JPH0587389B2 - - Google Patents

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JPH0587389B2
JPH0587389B2 JP2081144A JP8114490A JPH0587389B2 JP H0587389 B2 JPH0587389 B2 JP H0587389B2 JP 2081144 A JP2081144 A JP 2081144A JP 8114490 A JP8114490 A JP 8114490A JP H0587389 B2 JPH0587389 B2 JP H0587389B2
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【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕 本発明は、熱可塑性合成樹脂からなる導電性着
色合成樹脂粒およびこの導電性着色合成樹脂粒を
用いて製造される導電性合成樹脂シートに関す
る。 〔従来の技術〕 近年開発された導電性合成樹脂シートは、例え
ば病院の手術室あるいは電算機室などにおける静
電気による障害(爆発の惹起、塵埃の付着、電算
機の誤操作など)を防止するため、床材や壁材な
どに多く使用されている。 従来、この導電性合成樹脂シートの素材として
用いられる導電性着色合成樹脂粒として、例えば
着色剤が添加された熱可塑性合成樹脂からなる着
色合成樹脂粒(以下「カラーチツプ」という)の
表面に、高導電性のカーボンブラツク粉末を合成
樹脂に混入して形成されるカーボンブラツク粉末
混入合成樹脂を形成させたものなどがある。 また、従来、この導電性合成樹脂シートとして
は、例えばカラーチツプと、高導電性のカーボ
ンブラツク粉末を合成樹脂に混入して粒状に形成
されたカーボンブラツク粉末混入合成樹脂粒とを
導電性基材層上に分散混在させたのち熱プレスし
て軟化もしくは溶融し焼結してシート化したも
の、カラーチツプの表面にカーボンブラツク粉
末混入合成樹脂層を形成したものを導電性基材層
上に散布し、これを熱プレスして軟化もしくは溶
融し焼結してシート化したのち、該シート表面を
研削したものなどがある。 〔発明が解決しようとする課題〕 しかしながら、前記の場合、導電性を得るた
めには、カーボンブラツク粉末混入合成樹脂粒が
導電性合成樹脂シートの表面から導電性基材層に
導通していることが必要であり、従つて表面に位
置するカーボンブラツク混合合成樹脂粒の存在に
より、導電性合成樹脂シートの表面意匠は全面が
黒灰色または黒色を主体としたものとなり、床材
および壁材としての装飾的価値は全くないという
問題点を有している。 前記の場合では、カラーチツプの表面にカー
ボンブラツク粉末混入合成樹脂を積層したものを
導電性基材層上に散布し、これを熱プレスして軟
化もしくは溶融し焼結してシート化したのち、該
シート表面を研削することにより、導電性合成樹
脂シートの表面にはカラーチツプが現出して幾分
意匠性の向上を図れるものとなるが、同時にカラ
ーチツプの周縁には必ずカーボンブラツク粉末混
入合成樹脂による黒色の縁取りが現出してくるた
め、導電性合成樹脂シートの表面意匠が亀甲模様
のものしか得られず、やはり意匠が制限される。 本発明は、このような従来技術を背景になされ
たもので、高導電性のカーボンブラツク粉末を使
用しなくても導電性を得ることができるようにし
てシート表面に黒色あるいは黒灰色を含まない任
意の着色模様を形成することを可能にした導電性
着色合成樹脂粒およびこれを用いた導電性合成樹
脂シートを提供することを目的とする。 〔課題を解決するための手段〕 本発明は、熱可塑性合成樹脂からなる着色合成
樹脂粒の表面に、該着色合成樹脂粒と同系色に着
色され、かつカーボンブラツク粉末以外の導電性
物質を含有した熱可塑性合成樹脂からなる表面層
を形成したことを特徴とする導電性着色合成樹脂
粒を提供するものである。 また、本発明は、少なくとも、順次積層される
導電性基材層と、着色層とを備え、該着色層は、
前記導電性着色合成樹脂粒を該導電性基材層の表
面に適宜布設したのち、加熱加圧して軟化もしく
は溶融し焼結してシート化させたものであること
特徴とする導電性着色合成樹脂粒を用いた導電性
合成樹脂シートを提供するものである。 以下、本発明を図面を参照しながら詳細に説明
する。 なお、本発明を説明するにあたつて、床材に使
用される導電性着色合成樹脂粒およびこれを用い
た導電性合成樹脂シートを例にとる。 第1図に示す本発明の導電性着色合成樹脂粒を
用いた床材(導電性合成樹脂シート)Sは、順次
積層される導電性基材層10と、黒色あるいは黒
灰色を含まない任意の模様を有する着色層20と
を備えている。 導電性基材層10としては、例えば合成樹脂の
発泡または未発泡シート、ガラス繊維、有機繊
維、パルプなどの1種または2種以上からなる織
布、不織布または編布などの布帛にカーボン粉末
または金属粉末を含有する合成樹脂組成物を塗布
または含浸させたり、カーボンブラツク粉末また
は金属粉末を含有する合成樹脂シートをラミネー
トした導電性基材や炭素繊維、金属繊維などの導
電性繊維を少なくとも一部に使用した布帛などの
導電性基材などが採用できる。 また、着色層20は、第2図に示す熱可塑性合
成樹脂からなる着色合成樹脂粒30の表面30a
に、着色合成樹脂粒30と同系色に着色され、か
つカーボンブラツク粉末以外の導電性物質31を
含有した熱可塑性合成樹脂からなる表面層40が
形成された導電性着色合成樹脂粒Tであつて、第
3図に示すように導電性着色合成樹脂粒Tを導電
性基材層10の表面に適宜布設したのち、加熱加
圧して軟化もしくは溶融し焼結してシート化させ
たものである。 また、着色合成樹脂粒30に添加される着色剤
としては、一般使用されている着色剤であればど
のようなものでも使用できる。 また、第2図に示すこの着色合成樹脂粒30に
使用される熱可塑性合成樹脂としては、塩化ビニ
ル系樹脂、酢酸ビニル樹脂、ポリエチレン、ポリ
プロピレン、アクリル樹脂などの単独重合体また
は共重合体などといつた、一般に使用される熱可
塑性合成樹脂であればどのようなものでもよい。 さらに、この着色合成樹脂粒30に使用される
熱可塑性合成樹脂は、単独または混合して使用す
ることもでき、しかも粉状のものであつても、微
粉状のものであつても構わない。 さらにまた、この着色合成樹脂粒30の熱可塑
性合成樹脂には、可塑剤、また必要に応じて充填
剤、安定剤、滑剤、発泡剤、防黴剤などの通常使
用される添加剤が添加される。 この可塑剤としては、ジオクチルフタレート、
ジプチルフタレート、ブチルベンジルフタレー
ト、ジオクチルアジペート、トリクレジルフオス
フエートなどの一般使用されている可塑剤のほ
か、DAP、アクリル系モノマー、アクリル系オ
リゴマーなどの反応性可塑剤、トリブトキシエチ
ルフオスフエート、ブチルジグリコールアジペー
ト、サンソサイザーC−1100(新日本理化製)、
HA−100(積水化学製)、AM−801(積水化学
製)、AM−801A(積水化学製)などの帯電防止
製可塑剤、ドデシルベンゼン誘導体などの二次可
塑剤なども使用できる。 また、この可塑剤の添加量は、熱可塑性合成樹
脂100重量部に対して10〜100重量部とすることが
できる。 さらに、この充填剤としては、例えば経済的な
炭酸カルシウム、クレー、シリカ、シラスバルー
ン、ガラスバルーン、木粉、コルク粉などの軽量
充填剤が使用でき、そのほかにも例えば耐摩耗性
や防滑性を与える目的で珪砂粒、ケイ酸化合物粒
子、ガラス粉末、陶磁器粉砕粒、カーボンランダ
ムおよびアランダムなどの硬質粉粒体が使用で
き、さらに寸法安定性を与える目的でガラス短繊
維、チタン酸カリウムの短繊維、MOS(カルシウ
ムメタシリケート)短繊維などの無機物短繊維な
どが使用できる。 また、硬質粉粒体は、粒径が10〜1000μmが好
ましく、添加量は5重量%以上の添加が好まし
い。そのほかの添加剤、充填剤などは使用目的に
応じて適当量添加使用される。 これらの添加剤は、単独で使用しても2種類以
上を混合して使用してもよい。 前記表面層40は、着色合成樹脂粒30の表面
30aを被覆するものであり、着色合成樹脂粒3
0と同系色に着色され、かつカーボンブラツク粉
末以外の導電性物質31を含有した熱可塑性合成
樹脂からなる表面層で、その主な素材としては、
着色合成樹脂粒30に使用される熱可塑性合成樹
脂と同一のものが使用できるが着色合成樹脂粒3
0と接着性を有するものであればいずれのもので
もよい。 導電性物質31には、導電性酸化チタン(酸化
チタン表面をSn−Sb系化合物で処理したもの)、
カーボン繊維、銀、銅、ニツケル、アルミニウ
ム、ステンレス、鉄などの金属よりなる粉末、金
属箔細片または金属短繊維などの導電性粉末充填
剤、導電性短繊維、有機繊維もしくは無機繊維の
表面を金属または金属酸化物およびその他の導電
性物質で被覆された導電性繊維などが使用でき、
またこの導電性粉末充填剤としては、粒径0.5〜
1000μmの範囲のものが好ましく、また導電性短
繊維は、直径1〜600μm、長さ0.5〜20mmの範囲
のものが好ましい。 なお、これらの導電性粉末充填剤または導電性
短繊維の添加量は、目的とする抵抗値により適宜
設定する必要があるが、導電性粉末充填剤の場合
で約2重量%以上、導電性短繊維の場合で約1重
量%以上の添加が好ましい。 また、表面層40に使用される着色剤として
は、着色合成樹脂粒30と同様、一般使用されて
いる着色剤であればどのようなものでも使用でき
る。 また、そのほかの添加剤として、例えば可塑
剤、安定剤などといつた着色合成樹脂粒30とほ
ぼ同一のものが使用できる。 着色合成樹脂粒30と、表面層40との混合比
率は、重量比で着色合成樹脂粒:表面層=90:10
〜30:70であり、表面層の割合が10より少なくな
ると所望の導電性が得られない傾向があり、一
方、表面層の割合が70より大きくなると、表面層
の形成が難しくなる傾向があるばかりでなく、着
色合成樹脂粒が高価になるという不具合が生じ
る。 また、この第2図に示す着色合成樹脂粒30と
しては、例えば高速撹拌型ミキサーにより造粒し
た着色合成樹脂粒、着色剤を含む熱可塑性合成樹
脂を棒状に押し出したのち、これを切断もしくは
粉砕した着色合成樹脂粒、同じく着色剤を含む熱
可塑性合成樹脂をシート状に形成したのち、これ
を粉砕または打ち抜いた着色合成樹脂粒など、通
常の造粒方法で製造されたものが使用できる。 さらに、この着色合成樹脂粒30の粒径は、
0.5〜30mm、特に1〜20mmが好ましい。 なお、この導電性着色合成樹脂粒Tの製造方法
としては、例えば着色合成樹脂粒30を、図示し
ない高速回転翼型ミキサーおよびリボンブレンダ
ーなどといつた、第2図に示す着色合成樹脂粒3
0を加熱して冷却できるミキサー中に投入したの
ち、着色合成樹脂粒30と同系色の着色剤および
導電性物質31を混入した熱可塑性合成樹脂溶
液、熱可塑性合成樹脂ペーストまたは熱可塑性合
成樹脂粉末を投入し、次にまたこれを加熱撹拌し
て製造する方法などが採用できるが、必ずしもこ
れに限定させる必要はなく、そのほかの製法によ
り製造されたものも使用できる。 また、この高速回転翼型ミキサーとしては、例
えばヘンシエルミキサー(三井三池化工機製)、
スーパーミキサー(川田製作所製)、ニユーグラ
マシン(大和田化工機製)などが使用できる。 なお、この導電性着色合成樹脂粒Tは、単独
で、かつそのままの状態で使用したり、この導電
性着色合成樹脂粒Tを粉砕して使用することもで
き、また粉砕しない着色合成樹脂粒Tと粉砕した
着色合成樹脂粒Tとを混合使用させてもよく、さ
らに図示しない通常の着色合成樹脂粒と本発明の
導電性着色合成樹脂粒Tとを混合して使用しても
よい。 また、第3図に示す導電性基材層10上に、着
色層20を積層させる方法としては、まず導電性
基材層10の表面に複数の導電性着色合成樹脂粒
Tを適宜布設する。 なお、この導電性基材層10の積層面への導電
性着色合成樹脂粒Tの布設方法としては、導電性
基材層10の表面上に、図示しないホツパーおよ
び振動板を有する着色合成樹脂粒供給機の前記ホ
ツパーから第3図に示す導電性着色合成樹脂粒T
を振動板に供給させたのち、同じく図示しない前
記振動板からこの導電性基材層10上に導電性着
色合成樹脂粒Tを均一に散布する方法が採用され
ているが、必ずしもこれに限定させる必要はな
く、例えば図示しないドクターブレードや供給口
を設けた供給器により均一に散布することもで
き、さらに切欠部を有するドクターブレードまた
は導電性着色合成樹脂粒Tの同じく図示しない供
給口を間欠的に設けた供給器により、第3図に示
す導電性着色合成樹脂粒Tを導電性基材層10の
積層面上に筋状に供給し、次にまた図示しない振
動板で導電性基材層10を振動させて導電性基材
層10の積層面上に導電性着色合成樹脂粒Tを均
一に散布する方法などのそのほかどのような布設
方法を採用してもよい。 そののち、導電性着色合成樹脂粒Tが適宜散布
された導電性基材層10を、加熱加圧して導電性
着色合成樹脂粒Tを溶融シート化させることで、
この導電性基材層10上に着色層20が積層さ
れ、これにより第1図に示す床材Sが製造され
る。 なお、第3図に示す導電性着色合成樹脂粒Tが
散布された導電性基材層10の加熱加圧装置とし
ては、例えば通常使用されるエンボス装置(フラ
ツトエンボスを含む)、加熱押圧するプレス装置
高周波誘電加熱加圧装置などの一般使用されてい
る装置が採用できる。 このように、本発明の導電性着色合成樹脂粒
は、熱可塑性合成樹脂からなる着色合成樹脂粒の
表面に、該着色合成樹脂粒と同系色に着色され、
かつカーボンブラツク粉末以外の導電性物質を含
有した熱可塑性合成樹脂からなる表面層を形成し
て製造され、また少なくとも導電性基材層上に、
導電性着色合成樹脂粒を用いた導電性合成樹脂シ
ートは、導電性着色合成樹脂粒を導電性基材層の
表面に適宜布設したのち、加熱加圧して軟化もし
くは溶融し焼結してシート化させて製造されるも
のであるため、着色層は、カーボンブラツク粉末
混入合成樹脂の存在による意匠制限、すなわち導
電性合成樹脂シートの意匠表面に必ず黒灰色ある
いは黒色が現れるという制限に拘束されず、導電
性合成樹脂シートの意匠表面に任意の着色模様を
自由に形成させることができるものとなる。 以上、本発明を詳細に説明したが、本発明はこ
れに限定されるものではなく、要旨を逸脱しない
範囲での設計変更などがあつても本発明に含まれ
る。例えば、本発明では、床材に使用される導電
性着色合成樹脂粒およびこれを用いた導電性合成
樹脂シートを例にとつたが、必ずしもこれに限定
させる必要はなく、例えば壁材などのそのほかの
用途にも採用できる。 〔作用〕 本発明の導電性着色合成樹脂粒は、熱可塑性合
成樹脂からなる着色合成樹脂粒の表面に、該着色
合成樹脂粒と同系色に着色され、かつカーボンブ
ラツク粉末以外の導電性物質を含有した熱可塑性
合成樹脂からなる表面層を形成して製造される。 また、少なくとも導電性基材層上に、導電性着
色合成樹脂粒を用いた導電性合成樹脂シートは、
導電性着色合成樹脂粒を導電性基材層の表面に適
宜布設したのち、加熱加圧して軟化もしくは溶融
し焼結してシート化させて製造されるものである
ため、着色層は、カーボンブラツク粉末の存在に
よる意匠制限、すなわち導電性合成樹脂シートの
意匠表面に必ず黒灰色あるいは黒色が現れるとい
う制限に拘束されず、導電性合成樹脂シートの意
匠表面に任意の着色模様を自由に形成させること
ができるものとなる。 〔実施例〕 以下、実施例を挙げて本発明をさらに具体的に
説明する。 実施例 1〜2 着色合成樹脂粒の製造 高速撹拌翼型ミキサー(ヘンシエルミキサー)
で、下記配合組成物を加熱撹拌して造粒後、直ち
に冷却して着色合成樹脂粒を得た。 配合処方(重量部) PVCホモポリマー(P=800); 100 塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体; 10 ジ−2−エチルヘキシルフタレート; 40 エポキシ化大豆油; 2 Ba−Zn系安定剤; 3 炭酸カルシウム; 1 着色剤; 適宜量 導電性着色合成樹脂粒の製造 前記着色合成樹脂粒と第1表に示す配合1およ
び配合2に調製した導電性塩化ビニルペースト組
成物を使用し、それぞれヘンシエルミキサーにて
着色合成樹脂粒の表面に着色合成樹脂粒と同系色
の導電層を形成させた。なお、いずれも着色合成
樹脂粒:導電性塩化ビニルペースト(重量比)=
50:50の比であつた。
〔発明の効果〕
本発明は以上のように構成されているので、高
導電性のカーボンブラツク粉末を使用しなくても
導電性を得ることができるとともにシート表面に
黒色または黒灰色を含まない任意の着色模様を形
成することが可能な誘電性着色合成樹脂粒および
これを用いた導電性合成樹脂シートとなる。
【図面の簡単な説明】
第1〜3図は、本発明の一実施態様であり、第
1図は本発明の導電性着色合成樹脂粒を用いた導
電性合成樹脂シートの斜視図、第2図は本発明の
導電性着色合成樹脂粒の拡大断面図、第3図は第
1図の−拡大断面図である。 S;床材(導電性合成樹脂シート)、T;導電
性着色合成樹脂粒、10;導電性基材層、20;
着色層、30;着色合成樹脂粒、30a;表面、
31;導電性物質、40;表面層。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 熱可塑性合成樹脂からなる着色合成樹脂粒の
    表面に、該着色合成樹脂粒と同系色に着色され、
    かつカーボンブラツク粉末以外の導電性物質を含
    有した熱可塑性合成樹脂からなる表面層を形成し
    たことを特徴とする導電性着色合成樹脂粒。 2 少なくとも、順次積層される導電性基材層
    と、着色層とを備え、該着色層は、請求項1記載
    の導電性着色合成樹脂粒を前記導電性基材層の表
    面に適宜布設したのち、加熱加圧して軟化もしく
    は溶融し焼結してシート化させたものであること
    特徴とする導電性着色合成樹脂粒を用いた導電性
    合成樹脂シート。
JP8114490A 1990-03-30 1990-03-30 導電性着色合成樹脂粒およびこれを用いた導電性合成樹脂シート Granted JPH03281243A (ja)

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