JPS62220697A - ノン・セグメント・シールド工法及び該工法において使用される型枠 - Google Patents
ノン・セグメント・シールド工法及び該工法において使用される型枠Info
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- JPS62220697A JPS62220697A JP61060128A JP6012886A JPS62220697A JP S62220697 A JPS62220697 A JP S62220697A JP 61060128 A JP61060128 A JP 61060128A JP 6012886 A JP6012886 A JP 6012886A JP S62220697 A JPS62220697 A JP S62220697A
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Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02T—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
- Y02T10/00—Road transport of goods or passengers
- Y02T10/60—Other road transportation technologies with climate change mitigation effect
- Y02T10/62—Hybrid vehicles
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02T—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
- Y02T10/00—Road transport of goods or passengers
- Y02T10/60—Other road transportation technologies with climate change mitigation effect
- Y02T10/72—Electric energy management in electromobility
Landscapes
- Lining And Supports For Tunnels (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
「産業上の利用分野」
シールド機を用いて地中にトンネルの建設を行うシール
ド工法に関する。
ド工法に関する。
「従来の技術」
先に、本出願人はノン・セグメント・シールド工法を提
供した。
供した。
この工法は、シールド機によって掘進した穴の壁面に沿
って、複数に分割された所定幅を有する内型枠と外型枠
を、外型枠の内側面に固定したスペサーの先端部を内型
枠の外側面に当接させるとともに、外型枠の内側面に固
定されたシーボルトの先端部を内型枠の内側に突出させ
、そこにナツトを螺着させることにより、一体化しつつ
筒状に組み立て、次いで、この内・外型枠が穴の掘削方
向に沿って所定数だけ連設された後、前記内型枠と外型
枠との間にコンクリートを打設してコンクリートライニ
ングを施し、このコンクリートライニングが固化した部
分が所定の長さに達した際、このコンクリートライニン
グの内側に連設された内型枠のうち後方の内型枠を、順
次外型枠から分離させて解体した後、それを新たに掘削
した壁面に組み立てる内型枠として転用することにより
地中にトンネルを構築するものである。
って、複数に分割された所定幅を有する内型枠と外型枠
を、外型枠の内側面に固定したスペサーの先端部を内型
枠の外側面に当接させるとともに、外型枠の内側面に固
定されたシーボルトの先端部を内型枠の内側に突出させ
、そこにナツトを螺着させることにより、一体化しつつ
筒状に組み立て、次いで、この内・外型枠が穴の掘削方
向に沿って所定数だけ連設された後、前記内型枠と外型
枠との間にコンクリートを打設してコンクリートライニ
ングを施し、このコンクリートライニングが固化した部
分が所定の長さに達した際、このコンクリートライニン
グの内側に連設された内型枠のうち後方の内型枠を、順
次外型枠から分離させて解体した後、それを新たに掘削
した壁面に組み立てる内型枠として転用することにより
地中にトンネルを構築するものである。
したがって、この工法においては、−法覆工でコンクリ
ートライニングを施してトンネルを完成させ、その固化
したコンクリートライニングによって地山から受ける土
水圧等の長期荷重を支持するとともに、シールド機が推
進する際のジヤツキ推力(短期荷重)をも受は持つもの
であるので、コンクリート内に埋設される外型枠は安価
なものとなり、覆工材としての高価なセグメントを不要
とするとともに、二次覆工としてのコンクリートライニ
ングをも不要とし、工期の短縮や、工費の大幅削減を実
現することができるものである。
ートライニングを施してトンネルを完成させ、その固化
したコンクリートライニングによって地山から受ける土
水圧等の長期荷重を支持するとともに、シールド機が推
進する際のジヤツキ推力(短期荷重)をも受は持つもの
であるので、コンクリート内に埋設される外型枠は安価
なものとなり、覆工材としての高価なセグメントを不要
とするとともに、二次覆工としてのコンクリートライニ
ングをも不要とし、工期の短縮や、工費の大幅削減を実
現することができるものである。
「発明が解決しようとする問題点」
ところが、前記ノン・セグメント・シールド工法におい
ては、内型枠を繰り返し使用するために、コンクリート
ライニングが固化した部分の内型枠を、その内側でシー
ボルトの先端に螺着されたナツトを外すことにより、外
型枠から分離するようにしているため、内型枠を脱型し
た部分のコンクリートライニングの表面にスペーサの先
端部が露出した状態となり、それらが腐食する恐れがあ
ること、また、シーボルトが長尺の部材であるため搬送
時や組立時に変形する恐れがあるとともに、複数のシー
ボルトを同時に内型枠の貫通孔に貫通させて内型枠と外
型枠とを一体化する作業が繁雑であること、さらに、シ
ーボルトがコンクリートライニングの内部に埋殺しとな
り不経済であること等の問題点があった。
ては、内型枠を繰り返し使用するために、コンクリート
ライニングが固化した部分の内型枠を、その内側でシー
ボルトの先端に螺着されたナツトを外すことにより、外
型枠から分離するようにしているため、内型枠を脱型し
た部分のコンクリートライニングの表面にスペーサの先
端部が露出した状態となり、それらが腐食する恐れがあ
ること、また、シーボルトが長尺の部材であるため搬送
時や組立時に変形する恐れがあるとともに、複数のシー
ボルトを同時に内型枠の貫通孔に貫通させて内型枠と外
型枠とを一体化する作業が繁雑であること、さらに、シ
ーボルトがコンクリートライニングの内部に埋殺しとな
り不経済であること等の問題点があった。
本発明は、前記問題点に鑑みてなされたもので、完成し
たコンクリートライニングの表面からスペーサ等の連結
部材が露出することなく、また、埋殺しとなるシーボル
トを不要とするノン・セグメント・シールド工法におけ
る内型枠と外型枠との連結方法及びその構造を提供する
ことを目的としている。
たコンクリートライニングの表面からスペーサ等の連結
部材が露出することなく、また、埋殺しとなるシーボル
トを不要とするノン・セグメント・シールド工法におけ
る内型枠と外型枠との連結方法及びその構造を提供する
ことを目的としている。
「問題点を解決するための手段」
前記問題点を解決するために、本発明の方法は、内型枠
と外型枠とを一体化する際、外型枠の内周面に固定した
スペーサに、内型枠の外周面に固定したコーンを係合さ
せるとともに、内型枠の内周面側から連結部材によって
前記コーンを介して内型枠とスペーサとを連結し、また
、内型枠を外型枠から分離して解体する際には、連結部
材を除去して内型枠を取り去ることにより、固化したコ
ンクリートライニングの内周面側にコーン型の空間部を
形成するとともに、その空間部にグラウトを充填するよ
うにしており、本発明の構造は、内型枠の外周面に底部
を固定させてコーンを設けるとともに、前記コーンと内
型枠とにコーンの軸線に沿って貫通孔を形成し、このコ
ーンの貫通孔の軸線上にネジ穴が位置するように、前記
外型枠の内周面に前記ネジ穴を有するスペーサ固定し、
前記内型枠の内周面からその先端部がコーンを介して前
記スペーサに設けたネジ穴に螺着する連結部材を取り付
けたことを特徴としている。
と外型枠とを一体化する際、外型枠の内周面に固定した
スペーサに、内型枠の外周面に固定したコーンを係合さ
せるとともに、内型枠の内周面側から連結部材によって
前記コーンを介して内型枠とスペーサとを連結し、また
、内型枠を外型枠から分離して解体する際には、連結部
材を除去して内型枠を取り去ることにより、固化したコ
ンクリートライニングの内周面側にコーン型の空間部を
形成するとともに、その空間部にグラウトを充填するよ
うにしており、本発明の構造は、内型枠の外周面に底部
を固定させてコーンを設けるとともに、前記コーンと内
型枠とにコーンの軸線に沿って貫通孔を形成し、このコ
ーンの貫通孔の軸線上にネジ穴が位置するように、前記
外型枠の内周面に前記ネジ穴を有するスペーサ固定し、
前記内型枠の内周面からその先端部がコーンを介して前
記スペーサに設けたネジ穴に螺着する連結部材を取り付
けたことを特徴としている。
「実施例」
以下、本発明を図面を参照しながら説明する。
第1図ないし第9図は、本発明の一実施例を示すもので
あり、第1図はノン・セグメント・シールド工法の概要
を説明するための図である。まず、第1図における構成
要素を説明すると、符号Eはトンネルが建設される付近
の地盤、■はその地盤Eを掘進するシールド機、2は推
進用のジヤツキ、3.4は環状に組み立てられた内型枠
(以下、「内枠」と略称する)と外型枠(以下、「外枠
」と略称する)、5はトンネル掘進方向に連設される内
枠3゜3の接続部にコンクリート打設区間毎に固定され
る妻枠、6はコンクリート打設機、7は型枠組立用のエ
レクタ、8は型枠解体用のエレクタである。
あり、第1図はノン・セグメント・シールド工法の概要
を説明するための図である。まず、第1図における構成
要素を説明すると、符号Eはトンネルが建設される付近
の地盤、■はその地盤Eを掘進するシールド機、2は推
進用のジヤツキ、3.4は環状に組み立てられた内型枠
(以下、「内枠」と略称する)と外型枠(以下、「外枠
」と略称する)、5はトンネル掘進方向に連設される内
枠3゜3の接続部にコンクリート打設区間毎に固定され
る妻枠、6はコンクリート打設機、7は型枠組立用のエ
レクタ、8は型枠解体用のエレクタである。
また、符号aはコンクリート打設区間、bは未固結コン
クリート区間、Cは固結コンクリート区間、dは型枠解
体区間であり、Rはコンクリートライニング、Gは裏込
めグラウトである。
クリート区間、Cは固結コンクリート区間、dは型枠解
体区間であり、Rはコンクリートライニング、Gは裏込
めグラウトである。
また、第2図ないし第6図は前記ノン・セグメント・シ
ールド工法における内枠と外枠との接続方法を説明する
ための図である。
ールド工法における内枠と外枠との接続方法を説明する
ための図である。
つぎに、第7図ないし第9図を用いて、内枠と外枠との
連結構造について説明する。第7図はこの実施例に用い
る外枠4の内周面側の平面図であり、第8図は内枠3と
外枠4を一体化した状態の側面図、第9図は内枠と外枠
との接続部を示す図である。これらの図において、内枠
3は外枠4とともに、掘削された坑の壁面に沿って環状
に組立て得るように、周方向及びトンネル掘進方向に所
定の寸法に分割されている。そして、内枠3のスキンプ
レート3aの内周面には補強リブ10が固定され、外周
面にはその底部を溶接された複数のコーン11が所定の
位置に固定されている。そして、スキンプレート3aと
コーン11には、第9図に示すように、コーン11の軸
線に沿って後述する連結部材の貫通孔12が形成されて
いる。
連結構造について説明する。第7図はこの実施例に用い
る外枠4の内周面側の平面図であり、第8図は内枠3と
外枠4を一体化した状態の側面図、第9図は内枠と外枠
との接続部を示す図である。これらの図において、内枠
3は外枠4とともに、掘削された坑の壁面に沿って環状
に組立て得るように、周方向及びトンネル掘進方向に所
定の寸法に分割されている。そして、内枠3のスキンプ
レート3aの内周面には補強リブ10が固定され、外周
面にはその底部を溶接された複数のコーン11が所定の
位置に固定されている。そして、スキンプレート3aと
コーン11には、第9図に示すように、コーン11の軸
線に沿って後述する連結部材の貫通孔12が形成されて
いる。
一方、第7図、第8図に示すように、外枠4のスキンプ
レート4aの内周面には、内枠3との間にコンクリート
打設用の空間Sを形成するとともに、外枠4にかかる土
水圧を一時的に内枠3に伝達するためのスペーサ13が
、前記コーン11と7一 対応した位置に固定されており、スキンプレート4aの
外周面の外周部にはゴム製の止水板I4がビスI5によ
って取り付けられている。前記、スペーサI3は丸鋼を
略コ字状に折り曲げて形成され、その脚部がスキンプレ
ート4aに溶接され、コーン11と当接する部分の略中
央部に連結部材の貫通孔I6が設けられているとともに
、スペーサ13には貫通孔16とネジ穴を連通させたナ
ツト17が固定されている。そして、前記内枠3と外枠
4とは、内枠3の内側から連結部材であるボルトI8を
、座金19を介して前記貫通孔12゜I6に貫通させて
その先端部をナツト17に螺着させ、コーン11を介し
て内枠3のスキンプレート3aとスペーサI3とを締め
付けることにより、一体化した構成とされている。
レート4aの内周面には、内枠3との間にコンクリート
打設用の空間Sを形成するとともに、外枠4にかかる土
水圧を一時的に内枠3に伝達するためのスペーサ13が
、前記コーン11と7一 対応した位置に固定されており、スキンプレート4aの
外周面の外周部にはゴム製の止水板I4がビスI5によ
って取り付けられている。前記、スペーサI3は丸鋼を
略コ字状に折り曲げて形成され、その脚部がスキンプレ
ート4aに溶接され、コーン11と当接する部分の略中
央部に連結部材の貫通孔I6が設けられているとともに
、スペーサ13には貫通孔16とネジ穴を連通させたナ
ツト17が固定されている。そして、前記内枠3と外枠
4とは、内枠3の内側から連結部材であるボルトI8を
、座金19を介して前記貫通孔12゜I6に貫通させて
その先端部をナツト17に螺着させ、コーン11を介し
て内枠3のスキンプレート3aとスペーサI3とを締め
付けることにより、一体化した構成とされている。
つぎに、本発明のノン・セグメント・シールド工法にお
ける内枠と外枠との接続方法について説明する。
ける内枠と外枠との接続方法について説明する。
(i) まず、第2図に示すように、内枠3と外枠4
とがその内側に所定の空間Sを形成するように、コーン
11の貫通孔12とスペーサI3の貫通孔16とを連通
させて重ね合わせた後、第3図に示すように、内枠3の
内側からボルト18を座金19を介して、前記貫通孔1
2.16に貫通させてナツト17に螺着させ、コーン1
1を介して内枠3のスキンプレート3aとスペーサ13
とを締め付けることにより、第8図に示すように、内枠
3と外枠4とを一体化する。
とがその内側に所定の空間Sを形成するように、コーン
11の貫通孔12とスペーサI3の貫通孔16とを連通
させて重ね合わせた後、第3図に示すように、内枠3の
内側からボルト18を座金19を介して、前記貫通孔1
2.16に貫通させてナツト17に螺着させ、コーン1
1を介して内枠3のスキンプレート3aとスペーサ13
とを締め付けることにより、第8図に示すように、内枠
3と外枠4とを一体化する。
(ii) つぎに、第1図に示ずように、一体となっ
た内枠3・外枠4をエレクタ7を用いて、シールド機I
の後部において環状に組み立てる(以下、環状に組み立
てた一個分の型枠を「環状体」と略称する)。
た内枠3・外枠4をエレクタ7を用いて、シールド機I
の後部において環状に組み立てる(以下、環状に組み立
てた一個分の型枠を「環状体」と略称する)。
(iii) つぎに、環状体の内枠3に反力を取って
ジヤツキ2を駆動させることにより、シールド機Iを一
定距離だけ推進させる。
ジヤツキ2を駆動させることにより、シールド機Iを一
定距離だけ推進させる。
(iv) 前記(i)〜(iii)の工程を繰り返す
ことにより、環状体を数個(本実施例においては4個)
連設する。
ことにより、環状体を数個(本実施例においては4個)
連設する。
(V) つぎに、最後に組み立てた環状体の内枠3に
、妻枠5を取り付けることにより、内枠3と外枠4との
間にコンクリートを打設可能とする円筒状の密閉空間部
Sを形成する。
、妻枠5を取り付けることにより、内枠3と外枠4との
間にコンクリートを打設可能とする円筒状の密閉空間部
Sを形成する。
ここでコンクリート打設区Haが完成する。このコンク
リート打設区間aにおいて、地盤Eから受ける土水圧に
対しては、荷重が外枠4からスペーサ13及びコーン+
1を介して内枠3に伝達され、この内枠3によって受は
持つようになっている。
リート打設区間aにおいて、地盤Eから受ける土水圧に
対しては、荷重が外枠4からスペーサ13及びコーン+
1を介して内枠3に伝達され、この内枠3によって受は
持つようになっている。
(vi) つぎに、前記の(i)〜(iii)の工程
を繰り返してコンクリート打設区Haの前方(紙面jこ
対して左側)に、さらに、−個分の環状体を設置した後
、コンクリート打設区間aの内枠3と外枠4との間にコ
ンクリート打設機6により、コンクリートを打設してコ
ンクリートライニングRを施す(第4図参照)。なお、
型枠内へのコンクリートの充填は、内枠3の注入孔(図
示せず)から行う。
を繰り返してコンクリート打設区Haの前方(紙面jこ
対して左側)に、さらに、−個分の環状体を設置した後
、コンクリート打設区間aの内枠3と外枠4との間にコ
ンクリート打設機6により、コンクリートを打設してコ
ンクリートライニングRを施す(第4図参照)。なお、
型枠内へのコンクリートの充填は、内枠3の注入孔(図
示せず)から行う。
したがって、外枠4は永久的に覆工材としてコンクリー
トに埋設されるとともに妻枠5も埋殺しとなる。
トに埋設されるとともに妻枠5も埋殺しとなる。
(vii) さらに、前記(i)〜(vl)の工程を
順次繰り返すことにより、掘削した坑に覆工を行う。こ
のようにして、順次覆工が行なわれるに従い、コンクリ
ート打設区Haの後方(紙面2こ対して右側)1こはコ
ンクリートが硬化していない状態の未固結コンクリート
区間すが、さらに、その後方にはコンクリートが完全に
硬化した状態の固結コンクリート区間Cが逐次完成して
いく。固結コンクリート区間Cには、外枠4と掘削した
坑の壁面との間に、裏込めグラウトGを注入する。なお
、裏込めグラウトGは、裏込めグラウト注入孔(図示せ
ず)と連通ずる内枠3の注入孔(図示せず)から行う。
順次繰り返すことにより、掘削した坑に覆工を行う。こ
のようにして、順次覆工が行なわれるに従い、コンクリ
ート打設区Haの後方(紙面2こ対して右側)1こはコ
ンクリートが硬化していない状態の未固結コンクリート
区間すが、さらに、その後方にはコンクリートが完全に
硬化した状態の固結コンクリート区間Cが逐次完成して
いく。固結コンクリート区間Cには、外枠4と掘削した
坑の壁面との間に、裏込めグラウトGを注入する。なお
、裏込めグラウトGは、裏込めグラウト注入孔(図示せ
ず)と連通ずる内枠3の注入孔(図示せず)から行う。
この固結コンクリート区間Cにおいては、コンクリート
ライニングRの強度発現により、コンクリートライニン
グRが、地盤Eから受ける長期的な諸荷重を受は持つと
ともに、内枠3との付着面に働く摩擦力により、シール
ド機1の推進時に作用する短期的なジヤツキ推力を受は
持つことになる。
ライニングRの強度発現により、コンクリートライニン
グRが、地盤Eから受ける長期的な諸荷重を受は持つと
ともに、内枠3との付着面に働く摩擦力により、シール
ド機1の推進時に作用する短期的なジヤツキ推力を受は
持つことになる。
本実施例においては、第4図に示すように、ジャツキ推
力をコンクリートとスキンプレート3aの付着面の摩擦
力のみで受けるだけではなく、スキンプレート3aの内
周面に固定されたコーン11によっても支持することが
できるので、固結コンクリート区間長を短くすることが
できる。
力をコンクリートとスキンプレート3aの付着面の摩擦
力のみで受けるだけではなく、スキンプレート3aの内
周面に固定されたコーン11によっても支持することが
できるので、固結コンクリート区間長を短くすることが
できる。
(vni) つぎに、第1図に示すように、前記のよ
うにして完成した固結コンクリート区間Cが所定の長さ
く本実施例においては、連設された環状体の少なくとも
8個分に相当する長さ)に達したことを確認した後、固
結コンクリート区間Cより後方の型枠解体区間dの内枠
3をエレクタ8を用いることにより、最後部から逐次解
体していく。
うにして完成した固結コンクリート区間Cが所定の長さ
く本実施例においては、連設された環状体の少なくとも
8個分に相当する長さ)に達したことを確認した後、固
結コンクリート区間Cより後方の型枠解体区間dの内枠
3をエレクタ8を用いることにより、最後部から逐次解
体していく。
その際、第5図に示すように、ボルト18を除去して内
枠3を脱型することにより、コンクリートライニングR
の内周面側にコーン型の空間部Kが形成される。
枠3を脱型することにより、コンクリートライニングR
の内周面側にコーン型の空間部Kが形成される。
(ix) 最後に、第6図に示すように、コンクリー
トライニングRのコーン型の空間部KにグラウトGiを
充填してトンネルを完成させる。なお、解体した内枠3
は、シールド機1の後部において、掘削した壁面に新た
に組み立てる環状体の内枠として転用する。
トライニングRのコーン型の空間部KにグラウトGiを
充填してトンネルを完成させる。なお、解体した内枠3
は、シールド機1の後部において、掘削した壁面に新た
に組み立てる環状体の内枠として転用する。
したがって、この工法においては、−次覆工において、
コンクリートライニングRを施してトンネルを完成させ
、そのコンクリートライニングRによって土水圧等の長
期荷重やジヤツキ推力等の短期荷重を受は持つものであ
るので、コンクリート内に埋設される外枠4は安価なも
となり、覆工材としての高価なセグメントを不要とする
とともに、二次覆工としてのコンクリートライニングを
も不要とする。さらに、完成したコンクリートライニン
グRの表面からスペーサ等の連結部材が露出して腐食す
る恐れがなく、また、埋殺しとなるシーボルトが不要で
あるとともに、内枠3に固定されたコーン11によって
ジヤツキ推力を受けることができるため、固結コンクリ
ート区間Cを短くすることができ、内枠3の数を減らす
ことが可能である。
コンクリートライニングRを施してトンネルを完成させ
、そのコンクリートライニングRによって土水圧等の長
期荷重やジヤツキ推力等の短期荷重を受は持つものであ
るので、コンクリート内に埋設される外枠4は安価なも
となり、覆工材としての高価なセグメントを不要とする
とともに、二次覆工としてのコンクリートライニングを
も不要とする。さらに、完成したコンクリートライニン
グRの表面からスペーサ等の連結部材が露出して腐食す
る恐れがなく、また、埋殺しとなるシーボルトが不要で
あるとともに、内枠3に固定されたコーン11によって
ジヤツキ推力を受けることができるため、固結コンクリ
ート区間Cを短くすることができ、内枠3の数を減らす
ことが可能である。
なお、内枠3と外枠4との連結構造において、スペーサ
13にネジ穴を設ける部分は、第10図。
13にネジ穴を設ける部分は、第10図。
第11図に示すように、丸鋼13aの間に貫通孔20を
形成した板材2Iを溶接し、前記連通孔20にネジ穴を
合わせてナツトI7を固定した構造、また、第12図、
第13図に示すように、2本の丸鋼13a、13aを内
部に貫通孔20が形成されるように折り曲げて、その先
端部を互いに他方の丸鋼13aに溶接し、前記貫通孔2
0にネジ穴を合わせてナツトI7を固定した構造、さら
に、丸鋼13aの間にネジ穴を直接形成した板材22を
溶接した構造としてもよい。
形成した板材2Iを溶接し、前記連通孔20にネジ穴を
合わせてナツトI7を固定した構造、また、第12図、
第13図に示すように、2本の丸鋼13a、13aを内
部に貫通孔20が形成されるように折り曲げて、その先
端部を互いに他方の丸鋼13aに溶接し、前記貫通孔2
0にネジ穴を合わせてナツトI7を固定した構造、さら
に、丸鋼13aの間にネジ穴を直接形成した板材22を
溶接した構造としてもよい。
また、前記コンクリートライニングRは、その内部に鉄
筋を配して鉄筋コンクリートとし、耐力増強を図ること
は任意である。
筋を配して鉄筋コンクリートとし、耐力増強を図ること
は任意である。
「発明の効果」
以上説明したように本発明は、内型枠と外型枠とにスペ
ーサとコーンを設けて、内型枠の内側から連結部材によ
って前記コーンを介して内型枠と外型枠とを連結し、ま
た、内型枠を外型枠から分離して解体する際、固化した
コンクリートライニングの内周面側にコーン型の空間部
を形成するとともに、その空間部にグラウトを充填する
ようにしたものであるので、完成したコンクリートライ
ニングRの表面からスペーサ等の連結部材が露出して腐
食する恐れがなく、また、埋殺しとなるシーボルトが不
要となるとともに、内枠の数を減らすことができ、コス
トダウンを実現することができる。
ーサとコーンを設けて、内型枠の内側から連結部材によ
って前記コーンを介して内型枠と外型枠とを連結し、ま
た、内型枠を外型枠から分離して解体する際、固化した
コンクリートライニングの内周面側にコーン型の空間部
を形成するとともに、その空間部にグラウトを充填する
ようにしたものであるので、完成したコンクリートライ
ニングRの表面からスペーサ等の連結部材が露出して腐
食する恐れがなく、また、埋殺しとなるシーボルトが不
要となるとともに、内枠の数を減らすことができ、コス
トダウンを実現することができる。
第1図ないし第9図は、本発明の一実施例を示すもので
、第1図はノン・セグメント・シールド工法の概要を説
明するためのトンネルの断面図、第2図ないし第6図は
本工法の要部を説明するための図であり、2図は内型枠
と外型枠を重ねるところを示す側断面図、第3図は内型
枠と外型枠とを連結するところを示す側断面図、第4図
は連結した内型枠と外型枠との間にコンクリートを打設
した状態を示す側断面図、第5図はコンクリートライニ
ングにコーン型の空間が形成された状態を示す側断面図
、第6図はコーン型の空間部にグラウトを充填した状態
を示す側断面図、第7図は外型枠の内周面側の平面図、
第8図は一体化した外型枠と内型枠の側面図、第9図は
外型枠と内型枠との連結部分を示す側断面図、第10図
、第12図、第14図は外型枠と内型枠の連結部分を示
す平面図、第11図、第13図、第15図はそれぞれ第
1O図、第12図、第14図の側面図である。
、第1図はノン・セグメント・シールド工法の概要を説
明するためのトンネルの断面図、第2図ないし第6図は
本工法の要部を説明するための図であり、2図は内型枠
と外型枠を重ねるところを示す側断面図、第3図は内型
枠と外型枠とを連結するところを示す側断面図、第4図
は連結した内型枠と外型枠との間にコンクリートを打設
した状態を示す側断面図、第5図はコンクリートライニ
ングにコーン型の空間が形成された状態を示す側断面図
、第6図はコーン型の空間部にグラウトを充填した状態
を示す側断面図、第7図は外型枠の内周面側の平面図、
第8図は一体化した外型枠と内型枠の側面図、第9図は
外型枠と内型枠との連結部分を示す側断面図、第10図
、第12図、第14図は外型枠と内型枠の連結部分を示
す平面図、第11図、第13図、第15図はそれぞれ第
1O図、第12図、第14図の側面図である。
Claims (2)
- (1)掘進するシールド機の後部に形成された穴の壁面
に沿って、複数に分割された所定幅を有する内型枠と外
型枠を連結部材で一体化しつつ筒状に組み立てた後、こ
の内型枠と外型枠との間にコンクリートを打設してコン
クリートライニングを施し、次いで、このコンクリート
ライニングの固化した部分が所定の長さに達した際、前
記内型枠を外型枠から分離して解体するとともに、新た
に掘削した壁面に組み立てる内型枠として再使用しなが
ら地中にトンネルを構築するノン・セグメント・シール
ド工法における内型枠と外型枠の連結方法であって、前
記内型枠と外型枠とを一体化する際、外型枠の内周面に
固定したスペサーに、内型枠の外周面に固定したコーン
を係合させるとともに、内型枠の内周面側から連結部材
によって前記コーンを介して内型枠とスペーサとを連結
し、また、内型枠を外型枠から分離して解体する際には
、連結部材を除去して内型枠を取り去ることにより、固
化したコンクリートライニングの内周面側にコーン型の
空間部を形成するとともに、その空間部にグラウトを充
填することを特徴とするノン・セグメント・シールド工
法における内型枠と外型枠の連結方法。 - (2)ノン・セグメント・シールド工法における内型枠
と外型枠の連結構造であって、前記内型枠の外周面に、
底部を固定させてコーンを設けるとともに、前記コーン
と内型枠とにコーンの軸線に沿って貫通孔を形成し、こ
のコーンの貫通孔の軸線上にネジ穴が位置するように、
前記外型枠の内周面に前記ネジ穴を有するスペサー固定
し、前記内型枠の内周面からその先端部が、コーンを介
して前記スペサーに設けたネジ穴に螺着する連結部材を
取り付けたこを特徴とするノン・セグメント・シールド
工法における内型枠と外型枠の連結構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61060128A JPS62220697A (ja) | 1986-03-18 | 1986-03-18 | ノン・セグメント・シールド工法及び該工法において使用される型枠 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61060128A JPS62220697A (ja) | 1986-03-18 | 1986-03-18 | ノン・セグメント・シールド工法及び該工法において使用される型枠 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62220697A true JPS62220697A (ja) | 1987-09-28 |
JPH0573877B2 JPH0573877B2 (ja) | 1993-10-15 |
Family
ID=13133185
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP61060128A Granted JPS62220697A (ja) | 1986-03-18 | 1986-03-18 | ノン・セグメント・シールド工法及び該工法において使用される型枠 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS62220697A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01127796A (ja) * | 1987-11-11 | 1989-05-19 | Toda Constr Co Ltd | 現場打ちシールド工法におけるシールドジャッキの支持方法 |
JPH03156099A (ja) * | 1989-11-14 | 1991-07-04 | Shimizu Corp | 場所打ちライニング工法 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS566862A (en) * | 1979-06-26 | 1981-01-24 | Doraafutaito Kogyo Kk | Method of making concrete to fill hole of concrete wall or like |
JPS60141997A (ja) * | 1983-12-28 | 1985-07-27 | 川崎重工業株式会社 | トンネル壁ライニング材補強用鉄筋カゴの組み立て方法 |
-
1986
- 1986-03-18 JP JP61060128A patent/JPS62220697A/ja active Granted
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS566862A (en) * | 1979-06-26 | 1981-01-24 | Doraafutaito Kogyo Kk | Method of making concrete to fill hole of concrete wall or like |
JPS60141997A (ja) * | 1983-12-28 | 1985-07-27 | 川崎重工業株式会社 | トンネル壁ライニング材補強用鉄筋カゴの組み立て方法 |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01127796A (ja) * | 1987-11-11 | 1989-05-19 | Toda Constr Co Ltd | 現場打ちシールド工法におけるシールドジャッキの支持方法 |
JPH03156099A (ja) * | 1989-11-14 | 1991-07-04 | Shimizu Corp | 場所打ちライニング工法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0573877B2 (ja) | 1993-10-15 |
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