JPS6221529A - 流れ模様を有する合成樹脂シ−トの製造方法 - Google Patents

流れ模様を有する合成樹脂シ−トの製造方法

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JPS6221529A
JPS6221529A JP60161696A JP16169685A JPS6221529A JP S6221529 A JPS6221529 A JP S6221529A JP 60161696 A JP60161696 A JP 60161696A JP 16169685 A JP16169685 A JP 16169685A JP S6221529 A JPS6221529 A JP S6221529A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は大理石模様等の数種類の色が入り乱れて配置さ
れた流れ模様を有する合成樹脂シートの製造方法に関す
る。
〔従来の技術〕
従来から大理石等の複数の色が入り乱れて配置された所
謂流れ模様を有する合成樹脂シートが床材等に使用され
ている。
これらのシートの製造方法として、例えば、数色のペレ
ットを混合してローラーにてシート化する方法が取られ
ていた。又、色の異なる色層を数種重ねて熱可塑性合成
樹脂の多色積層ペレットを形成し、この多色積層ペレッ
トを加熱してシート形成用ロールに供給し、シート形成
用ロールにて多色積層ペレットを加圧接合せしめて模様
を形成する方法(特開昭51−50965号公報)、又
、可塑剤を増量した軟質熱可塑性樹脂のスラリーをこの
スラリーよりも硬質の熱可塑性樹脂のペレットの表面に
被覆せしめてコーティングペレットを形成し、このコー
ティングペレットを加熱軟化せしめてカレンダー加工し
シート化する方法(特開昭51−50968号公@)、
更に、塩化ビニール系樹脂の如き熱可塑性合成樹脂材に
顔料を混練してシート状とすると共にこのシート面に上
記顔料添加と混練による流れ模様を形成し、このシート
素材の表面に顔料を塗布するか又は色素地シートを貼合
わせたものを角形等の立方体小片に細断し、この細断素
材を無定形にプレス型箱内に充填し、熱圧を加えてプレ
ス型箱内の細断素材の流動を促し、流動状態の下に之を
冷却固定化して板状体としたものを平削することにより
、大理石模様を始めとする各種の立体的柄模様を有する
合成樹脂シートを得る方法(特公昭38−4.684号
公報)等が知られている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかしながら、従来の方法には種々の不具合が生じてい
た、例えば数色のペレットをローラーによりシート化す
る方法ではローラーの押出方向に模様が流れて形成され
模様が単調となる欠点を有していた。また、特開昭51
−50965号公報或いは特開昭51−50968号公
報の方法では、押出し方向に模様が流れることは略解消
されているがいまだ満足のいくものではなく、さらにペ
レットの各色が層状に分離しているため得られる流れ模
様が単調になる傾向があり装飾性の面で不満足の点が多
々生じていた。
一方、特公昭3El−4684号公報の方法では、熱可
塑性合成樹脂に顔料を混練してシート状とすると共にシ
ート面に顔料添加と混純による流れ模様を形成する際に
、混練のコントロールが非常に難しく、例えば混練し過
ぎると一色に変化してしまい流れ模様の形成が不可能と
なる場合があり、又、混純の程度が少ないと充分な流れ
模様が得られない虞が生じていた。
本発明は上記した従来技術の欠点に鑑みなされたもので
、方向性のない流れ模様を形成することが出来、且つ装
飾性層な流れ模様が形成でき、しかも従来のように顔料
と樹脂との混純のコントロールミスのない良好な流れ模
様が得られるシートの製造方法を提供することを目的と
する。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明者等は上記課題を解決するため鋭意研究した結果
、高速回転翼型ミキサー内にて攪拌造粒してなる複数の
色彩を合わせ持つ合成樹脂粒を層形成し、熱プレスして
流れ模様を有する合成樹脂シートを形成することにより
、方向性のない流れ模様を有する合成樹脂シートが得ら
れ、しかも装飾性層なシートが得られることを見出し本
発明を完成するに至った。
即ち、本発明は、着色微粒状熱可塑性合成樹脂を複数種
類高速回転翼型ミキサー内にて攪拌造粒してなる複数の
色彩を合わせ持つ合成樹脂粒を基材上に載置し該合成樹
脂粒の層を形成した後、熱プレスして合成樹脂粒を溶融
シート化すると共に流れ模様を有する合成樹脂シートを
形成することを特徴とする流れ模様を有する合成樹脂シ
ートの製造方法を要旨とするものである。
本発明にいう着色微粒状熱可塑性合成樹脂とは、粒径が
0.2〜51m程度のもの、好ましくは0.5〜3u程
度のものを指し、その形状は球状のものでも或いは楕円
状のものでも円柱状のものでもどの、  様なものでも
使用可能である。
上記熱可塑性合成樹脂としてはポリ塩化ビニル樹脂、酢
酸ビニル樹脂、ポリエチレン、ポリプロピレン、アクリ
ル樹脂等の単独重合体或いは共重合体等の一般に使用さ
れる熱可塑性合成樹脂であればいずれのものも単独又は
混合使用可能である。
上記着色微粒状熱可塑性合成樹脂は、例えば、熱可塑性
合成樹脂の粉末を着色剤、可塑剤とともに高速回転翼型
ミキサー内に投入し、加熱攪拌することにより得られた
もの、又、シート状または棒状に形成された着色合成樹
脂を粉砕もしくは切断して製造したものが使用され、こ
れらのうちで色の相違する複数種類のものが使用される
上記着色剤としては、従来から熱可塑性合成樹脂の着色
に使用されているものであればどの様なものでも使用可
能である。
又、上記可塑剤としては、ジオクチルフタレート、ジブ
チルフタレート、ブチルベンジルフタレート、ジオクチ
ルアジペート、トリクレジルフォスフェート等の汎用可
塑剤の他、DAP、アクリル系モノマー、アクリル系オ
リゴマー等の反応性可塑剤、トリブトキシエチルフォス
フェート、ブチルジグリコールアジペート、サンソサイ
ザーC−1100(新日本理化製)等の帯電防止性可塑
剤、ドデシルヘンゼン誘導体等の二次可塑剤等が挙げら
れる。可塑剤の添加量は樹脂100重量部に対し10〜
100重量部が好ましい。
又、必要に応じて安定剤、滑剤、充填剤、発泡剤、帯電
防止剤、防カビ剤など通常使用される添加剤が使用され
る。
特に充填剤は高速回転翼型ミキサーでの攪拌時の熱可塑
性合成樹脂組成物の粘着による流動性低下を改良し、粗
大粒子の発生を抑える効果があり支障のない範囲で添加
することが好ましい。また、このような目的以外に、コ
ストダウン、軽量化等の目的で炭酸カルシウム、クレー
、シリカ、シラスバルーン、ガラスバルーン、木粉、コ
ルク粉等の軽量充填剤、導電性や帯電防止性付与の目的
でカーボン粉末、炭素繊維や銀、銅、ニッケル、アルミ
ニウム、ステンレス、鉄等の金属よりなる粉末や短繊維
などの導電性粉末充填剤や導電性短繊維、耐摩耗性や防
滑性付与の目的で珪砂粒、珪酸化合物粒子、ガラス粉末
、陶磁器粉砕粒、カーボランダム、アランダムなどの硬
質粉粒体、寸法安定性付与の目的でガラス短繊維、チタ
ン酸カリウムの短繊維、MOS(カルシウムメタシリケ
ート)短繊維などの無機物短繊維等が使用できる。
導電性粉末充填剤は粒径が0.5〜1000μが好まし
く導電性短繊維は径が4〜600μで長さが0.5〜2
0111の範囲が好ましい。添加量は目的とする抵抗値
により適宜設定する必要があるが、導電性粉末充填剤の
場合で約2重量%以上、導電性短繊維の場合で約1重量
%以上の添加が必要である。
硬質粉粒体は径が10〜1000μが好ましく、添加量
は5重量%以上の添加が好ましい。他の添加剤充填剤等
は使用目的により適当量添加使用する。
これらの添加剤は単独で使用しても良いし、2種以上を
混合しても何等さしつかえないものである。
本発明方法において使用する多色合成樹脂は、上記着色
微粒状熱可塑性合成樹脂の色の相違する2種類以上のも
のを高速回転翼型ミキサー内にて攪拌造粒してなる球状
のものであり、その粒径は該粒子を使用して得られる合
成樹脂シートの厚み等により種々選択することが出来る
が一般に1〜201程度のものが好ましい。
上記多色合成樹脂粒は少なくとも2種類以上の色が粒子
の表面はもとよりその内部にまで入り乱れて存在するも
のである。
本発明において使用する高速回転翼ミキサーとしては、
従来から一般に使用されているものが使用でき、例えば
ヘンシェルミキサー(三片三部化工機製)、スーパーミ
キサー(周円製作所製)、ニューグラマシン(大和加工
板製)等が使用できる。
本発明に使用される基材としては、合成樹脂の発泡また
は非発泡シート、ガラス繊維、有機繊維、パルプ等の一
種又は2種以上からなる不織布、織布、編布及びこれら
不織布、織布、編布に合成樹脂を塗布もしくは含浸処理
したものの他、不織布、織布、編布にカーボン粉末また
は金属粉末を含有する合成樹脂組成物を塗布または含浸
したり、カーボン粉末または金属粉末を含有する合成樹
脂シートをラミネートした導電性基材や炭素繊維、金属
繊維などの導電性繊維を使用した不織布、織布、編布等
の導電性基材等が使用できる。
本発明において、上記多色合成樹脂粒を基材上に載置し
、多色合成樹脂粒の層を形成する。
上記層の形成方法としては、種々の方法が採用できるが
、例えば、第1図に示すホッパー1a及び多段の振動板
1b、lcよりなる供給機1より多色合成樹脂粒2を基
材3上に供給した後、振動板4により基材3を振動させ
るとともに各樹脂粒2を基材3上に均一に分散させる。
この際、各合成樹脂粒が球状である為振動を与えるだけ
で容易に分散が可能であり、しかも基材上に密に配列さ
れる。
又、切欠き部を有するドクターブレード又は合成樹脂粒
供給口を間欠的に設けた供給器にて、熱可塑性合成樹脂
粒を基材上に縞状に供給し、次いで振動板で基材を振動
させて基材上に熱可塑性合成樹脂粒を均一に分散させる
方法を採用しても良い。
本発明において、基材上に多色合成樹脂粒の層を形成し
た後、熱プレスして多色合成樹脂粒を溶融シート化する
とともに流れ模様を有する合成樹脂シートを形成する。
例えば、第1図において、振動板4により基材3上に均
一に分散された樹脂粒2は加熱装置5により加熱されそ
の直後に所定のクリアランスを有するプレスロール6に
て圧潰されて流れ模様を有する合成樹脂シート7が得ら
れる。熱プレスの方法としては、上記した方法に限られ
ず、例えば加熱した2本以上の金属ロール(例えばカレ
ンダーの如き)又は加熱されたプレス板により押圧する
方法や高周波誘電加熱による平板プレス方式等の様に従
来から行われている方法を採用することができる。
本発明方法で得られる合成樹脂シートは方向性の無い流
れ模様を有するもので、装飾性に富んだシートが得られ
る。又、該シートを床材、壁材等に使用すれば装飾性豊
かな床材、壁材が得られる。
又、着色微粒状熱可塑性合成樹脂の少なくとも1種以上
に、導電性充填剤を使用した導電性微粒状熱可塑性合成
樹脂を使用し、導電性微粒状熱可塑性樹脂/非導電性微
粒状熱可塑性樹脂−1/100以上になるようにして高
速回転翼型ミキサーで攪拌造粒することにより部分的に
導電性流れ模様を有する導電性多色合成樹脂粒を得るこ
とができる。この導電性多色合成樹脂粒を導電性基材上
に均一に分散させこれを熱プレスすることにより導電性
の流れ模様を有する合成樹脂シートが得られる。このよ
うにして得られた合成樹脂シートは装飾性に富み、帯電
防止性の床材、壁材、レザー、シートとしてコンピュー
タ一端末機のカバー、半導体取扱い所の作業台のカバー
や床マント、クリーンルーム用床材、手術室用の床材、
電気通信設備設置所の床材、危険物倉庫の床材等静電気
障害防止のための材料として好適である。
〔実施例〕
以下、本発明を実施例を挙げて更に詳細に説明するが、
本発明はこれら実施例に限定されるものではない。
実施例1 下記第1表に示す組成で黒色微粒状熱可塑性合成樹脂及
び白色微粒状熱可塑性合成樹脂を製造した。
第1表 「黒色微粒状熱可塑性合成樹脂の製造」ヘンシェルミキ
サーFMIOB(三片三部化工機製)に配合(11の樹
脂と着色剤を投入し高速攪拌しつつ、可塑剤、エポキシ
化大豆油、安定剤の液状成分を投入する。投入し終わっ
た後ヘンシェルミキサーのジャケットにIkg/cnl
O藤気を通し、上記樹脂組成物の温度が70°Cになっ
た時点で蒸気を停止し、その後、攪拌による摩擦熱によ
り上記樹脂組成物の温度が110℃になった時点で回転
翼を低速にし、更に粒が成長した時点でジャケットを水
冷し微粒状熱可塑性樹脂の温度が40℃になった時点で
ヘンシェルミキサーより排出し、0.5〜3fiの粒径
を有する黒色微粒状熱可塑性樹脂を得た。
「白色微粒状熱可塑性合成樹脂の製造」ヘンシェルミキ
サーに配合(2)の樹脂、炭酸カルシウム、白色着色剤
を投入し高速攪拌しつつ可塑剤、エポキシ化大豆油、安
定剤の液状成分を投入する。投入し終わった後ヘンシェ
ルミキサーのジャケットに2.5kg/cntの蒸気を
通し上記樹脂組成物の温度が120℃になった時点で蒸
気を停止し、その後、攪拌による摩擦熱により上記樹脂
組成物の温度が132℃になった時点で回転翼を低速に
し、更に粒が成長した時点でジャケットを水冷し、微粒
状熱可塑性樹脂の温度が40℃になった時点でヘンシェ
ルミキサーより排出し0.5〜3flの粒径を有する白
色微粒状熱可塑性樹脂を得た。
「流れ模様を有する合成樹脂粒の製造」上記により作成
した着色微粒状熱可塑性樹脂を白色微粒状熱可塑性合成
樹脂100重量部に黒色微粒状熱可ワ性合成樹脂10重
量部を混合し、これを予め2.5kg/−の蒸気をジャ
ケットに通して加熱したヘンシェルミキサーに投入し、
高速攪拌を行い、着色微粒状熱可塑性樹脂混合物の温度
が120℃になった時点で蒸気を停止し、回転翼を低速
にして所望の粒径になった際にジャケットを水冷し樹脂
粒の温度が40℃になった時点でヘンシェルミキサーよ
り排出した。得られた樹脂粒は粒径約1〜71で表面が
白色と黒色が入り乱れて配置された球状のものであった
。また、粒子を切断して内部を観察したところ、内部に
も表面と同様白色と黒色が立体的に入り乱れて配置され
たものであった。
「シートの製造」 上記のようにして得られた流れ模様を有する熱可塑性合
成樹脂粒(粒径1〜7m)を電磁式振動傾斜板(電磁フ
ィーダー:神鋼電機製)より、ガラス繊維、有機繊維、
パルプ、樹脂バインダーからなるガラス混抄紙の表面に
供給し、これを電磁式パイブレーク−を設置した振動板
にて振動し、ガラス混抄紙表面に流れ模様を有する熱可
塑製合成樹脂粒を均一に分散した。しかる後220℃に
設定されたオープン中で約2分間加熱した後、約21に
クリアランスを設定した水冷したフラットなエンボスロ
ールで圧潰し表面の平滑なマーブル調の流れ模様を有す
る合成樹脂シートを得た。この合成樹脂シートは床材、
壁材として装飾性の高いものであった。
実施例2 「ヘンシェルミキサーでの攪拌造粒条件」下記第2表に
示すA−Eの配合についてヘンシェルミキサーに粉末成
分(樹脂、カーボン粉末、白色着色剤)を投入し、高速
攪拌しつつ液状成分(可塑剤、エポキシ化大豆油、安定
剤)を投入する。その後実施例1の配合(1)と同様の
条件で各別[流れ模様を有する合成樹脂粒の製造」上記
により作成した着色微粒状熱可塑性合成樹脂を白色微粒
状熱可塑性合成樹脂(E)100重量部にカーボン粉末
入り黒色微粒状熱可塑性合成樹脂(A)〜(D)を各別
に10重量部づつ混合し、それぞれの混合物を予め2.
5kg/cnTの蒸気をジャケットに通して加熱したヘ
ンシェルミキサーに各別に投入し、高速攪拌を行い、着
色微粒状熱可塑性合成樹脂の温度が110℃になった時
点で蒸気を停止し、回転翼を低速にして所望の粒径にな
った際にジャケットを水冷し樹脂粒の温度が40℃にな
った時点でヘンシェルミキサーより排出した。得られた
4種類の樹脂粒は各々粒径約1〜7寵で表面は白色と黒
色が入り乱れて配置された球状のものであった。また、
粒子を切断して内部を観察したところ、内部にも表面と
同様白色と黒色が立体的に入り乱れて配置されたもので
あった。
「シートの製造」 上記のようにして得られた4種類の流れ模様を有する熱
可塑性合成樹脂粒を実施例1と同様の方法で各別にカー
ボン繊維、ガラス繊維、パルプ、樹脂バインダーからな
る導電性不織布(カーボン繊維15%含有)上に供給し
加熱加圧して表面の平滑なマーブル調の流れ模様を有す
る合成樹脂シートを得た。
得られた4種類の合成樹脂シートの抵抗値を測定したと
ころ、各々が優れた導電性を有する装飾性に冨んだもの
であった。結果を第3表に示す。
第3表 これらの合成樹脂シートは帯電防止性または導電性の床
材、壁材、レザー、シートとしてコンピュータ一端末機
等のカバー、半導体取扱い所の作業台カバーや床マット
、クリーンルーム用床材、手術室用の床材、電気通信設
備設置所の床材、危険物倉庫の床材等静電気障害防止の
ための材料として有用である。
〔発明の効果〕
本発明方法によれば、使用する多色合成樹脂が球状であ
る為、基材上に層状化が容易に行え、しかも密に凹凸な
く配列されるため熱プレスした際得られるシートの厚み
が均一なものが得られる。
又、各樹脂粒が複数の色が粒子の表面はもとよりその内
部にまで入り乱れて存在するものであるため、方向性の
無い変化に富んだ装飾性豊かな流れ模様が得られる。
また、高速回転翼型ミキサーでの攪拌造粒により種々の
添加剤が容易にしかも多量に混合でき、添加剤の種類に
応じて種々の機能を付与した合成樹脂シートを簡単に作
ることができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の実施例を示すもので、第1図は本発明製
造方法の一実施例を示す工程図である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 着色微粒状熱可塑性合成樹脂を複数種類高速回転翼型ミ
    キサー内にて攪拌造粒してなる複数の色彩を合わせ持つ
    多色合成樹脂粒を基材上に載置し該合成樹脂粒の層を形
    成した後、熱プレスして多色合成樹脂粒を溶融シート化
    すると共に流れ模様を有する合成樹脂シートを形成する
    ことを特徴とする流れ模様を有する合成樹脂シートの製
    造方法。
JP60161696A 1985-07-22 1985-07-22 流れ模様を有する合成樹脂シ−トの製造方法 Granted JPS6221529A (ja)

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