JPS6222002Y2 - - Google Patents

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JPS6222002Y2
JPS6222002Y2 JP6783983U JP6783983U JPS6222002Y2 JP S6222002 Y2 JPS6222002 Y2 JP S6222002Y2 JP 6783983 U JP6783983 U JP 6783983U JP 6783983 U JP6783983 U JP 6783983U JP S6222002 Y2 JPS6222002 Y2 JP S6222002Y2
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JP
Japan
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housing
rubber cover
peripheral edge
skirt
inclined surface
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JP6783983U
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JPS59173902U (ja
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  • Arrangement Of Elements, Cooling, Sealing, Or The Like Of Lighting Devices (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は前照灯に係り、特にハウジングの後部
にゴムカバーを備えた前照灯に関するものであ
る。
従来のこの種の前照灯は、第1図及び第2図に
例示するように、ハウジングaの前面にレンズb
を配設し、かつバルブcを反射鏡dの中央部に設
置すると共に、該反射鏡dをハウジングaに対し
光軸位置調整手段(符号せず)によつて傾動でき
るように支持させている。
ハウジングaの後部には傾斜面eを形成すると
共に、該傾斜面の端部に後方に開口させて周縁部
fを形成し、バルブフイラメントが断線した場
合、バルブcを周縁部fの開口部から取り出して
交換できるようにしている。そして、周縁部fに
はその開口部を覆う如くゴムカバーgを被覆さ
せ、該ゴムカバーgがハウジングaとレンズbと
によつて画成された灯室に雨水等が入るのを防止
している。即ち、ゴムカバーgは主部iと、該主
部iの内側に突設した筒状部hと、主部iの外周
に形成したスカート部lとを有し、前記筒状部h
をバルブcの口金(符号せず)に嵌合すると共
に、スカート部lをハウジングの周縁部fに嵌合
して、スカート部lの先端をハウジングの傾斜面
eまで張り出させて、主部iが周縁部f及びバル
ブc口金の間を塞いでいる。このゴムカバーgに
はハウジングaに取付けたとき脱落しないように
するため、前記スカート部lの内側に周縁部fに
設けた係止突起jに係合し得る係止溝kを設けて
いる。
ところで、上記に示す従来の前照灯は、ゴムカ
バーgがハウジングaから抜けるのを防ぐ為、ハ
ウジングaの周縁部fに係止突起jを突設してい
る。しかし、ハウジングaを成形する場合、係止
突起jがアンダカツトになつてしまうので、金型
に成形品を型から抜きとるときにスライドできる
ようにスライド型を使用するが、そのようにする
と、第2図に明示するように、ハウジングaにお
いて固定型とスライド型との合せ目にバリnが出
来る。このため、ハウジングaにカバーgを取付
けたとき、スカート部lの周縁がバリnに被さつ
て該バリnと周縁との間に間隙が生じるので、そ
の間隙から水が浸入する難点がある。また、バリ
nをいちいち取り除くことが容易に考えられる
が、そのようにすると、多量生産ではそれだけ工
数及び労力がかさむので、コストが高くつく欠点
がある。
さらに、ゴムカバーgには図示しない通気孔を
設けていて、組付時、前記通気孔をハウジングに
対し所定の位置に位置させている。しかし、ユー
ザーがバルブ交換した際にゴムカバーgを取付け
ると、前記通気孔の位置がずれてしまつて、通気
孔から水が浸入するおそれがあり、そのため、ハ
ウジングaに対してゴムカバーgを正確に位置決
めすることが出来ない。
本考案は、上記事情に鑑み、ハウジングとゴム
カバーとの間から水が浸入するのを確実に防止す
ることができ、またゴムカバーをハウジングに対
し正確に位置決めすることができる前照灯を提供
せんとするものである。
以下、本考案の一実施例を第3図乃至第6図に
ついて説明する。
図中、1は合成樹脂製のハウジングであつて、
該ハウジング1の前面開口部の周縁に凹部11を
形成し、該凹部11に接着剤を充填してレンズ2
の脚部21を固定している。3は略回転放物面状
をなす反射鏡であつて、該反射鏡3の中央部にバ
ルブソケツト4を介してバルブ5を設置してい
る。そして、前記反射鏡3は、バルブ5の光軸位
置を調節する為に、光軸位置調整手段によつてハ
ウジング1の内部に傾動できるように支持されて
いる。該光軸位置調整手段は、第3図及び第4図
に示すように、反射鏡3をハウジング1に対し3
個所で支持している。即ち、そのうちの2個所は
反射鏡3の前方水平線上に位置し、一方は反射鏡
3のブラケツト31に固定したスクリユーマウン
テイング61と、ハウジング1を貫通しかつ定位
置で回転可能に保持したアジヤストスクリユー6
2とを螺合させた調節機構6であり、他方は反射
鏡3のブラケツト32に固定した連結杆71と、
ハウジング1に固定した支持台72とをピボツト
接手73を介して連結した調節機構7である。ま
た、第3の個所は調節機構7を通過する側方垂直
線上に位置し、かつ詳細に図示していないが、調
節機構6と同様に構成した調節機構6′である。
従つて、調節機構6,6′の各アジヤストスクリ
ユー62を回転させて、反射鏡3が調節機構7の
ピボツト接手73を中心として傾動し、これによ
つてバルブ5の光軸位置を調節することができる
ようになつている。
しかして、ハウジング1の後部にゴムカバー8
を被覆させている。該ゴムカバー8は、第3図及
び第5図に示すように、主部81と、該主部81
の中央部に形成した筒状部82と、主部81の外
周に形成したスカート部83とからなり、前記筒
状部82をバルブ5の口金51に嵌合させると共
に、スカート部83をハウジング1の周縁部12
に嵌合してそのスカート部83の先端を傾斜面1
3まで張り出させて、前記主部81が周縁部12
及びバルブ口金51の間を塞いでいる。なお前記
周縁部12は、ハウジング1の後部に設けた傾斜
面13の先端にバルブ口金51を包囲するよう形
成されている。
また前記ゴムカバー筒状部82の内面には、バ
ルブ口金51に対し着脱やすくする為にスリツト
82aを形成している。該スリツト82aは筒状
部82の内面において、その周面に沿つて断面V
字状に形成されると共に、軸方向に沿つて複数設
けられ、口金51に対し弾性変形することによつ
て筒状部82の着脱を容易にできるようにしてい
る。またスカート部83の内面に前記スリツト8
2aと同様にスリツト83aを形成し、該スリツ
ト83aが弾性変形することによりハウジング周
縁部12に対しスカート部83の着脱を容易にで
きるようにしている。
一方、ハウジング1の周縁部の先端には第6図
に示すように、内方に向つて後方に延びる延長部
14を形成し、該延長部14の上部に通気用切欠
15を形成している。該通気用切欠15はゴムカ
バー8をハウジング1に取付けたとき、ゴムカバ
ー8の内部においてハウジング1の内方と、ゴム
カバー主部81の両側に外部に開口させて形成し
た通気部84とを連絡させることにより、ハウジ
ング1の内部を通気できるようにしている。ま
た、ハウジング1の傾斜面13には前記スカート
部83を取り囲むように立壁16を形成すると共
に、傾斜面13の下部にゴムカバー8を位置決め
する為の位置決め壁17を形成している。前記立
壁16は傾斜面13の所定位置に後方に真直延び
て略環状に形成され、ゴムカバー8が周縁部12
に嵌合したときに、スカート部83の端縁が内方
に位置するように取り囲んでいる。前記位置決め
壁17,17は、傾斜面13において立壁16の
両端を対向させ乍ら下方及び後方に向つて延長形
成しており、その間にゴムカバー8に形成した水
抜き部85を嵌め込むことによつてゴムカバー8
をハウジング1に対して位置決めすることができ
るようになつている。前記水抜き部85は、ゴム
カバーのスカート部83に形成され、常態では前
記位置決め壁17,17の間に嵌合しているが、
仮りにハウジング1内部に水が入つたときに、位
置決め壁17から取り外すことにより、水を流し
出すことができるようになつている。
本考案による前照灯は、下記の如き構成よりな
るので、ゴムカバー8を組付ける為該ゴムカバー
の筒状部82をバルブ5の口金部51に、かつス
カート部83をハウジング1の周縁部12に夫々
嵌め込むと、筒状部82及びスカート部83が両
者に設けたスリツト82a,83aによつて適度
の柔軟性を持つので、口金部51及び周縁部12
に対して嵌め込みやすくなると共に、確りと密着
することができる。即ち、ゴムカバー8を抜ける
ことがないようハウジング1に組付けることがで
きるので、従来のような係止部jが不要になる。
従つて、傾斜面13に立壁16を、周縁部12に
延長部15を夫々設けても、ハウジング1にアン
ダカツトが生じることがなくなつて、型構造にス
ライド型を用いることが不要になるので、従来の
ようにバリnが傾斜面eに生じることはない。
その結果、傾斜面13にゴムカバースカート部
83の端縁を密着させることができ、しかも立壁
16がスカート部83を略取り囲むので、水が上
方から灯具にかかつても、ゴムカバー8とハウジ
ング1との間から浸入するのを確実に防ぐことが
できる。また、傾斜面13に形成した位置決め壁
17の間にスカート部83の水抜き部84を配置
することによつてゴムカバー8をハウジング1に
位置決めできるので、ユーザーでも簡単にかつ正
確に組付けることができる。
以上述べたように、本考案によれば、ゴムカバ
ーの筒状部内面と周面部内面とにスリツトを形成
してゴムカバーをハウジングに密着させることが
でき、またハウジングに設けた立壁によつてゴム
カバーのスカート部を取り囲むので、灯具に上方
から水がかかつても、ゴムカバーとハウジングと
の間から浸入するのを確実に防止することがで
き、また位置決め壁によつてユーザーでもゴムカ
バーを正確にかつ簡単に位置決めすることができ
る効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の前照灯の一構成例を示す断面
図、第2図は第1図の要部を示す拡大断面図、第
3図は本考案による前照灯の一実施例を示す断面
図、第4図は前照灯の背面図、第5図は要部の拡
大断面図、第6図はハウジングを背面から見た要
部の斜視図である。 1……ハウジング、12……周縁部、13……
傾斜面、16……立壁、17……位置決め壁、2
……レンズ、3……反射鏡、6,7,7′……光
軸位置調整手段、8……ゴムカバー、81……主
部、82……筒状部、82a……筒状部のスリツ
ト、83……スカート部、83a……スカート部
のスリツト。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 前面にレンズを配設したハウジングと、バルブ
    を設置しかつハウジングに対し光軸位置調整手段
    によつて傾動可能に支持した反射鏡と、ハウジン
    グの後部に被覆したゴムカバーとを備え、かつ該
    ゴムカバーは筒状部をバルブの口金に嵌合すると
    共に、スカート部をハウジングの周縁部に嵌合し
    て傾斜面まで張り出させ、主部が前記周縁部及び
    バルブ口金の間を塞いでなる前照灯において、前
    記ゴムカバーには筒状部の内面とスカート部の内
    面とに内周方向に沿つてスリツトを複数形成し、
    前記ハウジングには周縁部の先端に内方に向つて
    後方に延びる延長部を形成すると共に、該延長部
    に通気用切欠を形成し、かつ前記傾斜面に対しゴ
    ムカバーがハウジングを被覆した状態にあるとき
    前記スカート部を取り囲み得る立壁を後方に延長
    して形成すると共に、傾斜面の下部に前記立壁に
    連設し、かつ前記ゴムカバーの水抜き部を嵌合し
    得る位置決め壁を後方に延長して形成したことを
    特徴とする前照灯。
JP6783983U 1983-05-09 1983-05-09 前照灯 Granted JPS59173902U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6783983U JPS59173902U (ja) 1983-05-09 1983-05-09 前照灯

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6783983U JPS59173902U (ja) 1983-05-09 1983-05-09 前照灯

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59173902U JPS59173902U (ja) 1984-11-20
JPS6222002Y2 true JPS6222002Y2 (ja) 1987-06-04

Family

ID=30198027

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6783983U Granted JPS59173902U (ja) 1983-05-09 1983-05-09 前照灯

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JP (1) JPS59173902U (ja)

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JPS59173902U (ja) 1984-11-20

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