JPS62215946A - 感光性組成物及び感光性平版印刷版 - Google Patents

感光性組成物及び感光性平版印刷版

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JPS62215946A
JPS62215946A JP5814986A JP5814986A JPS62215946A JP S62215946 A JPS62215946 A JP S62215946A JP 5814986 A JP5814986 A JP 5814986A JP 5814986 A JP5814986 A JP 5814986A JP S62215946 A JPS62215946 A JP S62215946A
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JP
Japan
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acid
photosensitive
compound
photosensitive composition
lithographic printing
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Application number
JP5814986A
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English (en)
Inventor
Toshiyoshi Urano
年由 浦野
Hiroshi Tomiyasu
富安 寛
Yoshihiro Maeda
佳宏 前田
Hideyuki Nakai
英之 中井
Sei Goto
聖 後藤
Nobumasa Sasa
信正 左々
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Kasei Corp
Konica Minolta Inc
Original Assignee
Mitsubishi Kasei Corp
Konica Minolta Inc
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Publication date
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    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03CPHOTOSENSITIVE MATERIALS FOR PHOTOGRAPHIC PURPOSES; PHOTOGRAPHIC PROCESSES, e.g. CINE, X-RAY, COLOUR, STEREO-PHOTOGRAPHIC PROCESSES; AUXILIARY PROCESSES IN PHOTOGRAPHY
    • G03C1/00Photosensitive materials
    • G03C1/72Photosensitive compositions not covered by the groups G03C1/005 - G03C1/705

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Materials Engineering (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は高感度化した平版印刷、及びフォトレジスト等
に使用し得る光可溶化性の感光性組成物と、それを感光
層として有する感光性平版印刷版に関するものであり、
特に、露光により酸を発生する化合物と、この酸により
分解するイミノ基を少なくとも1個有し、感光層の溶解
性を高める化合物を含有するポジ型レリーフ像を与える
新規な感光性組成物と感光性平版印刷版に関するもので
ある。
[従来の技術] 従来、ポジ型レリーフ像を与える感光材料としては、活
性光線を照射することにより5員環のカルボン酸を生し
、アルカリ可溶性となるO−キノンジアシド化合物か実
用に供せられてきた。
かかる感光性組成物の代表的な具体例としては、例えば
、ベンゾキノン−1,2−ジアジドスルホン酸またはナ
フトキノン−1,2−ジアジドスルホン酸とフェノール
・ホルムアルデヒド樹脂またはクレゾール・ホルムアル
デヒド樹脂とのエステル、特開昭56−1044号公報
に記載されているようなナフトキノン−1,2−ジアジ
ド−5−スルホン酸とレゾルシン−ベンズアルデヒド樹
脂とのエステル、米国特許第3,635,709号明細
書に記載されているようなナフトキノン−1,2−ジア
ジドスルホン酸とピロガロール・アセトン樹脂とのエス
テル、特開昭55−76346号公報に記載されている
ようなナフトキノン−1,2−ジアジド−5−スルホン
酸とレゾルシン−ピロガロール−アセトン共重縮合物と
のエステル等が挙げられる。
しかし、前記系の欠点は、例えば分光増感かほぼ不可能
であることから使用光源の波長域を自由に選択できない
点、感光時に光分解により窒素ガスの発生を伴なう為に
しばしば接着性、解像性を低下させること、光重合反応
あるいは光架橋反応を利用したネガ型感元性組成物に比
べ一般に感度か低いことなどである。また、未反応の0
−キノンジアジド化合物とノボラック樹脂はアルカリ現
像液によってカップリング反応を起し、アルカリ溶液に
不溶なアゾ化合物を生成する(フォトポリマー懇話会、
)すトボリマーm集委員会a’ir基礎と応用フォトポ
リマー」第35頁〜36頁、シーエムシー社1978年
発行)。そして、生じたアゾ化合物は現像時、中間調に
赤味を生じさせ、ステップ感度を読みすらくし、さらに
消去性を低下させていた。そこて、0−キノンジアジド
化合物に代わる新規な感光体の出現か待ち望まれていた
一方、そのようなO−キノンジアジド化合物を用いない
感光体の例としては、例えば、特公昭56−2696号
公報に記載されているようなオルトニトロカルビノール
エステル基を有するポリマー化合物、また、[1本写真
学会誌、第43巻、第298〜355頁に記載されてい
るようなケトン系ポリマー化合物等が挙げられる。しか
し、これら感光体の吸収ピークはメタルハロゲンランプ
の最大発光ピークより短波長なため光分解の効率か低く
、実用に供し得るに十分な感度が得られていない。そこ
て、最近効率よくメタルハロゲンランプの光を吸収して
酸を発生する化合物と、その酸により触媒的に効率よく
分解反応を起して感光層の現像液に対する溶解性を増す
化合物とを組合せた感光性組成物が提案されている。か
かる酸により分解し溶解性を増す化合物としては、例え
ばアセタール又はo、N−アセタール化合物(米国特許
第3,779,778号明細書)、オルトカルボン酸エ
ステル、カルボン酸アミドアセタール(ドイツ特許第2
.610,842号公報)、主鎖にアセタール又はケタ
ール基を有するポリマー(特開昭53−133429号
公報)、エノールエーテル化合物(特開昭55−129
95号公報)、N−アシルイミノ炭酸化合物(特開昭5
5−126236号公報)、シリルエステル基を有する
化合物(特開昭60−10247号公報)及びシリルエ
ーテル基を有する化合物(特開昭60−37549号公
報)等がある。しかし、かかる化合物の場合も、露光で
発生した酸による分解反応か遅く、実際の使用に十分な
感度が得られていない。また、高感度であっても保存安
定性に劣るという欠点を有している。
[発明か解決しようとする問題点コ 従って、従来知られている感光性組成物では、現像性等
能の性能を損なわずに十分な感光性を得ることか出来な
かった。
従って、本発明の目的は、活性光線の作用によりポジ型
に作動する新規な感光性組成物とそれを感光層として有
する感光性平版印刷版を提供することにあり、更には現
像時に中間調の赤味がなく、消去時に中間調が汚れない
高感度の感光性組戊物と感光性平版印刷版を提供するこ
とにある。
[問題点を解決するための手段] そして、かかる目的は、本発明によれば、露光により酸
を発生する化合物および鎖酸により分解するイミノ基を
1個以上有する化合物を含有する感光性組成物及び支持
体上に該感光性組成物から形成された感光層を設けてな
る感光性平版印刷版によって達成することかできる。
以下、本発明を更に詳細に説明する。
本発明て使用されるメタルハロゲンランプ、高圧水銀灯
、アルゴンイオンレーザ−、クリプトンイオンレーザ−
1染料レーザー、ヘリウム−カドミウムレーザー等の活
性光線の露光によりカルボン醜、ハロゲン化水素酸等の
酸を発生し得る化合物としては、例えば特開昭50−3
6209号公報に記載のナフトキノン−1,2−ジアジ
ド−4−スルホン酸ハロゲニド、特開昭53−3622
3号公報に記載のトリハロメチルー2−ピロンやトリハ
ロメチル−トリアジン、特開昭55−6244号公報に
記載されているナフトキノン−1゜2−ジアジド−4−
スルホン酸クロライドと電子吸引性置換基を有するフェ
ノール類、またはアニリン類とのエステル化物、特開昭
55−77742号公報に記載のハロメチルービニルー
オキサジアゾール化合物及びジアゾニウム塩等が挙げら
れ、これらを単独で、あるいは混合して使用する。これ
ら露光により酸を発生し得る化合物の添加量は1本発明
の感光性組成物の全固形成分に対し0.1〜50重量%
が好ましく、より好ましくは1〜30重量%である。
本発明において使用される。前述の露光により発生した
酸により分解するイミノ基、例えば下記構造式(A)で
示されるイミノ基を1個以上有する化合物は、醜により
イミノ基が分解され、アミノ基、アルデヒド基、ケトン
基等を形成し、アルカリ溶液の現像液に対する溶解性又
は分散性が増すような化合物である。
具体的には、多価のアミン類と1価のアルデヒド類又は
1価のケトン類、1価のアミン類と多価のアルデヒド類
又は多価のケトン類との縮合反応化合物、及び2価のア
ミン類と2価のアルデヒド類又は2価のケトン類とのl
i1重合反応化合物等である。かかる1価のアミン類の
例としては、例えばメチルアミン、プロピルアミン、n
−ブチルアミン、n−アミルアミン、n−へブチルアミ
ン、n−オクチルアミン、n−ナノニルアミン、n−デ
シルアミン、ドデシルアミン、n−トリデシルアミン、
■−テトラデシルアミン、n−ペンタデシルアミン、1
−ヘキサデシルアミン、n−ヘプタデシルアミン、l−
メチルブチルアミン、オクタデシルアミン、イソアミル
アミン、イソプロピルアミン、tert−ブチルアミン
、5ec−ブチルアミン、tert−アミルアミン、イ
ソアミルアミン、1.3−ジメチルブチルアミン、3゜
3−ジメチルブチルアミン、tert−オクチルアミン
、■、2−ジメチルブチルアミン、4−メチルペンチル
アミン、1.2.2−トリメチルプロピルアミン、1.
3−ジメチルペンチルアミン、シクロブチルアミン、シ
クロペンチルアミン、シクロヘキサンメチルアミン、シ
クロヘキシルアミン、アニリン、0−1〜ルイジン、m
−トルイジン、P−トルイジン、m−エチルアニリン、
P−エチルアニリン等が挙げられ、2価のアミン類の例
としては、メチンジアミン、エチレンジアミン、l、3
−ジアミノプロパン、1.2−ジアミノプロパン、1.
2−ジアミノ−2−メチルプロパン、2.5−ジメチル
−2,5−ヘキサンジアミン、1.4−ジアミノブタン
、1,5−ジアミノペンタン、1.4−ヘキサンジアミ
ン、1.7−ジアミノオクタン、l、8−ジアミノオク
タン、1.9−ジアミノノナン、1.10−ジアミノデ
カン、1,11−ジアミノウンデカン、1.12−ジア
ミノドデカン、4.4”−メチレンビスシクロヘキサン
アミン、1.2−ジアミノシクロヘキサン、1.3−シ
クロヘキサンビスメチルアミン、ベンジジン、4−アミ
ノフェニルエーテル。
0−トリジン、3.3”−ジメトキシベンジジン、0−
7エニレンシアミン、4−メトキシ−〇−フェニレンシ
アミン、2.6−ジアミツトルエン。
m−フェニレンジアミン、p−フェニレンシアミン、2
,3−ジアミノナフタレン、1.5−ジアミノナフタレ
ン、1.8−ジアミノナフタレン等が挙げられる。
また、1価のアルデヒド類の例としては、例えば、ホル
ムアルデヒド、アセトアルデヒド、プロピオンアルデヒ
ド、ブチルアルデヒド、イソブチルアルデヒド、2−メ
チルブチルアルデヒド、2−エチルツチルアルデヒド、
バレルアルデヒド、イソバレルアルデヒド、ヘキサナル
、2−エチルヘキサナル、2.3−ジメチルバレルアル
デヒド、オクチルアルデヒド、シクロヘキサンカルボキ
シアルデヒド、シクロオクタンカルボアルデヒド、フェ
ニルアセトアルデヒド、2−フェニルプロピオンアルデ
ヒド、ジフェニルアセトアルデヒド、ベンズアルデヒド
、0−トルアルデヒド、m−)−ルアルデヒド、p−ト
ルアルデヒド、0−アニスアルデヒド、m−アニスアル
デヒド、p−アニスアルデヒド、0−エトキシベンズア
ルデヒド12.4−ジメチルベンズアルデヒド、2.5
−ジメチルベンズアルデヒド、4−ビフェニルカルボキ
シアルデヒト、2−ナフトアルデヒド等が挙げられ、2
価のアルデヒド類の例としては、例えば、0−フタリッ
クジカルボキシアルデヒド、イソフタルアルデヒド、テ
レフタルジカルホキシアルデヒド等が挙げられる。更に
、1価のケトン類の例としては、例えばアセトン、2−
ブタノン、2−ペンタノン、3−ペンタノン、3−メチ
ル−2−ペンタノン、2−ヘキサノン、3−ヘキサノン
、3−メチルヘキサノン、2−ヘプタノン、3−ヘプタ
ノン、3−メチルヘプタノン、2−オクタノン、3−オ
クタノン、2−メナノン、シクロブタノン、シクロペン
タノン、フェニルアセトン、ベンジルアセトン、l−フ
ェニル−2−ブタノン、1.1−ジフェニルアセトン、
1.3−ジフェニルアセトン、2−フェニルシクロヘキ
サノン、2−インデン、β−テトラロン、プロピオフェ
ノン、0−メチルアセトフェノン、ペンツフェノン等が
挙げられ、2価のケトン類としては、2.4−ペンタン
ジオン、2.3−ヘキサンジオン、2.5−ヘキサンジ
オン、2,7−オクタンジオン、2.3−ブタジオン、
2−メチル−1,3−シクロペンタンジオン、1.3−
シクロヘキサンジオン、1,4−シクロヘキサンジオン
、1.3−シクロペンタンジオン、3−アセチル−2−
ヘプタノン、2,2,6.6−チトラメチルー3.5−
へブタジオン、2−メチル−1,3−シクロヘキサンジ
オン、5,5−ジメチル−1,3−シクロヘキサンジオ
ン、ジベンゾイルメタン、1.4−ジベンゾイルブタン
、p−ジアセチルベンゼン、m−ジアセチルベンゼン、
ベンジル、44′−ジメトキシベンジル、2−フェニル
−1,3−インダンジオン、1.3−インダンジオン、
O−ジベンゾイルベンセン、1.2−ナフトキノン、1
.4−ナフトキノン簿か挙げられる。
好ましい本発明の酸により分解するイミノ基を含有する
化合物としては、メチルアミン、プロピルアミン、n−
ブチルアミン、n−ヘプチルアミン、■−メチルブチル
アミン、イソプロピルアミン、メチレンジアミン、エチ
レンジアミン、1.2−ジアミノシクロヘキサン、1,
4−ヘキサンジアミン、2.6−ジアミツトルエン等の
アミン類と、ホルムアルデヒド、アセトアルデヒド、プ
ロピオンアルデヒド、ブチルアルデヒド、p−トルアル
デヒド、ベンズアルデヒド、0−フタリックジカルボキ
シアルデヒド、イソフタルアルデヒド、テレフタルジカ
ルボキシアルデヒト等のアルデヒド類、又はアセトン、
2−ツタノン、2−ペンタノン、2−ヘキサノン、1.
1−ジフェニルアセトン、ベンゾフェノン、2.4−ペ
ンタジオン、2.3−ヘキサンジオン、2.5−ヘキサ
ンジオン、1.3−シクロヘキサノン、1.4−シクロ
ヘキサンジオン、2,3−ブタジオン、1.2−ナフト
キノン等のケトン類との低分子縮合化合物及び高分子縮
重合化合物等である。
本発明に使用される酸により分解するイミノ基を1個以
上有する化合物の添加量は、本発明の感光性組成物の全
固形分に対し1〜80重量%、好ましくは5〜60重量
%である。添加量か1重量%未満では露光感度か低下す
る傾向になり、また、80%を超えると現像性が低下し
てくるので、上記範囲から選択するのかよい。また、本
発明に使用される酸により分解するイミノ基を含有する
高分子重合化合物の分子量範囲は、好ましくは重量平均
分子量MwlOO〜10,000、特に好ましくは重量
平均分子量M w 200〜7000の範囲であり、ま
た分散度は1〜20、好ましくは1〜17の範囲である
本発明の感光性組成物は、露光により酸を発生する化合
物と、酸により分解するイミノ基を1個以上有する化合
物の組合せのみで使用することがてきるが、さらにアル
カリ可溶性樹脂を添加することにより、感光性組成物の
耐薬品性及び溶解性等の他の性能を改良することかでき
る。
本発明に使用されるアルカリ可溶性樹脂としては、フェ
ノール類とアルデヒド類を酸性触媒存在下で縮合して得
られるものが使用できる。該フェノール類としては、例
えばフェノール、m−、p−クレゾール及び、p−置換
フェノール等が挙げられる。該アルデヒド類としては、
ホルムアルデヒドか挙げられる。好ましいアルカリ可溶
性樹脂は、フェノール類とホルムアルデヒドとの縮合に
より得られる所謂ノボラック樹脂であり、例えばフェノ
ール・ホルムアルデヒド樹脂、クレゾール・ホルムアル
デヒド樹脂、特開昭55−57841号公報に記載され
ているようなフェノール・クレゾール・ホルムアルデヒ
ド共重縮合体樹脂、特開昭55−127553号公報に
記載されているようなp−置換フェノールとフェノール
もしくはクレゾールとホルムアルデヒドとの共重縮合体
栴脂等が挙げられる。特に、m−及びp−クレゾールと
ホルムアルデヒドとの縮合物、およびフェノール、m−
及びp−クレゾールとホルムアルデヒドとの縮合物か好
適である。本)A川におけるこれらのアルカリ可溶性S
I脂の含有量は、感光性組成物の全固形分に対し、30
〜90重量%が好ましく、特に好ましくは50〜85重
量%である。
本発明の感光性組成物には酸発生効果を高める目的で一
重項、あるいは三重項エネルギー伝播体を含有させるこ
とができる。かかる増感剤の例としては、キサンチン色
素、例えばフルオロセン、エオシン及びローダミンS並
びにエヌ、ジェー。
ツロー(N 、 J 、 T u r ’r o )著
[モレキュラーフォトケミストリー(Molecula
rePhotochemistry)J  (ベンジャ
ミン社(W、A、Benjamin  Inc、、)、
ニューヨーク、1967年発行)第132頁とスチーブ
ン エル、ムロブ(Steven  L。
M u r o v )著「ハンドブック オブ フォ
トケミストリー(Handbook  of  Pho
−tochemistry)J (マーセル デツカ−
社(Marcel  Dekker  Inc、。
)、ニューヨーク、1973年発行)第1頁〜第35頁
に記載されているようなピレン、アントラセン、ピレン
、ナフタレン、キサントン、ベンズフェノン、アセトフ
ェノン、ミヒラートケトン、アントラキノン、ニトロピ
レン、ベンゾインモノメチルエーテル、トリフェニルピ
リリウムバークロレート、ベンジル等が挙げられる。
更に、本発明の感光性組成物には、露光により可視画像
を形成させるためプリントアウト材料を添加することか
できる。プリントアウト材料は前記の露光により酸もし
くは遊gi2!iを生成する化合物と、これと相互作用
することによってその色調を変える有機染料より成る。
有機染料としては。
ビクトリアピュアーブルーBOH(採土ケ谷化学■製)
、パテントとュアーブル−(住友三国化学工業■製)、
オイルブルー#5oj(オリエント化学工業■製)、ス
ーダンブルーII(BASF製)、クリスタルバイオレ
ット、マラカイトグリーン、ツクシン、メチルバイオレ
ット、エチルバイオレット、メチルオレンヂ、ブリリア
ン1〜グリーン、コンゴーレッド、エオシン、ローダミ
ン6G等を挙げることができる。
本発明の感光性組成物には前記の成分以外に必要に応じ
て、各種添加剤を加えることかできる。
例えば、感脂性を向上させるために特公昭5〇−362
06号公報、米国特許第4,123,279号明細書等
に記載されている親油性のフェノール・ホルムアルデヒ
ド樹脂及びp−置換フェノール・ホルムアルデヒド樹脂
を添加することができる。p−こ換フェノール・ホルム
アルデヒドの置換基として、t−ブチル基、t−アミル
基、オクチル基、ベンジル基、クミル基などの如き炭素
原子数4〜lO個のアルキル基、フェニル基、トリル基
などのようなアリール基か挙げられる。
また、上記フェノール・ホルムアルデヒド樹脂とハロゲ
ンスルホニル基を有する0−キノンジアジド化合物とを
縮合させたものも有効に用いることかできる。
塗布性を改良する添加剤として、セルロースアルキルエ
ーテル類、エチレンオキサイド系界面活性剤、含フッ素
系界面活性剤を加えることができる。
塗膜の可撓性を改良するために可塑剤を加えることかで
きる0例えば、フタル酸ジブチルフタル酸ジオクチル酸
等のフタル酸エステル類、ブチルクリコレート、エチル
フタリールエチルクツコレート等のグリコールエステル
類、トリフェニルホスフェート、トリクレジルホスフェ
ート等の燐酸エステル、アジピン酩ジオクチル等の脂肪
族二塩基酸エステル類等が有効である。
また感光層と支持体との接着性を改良する目的で、特開
昭51−52002号公報に記載されているシランカッ
プリング剤(例えばアミノアルコキシシラン化合物)等
の接着性改良剤を添加することかできる。
また、感光層の耐摩耗性を改善するためにエポキシ樹脂
、塩化ビニルと酢酸ビニルの共重合体、ポリ塩化ビニリ
デン、ポリ酢酸ビニル、エチルセルロース、アセチルブ
チルセルロース、ポリウレタン等の親油性高分子等を添
加することかできる。
本発明の感光性組成物は、上記各成分を溶媒に溶かして
支持体上に塗布される。使用し得る溶媒としては、メチ
ルセロソルツ、エチルセロソルブ、メチルセロソルツア
セテート、エチルセロソルブアセテート、シクロヘキサ
ン、メチルエチルケトン、トルエン、シクロヘキサノン
、エチレンジクロライド、酢酸エチル、ジメチルホルム
アミド、ジメチルスルフォキサイド を単独あるいは混合して使用する。塗布溶液中の固形分
の濃度は2〜50i量%が適当である。また塗布量とし
ては平版印刷版材料の場合、一般的に固形分として0.
5〜5g/m”であり、好ましくはl・5〜3 g /
 m 2である。塗布方法は従来公知の方法、例えば、
回転塗布、ワイヤーバー塗布、ディップ塗布、エアーナ
イフ塗布、ロール塗布、プレート塗布及びカーテン塗布
などが可能である。
本発明の感光性組成物を塗布する支持体は、アルミニウ
ム板、亜鉛、銅等の金属板,及び亜鉛、銅、クローム等
が蒸着あるいはラミネートされた金属、紙、プラスチッ
ク、ガラス等が挙げられる。最も好ましいのはアルミニ
ウム板である。
アルミニウム板の支持体の場合には、砂目立て処理、脱
脂処理、陽極酸化処理及び必要により封孔処理等の表面
処理かされていることが好ましい。
これらの処理には公知の方法を適用することかできる。
砂目立て処理する方法としては、ブラシ研磨法、ボール
研磨法等の機械的な粗面化法,化学研磨法、電解エツチ
ング法及び機械的粗面化法と電解的粗面化法とを組合せ
たものか挙げられる。
脱脂処理方法としては、アルカリエツチング法及び硫酸
デスマット法等が挙げられる。陽極酸化は例えば燐醜、
クロム酸、ホウ酸、硫酸等の無機酸、もしくはシュウ酸
、スルファミン酸等の有機酸の単独又はこれらの酸2種
以上を混合した水溶液又は非水溶液中アルミニウム板を
陽極として電流を通じることによって行われる.更に封
孔処理は、珪酸ソーダ水溶液、熱水及び若干の無機塩又
は有機塩の熱水溶液に浸漬するか水蒸気浴によって行な
われる。
本発明の感光性組成物を塗設した平版印刷版材料は、透
明陽画フィルムを通してカーボンアーク灯、水銀灯、メ
タルハライドランプ、キセノンランプ、タングステンラ
ンプ等の光源により露光し、次いてアルカリ性水溶液で
現像することにより未露光部分のみか支持体表面に残り
、ポジーポジ型のレリーフ像ができる。
現像に使用される現像液はアルカリ性であればよく、ア
ルカリ水溶液の具体例としては、水酸化ナトリウム、水
酸化カリウム、水酸化カルシウム、炭酸ナトリウム、炭
酸カリウム、メタ硼酸す1−リウム、第三リン酸ナトリ
ウム、第ニリン酸ナトリウム、メタ珪酸すhリウム、ギ
酸ナトリウム等の水溶液が挙げられる。また該現像液中
に必要に応じてアニオン性界面活性剤、両性界面活性剤
やアルコール等の有機溶媒を加えることができる。
[発明の効果] 以上説明した通り、本発明の感光性組成物を感光層とし
て塗布することにより、感光性に優れかつ現像性、露光
可視画性など他の性能を損なわない平版印刷版材料及び
フナ1〜レジスト材を得ることかできる。
[実施例] 以下、実施例によって、本発明を具体的に説明する。た
たし1本発明はこれらに限定されるものではない。
合成例1(下記構造式1の化合物の合成)1.2−ジア
ミノシクロヘキサンlO88g(0,10moJl)を
トルエン80 m lに溶解し、攪拌しながら、これに
P−トルアルデヒド24g(0゜20mou)を室温下
、滴下ロートより20分間かけて添加した。添加後、室
温にて5時間攪拌を続けた。トルエン溶液を減圧下濃縮
した。その後真空下(約1mmHg)、約80℃に加熱
しながら10時間保持してかっ色粘稠液体を得た。その
収量は24.1gであった。RI、NMRにより、その
構造か分子fi31Bの下記構造式lであることを確認
した。
合成例2(下記構造式2の化合物の合成)合成例1にお
けるP−トルアルデヒドの代わりにテレフタルジカルボ
キシアルデヒド17.4(0,13mo文)を使用し、
合成例1と同様に反応、後処理、同定を行ったところ、
下記構造式2で示される化合物であることが判った。更
にGPC(ゲルパーミェーションクロマトグラフィー)
により重量平均分子tjt (Mw)を測定したところ
1.100であった。
合成例3(下記構造式3の化合物の合成)合成例工にお
けるp−トルアルデヒドの代わりに2,3−ブタジオン
10.2g (0,13m。
交)を使用し、合成例1と同様に反応、後処理、同定を
行ったところ、下記構造式3で示される化合物であるこ
とか判った。更にGPCによるMwはl、500であっ
た。
合成例4(下記構造式4の化合物の合成)合成例1にお
ける1、2−ジアミノシクロヘキサンの代わりにエチレ
ンジアミン6g (0,10mol)を使用し、p−ト
ルアルデヒドの代わりに2.3−ブタジオン11.2g
 (0,13m。
文)を使用し、合成例1と同様に反応、後処理、同定を
行ったところ、下記構造式4で示される化合物であるこ
とが判った。更にGPCによるMWは800で゛あった
構造式 3 構造式 4 (実施例1〜4) 厚さ0.24ミリのアルミニウム板を20%燐酸ナトリ
ウム水溶液に浸漬して脱脂処理を行った後、0.4モル
塩酸水溶液中て25℃、電流密度40 A / d m
 ”で30秒間″逝解エツチングした。
次いで4%水酸化ナトリウム水溶液でデスマット処理を
施した後、30%硫酸水溶液中で30℃、電流密度5 
A / d m ”の条件で20秒間陽極酸化処理を行
った。このときの陽極酸化量は2g/m2であった。更
にこの板を熱水処理し、以下の組成の感光性液を回転塗
布し、100℃、3分間乾燥を施して平版印刷版材料を
得た。乾燥後の塗布量は2.0g/m”であった。
フェノールとm+、p−混合クレゾールとホルムアルデ
ヒドとの共縮合化合物(ノボラック樹脂[I]、数平均
分子ff1Mn=2300.i呈平均分子量Mw=11
,000、フェノールとm+、p−クレゾールのモル比
かそれぞれ40:36:24)         6.
0g本発明の化合物   0.39〜0.54g2−ト
リクロロメチル−5−[β−(2′−ベンゾフリル)ビ
ニル]−1,3,4−才キサジアゾール       
    o、06gエチルセロソルフ        
 70gメチルセロソルブ         30g尚
、分子量の測定は、GPC(ゲルパーミェーションクロ
マトグラフィー)(日立製作所製635型)により、室
温下、昭電工■製分離カラム[ショデックス(shod
ex)  A 8 0 2 、 A803、 及びA3
04から成る3連カラム)で、テトラヒドロフランを溶
媒に用いて行った。この時の流速は1.5mfL/mi
n、また測定された分子量はポリスチレン換算である。
このようにして得られた平版印刷版材料について適正露
光感度に関し比較例とともに以下の様にして検討した。
適正露光感度は次のような方法で検討された。
平版印刷版材料を2KWメタルハライドランプ(岩崎電
気■製、アイドルフィン2000)で80cmの距離か
ら、ステップタブレット(濃度差0.15.21段階、
イーストマンコダック社製No、2)を通して密着露光
し、次に小西六写真工業■製、ポジ型PS版用現像液5
DR−1の9倍希釈液を用い、25℃、45秒間の現像
を行った。21段階のグレースケールで4段階目が完全
にクリアーとなる光量を適正露光量(mJ )とし、露
光感度を評価した。
また、現像時の中間調赤味、及び消去時の中間調汚れは
目視で評価した。結果を表1に示した。
(比較例1) 実施例1の感光性塗布液において、イミノ結合を有する
本発明の化合物を使用する代わりに、〇−ナフトキノン
ー1.2−ジアジド−5−スルホン酸クロリドとピロガ
ロール・アセトン樹脂とのエステル化物(数平均分子f
iMn=1800、重量平均分子量M w = 400
0、エステル化率30%水酸2!li1個当り)2.5
gを使用した以外は全く回し処方で平版印刷版材料を得
、同様にして各特性を評価した。結果を表1に示した。
表1性能評価表 1′ ト 以上の結果から本発明の感光性組成物を用いた平版印刷
版は、露光感度か高いことか判った。また、比較例1の
0−ナフトキノン−1,2−ジアジドを使用した感光性
組成物においては、現像時に中間調に赤味か生じ消去時
に中間調か汚れたのに対し、本発明の感光性組成物を用
いた平版印刷版は、中間調に赤味かまったくなく消去性
か極めて良好であった。更に、この印刷版により高画質
の印刷物か多数枚得られた。
(実施例5) 実施例1の感光性塗布液において、ノボラック樹脂[工
゛]を使用する代わりに以下のノボラック樹脂[1]を
使用し・て、添加量を6.2gに変えた以外は全く同じ
処方で平版印刷版材料を得、同様にして各特性を評価し
た。その結果、最適露光量は580mJであり、中間調
の赤味汚れかなく消去性も極めて良好であった。
ノボラック樹脂[II] フェノールとm−、p−混合クレゾールとホルムアルデ
ヒドとの共縮合化合物(数平均分子量Mn=2500.
重h1−平均分子量Mw=8700、フェノールとm−
、p−クレゾールのモル比がそれぞれ10:36・24
) (実施例6) 実施例5の感光性塗布液において、合成例1の化合物の
添加量を0.25gにし、比較例の〇−ナフトキノンー
5−スルホン酸クロリドとピロガロール・アセトン樹脂
とのエステル化物1.2gを添加した以外は全く同し処
方で平版印刷版材料を得、同様にして評価した。その結
果、最適露光量は620 m Jてあった。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)露光により酸を発生する化合物および分子内に該
    酸により分解するイミノ基を1個以上有する化合物を含
    有することを特徴とする感光性組成物。
  2. (2)酸により分解する化合物が、分子内に下記構造式
    (A)のイミノ基を1個以上有することを特徴とする特
    許請求の範囲第1項記載の感光性組成物。 ▲数式、化学式、表等があります▼………(A)
  3. (3)該組成物が更にアルカリ可溶性樹脂を含有する特
    許請求の範囲第1項記載の感光性組成物。
  4. (4)該アルカリ可溶性樹脂が、クレゾール・ホルムア
    ルデヒド樹脂、又はフェノール・クレゾール・ホルムア
    ルデヒド樹脂である特許請求の範囲第3項記載の感光性
    組成物。
  5. (5)支持体上に、露光により酸を発生する化合物およ
    び分子内に該酸により分解する下記構造式(A)のイミ
    ノ基を1個以上有する化合物を含有する感光層を有する
    ことを特徴とする感光性平版印刷版。 ▲数式、化学式、表等があります▼………(A)
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5019481A (en) * 1989-09-25 1991-05-28 International Business Machines Corporation Aqueous base developable negative resist compositions

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