それぞれのプラ
イ端面が相互に向き合って、より好ましくは第1図(a
 )に示すように、ぴったり面接触して整列する姿勢で
手ね合わせて補強層2のその重ね合わせ喘部分の厚さを
他の部分の補強層厚さと実質的に等しくし、また、補強
層2の、少なくとも重ね合わせ端部分、好ましくは、補
強層2の外皮3からの露出端部分の全体にわたって、た
とえば、第1図(b)もしくは(C)に示すように、コ
ンベアベルト1の長さ方向またはその幅方向へ向けてジ
グザグ状に縫合し、さらにその後、補強層2の露出端部
分全体を、第2図に示すように、好ましくは外皮3と同
質の材料からなる外皮4で覆い、この外皮4を補強層2
 J3よび外皮3に、自然もしくは熱加硫、接着剤など
によって接着させる。
このようなエンドレス接合方法によれば、補強層端部分
の接合が、強力な糸の縫合によって行われるので、たと
えば第2図に示すところにおいて、左右の補強層2,2
の、各プライの端部間5,5に、十分なる密着力がもた
らされるとともに、コンベアベルト1の長さ方向の剪断
力に対する大きな対抗力がもたらされるので、コンベア
ベル1−1に作用づるその剪断力に起因する補強層プラ
イの汰は出し、コンベアベルト1の屈曲時におけるプラ
イ喘部分6の起上りに起因する補強層プライの剥離など
を有効に防止することができ、このことにより、コンベ
アベルト1の耐久性が菖しく向上されることになる。
またここにおける補強層2のための縫合糸は外皮4によ
って被覆されるので、その日合糸が、搬送物その他との
接触によって切断されるおそれは全くなく、従って、コ
ンベアベル1〜1の十分なる耐久性が一層担保されるこ
とになる。
この一方において、この接合方法は、補強層2の縫合の
ための工業用ミシンその他の設備を設置することにて低
い設備コストの下で簡易に実施することが可能であるが
、第3図に述べた方法では、加熱加圧下にて補強層の接
合を行うことが必要になるため、その加熱加圧のための
設備コストが嵩むという問題がある。
(比較例〕 以下にこの発明による接合部と、第3図に示す従来技術
による接合部との耐屈曲性試験の比較結果を示す。
ここでベルト諸元は、 ベルトサイズ:401IIIa幅X 411 X  6
,0++m外側外皮X 2,5mm内側外皮 帆布強度  :  200に8/ C11l / I)
ステップ長さ: 75mm であり、この発明の方法では、補強層の重ね合わせ喘部
分を、JI825番のミシン針と、3000デニールの
ポリニスデル繊維を用い、10C1n当り12〜13針
運針することにて縫合し、また、従来技術では、補強層
の!Fね合わせ端部分を、それらの間に介装した約1+
nm厚さの接着ゴムによって加5A接着した。
また、耐屈曲性試験は、コンベアベルトのエンドレス接
合部を、その搬送面を外側として直径100φのブーり
に巻き掛けするとともに、その接合部に200/12k
g(帆布強度/12)の張力を作用させ乍ら、接合部を
ブーりの回転中心の周りに90往復/minさせた場合
の往復回数を計測することにより行った。
この試験によれば、従来技術による接合部は、約8万回
の往復運動によって補強層にセパレーションが発生した
のに対し、この発明による接合部では、そのセパレーシ
ョンが約25万回の往復運動によって発生した。従って
この発明によれば、従来技術に比し、耐屈曲性が大幅に
向上することになる。
(発明の効果) 以上述べたところから明らかなように、この発明によれ
ば、とくに、補強層の接合を縫合にて行うことにより、
耐屈曲性の著しい向上をもたらすことができ、また、縫
合糸を外皮にて被覆することにより、縫合糸の切断を防
止してコンベアベルトの耐久性を十分に高めることがで
きる。
さらにまた、この発明では、補強層の接合のための加熱
加圧装置が不要となるので、設備コストが有効に低減さ
゛れる利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1.2図はこの発明の実施工程を例示する図、第3図
は従来例を示す長さ方向断面図である。 1・・・コンベアベルト  2・・・補強層2a、 2
b、 2c・・・プライ 3,4・・・外皮第1図 (a)

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、複数プライの補強層を埋設してなるコンベアベルト
    をエンドレス接合するに際し、 コンベアベルトの両端部分で、その外皮か ら補強層を露出させる工程と、補強層の各露出端部分で
    、それぞれのプライを、コンベアベルトの厚さ方向にお
    いて、相互に逆方向に向くステップ状に形成する工程と
    、補強層の両露出端部分を、それぞれのプライ端面が相
    互に向き合って整列する姿勢で重ね合わせる工程と、補
    強層の、少なくとも重ね合わせ端部分を縫合する工程と
    、補強層の露出端部分を外皮で被覆する工程とを順次に
    組み合わせてなるコンベアベルトのエンドレス接合方法
JP6527086A 1986-03-24 1986-03-24 コンベアベルトのエンドレス接合方法 Expired - Lifetime JPH0643105B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6527086A JPH0643105B2 (ja) 1986-03-24 1986-03-24 コンベアベルトのエンドレス接合方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6527086A JPH0643105B2 (ja) 1986-03-24 1986-03-24 コンベアベルトのエンドレス接合方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62221529A true JPS62221529A (ja) 1987-09-29
JPH0643105B2 JPH0643105B2 (ja) 1994-06-08

Family

ID=13282066

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6527086A Expired - Lifetime JPH0643105B2 (ja) 1986-03-24 1986-03-24 コンベアベルトのエンドレス接合方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0643105B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007537361A (ja) * 2003-07-16 2007-12-20 レイセオン カンパニー 高強度布構造体および均一な厚みを有するその継ぎ目、並びにそれらを形成するための方法
KR101875617B1 (ko) * 2017-04-28 2018-07-10 (주)화승엑스윌 컨베이어벨트 접합용 지그 및 이를 이용한 컨베이어벨트 접합방법

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007537361A (ja) * 2003-07-16 2007-12-20 レイセオン カンパニー 高強度布構造体および均一な厚みを有するその継ぎ目、並びにそれらを形成するための方法
KR101875617B1 (ko) * 2017-04-28 2018-07-10 (주)화승엑스윌 컨베이어벨트 접합용 지그 및 이를 이용한 컨베이어벨트 접합방법

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0643105B2 (ja) 1994-06-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CA2052911C (en) Power transmission belt and method of fabricating the same
JP3025418B2 (ja) 伝動ベルト及びその製造方法
US20070181241A1 (en) Adhesively bonded seams and methods of forming seams
US20020074085A1 (en) Stitchless seam construction of elastomeric material
JPH0531012B2 (ja)
JP2004224504A (ja) 乗客用コンベアーの移動手摺
JP6804847B2 (ja) 搬送ベルト及びその製造方法
CN1246605C (zh) 环形传送带及制造传送带的方法
JPS62221529A (ja) コンベアベルトのエンドレス接合方法
JP5567799B2 (ja) 特定の結合構造を有するコンベヤベルトおよびコンベヤベルトの接合方法
JP2009202990A (ja) ベルトの継手加工方法
JPH11333943A (ja) 伝動ベルト及びその製造方法
JP2834683B2 (ja) 棧付ベルトの接合構造
JP3004708U (ja) 搬送用歯付ベルトの接合構造
US4056016A (en) Belting
JPH0519224U (ja) コンベヤベルトの接合構造
JPH079842Y2 (ja) コンベヤベルト接合部の構造
JP2002068438A (ja) 搬送ベルト及びその製造方法
JPH0714679Y2 (ja) コンベヤベルトの接続構造
JP3833901B2 (ja) 動力伝動用ベルトの製造方法
JP3737678B2 (ja) 動力伝動用ベルト及びその製造方法
JP2000085934A (ja) コンベヤベルト及びその接合方法
JP2023087672A (ja) 搬送ベルトおよびその製造方法
JPH1144347A (ja) 動力伝動用ベルト
JP4759431B2 (ja) ベルトの継手加工方法