JPS62217592A - 電気カーペットの製造方法 - Google Patents
電気カーペットの製造方法Info
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- JPS62217592A JPS62217592A JP5940186A JP5940186A JPS62217592A JP S62217592 A JPS62217592 A JP S62217592A JP 5940186 A JP5940186 A JP 5940186A JP 5940186 A JP5940186 A JP 5940186A JP S62217592 A JPS62217592 A JP S62217592A
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Landscapes
- Surface Heating Bodies (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(技術分野)
本発明は、電気カーペットに関する。
(背景技術)
従来、電気カーペットには1表面材と裏面材との間に発
熱体およびコード状の温度検知線、またはコード状の感
熱発熱体を挟持して熱圧着等の手段により一体化するも
のがある。この種の電気カーペットにおいては、表面材
および裏面材が主としてフェルト等によって形成されて
いるため、上述のコート状の部材が配置された部分が凸
状に変形してぶ厚くなってしまい、坐り心地が悪く、こ
の凸状の部分のみが汚れ易くなって外観上、好ましくな
いという問題があった。
熱体およびコード状の温度検知線、またはコード状の感
熱発熱体を挟持して熱圧着等の手段により一体化するも
のがある。この種の電気カーペットにおいては、表面材
および裏面材が主としてフェルト等によって形成されて
いるため、上述のコート状の部材が配置された部分が凸
状に変形してぶ厚くなってしまい、坐り心地が悪く、こ
の凸状の部分のみが汚れ易くなって外観上、好ましくな
いという問題があった。
一方、これらの電気カーペットは通常、その不使用時に
折りたたんで収納されるものであるが、この折りたたみ
を容易にし、かつ熱効率を上げるために近年では表面材
および裏面材を一層薄くする要請があり、これに起因し
てコート状の部材が配置された部分が相対的に厚くなっ
てしまう傾向にある。
折りたたんで収納されるものであるが、この折りたたみ
を容易にし、かつ熱効率を上げるために近年では表面材
および裏面材を一層薄くする要請があり、これに起因し
てコート状の部材が配置された部分が相対的に厚くなっ
てしまう傾向にある。
これらに鑑み、最近ではフェルト等からなる裏面材にホ
ラ1〜プレス加工にてコード状の部材を埋め込むための
溝を形成し、この溝にコード状の部材を埋め込んだ後に
再びホットプレス加工にて表面材と一体化する等の方法
が採用されているが。
ラ1〜プレス加工にてコード状の部材を埋め込むための
溝を形成し、この溝にコード状の部材を埋め込んだ後に
再びホットプレス加工にて表面材と一体化する等の方法
が採用されているが。
これによるとホットプレス加工を2度行なわなくてはな
らないため作業性が悪く、コスト高になるという問題が
あった。
らないため作業性が悪く、コスト高になるという問題が
あった。
(発明の目的)
本発明は上記の欠点を解消するために提案されたもので
、その目的とするところはコード状あ部材を埋め込むた
めの溝を設ける必要がなく、しがち1度のホットプレス
加工によって容易に製造することができると共に、凸状
の変形が生じないようにして坐り心地および外観の向上
を図った電気カーペットを提供することにある。
、その目的とするところはコード状あ部材を埋め込むた
めの溝を設ける必要がなく、しがち1度のホットプレス
加工によって容易に製造することができると共に、凸状
の変形が生じないようにして坐り心地および外観の向上
を図った電気カーペットを提供することにある。
(発明の開示)
以下、図に沿って本発明を説明する。まず、第1図ない
し第3図は本発明の第1実施例を示すもので、この実施
例は面状発熱体Aとコード状の部材としての温度検知線
Bとを用いたものである。
し第3図は本発明の第1実施例を示すもので、この実施
例は面状発熱体Aとコード状の部材としての温度検知線
Bとを用いたものである。
すなわちこの電気カーペットは、第1図に示す如く面状
発熱体Aとコード状の温度検知線Bとが重合され、これ
らの表裏に熱融着性接着樹脂2,3が積層されると共に
、熱融着性接着樹脂2の表面には基部1bおよび毛足1
aからなる表面材1が、また熱融着性接着樹脂3の裏面
には裏面材4がそれぞれ重合されて全体が形成される。
発熱体Aとコード状の温度検知線Bとが重合され、これ
らの表裏に熱融着性接着樹脂2,3が積層されると共に
、熱融着性接着樹脂2の表面には基部1bおよび毛足1
aからなる表面材1が、また熱融着性接着樹脂3の裏面
には裏面材4がそれぞれ重合されて全体が形成される。
ここで、面状発熱体Aの構造は第2図に示すとおりであ
り、ポリエチレンJ’MA、、ポリエステルフィルムA
2およびアルミニウム箔等の発熱回路A、からなってい
る。また、コード状の温度検知線Bは、第3図に示すよ
うにポリエステル糸からなる中芯B I 1銅リボン材
からなる内巻電極B2゜PVC系のプラスチックサーミ
スタBll銅リボン材からなる外巻電極B4およびPv
C系の絶縁材B、を備えている。
り、ポリエチレンJ’MA、、ポリエステルフィルムA
2およびアルミニウム箔等の発熱回路A、からなってい
る。また、コード状の温度検知線Bは、第3図に示すよ
うにポリエステル糸からなる中芯B I 1銅リボン材
からなる内巻電極B2゜PVC系のプラスチックサーミ
スタBll銅リボン材からなる外巻電極B4およびPv
C系の絶縁材B、を備えている。
この実施例では1表面材1.熱融着性接着樹脂2、面状
発熱体A、温度検知線B、熱融着性接着樹脂3および裏
面材4を順次積層し、定量圧下のホットプレス加工を施
すことにより熱融着性接着樹脂2,3の接着力を利用し
て全体を一体的に形成すると共に、コード状の温度検知
線Bの直下の裏面材4を変形させて形成した薄肉部4′
により温度検知線Bを保持してその厚さく直径)を吸収
するものである。従って、i面材4としては定量圧下で
凹状に変形可能な材質のものを用いることが必要である
。また、裏面材4に接する熱融着性接着樹脂3としては
、所定のホットプレス温度で溶融し、しかもプレス圧力
を除去した際に粘度が高く、裏面材4の変形部が復元し
にくいような特性を持っていることが望ましく1例えば
ポリアミド系や変性ポリエステル系の如き高分子量の樹
脂が最適である。
発熱体A、温度検知線B、熱融着性接着樹脂3および裏
面材4を順次積層し、定量圧下のホットプレス加工を施
すことにより熱融着性接着樹脂2,3の接着力を利用し
て全体を一体的に形成すると共に、コード状の温度検知
線Bの直下の裏面材4を変形させて形成した薄肉部4′
により温度検知線Bを保持してその厚さく直径)を吸収
するものである。従って、i面材4としては定量圧下で
凹状に変形可能な材質のものを用いることが必要である
。また、裏面材4に接する熱融着性接着樹脂3としては
、所定のホットプレス温度で溶融し、しかもプレス圧力
を除去した際に粘度が高く、裏面材4の変形部が復元し
にくいような特性を持っていることが望ましく1例えば
ポリアミド系や変性ポリエステル系の如き高分子量の樹
脂が最適である。
更に、温度検知線Bによる凸状の変形を表面側に生じさ
せないために、表面材1の基部1bはSBR等のバッキ
ング樹脂により硬く仕上げられていることか好ましい。
せないために、表面材1の基部1bはSBR等のバッキ
ング樹脂により硬く仕上げられていることか好ましい。
この実施例によれば、僅かに1回のホットプレス加工に
より、コード状の温度検知線已による凸状の変形のない
電気カーペットを製造することができる。
より、コード状の温度検知線已による凸状の変形のない
電気カーペットを製造することができる。
次に、第4図および第5図は本発明の第2実施例を示す
ものであり、この実施例ではコード状の部材として感熱
発熱線Cを用いている。この感熱発熱線Cは第5図に示
す如く構成されており1図中、C2はポリエステル糸か
らなる中芯、C2は銅リボン材からなる内巻発熱線、C
3は「ナイロン12」系のプラスチックサーミスタ、C
4は銅リボン材からなる外巻感熱電極、C6はPvC系
の絶縁材を示す。
ものであり、この実施例ではコード状の部材として感熱
発熱線Cを用いている。この感熱発熱線Cは第5図に示
す如く構成されており1図中、C2はポリエステル糸か
らなる中芯、C2は銅リボン材からなる内巻発熱線、C
3は「ナイロン12」系のプラスチックサーミスタ、C
4は銅リボン材からなる外巻感熱電極、C6はPvC系
の絶縁材を示す。
かかる感熱発熱線Cは、第4図に示すように表面材1.
熱融着性接着樹脂2,3および裏面材4と共に順次積層
されてホットプレス加工により、第1実施例と同様に電
気カーペットの内部に一体的に配設される。
熱融着性接着樹脂2,3および裏面材4と共に順次積層
されてホットプレス加工により、第1実施例と同様に電
気カーペットの内部に一体的に配設される。
この実施例においては、表面材1側の熱融着性接着樹脂
2を裏面材4側の熱融着性接着樹脂3によって兼用し、
省略することが可能である。また。
2を裏面材4側の熱融着性接着樹脂3によって兼用し、
省略することが可能である。また。
第1実施例と比にで面状発熱体Aがない分だけコード状
の感熱発熱線Cによって表面材1側に凸状の変形が生じ
易くなることが予想されるため、表面材lの基部1bを
SBR等のバッキング処理により硬く仕上げることが特
に必要である。
の感熱発熱線Cによって表面材1側に凸状の変形が生じ
易くなることが予想されるため、表面材lの基部1bを
SBR等のバッキング処理により硬く仕上げることが特
に必要である。
この実施例にあっても、裏面材4には感熱発熱線Cの厚
さを吸収し得るような変形可能な材料を用いるものであ
り、1回のホットプレス加工によって電気カーペットを
形成でき、その際にコード状の感熱発熱線Cによって表
面材1側に凸状の変形を生じないという特徴を有してい
る。
さを吸収し得るような変形可能な材料を用いるものであ
り、1回のホットプレス加工によって電気カーペットを
形成でき、その際にコード状の感熱発熱線Cによって表
面材1側に凸状の変形を生じないという特徴を有してい
る。
次いで、第6図は本発明の第3実施例を示している。こ
の実施例はポリエステル繊維等からなる裏面材4Aを、
コード状の感熱発熱線Cに接する側に配置されてポリエ
チレン等の熱圧着温度にて溶融する低溶融温度の熱融着
性接着材料としての繊維材を混毛してなる混毛層4aと
、当該繊維材を混毛していない非混毛層4bとで構成し
たものである。
の実施例はポリエステル繊維等からなる裏面材4Aを、
コード状の感熱発熱線Cに接する側に配置されてポリエ
チレン等の熱圧着温度にて溶融する低溶融温度の熱融着
性接着材料としての繊維材を混毛してなる混毛層4aと
、当該繊維材を混毛していない非混毛層4bとで構成し
たものである。
すなわち、ホットプレス工程において、コード状の感熱
発熱線Cが存在する部分は圧力が高くなることに加えて
、混毛層4aの低溶融温度の繊維材が溶融することで凹
状の変形が生じ易くなり、薄肉部4′の形成を容易にし
て感熱発熱線Cを受容し、かつ保持する空間を確保する
ことができる。
発熱線Cが存在する部分は圧力が高くなることに加えて
、混毛層4aの低溶融温度の繊維材が溶融することで凹
状の変形が生じ易くなり、薄肉部4′の形成を容易にし
て感熱発熱線Cを受容し、かつ保持する空間を確保する
ことができる。
なお、裏面材4Aの外面は非混毛層4bにて覆われてい
るため、外面が溶融する心配はない、また、低溶融温度
の繊維材は、高融点繊維の外面に低融点樹脂をコーティ
ングしたものであってもよい。
るため、外面が溶融する心配はない、また、低溶融温度
の繊維材は、高融点繊維の外面に低融点樹脂をコーティ
ングしたものであってもよい。
更に、第7図は本発明の第4実施例を示す。この実施例
は1面状発熱体Aとコード状の温度検知線Bとを重合し
た構造とし、一方、iu度検知線已に接する側にウレタ
ン樹脂発泡材等からなる発泡材層4cを設けると共に外
面にフェルト層4dを設けてなる二重構造の裏面材4B
を用いたもので、温度検知線Bと裏面材4Bとの間に熱
融着性接着材料としての熱融着性フィルム3Aを積層し
てホットプレス加工を施したものである。
は1面状発熱体Aとコード状の温度検知線Bとを重合し
た構造とし、一方、iu度検知線已に接する側にウレタ
ン樹脂発泡材等からなる発泡材層4cを設けると共に外
面にフェルト層4dを設けてなる二重構造の裏面材4B
を用いたもので、温度検知線Bと裏面材4Bとの間に熱
融着性接着材料としての熱融着性フィルム3Aを積層し
てホットプレス加工を施したものである。
この実施例では、ホットプレス工程において温度検知線
Bのある部分は圧力が高くなり、発泡材層4Cが凹状に
変形すると同時に、熱融着性フィルム3Aが溶融して凹
状に変形した発泡材層4cの形状を保持し、復元しに<
<シて温度検知線Bを受容するスペースを確保するよう
になっている。
Bのある部分は圧力が高くなり、発泡材層4Cが凹状に
変形すると同時に、熱融着性フィルム3Aが溶融して凹
状に変形した発泡材層4cの形状を保持し、復元しに<
<シて温度検知線Bを受容するスペースを確保するよう
になっている。
次に、第8図は本発明の第5実施例を示している。この
実施例は、コード状の感熱発熱線Cを用いると共に、第
4実施例と同様に発泡材層4cおよびフェルト層4dか
らなる裏面材4Bを使用したものである。そして、発泡
材層4cとフェルト層4dとを貼り合わせる作用をなす
熱融着性フィルム3Aをホットプレス工程において再溶
融させ、感熱発熱線Cのある部分の高圧によって凹状に
変形した発泡材Jfi4cの形状を保持するように考慮
されている。
実施例は、コード状の感熱発熱線Cを用いると共に、第
4実施例と同様に発泡材層4cおよびフェルト層4dか
らなる裏面材4Bを使用したものである。そして、発泡
材層4cとフェルト層4dとを貼り合わせる作用をなす
熱融着性フィルム3Aをホットプレス工程において再溶
融させ、感熱発熱線Cのある部分の高圧によって凹状に
変形した発泡材Jfi4cの形状を保持するように考慮
されている。
また、第9図は本発明の第6実施例を示している。この
実施例は、コード状の感熱発熱線Cに接する側に軟質の
フェルト層4eを、また外面に硬質のフェルト層4fを
それぞれ設けた二重構造の裏面材4Cを備えており、感
熱発熱線Cとフェルト層4eとの間に熱融着性フィルム
3Aを積層しである点を含めて、ホントプレスによる裏
面材4Cにおける凹状の変形の形成工程は第4実施例と
ほぼ同様である。
実施例は、コード状の感熱発熱線Cに接する側に軟質の
フェルト層4eを、また外面に硬質のフェルト層4fを
それぞれ設けた二重構造の裏面材4Cを備えており、感
熱発熱線Cとフェルト層4eとの間に熱融着性フィルム
3Aを積層しである点を含めて、ホントプレスによる裏
面材4Cにおける凹状の変形の形成工程は第4実施例と
ほぼ同様である。
ここで、裏面材4Cを軟質および硬質のフェルト層4e
、4fからなる二重構造とする方法としては、ニードル
パンチによるフェルト材のパンチング加工において、硬
質仕上げしたフェル1〜と軟質仕上げしたフェルトとを
ニードルパンチによって貼り合わせる方法や、フェルト
材の表裏面からスプレー加工等によってEVA樹脂等の
熱可塑性樹脂含浸量の多い面と少ない面とを作り、ある
いは予め樹脂含浸量の異なる2枚のフェルト材を貼り合
わせる等の方法が考えられる。
、4fからなる二重構造とする方法としては、ニードル
パンチによるフェルト材のパンチング加工において、硬
質仕上げしたフェル1〜と軟質仕上げしたフェルトとを
ニードルパンチによって貼り合わせる方法や、フェルト
材の表裏面からスプレー加工等によってEVA樹脂等の
熱可塑性樹脂含浸量の多い面と少ない面とを作り、ある
いは予め樹脂含浸量の異なる2枚のフェルト材を貼り合
わせる等の方法が考えられる。
この実施例において、図示されていないがフェルト層4
e、4fの間に第5実施例の如く熱融着性フィルム3A
を介在させることも可能であり、この場合には凹状の変
形形状を一層良好に保持することができる。
e、4fの間に第5実施例の如く熱融着性フィルム3A
を介在させることも可能であり、この場合には凹状の変
形形状を一層良好に保持することができる。
また、第3ないし第6実施例において、例えば第3.第
5および第6実施例については面状発熱体Aと温度検知
線Bを重合させたものに適用し、第4実施例については
感熱発熱線Cを使用したものに適用することも勿論可能
である。更に、以上の各実施例では裏面材4,4A〜4
Cをポットプレス時に凹状に変形させることでコード状
の部材を保持するように構成されているが1本発明では
表面材1を凹状に変形させてコード状の部材を保持する
ように構成することもできる。
5および第6実施例については面状発熱体Aと温度検知
線Bを重合させたものに適用し、第4実施例については
感熱発熱線Cを使用したものに適用することも勿論可能
である。更に、以上の各実施例では裏面材4,4A〜4
Cをポットプレス時に凹状に変形させることでコード状
の部材を保持するように構成されているが1本発明では
表面材1を凹状に変形させてコード状の部材を保持する
ように構成することもできる。
なお、本発明におけるホットプレス工程では定圧力下の
加工ではなく、定量圧下の加工が必要である。その理由
としては、面状発熱体Aを始めとしてコード状の温度検
知線Bまたは感熱発熱線Cは通常、熱可塑性プラスチッ
クにて形成されており、本発明の如くコード状の部材の
圧力が高くなることを利用した加工方法では、定圧力下
ではコード状の部材が著しく変形してしまうおそれがあ
るためであり、更に1表面材1および裏面材4゜4A〜
4Cも主として変形し易い熱可塑性プラスチックから構
成されているため、凸状の変形をなくすという本発明の
目的に背くこととなるためである。
加工ではなく、定量圧下の加工が必要である。その理由
としては、面状発熱体Aを始めとしてコード状の温度検
知線Bまたは感熱発熱線Cは通常、熱可塑性プラスチッ
クにて形成されており、本発明の如くコード状の部材の
圧力が高くなることを利用した加工方法では、定圧力下
ではコード状の部材が著しく変形してしまうおそれがあ
るためであり、更に1表面材1および裏面材4゜4A〜
4Cも主として変形し易い熱可塑性プラスチックから構
成されているため、凸状の変形をなくすという本発明の
目的に背くこととなるためである。
(発明の効果)
以上のように本発明によれば、表面材と裏面材との間に
、発熱体と併用されるコード状の温度検知線または単独
で使用されるコード状の感熱発熱線と、熱融着性接着材
料とを介在せしめ、これらを熱圧着により一体的に形成
してなる電気カーペットにおいて、熱圧着時に凹状に変
形した前記表面材または裏面材の少なくとも何れか一方
の薄肉部にて前記温度検知線または感熱発熱線を保持す
るように構成したから、従来のようにコード状の部材を
埋め込む溝を予め裏面材に形成するためのホットプレス
加工が不要となる。従って、1回のホットプレス加工に
よって電気カーペットを製造することが可能となり、作
業性の向上およびコストの低減が図れるという効果を有
する。
、発熱体と併用されるコード状の温度検知線または単独
で使用されるコード状の感熱発熱線と、熱融着性接着材
料とを介在せしめ、これらを熱圧着により一体的に形成
してなる電気カーペットにおいて、熱圧着時に凹状に変
形した前記表面材または裏面材の少なくとも何れか一方
の薄肉部にて前記温度検知線または感熱発熱線を保持す
るように構成したから、従来のようにコード状の部材を
埋め込む溝を予め裏面材に形成するためのホットプレス
加工が不要となる。従って、1回のホットプレス加工に
よって電気カーペットを製造することが可能となり、作
業性の向上およびコストの低減が図れるという効果を有
する。
また、表面材に凸状の変形を生じることがないため坐り
心地がよく、更に部分的な汚れを解消して外観の良好な
電気カーペットを提供できる等の利点がある。
心地がよく、更に部分的な汚れを解消して外観の良好な
電気カーペットを提供できる等の利点がある。
第1図ないし第3図は本発明の第1実施例を示すもので
、第1図は要部の断面図、第2図は面状発熱体の断面図
、第3図は温度検知線の斜視図。 第4図および第5図は本発明の第2実施例を示すもので
、第4図は要部の断面図、第5図は感熱発熱線の斜視図
、第6図ないし第9図はそれぞれ本発明の第3ないし第
6実施例を示す要部の断面図である。 A・・・面状発熱体 B・・・温度検知線C
・・・感熱発熱線 1・・・表面材2.3・
・・熱融着性接着樹脂 3A・・・熱融着性フィルム 4,4A〜4C・・
・裏面材4′・・・薄肉部 ・!:;:、5. 、、、H,’ 1−+
、第1図は要部の断面図、第2図は面状発熱体の断面図
、第3図は温度検知線の斜視図。 第4図および第5図は本発明の第2実施例を示すもので
、第4図は要部の断面図、第5図は感熱発熱線の斜視図
、第6図ないし第9図はそれぞれ本発明の第3ないし第
6実施例を示す要部の断面図である。 A・・・面状発熱体 B・・・温度検知線C
・・・感熱発熱線 1・・・表面材2.3・
・・熱融着性接着樹脂 3A・・・熱融着性フィルム 4,4A〜4C・・
・裏面材4′・・・薄肉部 ・!:;:、5. 、、、H,’ 1−+
Claims (7)
- (1)表面材と裏面材との間に、発熱体と併用されるコ
ード状の温度検知線または単独で使用されるコード状の
感熱発熱線と、熱融着性接着材料とを介在せしめ、これ
らを熱圧着により一体的に形成してなる電気カーペット
において、熱圧着時に凹状に変形した前記表面材または
裏面材の少なくとも何れか一方の薄肉部にて前記温度検
知線または感熱発熱線を保持するように構成したことを
特徴とする電気カーペット。 - (2)熱圧着温度にて溶融する熱融着性接着材料として
の繊維材が混合され、かつ薄肉部を形成可能な混毛層と
、前記繊維材が混合されていない非混毛層とからなる裏
面材または表面材を備えてなる特許請求の範囲第1項記
載の電気カーペット。 - (3)面状発熱体に重合された温度検知線を、熱融着性
接着材料としての熱融着性フィルムを介して、発泡材層
およびフェルト層からなる裏面材または表面材の前記発
泡材層にて保持してなる特許請求の範囲第1項記載の電
気カーペット。 - (4)感熱発熱体を、発泡材層とフェルト層との間に熱
融着性接着材料としての熱融着性フィルムを積層してな
る裏面材または表面材の前記発泡材層にて保持してなる
特許請求の範囲第1項記載の電気カーペット。 - (5)感熱発熱体を、熱融着性接着材料としての熱融着
性フィルムを介して、繊維密度の小さいフェルト層およ
び繊維密度の大きいフェルト層からなる裏面材または表
面材の前記繊維密度の小さいフェルト層にて保持してな
る特許請求の範囲第1項記載の電気カーペット。 - (6)感熱発熱体を、熱融着性接着材料としての熱融着
性フィルムを介して、熱可塑性樹脂含浸量の少ない軟質
フェルト層および熱可塑性樹脂含浸量の多い硬質フェル
ト層からなる裏面材または表面材の前記軟質フェルト層
にて保持してなる特許請求の範囲第1項記載の電気カー
ペット。 - (7)熱圧着加工を定量圧下にて行なうようにした特許
請求の範囲第1項記載の電気カーペット。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61059401A JPH0713908B2 (ja) | 1986-03-19 | 1986-03-19 | 電気カーペットの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61059401A JPH0713908B2 (ja) | 1986-03-19 | 1986-03-19 | 電気カーペットの製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62217592A true JPS62217592A (ja) | 1987-09-25 |
JPH0713908B2 JPH0713908B2 (ja) | 1995-02-15 |
Family
ID=13112217
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP61059401A Expired - Lifetime JPH0713908B2 (ja) | 1986-03-19 | 1986-03-19 | 電気カーペットの製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0713908B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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US10045401B2 (en) | 2015-08-07 | 2018-08-07 | Kurabe Industrial Co., Ltd. | Heater unit and steering wheel |
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JPS5714395U (ja) * | 1980-06-27 | 1982-01-25 |
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JPS5714395B2 (ja) * | 1974-03-07 | 1982-03-24 | ||
JPS5714394B2 (ja) * | 1974-04-16 | 1982-03-24 |
-
1986
- 1986-03-19 JP JP61059401A patent/JPH0713908B2/ja not_active Expired - Lifetime
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US10045401B2 (en) | 2015-08-07 | 2018-08-07 | Kurabe Industrial Co., Ltd. | Heater unit and steering wheel |
US10764967B2 (en) | 2015-08-07 | 2020-09-01 | Kurabe Industrial Co., Ltd. | Heater unit, steering wheel and method of manufacturing heater unit |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0713908B2 (ja) | 1995-02-15 |
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