JPS62219730A - 双方向デ−タ伝送システム - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［技術分野１ 本発明はセキュリティ装置等の子器と親器とのデータの
伝送をワイヤレスにて双方向で行う双方向データ伝送シ
ステムに関するものである。

［背景技術］ 従来、ある機器からデータを伝送し、このデータを受信
した機器側で上記データに基づいて負荷の制御を行うシ
ステムは既にいくつか開発されている。この従来のデー
タ伝送システムとしては、誤り検出あるいは誤り制御が
可能な符号を用いて一方向でデータを伝送する単方向デ
ータ伝送システムと、誤り制御が可能な符号を用いて伝
送されたデータを受ＭｆＡにて復号判断して、誤りがあ
るとき返信信号を返送することにより先のデータの再送
要求をする双方向データ伝送システムとがある。

第３図は単方向データ伝送システムを示す図であり、こ
れはセンサＣ等の感知出力を子器Ｂにて親器Ａに送信す
るセキュリティ装置である。第４図は上記単方向データ
伝送システムの兵体回路構成を示す図であり、この単方
向データ伝送システムでは千尋ＢにセンサＣ等の出力を
符号化する符号化器２と、この符号化器２出力を視界Ａ
に送信する送信器１とを備え、視界Ａに千尋Ｂの送信信
号を受信する受信器３と、この受信器３出力にて千尋Ｂ
から送信されたデータが正しいか否かを判定するととも
にデータが正しい場合には受信信号に従って演算処理を
行う演算処理部４と、この演算処理ｆｆ１ｓ４出力に従
って、たとえば警報装置などの負荷りを駆動する制御部
５とを備えている。

この単方向データ伝送システムでは、第５図に示すよう
に単に千尋Ｂから視界Ａにデータを伝送するものであり
、データに含まれた誤りを検出する符号がデータに誤り
がないことを示すときのみデータに基づいて工１荷りの
制御を行うものである。

第６図は双方向データ伝送システムを示す図である。全
体構成的には上述の単方向データ伝送システムと同様の
構成であるが具体回路が異なる。

つまり、この双方向データ伝送システムにおいては、ｔ
ｊＳＴ図に示すように、千尋Ｂに視界Ａから返送される
返送信号を受信する受信器６と、符号化器２にて符号化
されたデータを記憶しておくとともに、上記受信器６に
て贅信された返信信号がデータを再送することを要求す
る信号であるとき送信器１から先に送信したと同じデー
タを再送する制御を行う演算処理部７とを備えている。

そして、視界Ａには演算処理部４にて受信したデータが
誤りであると判定されたとき、千尋Ｂにデータを再送す
るように要求する返信信号を送イイする送信器８を備え
ている。

この双方向データ伝送システムでは、第８図に示すよう
に、千尋Ｂより送信された送信信号を視界Ａが受信した
際に、視界Ａは送信されたデータが正しいか否かを演算
処理ｆｆ１ｓ４にて判定し、この演算処理結果を返信信
号（Ａ　ＣＫ　：肯定応答か、あるいはＮＡＫ：否定応
答）にて返送する。そして、データが誤りであることを
示す、つまりＮＡＫである返信信号が千尋Ｂにて受信さ
れたときには、千尋Ｂは視界Ａに先のデータを再送する
。

しかし、上述の両データ伝送システムでは、視界Ａの演
算処理部４にて千尋Ｂから伝送されたデータの内容が正
しいか否かを判定している。このため、伝送路における
データの誤りが、誤りを決定する符号の能力を越えた誤
りが生じた場合には、視界Ａは誤まったデータを正しい
データであると誤判定し、この結果警報装置等の負荷り
を誤まって制御してしまう問題があった。

［発明の［ｌ的１ 本発明は上述の点に鑑みて為されたものであり、その目
的とするところは、ワイヤレス伝送にて千尋から視界へ
の確実なデータ伝送を可能とした双方向データ伝送シス
テムを提供することにある。

【発明の開示］ （実施例） 第１図及び第２図は本発明の一実施例を示す図であり、
第２図に示すように全体構成的には従来例と同様であり
、さらに具体回路構成もｆ５７図回路と同様であり、本
実施例の特徴とするところはそのデータ伝送方式にある
。

以下、本実施例のデータ伝送方式について第１図に従っ
て説明する。千尋Ｂは視界ＡにセンサＣ等の感知出力に
応じたデータを伝送する。なお、上記データとしてはセ
ンサＣ等の感知出力とは限らす呼出釦等の繰作出力デー
タである場合もある。

このとき千尋Ｂの信号処理部７は、送信したデータであ
る符号化器２出力を記憶してお（、そして、上記データ
を受信した視界Ａは、このデータに基づき何の演算処理
をも行わず、このデータの内容を一旦演算処理部４に記
憶するとともに、送信器８にて受信信号と同一の信号を
千尋Ｂに返送する。

この返送信号は、千尋Ｂの受信器６にて受信され、演算
処理部７に入力される。この演算処理結果部７ではこの
受イ６データと予め記憶しであるデータとが同一である
か否かを判定する。そして、受信データが記憶データと
同一であれば、視界Δに対して先に送信したデータが正
しいことを示す確ｕＭ号を返信信号として返信する。こ
の確認信号を視界Ａに送信すると千尋Ｂはデータ伝送を
終了する。

また、この確認信号を受信した視界Ａは、このとき始め
て先に受信していた受信データに基づき演算処理を行い
、たとえば警報装置等の負荷りを制御部５にて制御して
警報等を発するなどの動作を行わせる。

今、上記視界Ａから返送されたデータが、千尋Ｂの演算
処理部７に記憶しであるデータと一致しなかったとする
と、千尋Ｂは新たに先に送信したと同一のデータを視界
Ａに再送する。この再送データを受信した視界Ａは、先
に受信したデータの代わりに再送データを記憶し、千尋
Ｂにさらに再送データを返送する。以降は上述の動作と
同じ動作を千尋Ｂの記憶データと一致するまで、つまり
千尋Ｂから視界Ａに確認信号が返信されるまで繰り返す
ものである。このように、視界Ａが送信データに誤りが
あるか否かを判定するのではなく、そのデータを実際に
送信し正しいデータを認識可能な千尋Ｂ側にて、送信デ
ータが正しく伝送されたかどうかを判定することにより
、確実なデータ伝送が可能となるものである。

［発明の効果１ 本発明は上述のように、火災や〃ス温れなどのセキュリ
ティ情報を感知するセンサの感知出力やスイッチの動作
状態等のデータを送信する千尋と、この千尋のデータに
基づいて負荷の動作制御を行う視界とを備え、上記千尋
と視界とでデータの伝送をワイヤレスにて双方向で行う
双方向データ伝送システムにおいて、千尋より視界へデ
ータの伝送を行った際に、視界は受信したデータを千尋
にそのまま返送し、上記返送データを受信した千尋はこ
の返送データが視界に送信したデータと一致しているか
否かを判定し、上記両データが一致したとき確認信号を
視界に返信し、この返信信号を受信したとき視界は始め
て先に受信したデータに基づいて信号処理を行っている
ので、視界が送信されたデータに誤りがあるか否かを判
定するのではな（、そのデータを実際に送信し正しいデ
ータを認識可能な千尋側にて、送信データが正しく伝送
されたかどうかを判定することにより、確実なデータ伝
送が可能となる効果があり、特にセキュリティ装置等の
ように人命に深（影響を与えるような重要なデータの伝
送を行う装置においては特に効果的である。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例の動作説明図、第２図は同上
の全体構成図、第３図は従来の単方向データ伝送システ
ムの全体構成図、第４図は同上の具体回路図、第５図は
同上の動作説明図、第６図は従来の双方向データ伝送シ
ステムの全体構成図、第７図は同上の具体回路図、第８
図は同上の動作説明図である。 Ａは視界、Ｂは千尋、Ｃはセンサ、１，８は送信器、２
は符号化器、３，６は受信器、４．７は信号処理部、５
は制御部である。 代理人　弁理士　石　１）長　七 第３図 第４図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）火災やガス漏れなどのセキュリティ情報を感知す
   るセンサの感知出力やスイッチの動作状態等のデータを
   送信する子器と、この子器のデータに基づいて負荷の動
   作制御を行う親器とを備え、上記子器と親器とでデータ
   の伝送をワイヤレスにて双方向で行う双方向データ伝送
   システムにおいて、子器より親器へデータの伝送を行っ
   た際に、親器は受信したデータを子器にそのまま返送し
   、上記返送データを受信した子器はこの返送データが親
   器に送信したデータと一致しているか否かを判定し、上
   記両データが一致したとき確認信号を親器に返信し、こ
   の返信信号を受信したとき親器は始めて先に受信したデ
   ータに基づいて信号処理を行って成ることを特徴とする
   双方向データ伝送システム。