JP4964550B2 - 複合研削加工方法 - Google Patents

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本発明は、リング形状工作物の内径面及び外径面を同時に研削する複合研削加工方法に関する。
軸受の内輪や外輪等のリング形状工作物は、内径面及び外径面を研削する必要がある。そこで、従来は、リング形状工作物の内径面を研削する内径用砥石と、リング形状工作物の外径面を研削する外径用砥石とを備えたものがある(特許文献1)。
また、リング形状工作物に対しては、内径面及び外径面を同時に研削する場合、リング形状工作物をその軸心が水平に配置された状態に支持し、このリング形状工作物をその水平方向軸心廻りに回転させながら、内径面及び外径面を同時に研削する場合が多い。
しかしながら、リング形状工作物の軸水平支持による内径面及び外径面の同時研削は、比較的小径工作物(小物工作物)、例えば外径寸法が10mm〜150mm程度のものであった。外径寸法が150mmを越える場合、工作物をその軸心が鉛直に配置させた状態での軸垂直支持での研削を採用している。
特開平7−276196号公報
軸垂直支持での研削を行う場合、まず外径面を単独で加工し、次に内径面を加工する方法を採用している。このため、従来では加工装置の2台編成や1台で数回加工したりする必要があった。
一般に前記軸受の内輪や外輪等のリング形状工作物は、その表面を硬化させるために熱硬化処理(焼入れ処理)を行っている。そのため、外径面を加工した後、内径面を加工すると、残留応力の変化により先に加工した外径面が変化(劣化)する。すなわち、軸垂直支持での研削を行う場合、内径面及び外径面を同時に高精度に研削できるものは従来にはなかった。
本発明は、斯かる実情に鑑み、内径面及び外径面を高精度に研削でき、しかも、リードタイム短縮が可能であり、装置設備費の低減を図ることができる複合研削加工方法を提供する。
本発明の複合研削加工方法は、リング形状工作物を鉛直軸心廻りに回転させつつ、リング形状工作物内に配置される内径用砥石にてこのリング形状工作物の内径面を研削するとともに、リング形状工作物の外周側に配置される外径用砥石にてこのリング形状工作物の外径面を研削する複合研削加工方法であって、内径用砥石と外径用砥石とは、それぞれ外径面が研削面とされてリング形状工作物の同一の第1の径方向線上に配置されて、内径用砥石及び外径用砥石の研削部位に対して周方向に90度ずれた第2の径方向線に関して対称位置に配置されるフロントシューとリヤシューとを備えた支持機構にて、リング形状工作物を鉛直軸心廻りに回転可能に支持した状態で、リング形状工作物を鉛直軸心廻りに回転させつつ、内径用砥石及び外径用砥石による切込を同時に開始し、前記第2の径方向線上に180度反対位置に一対ずつ配置される内径寸法測定ゲージ及び外径寸法測定ゲージにて研削中にリング形状工作物の寸法を計測し、仕上研削までの粗研削中においては、内径側及び外径側の切込量比及び切込速度比を一定にして、粗研削を同時に終了するものである。
本発明の複合研削加工方法によれば、粗研削を同時に開始して同時に終了するので、残留応力の変化による変形(劣化)を回避することができる。複数の研削工程を必要とせず、複数工程で生じる加工変形量の低減を図ることができる。
仕上研削終了時間を相違させることができる。この場合、内径面側の仕上研削を外径面側の仕上研削よりも遅くしたり、外径面側の仕上研削を内径面側の仕上研削よりも遅くしたりすることができる。
本発明によれば、残留応力の変化による変形(劣化)を回避することができるので、内径面及び外径面の研削精度の向上を図ることができる。また、複数の研削工程を必要とせず、複数工程で生じる加工変形量の低減を図ることができるので、リードタイムの短縮と、作業性(作業準備やリング形状工作物の軸合わせ作業等)の向上を図ることができる。
支持機構が、内径用砥石及び外径用砥石の研削部位に対して周方向に90度ずれた径方向線に関して対称位置にフロントシューとリヤシューとを備えることによって、外径面研削によって内径面研削の実研削速度が変化することになるのを防止できる。このため、研削精度を一層向上させることができる。
内径面側の仕上研削を外径面側の仕上研削よりも遅くしたり、外径面側の仕上研削を内径面側の仕上研削よりも遅くしたりすることができる。このため、寸法精度公差が厳しい側(例えば、リング形状工作物が軸受外輪では外径面)を後で仕上げるようにすれば、この軸受の外径面の求められる寸法精度公差に対応させることができる。
また、リング形状工作物が軸受外輪では外径面を後で仕上げしたり、リング形状工作物が軸受内輪では内径面を後で仕上げしたりすることによって、製品(商品)としての価値を向上させることができる。すなわち、リング形状工作物である軸受を装置に組み込む前は、軸受外輪では外径面が外部から見える状態にあり、軸受内輪では内径面が外部から見える状態にある。また、このようなリング形状工作物に対して研削を行う場合、支持点マークや寸法測定点マーク(ゲージマーク)が形成される。このため、外径面を後で仕上げしたり、リング形状工作物が軸受内輪では内径面を後で仕上げしたりすることによって、このようなマークを分かりにくくすることができる。
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。図1に複合研削加工方法に使用する複合研削加工装置の簡略図を示す。複合研削加工装置は、リング形状工作物1(例えば、軸受外輪や軸受内輪)の内径面1aを研削する内径用砥石2と、リング形状工作物1の外径面1bを研削する外径用砥石3とを備える。
リング形状工作物1は、その軸心が垂直方向に沿って配置した状態で、その鉛直軸心O廻りの回転が可能として図示省略の保持装置に保持されている。すなわち、この保持装置としては、モータ等の駆動手段にて回転駆動する回転体(例えば、ドライビングプレート)を備え、この回転体の回転駆動によって、リング形状工作物1が鉛直軸心廻りに回転する。
また、内径用砥石2はリング形状工作物1内に配置され、図示省略の位置調整機構(例えばシリンダ機構やボールねじ機構等にて構成される)にてその鉛直軸心O1を水平方向及び鉛直方向に移動できる。これによって、内径用砥石2の研削面2aを、リング形状工作物1の内径面1aに接触させることができる。
外径用砥石3はリング形状工作物1の外周側に配置され、図示省略の位置調整機構(例えばシリンダ機構やボールねじ機構等にて構成される)にてその鉛直軸心O3を水平方向及び鉛直方向に移動できる。これによって、外径用砥石3の研削面3aを、リング形状工作物1の外径面1bに接触させることができる。
そして、研削時には、リング形状工作物1の軸心Oと内径用砥石2の軸心O1と外径用砥石3の軸心O3とが同一の第1の径方向線L上に配置される。このため、内径用砥石2の研削部位Aと外径用砥石3の研削部位Bとがこの第1の径方向線L上に配置される。
リング形状工作物1の外周側には、フロントシュー5とリヤシュー6とを備えた支持機構4が配置され、これによって、リング形状工作物1が支持されている。すなわち、リング形状工作物1のドライビングプレート側にマグネットが配置され、このマグネットによって、ドライビングプレートとリング形状工作物1を介して、シュー5、6の間に磁気回路が形成されて、ドライビングプレートに吸着され、さらに回転駆動によって生じる吸込力(ドライビングプレート中心とリング形状工作物中心をシュー5、6の間に吸込力が生じるよう芯をずらす)とマグネットによる吸着力により、シュー5、6に押付けられて回転し、リング形状工作物1が支持される。この場合、フロントシュー5とリヤシュー6とは、平面的に見て、前記第1の径方向線Lと直交する第2の径方向線L1に関して対称位置に配置されている。拡開角度θとしては、例えば、第2の径方向線L1に対して、それぞれ50度〜70度程度である。
また、前記径方向線L1上には、内径寸法測定ゲージ7と外径寸法測定ゲージ8とが配置されている。この場合、各ゲージ7、8はインプロセスゲージが使用される。すなわち、研削中のワーク(リング形状工作物1)の寸法を測定して、各砥石2,3の研削量をフィードバック制御することにより、所定の研削量を得るようにしている。
内径用砥石2及び外径用砥石3は、制御手段からの指令によって、切込速度及び位置等の変更が可能とされている。この制御手段の制御には前記フィードバック制御が含まれる。なお、制御手段は、例えばマイクロコンピュータ等にて構成することができる。
次に前記のように構成された複合研削加工装置を使用した複合研削加工を説明する。まず、図1に示すように、リング形状工作物1をシュー5、6にて支持した状態として、内径用砥石2と、外径用砥石3とを径方向線L上に配置する。この際、内径用砥石2がリング形状工作物1の内径面1aの研削部位Aに対して矢印F方向の押圧力を付与し、外径用砥石3がリング形状工作物1の外径面1bの研削部位Bに対して矢印G方向の押圧力を付与している。
そして、リング形状工作物1を矢印C方向に回転させつつ、内径用砥石2を矢印D方向に回転させるとともに、外径用砥石3を矢印E方向に回転させて、リング形状工作物1の内径面1aと外径面1bとを研削していくことになる。内径面1a及び外径面1bの研削は、それぞれ粗研削を行った後、仕上研削を行う。粗研削は切込量が比較的速い研削であり、仕上研削は切込量が比較的遅く研削精度が高い研削である。
この際、制御手段によって、切込量及び切込速度等が制御される。すなわち、制御手段にて切込指令がなされることによって、内径用砥石2による内径面1aの研削と外径用砥石3による外径面1bの研削とが同時に開始される。この場合、粗研削(第1粗研削と第2粗研削と第3粗研削)と仕上研削とがあり、第1粗研削と第2粗研削とは切替点GEで切替わり、第2粗研削と第3粗研削とは切替点PPCで切替わる。ここで、切替点GEとは、ギャップエリミネータ検出点で、内径用砥石軸の駆動モータ動力と外径用砥石軸の駆動モータ動力とを監視し、リング形状工作物1と砥石2,3の接触を検出し、内径用、外径用砥石軸どちらか早く出た方の出力で切替えることになる。また、切替点PPCとは、内径用、外径用砥石軸の駆動モータの実験削動力(ロードパワー)を監視し、しきい値を検出すると切替えることになる。すなわち、第2粗研削から第3粗研削に切替わり、このしきい値より実験削動力より下がるとこのしきい値を維持するよう内径、外径研削の切込速度を同時に変化させてPPC(ピークパワーコントロール)制御するものである。
また、第3粗研削から仕上研削の切替は、仕上切込指令にて行われる。この仕上切込指令は、インプロセスゲージの粗研完了検出点(内径、外径ゲージの先に出た信号)で行うことも可能でもあるが、リング形状工作物1の粗研削時の変形熱膨張量のばらつきが悪影響するため、NCの粗完了点の信号にて実施するのが好ましい。
図2に示すように、仕上研削までの粗研削(第1粗研削と第2粗研削と第3粗研削)中においては、内径側及び外径側の切込量比及び切込速度比を一定にして、粗研削を同時に終了することになる。第1粗研削が開始されて所定量が研削されて切替点GEに達すれば、第1粗研削が終了して第2粗研削が開始される。次に、所定量が研削されて切替点PPCに達すれば、第2粗研削が終了して第3粗研削が開始され、その後、仕上切込指令信号が発信されて、第3粗研削が終了した後仕上研削に入る。この図2では、リング形状工作物1を深溝玉軸受の外輪としている。また、図2において、横軸は時間を示し、縦軸は切込量を示している。
第1粗研削においては、内径用砥石2の切込速度をV1aとし、外径用砥石3の切込速度をV1bとし、第2粗研削においては、内径用砥石2の切込速度をV2aとし、外径用砥石3の切込速度をV2bとし、第3粗研削においては、内径用砥石2の切込速度をV3aとし、外径用砥石3の切込速度をV3bとしている。この際、V1a/V1b=V2a/V2b=V3a/V3bとしている。また、第1粗研削における内径研削と外径研削との切込量比は同じであり、第2粗研削における内径面研削と外径面研削との切込量比は同じであり、第3粗研削における内径研削と外径研削との切込量比は同じである。
仕上研削は、内径面1aと外径面1bとで同時に開始されることになるが、この図2に示す場合、外径面1bの仕上研削を長くしている。すなわち、内径面研削では、切込指令後、t秒で、内径用砥石2を研削部位Aから一定量後退させるリトラクトを行い、スパークアウト研削を開始する。このため、切込指令後、t2秒で内径面研削を終了する。また、外径面研削では、切込指令後、t3で、外径用砥石3を研削部位Bから一定量後退させるリトラクトを行い、スパークアウト及びオシレート研削を開始する。このため、切込指令後、約t4秒で外径面研削を終了する。この際、t2<t3とし必ず外径面を後で仕上げる。
次に、図3はリング形状工作物1を深溝玉軸受の内輪としている。この粗研削終了までは、図2の場合と同じあるが、内径面1aの仕上研削を長くしている。第1粗研削においては、内径用砥石2の切込速度をV1a1とし、外径用砥石3の切込速度をV1b1とし、第2粗研削においては、内径用砥石2の切込速度をV2a1とし、外径用砥石3の切込速度をV2b1とし、第3粗研削においては、内径用砥石2の切込速度をV3a1とし、外径用砥石3の切込速度をV3b1とし、仕上研削においては、内径用砥石2の切込速度をV4a1とし、外径用砥石3の切込速度をV4b1とした場合、V1a1/V1b1=V2a1/V2b1=V3a1/V3b1としている。この場合も、第1粗研削における内径研削と外径研削との切込量比は同じであり、第2粗研削における内径面研削と外径面研削との切込量比は同じであり、第3粗研削における内径研削と外径研削との切込量比は同じである。
図3の外径面研削では、切込指令後、t1´秒で、外径用砥石3を研削部位Bから一定量後退させるリトラクトを行い、スパークアウト研削を開始する。このため、切込指令後、t2´秒で外径面研削を終了する。また、内径面研削では、切込指令後、t3´秒で、内径用砥石2を研削部位Aから一定量後退させるリトラクトを行い、スパークアウト及びオシレート研削を開始する。このため、切込指令後、t4´秒で内径面研削を終了する。この際、t2´<t3´と必ず内径面を後で仕上げる。
本発明の複合研削加工方法によれば、粗研削を同時に開始して同時に終了するので、残留応力の変化による変形(劣化)を回避することができる。このため、内径面1a及び外径面1bの研削精度の向上を図ることができる。複数の研削工程を必要とせず、複数工程で生じる加工変形量の低減を図ることができる。このため、リードタイムの短縮と、作業性(作業準備やリング形状工作物の軸合わせ作業等)の向上を図ることができる。
支持機構4が、内径用砥石2及び外径用砥石3の研削部位に対して周方向に90度ずれた径方向線に関して対称位置にフロントシュー5とリヤシュー6とを備えることによって、外径面研削によって内径面研削の実研削速度が変化することになるのを防止できる。このため、研削精度を一層向上させることができる。
内径面1a側の仕上研削時間を外径面1b側の仕上研削時間よりも長くしたり、外径面1b側の仕上研削を内径面1a側の仕上時間研削よりも長くしたりすることができる。このため、寸法精度公差が厳しい側(例えば、リング形状工作物1が軸受外輪では外径面)を後で仕上げるようにすれば、この軸受の外径面の求められる寸法精度公差に対応させることができる。
また、リング形状工作物1が軸受外輪では外径面1bを後で仕上げしたり、リング形状工作物1が軸受内輪では内径面1aを後で仕上げしたりすることによって、製品(商品)としての価値を向上させることができる。すなわち、リング形状工作物1である軸受を装置に組み込む前は、軸受外輪では外径面が、軸受内輪では内径面がそれぞれ外部から見える状態にある。また、このようなリング形状工作物に対して研削を行う場合、支持点マークや寸法測定点マーク(ゲージマーク)が形成される。このため、外径面を後で仕上げし、リング形状工作物1が軸受内輪では内径面1aを後で仕上げることによって、このようなマークを分かりにくくすることができる。
以上、本発明の実施形態につき説明したが、本発明は前記実施形態に限定されることなく種々の変形が可能であって、例えば、リング形状工作物1としては、深溝軸受の内外輪に限るものではなく、アンギュラ玉軸受や円すいころ軸受等の内外輪であってもよい。また、内径面1a及び外径面1bの切込量及び切込速度は、研削するリング形状工作物1の材質、大きさ等に応じて種々選択できる。また、内径面1aと外径面1bとの仕上研削が同時に終了するものであってもよい。粗研削として、前記実施形態では、第1粗研削と第2粗研削と第3研削とを有していたが、この粗研削の増減は任意である。さらに、支持機構として、フロントシュー5とリヤシュー6を備えたものに限るものではなく、マグネットチャック傘センタリング方式であってもよい。ここで、マグネットチャック傘センタリング方式とは、マグネットに依りドライビングプレートに吸着させると同時に、ワークドライブ機構と同芯で鉛直方向に移動可能な傘センターで、リング形状工作物の端面と内径のつなぎ部に設けられたR形状面取部でセンタリングする方法である。
本発明の実施形態を示す複合研削加工方法に用いる複合研削加工装置の簡略平面図である。 前記複合研削加工方法の研削サイクル図である。 前記複合研削加工方法の他の研削サイクル図である。
符号の説明
1 リング形状工作物
1a 内径面
1b 外径面
2 内径用砥石
3 外径用砥石
4 支持機構
5 フロントシュー
6 リヤシュー

Claims (2)

  1. リング形状工作物を鉛直軸心廻りに回転させつつ、リング形状工作物内に配置される内径用砥石にてこのリング形状工作物の内径面を研削するとともに、リング形状工作物の外周側に配置される外径用砥石にてこのリング形状工作物の外径面を研削する複合研削加工方法であって、
    内径用砥石と外径用砥石とは、それぞれ外径面が研削面とされてリング形状工作物の同一の第1の径方向線上に配置されて、内径用砥石及び外径用砥石の研削部位に対して周方向に90度ずれた第2の径方向線に関して対称位置に配置されるフロントシューとリヤシューとを備えた支持機構にて、リング形状工作物を鉛直軸心廻りに回転可能に支持した状態で、リング形状工作物を鉛直軸心廻りに回転させつつ、内径用砥石及び外径用砥石による切込を同時に開始し、前記第2の径方向線上に180度反対位置に一対ずつ配置される内径寸法測定ゲージ及び外径寸法測定ゲージにて研削中にリング形状工作物の寸法を計測し、仕上研削までの粗研削中においては、内径側及び外径側の切込量比及び切込速度比を一定にして、粗研削を同時に終了することを特徴とする複合研削加工方法。
  2. 仕上研削終了時間を相違させることを特徴とする請求項1の複合研削加工方法。
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