JPS62218063A - 砥石成形装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、砥石成形装置に係り、特にスクリュー圧縮機
用ロータの歯部研削用砥石の成形に好適な砥石成形装置
に関する。

〔従来の技術〕

ねじ研削をねじ研削盤で行なう場合、第２因に示すよう
に、砥石１０を最終仕上がりのねじ形状に成形し、その
形状を加工物に転写することにより、加工を行なう、こ
の砥石形状の成形には、第３図に示すような、クラッシ
ュロール１１を用い。

第４図、第５図に示すように、砥石１０に対しクラッシ
ュロール１１を、砥石１０およびクラッシュロール１１
を回転させながら接触させ、共まわりの状態で押しつけ
、クラッシュロール１１の形状を砥石１０に転写するも
のである。

なお、研削砥石のクラッシュ成形については。

例えば、日本機械学会論文集Ｖｏｊ２．２２？Ｊａｌ１
４（昭和３１年２月）Ｐ、７９〜８４に述べられている
。

〔発明が解決しようとする問題点〕

スクリュー圧縮機用ロータは、第６図に示すように多条
ねじ形状であり、この歯部研削加工には、ロータ１２の
歯溝形状に合った砥石形状の砥石を使用する。この砥石
形状は第１＠、第７＠、第８図、および第９図に示す砥
石１の形状である。この砥石形状は、ロータ１２の歯形
の性質上１両側面が砥石回転軸に対し直角方向に立った
形状となっているため、第７図に示すように、この砥石
形状をクラッシュロールを用いて成形する場合、先に示
したねじ研削用砥石のようなりラッシュ方式では、クラ
ッシュを行なう方向に対して、圧力角１４がゼロに近く
なり、精度の高い砥石成形が不可能であり、またクラッ
シュロール１３が、砥石１によって大きく閏られてしま
う問題があった。

本発明の目的は、砥石のクラッシュ成形において圧力角
が小さい砥石形状を高精度にクラッシュ成形する装置を
提供することにある。

［問題点を解決するための手段〕 本発明の特徴は、クラッシュロールがクラッシュロール
軸の軸方向に数個の部分に分割され、砥石成形時、分割
されたクラッシュロールの分割部分の少くとも１つを、
クラッシュロール軸の軸方向に移動させる機構を有する
ものである。

また１分割されたクラッシュロールの各分割部分は、１
個を除いて残りが軸方向に可動となっている。

〔作用〕

上記の構成であるから、第８図、第９図のように可動ク
ラッシュロール４はクラッシュロール主軸５の回転軸方
向に移動可能であり、砥石１の成形時には、砥石１に対
しクラッシュロール軸をそれぞれの直径方向に押しつけ
ると共に可動クラッシュロール４を砥石１に対してクラ
ッシュロール主軸５上を、回転軸方向に押しつける。こ
れによって、可動クラッシュロール４は、直径方向への
押しつけ力と、回転軸方向への押しつけ力の合成ベクト
ルを持つことになり、成形される砥石１に対し、見かけ
上大きな圧力角を発生することができることにより、高
精度なりラッシュ成形が可能となり、砥石１により、ク
ラッシュロール３，４が大きく削られることもない。

〔実施例〕

以下、本発明の一実施例を第１図により説明する。砥石
を回転させる砥石主軸２に装着した砥石１を固定クラッ
シュロール３および可動クラッシュロール４にて所定の
形状に成形する。可動クラッシュロール４はクラッシュ
ロール主軸５に装着し、可動クラッシュロール４は、ク
ラッシュロール主軸５に対し、自由に回転することがで
きる６また、固定クラッシュロール３は、クララ・シュ
ロール主軸受７により保持され、固定クラッシュロール
３は、自由に回転することができる。固定クラッシュロ
ール３は、クラッシュロール主軸５の回転軸方向へは移
動しない。クラッシュロール主軸５は、クラッシュロー
ル主軸受７により保持され、クラッシュロール主軸受７
に対し、クラッシュロール主軸５の回転軸方向へ、可動
クラッシュロール４と共に移動できる。この移動は、ク
ラッシュロール主軸５に挿入した可動クラッシュロール
送りねじ６を原動機９により回転させることにより行な
う。クラッシュロール主軸受７は、クラッシュロール主
軸受７に挿入された径方向送りねじ８を原動機９により
回転させることにより、砥石１およびクラッシュロール
主軸５の直径方向へ移動させることができる。これによ
り、クラッシュロール３，４は、砥石１に押しつけられ
る。

砥石成形時は、砥石１を砥石主軸２により任意の回転数
で回転させ、径方向送りねじ８を回転させることにより
、クラッシュロール３，４を砥石１に接触させ、砥石１
の直径方向へ押しつけると共に、可動クラッシュロール
送りねじ６を回転させ、クラッシュロール主軸５と可動
クラッシュロールを回転軸方向へ移動させ、砥石１の回
転軸方向へ、可動クラッシュロール４を押しつけ、砥石
成形する。これにより、砥石１に対し、クラッシュロー
ル３，４が適切な圧力角を発生させクラッシュ成形する
ことができる。本実施例は、二分割のクラッシュロール
の一方を固定、一方を可動としたが、成形される砥石形
状によっては、両方のクラッシュロールを軸方向に可動
とする。

本実施例によれば、砥石のクラツシングロールによる成
形において、スクリュー圧縮機用ロータ加工用砥石のよ
うな、クラッシュ成形していく方向に対し、圧力角の小
さな形状でも、任意の圧力角を発生させクラッシュ成形
できるので、精度の高い砥石成形が可能となる。

〔発明の効果〕

以上のように本発明によれば、クラッシュ方向に圧力角
がゼロに近い砥石形状のクラッシュ成形が可能で、スク
リュー圧縮機用ロータ歯部研削加工用砥石の成形が高精
度に行なうことができ、かつテンプレート合せ砥石成形
方法等に比較し、高速に成形が可能で、砥石成形作業工
数を低減できる効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示した図、第２図は、砥石
形状の一例を示した図、第３図はクラッシュロールの一
例を示した図、第４図は砥石とクラッシュロールの関係
を承した図、第５図は砥石がクラッシュロールにより成
形される状態を示した図、第６図はスクリュー圧縮機用
ロータの外観を示した図、第７図は第６図のロータの研
削用砥石のクラッシュ成形状態を示した図、第８図、第
９図は本発明の原理を示した図、第１０図はクラッシュ
ロールの分割例を示した図である。 １・・・砥石、２・・・砥石主軸、３・・・固定クラッ
シュロール、４・・・可動クラッシュロール、５・・・
クラッシュロール主軸、６・・・可動クラッシュロール
送りねじ、７・・・クラッシュロール主軸受、８・・・
径方向送りねじ、９・・・原動機、１０・・・砥石、１
１・・・クラッシュロール、１２・・・スクリューロー
タ、１３・・・クラッシュロール、１４・・・圧力角、
１５・・・クラッシュロール左、１６・・・クラッシュ
ロール右、１７・・・クラッシュロール中央。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １、研削用砥石を保持する砥石軸と、砥石を成形するク
   ラッシュロールを保持したクラッシュロール軸を有する
   砥石成形装置において、前記クラッシュロールがクラッ
   シュロール軸の軸方向に数個の部分に分割され、砥石成
   形時、分割されたクラッシュロールの分割部分の少くと
   も１つを、クラッシュロール軸の軸方向に移動させる機
   構を有することを特徴とする、砥石成形装置。