JPS62219891A - 輝度信号色信号分離装置 - Google Patents

輝度信号色信号分離装置

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JPS62219891A
JPS62219891A JP6229986A JP6229986A JPS62219891A JP S62219891 A JPS62219891 A JP S62219891A JP 6229986 A JP6229986 A JP 6229986A JP 6229986 A JP6229986 A JP 6229986A JP S62219891 A JPS62219891 A JP S62219891A
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Yoshihisa Nishikiori
義久 錦織
Akifumi Ide
井手 章文
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は映像信号の輝度信号と色信号を分離する装置に
関する。
従来の技術 従来の輝度信号搬送色信号分離装置としては。
例えば第8図に示すものがある。第8図において端子下
1に複合映像信号(YL + YH+ C)が入力され
、高域F波フィルタ72で高域成分(YH+ C)がろ
波される。この高域成分(Ya + C)の1つは、加
算器76に供給され、複合映像信号(YL + YH+
 C)より減算され低域輝度信号YLを得る。又高域成
分(YH+ C)は、垂直方向クシ形フイルタ73と水
平方向クシ形フィルタ74において高域輝度信号(YH
)と色信号(C)に分離される。そしてこれらの分離さ
れた高域輝度信号(YH)と色信号(C)はスイッチ回
路77に供給される。スイッチ回路7了においては、相
関性判定回路76により判定された高域成分(Y H+
 C)の相関性により、垂直方向の相関性が強い場合に
は垂直方向クシ形フイルタ73の出力を選択し、水平方
向の相関が強い場合には水平方向クシ形フィルタ74の
出力を選択する。
第9図は上記の輝度信号色信号に入力される、4倍のF
SCのクロックでサンプリングされた映像信号すなわち
画素を示すものである。第9図においては、l−1ライ
ン、lライン、!+1ラインの映像信号を示し、τは3
A−F E3 Gを示す。そして上記の輝度信号色信号
分離装置は次のようにして分離を行う。
IFIS31−8371≦’ 533−835I:Y−
(S3.−1−2・S 34+83□)/4   ・・
・・・・(1)C−−(S31−2・S34+Ss□)
/4  ・・・・・・(2)” FI S33−835
1 < I 531−83□1;Y==(S33+2・
S 34 + S 3s ) /4   ・・・・・・
(3)C−−(S33−2・S 34 + S 3s 
)/4   ・・・・・・(4)上記のように画素S3
4の相関性を判定する場合には、l531−83□1と
l S33−8351の値により水平方向と垂直方向の
相関性を求める。
発明が解決しようとする問題点 しかしながら上記の様な構成では、相関性の判定は単に
副搬送波の一周期間離れたサンプル点、又は2水平ライ
ン離れたサンプル点の値を比較し、相関性判定の結果に
より垂直方向の3つの画素”31tS34tS3□を用
いたクシ形フイルタと、水平方向の3つの画素S33.
S34.S36を用いたバンド・パス・フィルタを切り
替えているだけである。
この輝度信号色信号分離装置を用いて、例えば第10図
A、  Bに示す画像の輝度信号色信号の分離を行うと
する。第10図A、  Bとも斜線で示した部分が、無
地の部分と異なる絵柄である。図Aにおいてはサンプル
点S4oと846及びサンプル点S42と844ともに
相関性は弱いため、従来の方法でサンプル点S43にお
ける輝度信号色信号分離を行うと、クロスカラーやドツ
ト妨害を生じる。又図Bにおいてもサンプル点849と
”55及びサンプル点S51と853ともに相関性が弱
いので、サンプル点S62においてクロスカラーやドツ
ト妨害が生じる。これらの劣化は絵柄のエツジ部におい
ては目立つものであった。このように従来の方法では相
関性判定及びフィルタリングに用いるサンプル点の距離
が大きいので、絵柄の端部で劣化を生じる問題点があっ
た。
本発明はかかる点に鑑み、絵柄の端部においてもドツト
妨害やクロスカラーの発生の少なく、更にノイズ等によ
る相関性判定の誤りの少ない輝度色信号分離装置を提供
することを目的とする。
問題点を解決するための手段 本発明は、着目するサンプル点と近傍のサンプ性が強い
と判定されたサンプル点を用いて輝度信号色信号分離を
行うフィルタの出力を選択するスイッチ回路を備えた輝
度信号色信号分離装置である。
作  用 本発明は前記した構成により、相関性判定回路により着
目するサンプル点と相関性の強い近傍のサンプル点を判
定し、又近傍のどのサンプル点とも相関性が弱い場合は
相関性判定回路内の閾値回路で検出して、予め設定され
ているサンプル点位置を示す番号を出力し、更に平滑化
回路で相関性判定回路よりの出力を平滑化することによ
り誤った判定による劣化を防ぎ、平滑化回路の出力によ
り、近傍の画素を用いたフィルタの出力を選択すること
により、ドツト妨害やクロックカラーの発生の少ない輝
度信号色信号分離を行う。
実施例 第1図は本発明の輝度信号色信号分離装置の一実施例を
示すブロック図である。第2図において、2は高域テ波
フィルタ(HPF)、3は3水平ライン分の信号を作る
3H−Delay、4は1水平期間遅延させるI H−
Delay、8は高域映像信号の相関性を判定する相関
性判定回路、9,10は色信号を分離するフィルタ(1
)及びフィルタ(2)、11は相関判定回路8よりの出
力を平滑化する平滑化回路、12はスイッチ回路である
。上記のように構成された第1図において端子1は複合
映像信号(YL十YH+ C)が入力され、HPF2で
高域成分(YH+C)がろ波されて3 H−Delay
 3に入力される。
3H−Delay3においては3水平ライン分の信号が
作られて信号線6には現ラインの信号(l−1ライン信
号)が出力され、信号線6には1水平期間前の信号(l
ライン信号)が出力され、信号線7には2水平期間前の
信号(l+1ライン信号)が出力される。相関性判定回
路8においてはlラインと1−1ラインのサンプル点の
相関性と、lラインとl+1ラインのサンプル点のどち
らが強いかを判定しその結果を出力する。l−1ライン
のサンプル点の位置を示す番号を0番、l+1ラインの
サンプル点の位置を示す番号を1番とすると、lライン
と11−1ラインのサンプル点の相関性が強い時にはO
を出力し、lラインとl+1ラインのサンプル点の相関
性が強い時には1を出力する。平滑化回路11号を出力
する。一定期間に満たない間しか同じ番号が連続しない
場合その番号は誤っている判定であるとみなせるので出
力せず、直前に出力していた番号を出力する。フィルタ
1においてはl−1ラインのサンプル点を用いて色信号
を分離する。
又フィルタ2においてはl+1ラインのサンプル点を用
いて色信号を分離する。スイッチ回路12において平滑
化回路11の出力により相関の強いサンプル点を用いて
分離された色信号を端子15に出力する。端子1に入力
された複合映像信号(YL+ lメ→・の1つは、1水
平期間遅延回路(I H−Delay)4に入力される
。そして、スイッチ回路12より出力される色信号と遅
延量が同じである複合映像信号から、色信号が加算器1
3において減算され輝度信号を得、端子16に出力する
次に第2図Aを用いて、第1図の輝度信号色信号分離装
置の動作を説明する。第2図Aはl−1゜1 、l+1
ラインの色信号を示しており、l−1とlラインの間で
は相関性が強く、lとl+1ラインの間では相関性が弱
い。又、Sl、S2.S3・・・・・・S9は4倍のF
scの周波数のクロックでサンプリングしたサンプル点
を示す。第2図Aの信号が第1図の輝度信号色信号分離
装置に入力されると、着目するサンプル点を86とする
と相関性判定回路8においてサンプル点S6 と82の
相関性とサンプル点S6 と88の相関性のどちらかが
強いかが判定されその結果が出力される。サンプル点S
2の位置を示す番号を0番とし、サンプル点S8の位置
を示す番号を1番とすると、サンプル点S5 と82の
相関性が強い場合には相関性判定回路8より0番が出力
され、サンプル点S6 と88の相関性が強い場合には
1番が出力される。平滑化回路11においては相関性判
定回路8より出力された番号が一定の期間連続している
場合のみその番号を出力し、連続していない場合は誤っ
た判定が行なわれたとしてその番号は出力せず替わシに
直前に出力していた番号をそのまま出力する。第2図A
の信号においてはサンプル点S6 と82の相関性が強
いので、相関判定回路より0番が出力される。又、この
0番が一定期間連続しているとすると平滑化回路11よ
90番が出力される。フィルタ(1)9においては次の
演算が行なわれる。
C86−(S6−82)/2     ・・・・・・・
・・・・・・・・(6)フィルタ(2)10においては
次の演算が行なわれる。
C35=(S5−38)/2    −・・−・・−−
−−−−−・(6)このようにフィルタ(1)は、サン
プル点S6と82を用いて色信号分離を行い、フィルタ
(2)はサンプル点S6 と88を用いて色信号分離を
行う。スイッチ回路12においては平滑化回路11の出
力に応じてフィルタ0)とフィルタ(2)の出力を切シ
替える。前述のように平滑化回路11より0番が出力さ
れているので、フィルタ0)の出力がスイッチ回路12
において選択される。又、平滑化回路11より1番が出
力されている場合は、フィルタ(2)の出力が選択され
る。そして、スイッチ回路13より出力された色信号を
加算器13において1水平期間遅延した複合映像信号よ
り減算することにより輝度信号を得る。
以上のように相関性判定回路及び平滑化回路により着目
しているサンプル点と相関性の強い近傍のサンプル点を
判定し、その近傍のサンプル点を用いて色信号分離を行
うフィルタの出力を選択するスイッチ回路により、ドツ
ト妨害やクロスカラーの発生の少ない輝度信号色信号分
離を行うことができる。
次に第1図の相関性判定回路8の構成と動作について第
3図と第2図A、Bを用いて行う。第3図は相関判定回
路の一構成を示すものである。第3図において19,2
0.21は2 r (r −%F Bc)期間離れたサ
ンプル値の差を演算する差値演算回路、28,27,2
8.29は絶対値回路、30゜31.32.33は低域
F波フィルタ、34 、35゜36.37は乗算器、3
8は最小値選択回路、41は閾値回路である。上記のよ
うに構成された相関性判定回路において端子16にt−
1ラインの信号が供給され、端子17にtラインの信号
が供給され、端子18にt+1ラインの信号が供給され
る。
これら3ラインの信号が第2図Aに示すものであるとし
、tヲィン上のサンプル点S6がt−1ライン上のサン
プル点S2 と、t+1ライン上のサンプル点S8のど
ちらと相関が強いかを判定する場合、差値演算回路19
,20.21においてそれぞれ次の演算が行なわれる。
C2−31−83・・・・・・・・・(9)(差値回路
19)C5=84−86  ・・・・・・・・・(10
) (差値回路21)C8−87−89・・・・・・・
−・(11)(差値回路20)C2,C6,C8は第2
図Aに矢印で示すように、矢印の長さが大きさを示し、
矢印が上向きの時は正極性、下向きなら負極性を示す。
又、第2図Bに示すような高域輝度信号が入力された場
合、差値演算回路19,20,21において Dl、−8,。−8,2・・・・・・・・・(12) 
(差値回路19)C14!513−8,6 ・・・・・
・・・・(13)(121)Dl 7”Sl 6””1
8  ・・・・・・・・・(14)(120)の演算が
行なわれる。Dll、C14,D1□は図中に示す通シ
である。以上の様に差値(C2,C5,C8・・・・・
・等)は、サンプル点近傍の3 、58MHzの周波数
成分の大きさとその位相を示す。次に加算器22.23
,24.26においては次の演算が行なわれる。
差値がC2,D、、C8である場合 DC2=D6−1−D2 ・・・・・・・・・(15)
  (加算器22)DY21=D6−C2・・・・・・
・・・(16)  (#  23)DC8−C6+C8
・・−・・−川(17)  (124)DY8=D6−
D8  ・・・・・・・・・(1B) (加算器25)
第2図Aの色信号は、t−1ラインとtラインの相関が
強く、tラインとt+1ラインの相関が弱い。
(ID61=ID21 1D51キID81)ゆえに、
DC2=0となシ他のDY2.DC8,DY8は0とな
らない。
色信号は水平ライン毎に位相が反転しているので、D2
.D5.D8も水平ライン毎に位相が反転する。
そこで、D2とD6. D5とD8の差を求めるには加
算すればよい。このようにして加算により得られたDC
2とDC8は、サンプル点S6 と82及びサンプル点
S6と88の色信号の相関性を示しておシ、その絶対値
が小さい方が相関性は強い。
又第2図Bに示す高域輝度信号が相関判定回路8に入力
されると次の演算が行なわれる。
DCll−D14+D11・・・・・・・・・(19)
 (加算器26)DY  −D  −D  ・・・・・
・・・・(20)(z  27)DC17−D14+D
1□・・・・・・・・・(21)(#  2B)DYl
 7””Dl 4”−DI□・・・・・・・・・(22
)(#  29)第2図Bの高域輝度信号はt−1ライ
ンとtラインの相関が強く、tラインとt+1ラインの
相関が弱い。(D11=D14.D14キD1□)ゆえ
に、DY11=Oとなり他のDCll、DC17・DY
l7は0とならない。輝度信号は色信号のように水平ラ
イン毎に位相の反転する副搬送波で変調されていない。
そのためDllとD14.D14とD18の差を求める
には減算すればよく、減算により得られたDYll と
DY1□は高域輝度信号の相関性を示し、絶対値が小さ
いほど相関性が強い。以上のように加算器22よりtラ
インとt−1ラインの色信号の相関性を示す値(色相関
値とする)が出力され、加算器24よりはtラインとt
4−1ラインの色相関値が出力され、加算器23よりは
tラインとt−1ラインの高域輝度信号の相関性を示す
値(輝度相関値とする)が出力され、加算器25よりは
tラインとt+1ラインの輝度相関値が出力される。こ
れらの相関値は絶対値回路26,27,28.29で絶
対値がとられ、LPF30,31.32.33で低域F
波される。この低域フィルタはノイズ成分による誤った
相関性判定を防ぐとともに、相関性判定に用いるサンプ
ル点の期間を増やす。そして、乗算器34,36,36
.37において、サンプル点の位置や、色相関値が輝度
信号相関値であるかに応じて適当な重みづけをし、最小
値選択回路において、重みづけされた相関値の絶対値の
低域成分の最小値を選び、その値とサンプル点の位置を
示す番号を出力する。すなわち、サンプル点S2 と8
8(S11と817)のうちサンプル点Ss (S14
)と相関性の強い方の位置を示す番号が信号線40に出
力され、相関値の絶対値に低域F波を重みづけを行った
値が信号線39に出力される。閾値回路41は信号線3
9より入力される上記の処理された相関値をある閾値と
比較し、閾値より大きい場合には最小値選択回路38に
より選択されたサンプル点は相関が弱いと判定して、予
め設定されたサンプル点の位置を示す番号を出力する。
閾値回路としては第4図の構成がある。第4図Aは比較
回路47とスイッチ回路48よ構成る。端子43より木
力された上記の処理された相関値は端子46より入力さ
れた閾値と比較回路47において大小関係が判定される
。閾値が大きい場合、端子44より入力された上記の選
択されたサンプル点の位置を示す番号はスイッチ回路4
8により端子49に出力され、閾値が小さい場合端子4
6より入力された予め設定された番号が端子49に出力
される。又、Bは閾値として、一定値でなく、上記の処
理された相関値の過去の値の平均値を用いる場合であシ
、LPF53により低域戸波した値に適当な重みづけし
た値を用いる。又、閾値として、色信号や輝度信号の差
値の絶対値の過去ある期間の平均値に重みづけしたもの
を用いることもできる。
以上説明したように相関性判定回路8より、着目してい
るサンプル点と相関性の強いサンプル点の位置を示す番
号を得ることができる。
次に第1図の平滑化回路11の構成と動作を第5図と第
6図を用いて説明する。第6図において58.60,6
1,62,83,66.67.68はτ期間の遅延器(
τ−に−Fsc)、69は比較器、69はラッチ回路で
ある。端子67よりサンプル点の位置を示す番号が入力
されると、遅延器58でτ期間遅延する。そして比較器
59において遅延した番号と遅延していない番号が比較
され、異なる場合は1を出力する。この出力は遅延器6
0゜81.62.63で順次遅延されInverter
 64に入力される。比較器59.遅延器60,61.
62及びInverter 64の出力はN0Resに
入力される。又、遅延器68より出力された番号は遅延
器66.67.68で3τ期間遅延してラッチ回路69
に入力され、N0R65よりの出力が1となった時にラ
ッチされた端子7oに出力される。
この平滑化回路はあるサンプル点の位置を示す番号が最
低6τ期間連続して入力された時に、その番号を出力す
る。第6図を用いて平滑化回路の動作を説明する。第6
図の各段の信号a、b、c。
・・・・・・1.jは第6図に示すa、b、a、・・・
・・・l。
を点における信号を示す。又第6図のa、b、c。
・・・・・・1.jのデータの1マスがτ期間に相当す
る。
第6図Aの信号aは、相関判定回路8よりnクロックま
で1番が出力されており、n+1からn+5クロツクま
での6クロツク間0番が出力されその後は1番が出力さ
れる。この信号が第6図の端子67より入力されると、
遅延器68よりτ期間遅延した信号すが出力される。比
較器59は信号aとbが異なった時1を出力するのでn
+1とn+6クロツクで1となる信号Cを出力する。信
号Cは遅延器60.θ1,62.63で順次遅延され信
号d、e、fを得る。又遅延器63よりの出力はInv
erter 64で反転されて信号qを出力する。
N0R65は、6つの入力が全て0となるn+6とn+
10クロツクで1を出力しラッチ69を作動させる。ラ
ッチ69には信号すより3クロック分遅れた信号lが入
力され、信号すが1の時に取り込まれた信号jを出力す
る。このように信号aにおいて0番号は6クロツク期間
連続しているので信号jに4クロック期間遅れでそのま
ま出力される。次に第6図Bの信号は、相関性判定回路
によりュクロックまでは1番が出力されており、n+1
からn+4クロツクまでの4クロック間は0番、n+s
からn+7クロツクまでの3クロツク間は1番、n+8
からn+9クロツクまでの2クロツク間は0番、そして
n+10以後は1番が出力されている。この信号が第6
図の平滑化回路の端子47に入力されると、比較器69
よりは信号Cに示すようにn+1.n’s、n’sクロ
ックで1が出力されるが、N0R65の入力が全て0と
なるのはn+14クロツクだけである。これにより、ラ
ッチ69においては、信号aのn+1からn+9の信号
は全て取り込まず出力は1番のままである。以上説明し
たように第6図の平滑化回路においては、同じ番号が4
クロツク期間以下しか連続して入力されない場合、この
番号は無視されて直前に出力されていた番号がそのまま
出力される。
次に第7図を用いて平滑化回路の働きを説明する。第7
図Aに示すようにβという背景の中にαという輝度及び
色の違う絵柄がある場合、点線で囲んだ部分の波形はB
に示すものとなる。Bには、色信号C9高域輝度信号Y
H、及び色信号Cと高域輝度信号YHの合成である高域
映像信号を示す。
これらの信号はt−1とtラインは絵柄αで、t+1ラ
インは背景βであシ、絵柄αのエツジ部においてYHは
図に示すようにCと同じ波形となったとする。YH+C
は図に示すようにtラインにおいては4τ期間信号がな
くなり、tラインはt+1ラインの信号と相関性が強く
なり、相関性判定回路8で誤判定される。しかし、この
誤判定は4τ期間しか起こらないので平滑化回路11を
用いることにより、直前の正しい相関性判定の結果と置
きかえられて、誤動作は防がれる。上記のようにして、
平滑化回路11により誤動作等を防ぐことができる。又
平滑化回路において信号の連続性を調べる期間は3クロ
ツクから7クロツクぐらいが適当である。
以上のように平滑化回路により、誤った判定による誤動
作を防ぐことができる。
第1図の第1の構成例では、近傍のサンプル点として第
2図に示したように着目しているサンプル点の上下方向
の2点を用いたが、第2図Cに示すように着目している
サンプル点S2.に対して近傍のサンプル点としてS2
゜、S28の他にS19゜S23.S24.S26.s
2□、S29を用いることもできる。更にフィールドメ
モリやフレームメモリを用いて3次元での処理に拡大す
ることもできる。
発明の効果 以上の如く、相関性判定回路と平滑化回路を設けること
により、映像信号の相関性を正しく判定でき、この判定
結果を用いてクロスカラーやドツト妨害の発生の少ない
輝度信号色信号分離装置を構成することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による輝度信号色信号分離装置の構成図
、第2図はサンプル点の位置を示す説明図、第3図は相
関性判定回路の構成図、第4図は閾値回路の構成図、第
6図は平滑化回路の構成図、第6図及び第7図は平滑化
回路の動作の説明図、第8図は従来の輝度信号色信号分
離装置の構成図、第9図は従来の輝度信号色信号分離装
置に用いるサンプル点の位置を示す説明図、第10図は
従来の輝度信号色信号分離装置の動作の説明図である。 2・・・・・・HPF、3・・・・・・3水平ライン遅
延回路、4・・・・・・1水平期間遅延回路、8・・・
・・・相関性判定回路、11・・・・・・平滑化回路。 第2図 A           8 第4図 ハ 第6図 Jl−/1/I/l/+116’l?I/’/l/l/
l/I′l/1ρ/1/I/I/I/I/■lI/I/
1/−/−/I7+第7+ BYH+C。 たC 第8図 第9図 t=y4−祝 第10図 でC4・pz)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)バースト信号に同期した副搬送波の偶数倍のクロ
    ックでサンプリングされた複合映像信号より高域輝度信
    号及び色信号を含む高域映像信号を抽出する高域ろ波フ
    ィルタと、着目しているサンプル点と最も相関性の強い
    近傍のサンプル点を判定しその位置を示す番号を出力す
    る相関性判定回路と、この相関性判定回路より出力され
    た番号を平滑化する平滑化回路と、前記着目しているサ
    ンプル点と近傍のサンプル点を用いて前記着目している
    サンプル点の前記高域映像信号を高域輝度信号と色信号
    に分離する複数のフィルタと、前記平滑化回路の出力に
    より前記複数のフィルタの出力のうちの一つを選択して
    出力するスイッチ回路と、このスイッチ回路より出力さ
    れた色信号を前記複合映像信号より減算する減算器を備
    えたことを特徴とする輝度信号色信号分離装置。
  2. (2)相関性判定回路が、着目しているサンプル点と近
    傍のサンプル点における高域ろ波フィルタの出力である
    高域映像信号の副搬送波の半周期間離れたサンプル値の
    差値を演算する複数の差値演算回路と、この着目してい
    るサンプル点の差値と近傍のサンプル点の差値の加算又
    は減算を行い色信号又は高域輝度信号の相関値を演算す
    る加算器及び減算器と、この相関値の絶対値を求める絶
    対値回路と、この絶対値回路の出力を低域ろ波する低域
    フィルタと、この低域フィルタの出力を重みづけする乗
    算器と、この乗算器の出力の最小値を選択して出力しか
    つこの最小値を提供する前記近傍のサンプル点の位置を
    示す番号を出力する最小値選択回路と、この最小値をあ
    る閾値と比較し閾値より最小値が大きい場合前記最小値
    選択回路の出力を予め設定された値に切替え出力し最小
    値が小さい場合前記最小値選択回路より出力されたサン
    プル点の位置を示す番号をそのまま出力する閾値回路よ
    りなる特許請求の範囲第1項記載の輝度信号色信号分離
    装置。
  3. (3)平滑化回路が、相関性判定回路の出力である近傍
    のサンプル点の位置を示す番号を1サンプリングクロッ
    ク期間遅延させる第1の遅延器と、この遅延した信号と
    遅延していない信号を比較し同じであるか異なるかを判
    定する比較器と、この比較器の出力を1サンプリングク
    ロック期間ずつ遅延させる第2、第3・・・・・・第(
    n−1)の遅延器と、前記第1の遅延器の出力を1サン
    プリングクロック期間ずつ遅延させる第(n)、第(n
    +1)・・・・・・第(2n−3)の遅延器と、前記第
    2、第3・・・・・・第(n−1)の遅延器の出力より
    前記近傍のサンプル点の位置を示す番号が異なる番号に
    切替ってからnサンプリングクロック期間同じであるか
    どうかを判定する判定回路と、この判定回路の出力によ
    り前記第(2n−3)の遅延器の出力をラッチして出力
    するラッチ回路よりなる特許請求の範囲第1項記載の輝
    度信号色信号分離装置。
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