JPS6386383A - ヒ−タユニツトの製造法 - Google Patents

ヒ−タユニツトの製造法

Info

Publication number
JPS6386383A
JPS6386383A JP23276386A JP23276386A JPS6386383A JP S6386383 A JPS6386383 A JP S6386383A JP 23276386 A JP23276386 A JP 23276386A JP 23276386 A JP23276386 A JP 23276386A JP S6386383 A JPS6386383 A JP S6386383A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cord
heating element
heat
shaped heating
fusible
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP23276386A
Other languages
English (en)
Inventor
三友 明夫
寛 松崎
忠義 白川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Heating Appliances Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Heating Appliances Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Heating Appliances Co Ltd filed Critical Hitachi Heating Appliances Co Ltd
Priority to JP23276386A priority Critical patent/JPS6386383A/ja
Publication of JPS6386383A publication Critical patent/JPS6386383A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Surface Heating Bodies (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、暖房パネルや冷凍冷蔵庫の除霜用ヒータに使
用されるコード状発熱体を蛇行配設しだヒータユニット
の製造法に関するものである。
従来の技術 従来、この種のヒータユニットは例えば特公昭a9−7
534号公報や実開昭60−178991号公報に開示
されている。
すなわち、特公昭49−7534号公報によれば、非軟
化性絶縁物で被覆した発熱体の最外層に熱可塑性樹脂層
を施したコード状発熱体を金属薄板上に圧着加熱し、熱
可塑性樹脂層を溶融せしめて金属薄板と接着していた。
また、実開昭60=178991号公報によれば、コー
ド状発熱体の絶縁外被層の上に金属体を被覆し。
この金属体の上に絶縁性外被よりも低い融点を有する熱
可塑性外被を被覆したのち、この熱可塑性外被を面状体
に熱溶着していた。
発明が解決しようとする問題点 しかしながら、従来のヒータユニットは、特公昭49−
7534号公報では、コード状発熱体と金属薄板との接
触面が20%以下であることから、金属薄板への熱伝達
効率が悪いこと、コード状発熱体と金属薄板との接合が
薄い接着剤と熱可塑性樹脂層との少ない部分での溶着で
あることから9局部過熱を起すとコード状発熱体が金属
薄板からはずれたりあるいけ長期間使用した際の接着の
信頼性が劣ること、シリコーンゴムのような非軟化性絶
縁物を使用するため高価になってしまう。
また、実開昭60−178991号公報では、コード状
発熱体と面状体との接合が熱可型性外被でありかつ接合
面が少ないことから、異常過熱を起した際にはずれたり
あるいは長期間使用した際の接着信頼性が劣ること、金
属体を被覆しているのでコード状発熱体の屈曲部におい
て巻着した金属体が絶縁層にくい込み絶縁耐力を低下さ
せたり、あるいは耐屈曲性が劣り蛇行配線時の作業性が
低下すること、コード状発熱体の構造が複雑なことから
高価になってしまう等の夫々の欠点を有していた。
問題点を解決するための手段 本発明は従来の欠点を除くためになされたものであり、
最外かくに熱融着性の被覆体を設けたコード状発熱体を
適宜な形状に配設する第1工程と。
前記コード状発熱体に金属薄板状体の少なくとも一面に
設けた熱融着性薄状体を対接して熱加圧で熱融着性の被
覆体と熱融着性薄状体とを溶着する第2工程と、金属薄
板状体側に弾性成形体を対接して加圧することで金属薄
板状体をコード状発熱体の外周に包囲一体的に成形する
第3工程とからなり、金属薄板状体の表面に設けた熱融
着性薄板状体の厚さをQ、01〜α1朋とし、金属薄板
状体側に対接して加圧成形する弾性成形体を5〜20倍
に発泡したゴム系で構成したものである。
作用 コード状発熱体を金属薄板状体の表面に設けた熱融着性
薄状体と溶着させた後、金属薄板状体側から弾性体を介
して加圧成形し、金属薄板状体をコード状発熱体の表面
に包囲一体化させたことにより、コード状発熱体から金
属薄板状体への熱拡散が大幅に向上する。首だ、金属薄
板状体がコード状発熱体を機械的に保持するので、コー
ド状発熱体がはずれなくなり9局部発熱を起さない。
実施例 以下9本発明の一実施例を図面に従い詳述する。
第1図は1本発明のヒータユニットの一実施例を示した
もので、1は芯糸2の外周囲に発熱線3をスパイラル状
に巻着したのち絶縁性を有する熱融着性の塩化ビニル、
熱可塑性エラストマー等を押出成形によりチュービング
した被覆体4とからなるコード状発熱体である。5は厚
さα05〜0.21mの熱伝導性良好なアルミ箔のごと
き金属薄板状体であり、6は金属薄板状体5の表面に予
めラミネート加工により積層し、かつ、被覆体4と溶着
可能な材質9例えば、塩化ビニル、酢酸ビニル、ポリオ
レフィン等からなる厚さ[101〜0.1閣の熱融着性
薄状体である。コード状発熱体1は蛇行配設される第1
工程と、金属薄板状体5をその熱融着性薄状体6がコー
ド状発熱体1側になるよう載置し。
120〜250℃の温度で1〜10秒間加圧することに
より被覆体4と熱融着性薄状体6とを溶着する第2工程
と、金属薄板状体5側に弾性成形体91例えば5〜20
倍に発泡したゴムのシートを介在して50〜300 K
f/iの圧力で加圧することにより、金属薄板状体5が
成形されてコード状発熱体1を包囲一体化させる第6エ
程とからなるものである。
第2図は本発明に使用するコード状発熱体1の他の構造
例を示したものである。2はポリエステル、ガラス等の
繊維からなる芯糸、5け芯糸2の外周囲に巻着した金属
の発熱線、7はこれらの外周囲に押出成形によりチュー
ビングした塩化ビニル、シリコーンゴム等の絶縁層、4
は絶縁層7の外周囲に押出成形によりチュービングした
ポリオレフィン、ポリエステル、熱可塑性エラストマー
等からなる熱融着性の被覆体である。絶縁層7の外周囲
に熱融着性の被覆体4を設けることによって、第2工程
における溶着がより確実になり、かつ金属薄板状体5と
の接触面積を大きくして、熱拡散の効率を向上させるも
のである。
第3図は第1図で示したヒータユニットを面状発熱体に
したものであり、1はコード状発熱体。
4はコード状発熱体1の最外かくに設けられた熱融着性
の被覆体、5は金属薄板状体、6は金属薄板状体5の表
面に予め積層され、かつ被覆体4と溶着される厚さ0.
01〜Q、1mの塩化ビニル、熱可塑性エラストマー等
の熱融着性薄状体、8は熱圧着により熱融着性薄状体6
を溶融して金属薄板状体5と接合される金属板や合成樹
脂部材等の基材であり、金属薄板5は基材8と接合され
る前に加圧成形されてコード状発熱体1の外周囲に包囲
一体化されている。
次に、前記構成における作用を説明する。
第4図は1本発明の実施例と従来例のヒータユニット表
面の温度分布特性を示したものである。
実施例および従来例のヒータユニットは1表−1に示し
た構成である。
実施例はコード状発熱体1の配設ピッチが30簡になる
ように蛇行配設する第1工程と、180℃2秒間熱圧着
してコード状発熱体1と金属薄板状体5とを溶着する第
2工程と、  200Kp/mの圧力で金属薄板状体5
をコード状発熱体1の表面に包囲−体化させる第3工程
とからヒータユニットを得る。
一方、従来例はコード状発熱体の配役ピッチが30簡に
なるよう蛇行配設した後、200℃2秒間熱圧着してコ
ード状発熱体と金属薄板とを溶着してヒータユニットを
得た。従来例がコード状発熱体の表面とピンチ間のアル
ミ箔表面の温度差が約20℃あるのに対して、実施例は
約9℃の温度差であり、かつ、温度分布が均一化する。
また、コード状発熱体の表面温度は、従来例よりも実施
例のほうが熱拡散がよいために最高温度を低下させられ
、長期間使用した際に熱老化しにくぐ、コード状発熱体
がアルミ箔からはずれにくい。
表−1 コード状発熱体1と金属薄板状体5とは熱融着性の被覆
体4と熱融着性薄状体6とが溶着し、さらに金属薄板状
体5が成形加工によりコード状発熱体1の外周囲と包囲
一体化しているので、コード状発熱体1から発生する熱
が効率よく金属薄板状体5に拡散し、金属薄板状体5の
温度分布を均一化する。
また、金属薄板状体5はコード状発熱体1を機械的に包
含して固定しているので、コード状発熱体1が金属薄板
状体5からはずれて9局部過熱を起すおそれがない。
本発明に使用するコード状発熱体1け、第1工程では蛇
行配設しやすく、第6エ程では金属薄板状体5により包
囲一体化されやすくするため、外径を1.8〜3.0m
とし、最外かくの熱融着性の被覆体4はゴム硬度で50
〜120の硬さとしている。被覆体4の硬さがゴム硬度
で120を越えると、第5工程の金属薄板状体5が加圧
成形される際に加圧力が集中してアルミ箔が切れてしま
い、一方、硬度が50未満の場合は被覆体4の変形が大
きすぎてアルミ箔が加圧成形されにくい。より好ましく
は60〜100の硬さがよい。また、被覆体4は絶縁性
と溶着性の特性を兼ねたもの1例えばエチレンプロピレ
ン樹脂とエチレンプロピレンゴムとからなる熱可塑性エ
ラストマーをチュービングしたもの。
あるいは塩化ビニルのような絶縁層7を設けたうえにポ
リエチレン、酢酸ビニル、熱可塑性エラストマー等の材
質が適する。
次に、コード状発熱体1と金属薄板状体5と固定する熱
融着性薄状体6は、第2工程で熱圧着により溶融して被
覆体4と溶着する。例えば、被覆体4が塩化ビニル系で
あれば熱融着性薄状体6は塩化ビニル系あるいはポリエ
ステル系の材質、被覆体4がオレフィン系の熱可塑性ニ
ジストマーであれば、熱融着性薄状体6はポリエチレン
、ポリプロピレン、酢酸ビニル等の材質が適する。また
金属板や合成樹脂等の基板8と再度加熱圧着により接合
する必要がある場合には、結晶性樹脂成分を有するポリ
エステル、オレフィン等を含有する樹脂成分が適する。
さらて、熱融着性薄状体6は0.01〜cL1mmの厚
みで、金属薄板状体5と基板8との接合強度を確保する
・ 金属薄板状体5ば、第6エ程で50〜300にリ一の加
圧成形によって、コード状発熱体1を包囲一体化させる
ため軟質アルミ箔で、かつ、a03〜α2mmの厚みが
よい。厚みが[103より薄くなると、加圧成形時に切
れやすくなるとともに、熱の拡散特性が低下し、!た。
厚みが(12wRより厚くなると、加圧成形しにくくな
って包囲一体化が出来ない。より好ましくは0.05〜
0.1+m++の厚みが適する。
第3工程で金属薄板状体5をコード状発熱体1の表面に
包囲一体化させる際、加熱しながら加圧成形すると、被
覆体4あるいけ絶縁層7が熱変形を起し、絶縁耐力を確
保できなくなるため、熱変形を起しにくい温度で加圧成
形する。金属薄板状体5に弾性成形体9を介して加える
圧力はコード状発熱体1の太さと硬さおよび金属薄板状
体5の厚さ等てより異り、50〜300 K9/adの
範囲で最適値を選定する。加圧成形をする際、コード状
発熱体1側を硬い面とし金属薄板状体5側を弾性成形体
9を介して加圧すると、金FiKilf板状体5がコー
ド状発熱体1の外周面に沿って伸びる。この時に用いる
弾性成形体9け発泡率5〜20倍のゴムが適する。
また、再度熱圧着して金属薄板状体5と基材8とを接合
する場合ては、コード状発熱体1に著しい圧力が加わら
ないような治具にヒータユニットを入れて行えばよい。
発明の効果 最外かくに熱融着性の被覆体を設けたコード状発熱体を
蛇行配設する第1工程と、金属薄板状体の表面に設けた
熱融着性薄状体をコード状発熱体側て向けて載置し熱圧
着で溶着する第2工程と。
金属薄板状体側から弾性成形体9を介して加圧すること
により金属薄板状体を成形してコード状発熱体の表面に
包囲一体化させる第6エ程とからヒータユニットを製造
することによって9次の効果が望める。
fil  コード状発熱体から金属薄板状体への熱拡散
が向上するので、温度分布が均一化する。
(2)金属薄板状体がコード状発熱体を機械的に保持し
て、コード状発熱体がはずれて局部過熱を起すこともな
くなるので、耐久信頼性が向上する。
(3)  コード状発熱体は構造的に絶縁耐力や屈曲性
を低下させないので、ヒータユニット製造時の布線性が
よく、安価なコストで型造できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例のヒータユニットの製造法の
構成に係わる斜視図、第2図は同地のコード状発熱体の
側面図、第3図は同ヒータユニントを応用した面状発熱
体の構成に係わる斜視図。 第4図は実施例と従来例のヒータユニット表面の温度分
布特性図を示す。 1・・・コード状発熱体、  4・・・被覆体。 5・・・金属薄板状体、   6・・・熱融着性薄状体
。 9・・・弾性成形体。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 最外かくに熱融着性の被覆体(4)を設けたコード状発
    熱体(1)を適宜な形状に配設する第1工程と、前記コ
    ード状発熱体(1)に金属薄板状体(5)の少なくとも
    一面に設けた熱融着性薄状体(6)を対接して熱加圧で
    熱融着性の被覆体(4)と熱融着性薄状体(6)とを溶
    着する第2工程と、前記金属薄板状体(5)側に弾性成
    形体(9)を対接して加圧することで前記金属薄板状体
    (5)をコード状発熱体(1)の外周に包囲一体的に成
    形する第3工程とからなるヒータユニットの製造法にお
    いて、前記金属薄板状体(5)の表面に設けた熱融着性
    薄状体(6)の厚さを0.01〜0.1mmとし、前記
    金属薄板状体(5)側に対接して加圧成形する弾性成形
    体(9)を5〜20倍に発泡したゴム系で構成したこと
    を特徴とするヒータユニットの製造法。
JP23276386A 1986-09-30 1986-09-30 ヒ−タユニツトの製造法 Pending JPS6386383A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP23276386A JPS6386383A (ja) 1986-09-30 1986-09-30 ヒ−タユニツトの製造法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP23276386A JPS6386383A (ja) 1986-09-30 1986-09-30 ヒ−タユニツトの製造法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS6386383A true JPS6386383A (ja) 1988-04-16

Family

ID=16944361

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP23276386A Pending JPS6386383A (ja) 1986-09-30 1986-09-30 ヒ−タユニツトの製造法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6386383A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0216597U (ja) * 1988-07-16 1990-02-02
JPH04124790U (ja) * 1991-04-30 1992-11-13 信越ポリマー株式会社 ランプヒータの製造装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0216597U (ja) * 1988-07-16 1990-02-02
JPH04124790U (ja) * 1991-04-30 1992-11-13 信越ポリマー株式会社 ランプヒータの製造装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH08128901A (ja) 温度センサーとパック電池
JP6665882B2 (ja) ワイヤーハーネス及びワイヤーハーネスの製造方法
JPS6386383A (ja) ヒ−タユニツトの製造法
JPS6386382A (ja) ヒ−タユニツトの製造法
JPS6386384A (ja) ヒ−タユニツト
JPS6369175A (ja) ヒ−タユニツトの製造法
JPS6369174A (ja) ヒ−タユニツト
JPS6394579A (ja) ヒ−タユニツト
JP7147839B2 (ja) ワイヤーハーネスおよびワイヤーハーネスの製造方法
JPS6128396Y2 (ja)
CN211606820U (zh) 一种高效弹性面状加热片
JP7487736B2 (ja) 車両用ガラス構造体、及び接着構造
JPH0422552Y2 (ja)
JP2002025754A (ja) 面状ヒータの構造およびその製造方法
JP2001229745A (ja) 電力ケーブル及びケーブル用ラミネートテープ
JPS6394578A (ja) 面状発熱体
TWI291307B (en) Manufacturing method of electric heater sheet and product thereof
JPS58126691A (ja) 発熱体ユニツト製造方法
JPS6394573A (ja) 面状発熱体
JPS6293885A (ja) ヒ−タユニツト
JP2745039B2 (ja) 面状発熱体の製造方法
JPS63122414A (ja) 暖房便座
JPS62217592A (ja) 電気カーペットの製造方法
JPS6386385A (ja) 面状発熱体
JPS6394576A (ja) 面状発熱体の製造法