JPS6221696B2 - - Google Patents

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Publication number
JPS6221696B2
JPS6221696B2 JP57066568A JP6656882A JPS6221696B2 JP S6221696 B2 JPS6221696 B2 JP S6221696B2 JP 57066568 A JP57066568 A JP 57066568A JP 6656882 A JP6656882 A JP 6656882A JP S6221696 B2 JPS6221696 B2 JP S6221696B2
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JP
Japan
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card
magnetic
frame
passage
path
Prior art date
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Application number
JP57066568A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS58183542A (ja
Inventor
Hiroshi Ootsuka
Tatsuo Aoki
Ginya Ishiguro
Kyoshi Terasawa
Masami Fujita
Yoshiharu Sato
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Anritsu Corp
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Tamura Electric Works Ltd
Original Assignee
Anritsu Corp
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Tamura Electric Works Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Anritsu Corp, Nippon Telegraph and Telephone Corp, Tamura Electric Works Ltd filed Critical Anritsu Corp
Priority to JP6656882A priority Critical patent/JPS58183542A/ja
Publication of JPS58183542A publication Critical patent/JPS58183542A/ja
Publication of JPS6221696B2 publication Critical patent/JPS6221696B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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  • Prepayment Telephone Systems (AREA)
  • Delivering By Means Of Belts And Rollers (AREA)
  • Separation, Sorting, Adjustment, Or Bending Of Sheets To Be Conveyed (AREA)
  • Feeding Of Articles By Means Other Than Belts Or Rollers (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、硬貨の代りに磁気カードを使用する
磁気カード式公衆電話機等に用いて好適なカード
リーダのカード搬送路に関する。
近年、磁気カード、パンチカード等の情報を記
録した各種カードが情報の入力に用いられるもの
となり、これに応じてカードリーダが各方面にお
いて汎用されつつある。
すなわち、磁気カード式公衆電話機に例を取れ
ば、硬貨の代りに市販される磁気カードが用いら
れ、この磁気カードにはあらかじめ通話度数のデ
ータが記録されており、挿入口から挿入された磁
気カードをカードリーダ内に収容し、実際の通話
度数に応じて磁気カードのデータから減算を行
い、この結果にしたがつて残留通話度数のデータ
を磁気カードへ更新記録の上排出するようにして
いる。この場合、カードリーダは磁気カードの読
取り、記録および確認操作上、磁気カードを往復
走行させることが望ましく、そのため搬送抵抗が
小さく円滑に磁気カードを移動させ得しかもカー
ド搬送路内に滞留した磁気カードの取り出し並び
に磁気ヘツド等の保守点検等を容易に行えるカー
ド搬送路の実現が要望されるに至つている。ま
た、電話機筐体内の限られた空間に収納配置され
るものであるため、小型にして且つ十分な長さの
カード搬送路を確保し得ることが要請される。
本発明は上述したような要請に応えるべくなさ
れたもので、磁気カードの円滑な移動を可能にす
ると共に搬送路中に滞留している磁気カードの取
り出し並びに磁気ヘツド等の保守点検、交換作業
等を容易に行え、しかも部品点数が少なく製造の
容易なカードリーダのカード搬送路を提供するも
ので、その特徴とするところは、それぞれ相対向
する一対の側板からなる回動フレームと固定フレ
ームと、これら両フレームが前後して収納される
外枠フレームとを備え、前記回動フレームと固定
フレームの近接対向する側板端面間を、カード挿
入口に連通する水平なカード取込み通路と、この
カード取欠通路に続いて設けられ下方に湾曲した
湾曲通路と、この湾曲通路に続いて設けられ下端
が上端より前方に位置するよう傾斜したカード往
復走行通路とからなるカード搬送路とし、外枠フ
レームの一方の内側面を磁気カードの基準面とし
たことにある。
以下、本発明を図面に示す実施例に基づいて詳
細に説明する。
第1図a,bは本発明に係るカードリーダを磁
気カード式公衆電話機に適用した場合の概略構成
図および磁気カードの動きを示す図、第2図は同
リーダに使用される磁気カードの平面図、第3図
は同リーダの斜視図、第4図は回動フレームの側
面図、第5図は固定フレームの内側面図、第6図
は同リーダの磁気ヘツド部における拡大断面図で
ある。第1図において、1は電話機筐体で、その
内部に第3図に示すカードリーダ2が収納配設さ
れ、前面にはカード挿入口3、押ボタン式ダイヤ
ル4、返却口5等が設けられ、また該筐体1の向
つて左側面には図示しない受話器がフツクボタン
に掛止めされて配設されている。
前記カードリーダ2は、外枠フレーム6、回動
フレーム7および固定フレーム8を備え、これら
のフレーム6〜8はそれぞれ所定の間隔を保つて
平行に対向する左右一対の側板10と11,12
と13,14と15によつて構成され、回動フレ
ーム7および固定フレーム8が外枠フレーム6の
内部に側板10,11と適宜な間隔を保つて前後
に配置されている。外枠フレーム6は、各側板1
0,11の上下端部外側面にそれぞれ取付けられ
た左右一対の止めねじ16a,16b,17a,
17b(17aは図示せず)を有し、これらのね
じによつて該フレーム6が電話機筐体1の内部に
設けられた収納部に収納固定されるようになつて
おり、また向つて左側の側板10の外側にはプリ
ント基板18が配設され、このプリント基板18
にカードリーダ2の制御と磁気カード19のデー
タ読取り、書込み等を行う電子回路が形成されて
いる。そして、外枠フレーム6の上部前端面には
前記カード挿入口3を有するプレート20が一対
のプラケツト21a,21bを介して固定されて
いる。前記側板10,11は略同形に形成される
が、左側の側板10の前端部中央が右側の側板1
1よりも幾分前方に突出し、この突出部10aの
内側面に支持アーム9が収納されている。この支
持アーム9は回動フレーム7の回動により後述す
るカード搬送路22を開放した際、該フレーム7
をその回動位置に係止するためのもので、上端が
側板10に連結ピン23によつて回動自在に枢支
され、回動支点部近傍に突設された係合ピン24
と、自由端側に設けられた引出し用ロツド25お
よび係合孔26を備え、前記係合ピン24が側板
10の外側面に固定された弾性を有する保持部材
27によつて通常保持されている。一方、側板1
2の外面上の適当な位置に段付ピン261が植設
されている。そして、カード搬送路22を開放し
た際、前記保持部材27の保持を解除して、引き
出し用ロツド25を第7図矢印方向に前記連絡ピ
ン23を回動支点にして支持アーム9を回動し、
前記側板12に設けられた段付きピン261に係
合孔26を係合して、回動フレーム7を固定する
(第7図参照)。そして、一対の側板10,11は
複数本のデイスタンスロツド28を介して止めね
じ29により一体的に結合されている。
前記回動フレーム7を構成する一対の側板1
2,13は外形輪郭がほぼ同形に形成されて複数
本のデイスタンスロツド30を介して止めねじ3
1により一体的に結合され、その上端前端部が前
記側板10,11間に支架された回動軸32によ
り共通に軸支されている。また、一対の側板1
2,13の下端前端部には前記返却口5を有する
ブロツク33が固定されており、このブロツク3
3の両端面には周知のクランプ装置35を構成す
る掛け金35a,35bがそれぞれ固定され、こ
れらの掛け金35a,35bに対応して引掛け蝶
番36a,36b(36aは図示せず)が前記側
板10,11の下端部外側面に固定されている。
したがつて、左右一対のクランプ装置35を施錠
することにより、前記回動フレーム7は外枠フレ
ーム6に対して固定され、この状態において第4
図に示すように側板12,13の上端面イおよび
後端面口が固定フレーム8の側板14,15の天
井面ニおよび前端面ホと近接対向しカード搬送路
22を形成している。この場合、カード搬送路2
2は、カード挿入口3より挿入された磁気カード
19を取込む水平なカード取込み通路22Aと、
カード取込み通路22Aに連通し磁気カード19
を下方に方向転換させる彎曲通路22Bと、上端
が前記彎曲通路22Bに連通し、下端が上端より
前方に位置する傾斜したカード往復走行通路22
Cとで構成され、このカード往復走行通路22C
の下方には側板12,13の緩やかに傾斜した下
端面ハに沿つて、前記返却口5に連通する返却通
路40と、該走行通路22Cの延長線に沿つて下
方に至り第1図aに示すカード収納ケース41に
連通するカード収納通路42が設けられている。
ここで、カード往復走行通路22Cと返却通路4
0を傾斜させた理由は、通路自体を長くすると共
に第4図に鎖線で示すように回動フレーム7を回
動軸32を中心として矢印44方向に回動させた
時、回動フレーム7と固定フレーム8の相互干渉
を防ぐためである。なお、回動フレーム7は略前
半分が突出した状態で外枠フレーム6に収納さ
れ、回動軸32を中心として上方にほぼ120度回
動した位置(第4図鎖線位置)において前述した
支持アーム9(第3図参照)により係止されるよ
うになつている。
前記カード取込み通路22Aにはカード挿入口
3より差込まれた磁気カード19が所定の大きさ
であるか否かを判別する前後一対のセンサー45
A,45B(第1図参照)と、これらのセンサー
45A,45Bの出力信号によつて駆動され、磁
気カード19を取込むカード取込み機構46が配
設されている。このカード取込み機構46は、一
対の側板12,13の上部空間に配設されたソレ
ノイド47(第3図および第4図参照)、このソ
レノイド47の励磁によつて小角度上昇回動され
る回動レバー48(第4図参照)、この回動レバ
ー48に連動して作動するシヤツター49(第5
図参照)等を備えている。前記回動レバー48は
略々L字形に形成されて、その基端が前記彎曲通
路22Bの下部位置に配設された軸50によつて
回動自在に軸支され、カード挿入口3方向に延在
する先端部にはローラ51が軸52を介して回転
自在に配設されている。また、回動レバー48の
中間部にはアイドルローラ53とテンシヨンロー
ラ54が回転自在に配設され、かつ一側面には側
板13に穿設された開口43から回動フレーム7
の側方に突出する押圧片55が一体に設けられて
いる。前記軸50にはローラ56が固定され、こ
のローラ56の一部外周面は前記側板12,13
の後端面口から後方に常時突出し、カード搬送路
22に臨んでいる。そして、前記ローラ51,5
6、アイドルローラ53並びにテンシヨンローラ
54には取込みベルト59が張設されている。前
記ローラ51とアイドルローラ53は通常回動フ
レーム7内に位置し、磁気カード19の取込み動
作時に前記回動レバー48がソレノイド47の励
磁に伴い押し上げられた際、カード取込み通路2
2Aと彎曲通路22B内にそれぞれ臨み、補助ロ
ーラ60,61にベルト59を介して圧着される
ように構成されている。前記一対の補助ローラ6
0,61のうち一方のローラ60は第3図に示す
ように固定フレーム8の側板14,15間に支架
された軸62によつて回転自在に軸されて、その
一部外周面がカード取込み通路22A内に常時突
出している。一方、他方の補助ローラ61は第5
図に示すアーム65に軸66を介して回動自在に
配設されている。前記アーム65は前記一対の側
板14,15間に支架された軸63によつて回動
自在に軸支され、かつばね64により常時反時計
方向の回動習性が付与されている。なお、67は
前記アーム65の回動を規制するストツパーピン
で、これによつて前記ローラ61の下端部外周面
を前記彎曲通路22B内に常時突出させている。
前記シヤツター49は第5図に示すように前記
ローラ61の上方に配設されて、その基部49a
が前記一対の側板14,15間に支架された軸6
8により回動自在に軸支され、かつ常時ばね69
によつて反時計方向の回動習性が付与されてい
る。また、シヤツター49の一側縁中間部には第
3図に示すように側板15および11に穿設され
た開口70,71(但し70は図示せず)より外
枠フレーム6の右側に突出し下方に延在する略L
字形の折曲片72が一体に設けられており、その
下端には前記側板11に設けられた他の開口73
内に位置するローラ74が回転自在に取り付けら
れており、このローラ74の下面が前記回動レバ
ー48の押圧片55(第4図参照)に圧接されて
いる。そして、シヤツター49の先端には下方に
折曲されて通常前記カード取込み通路22Aの中
間部を遮断し擬似カードの挿入、取込みを阻止す
るシヤツター板75が一体に設けられている。
なお、前記回動レバー48の第4図反時計方向
の回動はソレノイド47の可動鉄心47Aによつ
て阻止されており、この可動鉄心47Aがソレノ
イド47の励磁により吸引上昇すると、前記回動
レバー48は軸50を中心として上昇回動し、ロ
ーラ51およびアイドルローラ53を補助ローラ
60,61にそれぞれ圧接させると共に前記押圧
片55がローラ74(第3図参照)を押し上げ
る。したがつて、シヤツター49は軸68を中心
としてばね69に抗して第5図時計方向に回動さ
れ、シヤツター板75をカード取込み通路22A
から一時退出させる。この結果、カード取込み通
路22Aに差込まれた磁気カード19はベルト5
9によつて取込まれ、彎曲通路22Bにより方向
転換された後カード往復走行通路22Cに導かれ
る。なお、取込み動作終了後、ソレノイド47へ
の通電が断たれ消磁すると、可動鉄心47Aの降
下に伴い、回動レバー48およびシヤツター49
は再び元の状態に回動復帰し、シヤツター板75
によりカード取込み通路22Aを遮断する。した
がつて、糸つりによる磁気カード19の不正使
用、誤動作等による磁気カード19のカード挿入
口3からの返却等を防止する。
前記カード往復走行通路22Cはカードリーダ
2の心蔵部を構成する重要な部分をなすもので、
この走行通路22C内において磁気カード19を
上下方向に往復移動させることにより、該カード
19のデータ読取り、消去、更新記録、確認、穿
孔等が行われる。このため、カード往復走行通路
22Cには駆動モータ80によつて正逆回転(走
行)される搬送ベルト81と、このベルト81と
一部表面が密接し、その間の摩擦力により磁気カ
ード19を前記ベルト81と共働して保持する従
動ベルト82、磁気ヘツド83、パンチ機構84
(第3図および第4図参照)等が配設されてい
る。前記駆動モータ80は回動フレーム7の内部
に収納配置され、その出力軸85は側板13の孔
86から側方に突出し、この出力軸85と前記側
板13の下端部外端面に配設されたプーリ88間
に駆動ベルト89が張設されている。前記プーリ
88は回動フレーム7に回転自在に軸支された軸
87の一端に固定され、この軸87の中間部には
ローラ90が固定されている。また、前記側板1
3の外側面には支持軸91によつて回動自在に軸
支され、一端にテンシヨンローラ92を備えた回
動レバー93が配設されており、このレバー93
はばね94によつて常時第4図時計方向の回動習
性が付与されることにより前記テンシヨンローラ
92を駆動ベルト89に押し付け、該ベルト89
のたるみを防止している。
前記搬送ベルト81は前記ローラ56と90の
間に張設され、その途中には一対のアイドルロー
ラ95A,95Bとテンシヨンローラ96が配設
されている。前記ローラ90は前記返却通路40
の傾斜部に位置してその下端部外周面が常時該通
路40に臨み、このローラ90に対応して固定フ
レーム8側に補助ローラ97が配設され、かつ常
時ばねの力により圧接されている。前記磁気ヘツ
ド83はカード往復走行通路22Cの中間位置に
配設されて、そのヘツド面が該走行通路22C内
に臨み、この磁気ヘツド83に対応して圧着ロー
ラ98が固定フレーム8側に配設されている。こ
の圧着ローラ98は図示しないばねにより常時ヘ
ツド83方向に付勢されており、この付勢力によ
り磁気カード19を磁気ヘツド83に圧接させる
ようにしている。
一方、前記従動ベルト82は固定フレーム8側
に配設された回転自在なローラ101,102間
に張設され、これらローラ101,102間には
前記アイドルローラ95A,95Bに対応する一
対のローラ103A,103Bと、テンシヨンロ
ーラ10が配設されている。前記ローラ101,
103A,103Bおよびテンシヨローラ104
は第5図に示すようにそれぞれ回動自在なレバー
99A〜99Dに配設され、かつばね100A〜
100Cによりそれぞれ搬送ベルト81方向に常
時付勢されている。
前記パンチ機構84は通話終了時に磁気カード
19の所定部位に残留通話度数を示す穿孔を行う
ためのもので、外枠フレーム6の側板11に配設
され、その一部が回動フレーム7と固定フレーム
8の側板13および15に設けられた切欠部10
5,106(106は図示せず)から両フレーム
7,8内に臨む円筒形のダイス107と、このダ
イス107に挿通され、ソレノド108によつて
駆動されるポンチ109と、穿孔による磁気カー
ド19のくずをカードリーダ2の外部に導くパイ
プ110とで構成されている。
加えて、前記カード往復走行通路22Cには第
1図aに示すように3組のセンサー111〜11
3がそれぞれ所定位置に配設され、これらセンサ
ー111〜113により磁気カード19の位置を
検知し、前記駆動モータ80を制御するようにし
ている。また、カード往復走行通路22Cの中間
部には第6図に示すように磁気カード19の一側
縁を案内するガイド溝115Aを有する略コ字状
のガイド部材115が配設されている。このガイ
ド部材115は側板10に穿設され、カード往復
走行通路22Cに沿つて傾斜した長孔116に側
板10の外方から挿入され、かつばね117によ
り常時側板14方向に付勢されることにより、前
記磁気カード19の他端を側板11の内側面に押
し付けている。このため、磁気カード19は前記
側板11の内側面を基準面としてカード往復走行
通路22C中を移動する。
前記返却通路40の下方には第4図に点線で示
す返却レバー120が配設されている。この返却
レバー120は返却通路40とカード収納通路4
2を選択的に開閉制御するためのもので、下端部
が外枠フレーム6および固定フレーム8に共通に
支架された軸121に回動自在に枢支され、上方
に延在する先端部が前記カード往復走行通路22
Cの下部で、かつ通常、固定フレーム8内、換言
すれば前記走行通路22Cの後方に位置し、これ
によつてカード収納通路42を閉塞している。し
たがつて、通話終了後、残留通話度数が残つてい
る磁気カード19はカード往復走行通路22Cよ
り、返却レバー120の上面に沿つて返却通路4
0に導かれ、返却口5より外部に排出され、通話
者に返却される。一方、通話終了時に残留通話度
数が残つていない磁気カード19は、ソレノイド
123の駆動によりカード収納ケース41(第1
図a参照)に収納される。すなわち、カード収納
信号によつてソレノイド123が励磁されると、
返却レバー120は第4図反時計方向に回動され
て反却通路40を閉塞すると同時にカード収納通
路42を開放にするため、残留通話度数が残つて
いない磁気カード19はカード収納通路42を通
つてカード収納ケース41内に落下収納される。
なお、前記固定フレーム8は外枠フレーム6の
奥側に収納され、かつ該フレーム6に固定されて
いる。
前記磁気カード19は可撓性を有する合成樹脂
材料によつて、例えば幅が5.4cm、長さが6cm、
厚さが0.5mm程度の矩形薄板状に形成され、その
裏面一側寄りには磁気ヘツド83のヘツド幅とほ
ぼ等しい幅を有する帯状の磁気記録部が磁気物質
の塗布によつて全長に亘り形成されている。ま
た、磁気カード19の表面側右端部には第2図に
示すように残度数を表示する数字130が表示され
ており、これらの数字130の右側部分に前述した
パンチ機構84による穿孔がなされ、その孔13
1の位置により残度数のおおよそを知り得るよう
にしている。この場合、孔131は数字130の大
きい方から小さい方に向つて穿かれ、最も小さい
数字「1」は1通話分に相当する金額、例えば10
円を表示し、数字「200」により200通話分まで使
用可能であることを意味している。このような表
示方法を採用すれば、「0」に最も近い孔131
の位置を確認することにより、何通話分程度の金
額が残つているかが一目瞭然で、また数字130の
大きい部分に孔131がある間はおおよその残度
数を知るだけでも通話中に電話が切れる必配がな
いので、安心して電話を使用することが可能であ
る。
次に上記構成によるカードリーダ2の動作につ
いて説明する。
カード挿入前において駆動モータ80は停止
し、シヤツター板75がカード取込み通路22A
を遮断している。この状態において、磁気カード
19をカード挿入口3よりカード取込み通路22
Aに差込むと、その挿入端が前記シヤツター板7
5に当接して一時停止され、この間に第1図aに
示す前後一対のセンサー45A,45Bが該カー
ド19の幅および長さを検知する。正規の磁気カ
ードとして検知すると、センサー45A,45B
は検知信号を送出して駆動モータ80およびカー
ド取込み機構46のソレノイド47を駆動する。
このため、駆動ベルト89が時計方向に走行して
搬送ベルト81およびカード取込み機構46のベ
ルト59を同方向に走行させる一方、ソレノイド
47の駆動に伴い回動レバー48が上昇回動し、
ローラ51およびアイドルローラ53を補助ロー
ラ60,61にベルト59を介して圧接し、また
該レバー48の回動に連動してシヤツター49が
上昇回動し、カード取込み通路22Aを開く。し
たがつて、磁気カード19はカード取込み機構4
6によつて取込まれ、彎曲通路22Bを通つてカ
ード往復走行通路22Cに導かれる。この時、磁
気カード19は磁気ヘツド83を完全に通過する
ことにより、磁気記録部の残度数が読取られ、こ
の残度数が電話機筐体1の表示部に表示されると
ともに電話機を通話可能な状態に設定する。そし
て、第1図bの位置に降下した磁気カード19
は、通話期間中位置に保持される。通話が終了
すると、磁気カード19に駆動モータ80の回転
方向の切換えにより磁気ヘツド83の上方に移動
した後位置まで降下し残留通話度数のデータを
磁気カード19に更新記録し、その後再度位置
まで上昇後降下してこれを磁気ヘツド83で読取
り、確認した後パンチ機構84によつて穿孔し、
返却口5に返却する。通話終了時に残度数のなく
なつた使用不能な磁気カード19については電子
回路より送出されるカード収納信号によつてソレ
ノイド123(第4図参照)が励磁され、返却レ
バー120を動作させる。このため、磁気カード
19はカード収納通路42を通つてカード収納ケ
ース41に収納される。
なお、更新記録の書込みが何らかの理由によつ
て行われなかつた場合は、再度磁気カード19を
上方に送つて磁気ヘツド83による書込みが行わ
れる。また、返却通路40の途中に設けられた第
1図に示すセンサー140部を通過して磁気カー
ド19が返却されると、前記センサー140から
の返却信号により、駆動モータ80を停止させ
る。また、カード搬送路22内で磁気カード19
が詰り、返却されない場合には、回動フレーム7
を回動させて、カード搬送路22を開放にするこ
とにより簡単に取出すことができ、しかもこの
時、磁気ヘツド83が前方側に回動フレーム7と
一体に引出されるので、該ヘツド83の保守、点
検等も容易である。
なお、上記実施例は回動フレーム7を外枠フレ
ーム6に回動自在に連結した場合について説明し
たが、本発明はこれに限らず固定フレーム8に回
動自在に連結してもよいことは勿論である。
以上説明したように本発明に係るカードリーダ
のカード搬送路は、それぞれ相対向する一対の側
板からなる外枠フレーム、回動フレームおよび固
定フレームを有し、外枠フレームの内部に回動フ
レームと固定フレームを前後に位置させて収納配
置し、両フレームの近接対向する側板端面間を、
カード挿入口に連通する水平なカード取込み通路
と、このカード取込通路に続いて設けられ下方に
湾曲した湾曲通路と、この湾曲通路に続いて設け
られ下端が上端より前方に位置するよう傾斜した
カード往復走行通路とからなるカード搬送路と
し、この搬送路に挿入された磁気カードを前記外
枠フレームの一方の内側面を基準面として移動さ
せるように構成したので、回動フレームと固定フ
レームの磁気カードに対する搬送抵抗が小さく、
磁気カードを円滑に移動させ得る。また、回動フ
レームと固定フレームを平板な一対の側板によつ
てそれぞれ構成しているので、部品加工が容易で
安価に製造でき、しかも傾斜したカード往復走行
通路を有しているので、回動フレームを装置固定
部と干渉することなく容易に開閉することがで
き、したがつて搬送路中に滞溜した磁気カードの
取出しも容易である。加えて、回動フレームに磁
気ヘツド、駆動モータ、搬送ベルト等を配設した
場合には、これらの部品の保守、点検、交換作業
等を容易に行え、取扱い性を一段と向上させるこ
とが可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図a,bは本発明に係るカードリーダを磁
気カード式公衆電話機に適用した場合の一実施例
を示す概略構成図および磁気カードの動きを示す
図、第2図は同リーダに使用される磁気カードの
平面図、第3図は同リーダの斜視図、第4図は回
動フレームの側面図、第5図は固定フレームの内
側面図、第6図は同リーダの磁気ヘツド部におけ
る拡大断面図、第7図は回動フレームの開放状態
を示す側面図である。 1……電話機筐体、2……カードリーダ、3…
…カード挿入口、5……返却口、6……外枠フレ
ーム、7……回動フレーム、8……固定フレー
ム、10〜15……側板、19……磁気ヘツド、
22……カード搬送路、32……回動軸、80…
…駆動モータ、81……搬送ベルト、82……従
動ベルト、83……磁気ヘツド。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 外枠フレームの内部に、対向する一対の側板
    からなる固定フレームを前記外枠フレームの内側
    面と適宜間隔をおいて配設すると共に同じく相対
    向しその一部端面がそれぞれ前記固定フレームの
    各側板端面と近接対向する一対の側板からなる回
    動フレームを前記固定フレームの前方に位置させ
    て前記外枠フレーム内に開閉自在に配設し、前記
    固定フレームと回動フレームの近接対向する側板
    端面間を、カード挿入口に連通する水平なカード
    取込み通路と、このカード取込み通路に続いて設
    けられ下方に湾曲した湾曲通路と、この湾曲通路
    に続いて設けられ下端が上端より前方に位置する
    よう傾斜したカード往復走行通路とからなるカー
    ド搬送路とし、前記外枠フレームの一方の内側面
    を基準面として磁気カードが前記カード搬送路内
    を移動することを特徴とするカードリーダのカー
    ド搬送路。
JP6656882A 1982-04-20 1982-04-20 カ−ドリ−ダのカ−ド搬送路 Granted JPS58183542A (ja)

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JPS62150749U (ja) * 1986-03-14 1987-09-24
JP2821745B2 (ja) * 1988-06-01 1998-11-05 株式会社アムテックス カード処理装置

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5757952A (en) * 1980-09-20 1982-04-07 Japan Synthetic Rubber Co Ltd Method and device for converting rotary motion into rotary vibrating motion
JPS5766567A (en) * 1980-10-14 1982-04-22 Manabu Harada Structure of vertical driver of tone arm

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