JPS62219313A - 薄膜磁気ヘッドの製造方法 - Google Patents

薄膜磁気ヘッドの製造方法

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JPS62219313A
JPS62219313A JP6080086A JP6080086A JPS62219313A JP S62219313 A JPS62219313 A JP S62219313A JP 6080086 A JP6080086 A JP 6080086A JP 6080086 A JP6080086 A JP 6080086A JP S62219313 A JPS62219313 A JP S62219313A
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松山 治彦
Fusaji Shoji
房次 庄子
Shunichiro Kuwazuka
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は薄膜磁気ヘッドに係り、特に平坦化能の高いポ
リイミド前駆体を加熱硬化したポリイミド樹脂で絶縁体
層を形成した薄膜磁気ヘッドに関する。
〔従来の技術〕
薄膜磁気ヘッドの絶縁体層に、縮合型または付加反応型
ポリイミド前駆体を加熱硬化したポリイミド樹脂を用い
ることが提案されている(特開昭52−135713、
特開昭56−93113)。
このように薄膜磁気ヘッドの絶縁体層に上記のポリイミ
ド前駆体を加熱硬化したポリイミド樹脂を用いると、無
機絶縁体層を真空蒸着法、スパッタ堆積法等によって形
成する場合に比べて、塗布。
熱硬化という量産性に優れた方法で容易に絶縁体層が形
成でき、しかも得られた絶縁体層の絶縁性。
耐熱性が他の有機絶縁膜より優れている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかし、上記従来技術は、以下に述べる問題点があり、
実用に供するには不十分であった。
即ち、縮合型ポリイミド前駆体は、加熱硬化時に溶融し
にくいため、ポリイミド樹脂絶縁体層表面に下地に形成
されているコイル段差を反映した凸凹が生じてしまった
。このため、絶縁体層上に形成する磁性膜も凸凹になっ
てしまい、高い透磁率が得られなかった。
また、付加反応型ポリイミド前駆体は、溶媒に対する溶
解性が低いため、その溶液中に不溶物があって均質な塗
膜を得ることが困難であり、実用に供するには不十分で
あった。
また、何れのポリイミド前駆体も熱硬化させた樹脂の接
着性が低いため、得られた磁気ヘッドの信頼性に問題が
あった。
本発明の目的はこのような従来技術の欠点をなくし、表
面が平坦でありかつ接着性の良好な絶縁体層を有する薄
膜磁気ヘッドを提供するにある。
〔問題点を解決するための手段〕
上記目的は、薄膜磁気ヘッドの絶縁体層に下記一般式(
I)で表わされるポリイミド前駆体、もしくは下記一般
式(I)、(■)で表わされるポリイミド前駆体の混合
物を加熱硬化したポリイミド樹脂を用いることにより達
成される。
・・・・・・(I) (但し、上記一般式CI)中、Rは、 のうちから選ばれた少なくとも一種類の基であのうちか
ら選ばれた少なくとも一種類の基であc′°0 のうちから選ばれた少なくと も一種類の基であり、nは1〜100である。)(但し
、上記一般式(U)中、Ar”は、のうちから選ばれた
少なくとも一種類の基であ少なくとも一種類の基であり
、mは10〜500である。) そして、上記一般式(夏)、上記一般式(II)で表わ
されるポリイミド前駆体の混合物を用いる場合、これら
両者の混合比が、固形成分換算重量比で下記式(m)で
表わされた範囲であり。
5/95〜9515 ・・・(DI) 好ましくは20 / 80〜80/20の範囲である。
また、前記ポリイミド前駆体(I)、(II)は、溶媒
に対する溶解性が高く、均質で高濃度のポリアミド酸ワ
ニスとなることから、厚い膜厚を容易に形成することが
できる。
溶媒としては、N−メチル−2−ピロリドン、ベンジル
ピロリドン、N、N’−ジメチルアセトアミド、ジメチ
ルホルムアミド、ジメチルスルホキシド等の極性溶媒が
好ましく、特に後から述べるスピン塗布を行う場合には
N−メチル−2−ピロリドン、 N、N’−ジメチルア
セトアミドが好ましい。
ポリアミド酸ワニスの通常濃度は10〜50wt%が良
く、更に好ましくは15〜35%が良い。10wt%よ
り濃度かうずいと厚い塗膜が得られにくくなり、50w
t%より濃い濃度になると粘度が高くなり基板面内にお
いて均一な厚さの塗膜が得られにくくなる。
磁気ヘッドの絶縁体層は、上記ポリアミド酸ワニスを磁
性体層、あるいは導体層が設けられた凸凹のある基板上
に塗布し、熱硬化処理するとポリイミド系樹脂膜が形成
される。
塗布法としてはスピン塗布法、ロールコート法。
ディップ法、印刷法等があるが、基板全面に均一に生産
性よく塗膜を形成するには、スピン塗布法が最も好まし
い。熱硬化処理は、温度が140〜400℃、好ましく
は250〜400℃9時間が10〜180分。
好ましくは30〜120分が良い。雰囲気は、A r、
N 2等の不活性ガス中、もしくは圧力0.IPa以下
の減圧状態である。また、熱硬化処理した含ケイ素ポリ
イミド樹脂は、基板などとの接着性にすぐれている。
本発明の薄膜磁気ヘッドの好ましい一態様を、第1図に
示す。第1図は、薄膜磁気ヘッドの部分断面図である。
この薄膜磁気ヘッドは、基板1上にパーマロイ等で第一
の磁性体層2−1.ギャップ絶縁体層3.前記一般式(
I)で表わされるポリイミド前駆体を熱硬化させて得た
第一の絶縁体層4−1.アルミニウム、鋼、金等よりな
る導体5、第二の絶縁体層4−2.第二の磁性体層2−
2゜アルミナ等の無機絶縁材料からなる保護層6を順次
設けたものである。以上は1ターンコイル磁気ヘツドの
場合であるが、多層マルチターン磁気へラドは第二の絶
縁体層上に導体と絶縁体層を繰り返し形成して製造する
ことができる。絶縁体層のパターニングは、上記ヒドラ
ジン・ヒトラード系のエツチング液を用いる以外に酸素
プラズマでパターニングを行なってもよい。
〔実施例〕
以下、実施例により本発明の詳細な説明する。
実施例1 表面に10μmのアルミナをスパッタリングで堆゛\1 積した厚さ4mm、直径3イ・1ンチのアルミナチタン
カーバイトの基板1上に、2μm厚さのパーマロイを基
板温度280℃でスパッタリングによって堆積し、フォ
トエツチング法でパターン形成し、第一の磁性体層2−
1を形成した。この後、0.5μm厚さのアルミナをス
パッタリングで堆積し、フォトエツチング法でパターン
形成し、ギャップ絶縁体層3を形成した6 次の上式(IV)で表わされるポリアミド酸のジメチル
アセトアミド溶液(樹脂分30vt%)を回転塗布し、
10″′3〜10−’ P aの減圧下で加熱硬化した
熱硬化は200℃で30分、更に350℃で30分間行
った。
この時の硬化膜のガラス転移温度は、280℃であった
硬化膜はヒドラジン・ヒトラード系の(ヒドラジン・ヒ
トラード)/(エチレンジアミン)−7/3(容積比)
のエツチング液を用いたフォトエツチング法で、膜厚1
.5μmの所定のパターンを形成し、第一の絶縁体層4
−1を形成した。次にこの第一の絶縁体層4−1上に厚
さ1.5μmの鋼をスパッタリングにより堆積し、フォ
トエツチング法でパターン化し、導体5を形成した。次
に第一の絶縁体層4−1と同様にして、厚さ4μmの第
二の絶縁体層4−2を形成し、更にその上に第一の磁性
体層2−1と同様にして厚さ2μmの第二の磁性体層2
−2を形成し、最後に30μm厚さのアルミナをスパッ
タリングにより堆積し保!!lI層6を形成した。
このようにして製造した薄膜磁気ヘッドの第二の磁性体
層2−2は、極めて平坦な面(うねり高さ0.10〜0
.20μI以下)を有しており、透磁率の高い磁気特性
の良好な薄膜磁気ヘッドが得られた。
また1本素子は室温30分〜350℃30分のヒートサ
イクル試験をかけた場合にも、絶縁体層に剥がれなどの
膜欠陥が無く信頼性上も極めて良好な結果が得られた。
実施例2 表1の&6(以下(A)と略す)と表2中のNα4(以
下〔B〕と略す)の混合割合を変えて、平坦性とガラス
転位温度変化を調べた。第2図に測定結果を示す。固形
成分換算重量比で[B]/(Al=20/80〜8/2
0に混合した温合系は特に効果が顕著であり、平坦性0
.22μm以下、熱硬化膜のガラス転位温度310℃以
上であった。
これらのポリアミド酸ワニスを用いて実施例1と同様に
して形成した薄膜磁気ヘッドは、実施例1と同様、非常
に良好な特性が得られた。
(以下余白) (注)表1中のR,Ar1. Ar’のポリマ骨格中に
占める位置 (以下余白) (注)表2中のAr3. Ar’のポリマ骨格中に占め
る位置 実施例3 表1のNQ1〜5.Nα7,8と表2のNα1〜3゜N
Q5〜7とを種々組み合せて実施例2と同様に混合して
各種のポリアミド酸ワニスを作成し、これらを用いて実
施例1と同様にして形成した薄膜磁気ヘッドは、実施例
1と同様、非常に良好な特性が得られた。
比較例 付加反応型ポリイミド(ガルフ・オイル・ケミカル・カ
ンパニ製、商品名「サーミツド600」をジメチルアセ
トアミドに溶解(樹脂分15vt%)し実施例1と同様
に薄膜磁気ヘッドの絶縁体層を形成した。不溶分がある
ため、均質な塗膜が得られず、磁気特性が劣っていた。
〔発明の効果〕
以上、詳述したように本発明によれば、末端をエンドキ
ャップしたポリアミド酸は溶解性が高いため、均質で平
坦性に優れた絶縁体層を得ることができ、磁気特性及び
、膜欠陥の無い信頼性に優れた薄膜磁気ヘッドを得るこ
とが出来る。なお、本発明による末端ケイ素系ポリアミ
ド酸は上述の長所を有するため、何層にも積層した他の
立体配線構造体に用いた場合にも優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は薄膜磁気ヘッドの部分断面図、第2図は実施例
2を具体的に説明した図である。 1・・・基板、2−1・・・第一の磁性体層、2−2・
・・第二の磁性体層、3・・・ギャップ絶縁体層、4−
1・・・第一の絶縁体層、4−2・・・第二の絶縁体層
、5・・・導体、6・・・保護層。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、薄膜磁気ヘッドの絶縁体層が、下記一般式( I )
    で表わされるポリイミド前駆体、もしくは下記一般式(
    I )、(II)で表わされるポリイミド前駆体の混合物
    を加熱硬化したものよりなることを特徴とする薄膜磁気
    ヘッド。 ▲数式、化学式、表等があります▼・・・・・・( I
    ) (但し、上記一般式( I )中、Rは ▲数式、化学式、表等があります▼、▲数式、化学式、
    表等があります▼ ▲数式、化学式、表等があります▼、▲数式、化学式、
    表等があります▼ のうちから選ばれた少なくとも一種類の基であり、Ar
    ^2は▲数式、化学式、表等があります▼、▲数式、化
    学式、表等があります▼、 ▲数式、化学式、表等があります▼、▲数式、化学式、
    表等があります▼ のうちから選ばれた少なくとも一種類の基であり、Ar
    ^2は▲数式、化学式、表等があります▼、 ▲数式、化学式、表等があります▼、▲数式、化学式、
    表等があります▼ ▲数式、化学式、表等があります▼のうちから選ばれた
    少なく とも一種類の基であり、nは1〜100である。)▲数
    式、化学式、表等があります▼・・・・・・(II) (但し、上記一般式(II)中Ar^3は、 ▲数式、化学式、表等があります▼、▲数式、化学式、
    表等があります▼、 ▲数式、化学式、表等があります▼、▲数式、化学式、
    表等があります▼ のうちから選ばれた少なくとも一種類の基であり、Ar
    ^4は▲数式、化学式、表等があります▼、 ▲数式、化学式、表等があります▼、▲数式、化学式、
    表等があります▼、 ▲数式、化学式、表等があります▼のうちから選ばれた 少なくとも一種類の基であり、mは10〜500である
    。) 2、上記一般式( I )、上記一般式(II)で表わされ
    るポリイミド前駆体の混合比が、固形成分換算重量比で
    下記式(III)で表わされた範囲であることを特徴とす
    る特許請求の範囲第1項記載の薄膜磁気ヘッド。 (上記一般式( I )で表わされるポリイミド前駆体)
    /(上記一般式(II)で表されるポリイミド前駆体)=
    5/95〜95/5・・・(III)
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