JPH03281243A - 導電性着色合成樹脂粒およびこれを用いた導電性合成樹脂シート - Google Patents

導電性着色合成樹脂粒およびこれを用いた導電性合成樹脂シート

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JPH03281243A
JPH03281243A JP8114490A JP8114490A JPH03281243A JP H03281243 A JPH03281243 A JP H03281243A JP 8114490 A JP8114490 A JP 8114490A JP 8114490 A JP8114490 A JP 8114490A JP H03281243 A JPH03281243 A JP H03281243A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野〕 本発明は、熱可塑性合成樹脂からなる導電性着色合成樹
脂粒およびこの導電性着色合成樹脂粒を用いて製造され
る導電性合成樹脂シートに関する。
〔従来の技術〕
近年開発された導電性合成樹脂シートは、例えば病院の
手術室あるいは電算機室なとにおける静電気による障害
(爆発の惹起、塵埃の付着、電算機の誤操作など)を防
止するため、床材や壁材などに多く使用されている。
従来、この導電性合成樹脂シートの素材として用いられ
る導電性着色合成樹脂粒として、例えば着色剤が添加さ
れた熱可塑性合成樹脂からなる着色合成樹脂粒(以下「
カラーチップ」という)の表面に、高導電性のカーボン
ブラック粉末を合成樹脂に混入して形成されるカーボン
ブランク粉末混入合成樹脂を形成させたものなどがある
また、従来、この導電性合成樹脂シー[とじては、例え
ば■カラーチップと、高導電性のカーボンブラック粉末
を合成樹脂に混入して粒状に形成されたカーボンブラッ
ク粉末混入合成樹脂粒とを導電性基材層」二に分散混在
させたのち熱プレスして軟化もしくは溶融し焼結してシ
ート化したもの、■カラーチップの表面にカーボンブラ
ック粉末混入合成樹脂層を形成したものを導電性基材層
上に散布し、これを熱プレスして軟化もしくは熔融し焼
結してシート化したのち、該シート表面を研削したもの
などがある。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、前記■の場合、導電性を得るためには、
カーボンブラック粉末混入合成樹脂粒が導電性合成樹脂
シートの表面から導電性基材層に導通していることが必
要であり、従って表面に位置するカーボンブラック混合
合成樹脂粒の存在により、導電性合成樹脂シートの表面
意匠は全面が黒灰色または黒色を主体としたものとなり
、床材および壁材としての装飾的価値は全くないという
問題点を有している。
前記■の場合では、カラーチップの表面にカーボンブラ
ック粉末混入合成樹脂を積層したものを導電性基材層上
に散布し、これを熱プレスして軟化もしくは溶融し焼結
してシート化したのち、該シート表面を研削することに
より、導電性合成樹脂シートの表面にはカラーチップが
現出して幾分意匠性の向上を図れるものとなるが、同時
にカラーチップの周縁には必ずカーボンブラック粉末混
入合成樹脂による黒色の縁取りが現出してくるため、導
電性合成樹脂シートの表面意匠が亀甲模様のものしか得
られず、やはり意匠が制限される。
本発明は、このような従来技術を背景になされたもので
、高導電性のカーボンブラック粉末を使用しなくても導
電性を得ることができるようにしてシート表面に黒色あ
るいは黒灰色を含まない任意の着色模様を形成すること
を可能にした導電性着色合成樹脂粒およびこれを用いた
導電性合成樹脂シートを提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は、熱可塑性合成樹脂からなる着色合成樹脂粒の
表面に、該着色合成樹脂粒と同系色に着色され、かつカ
ーボンブラック粉末以外の導電性物質を含有した熱可塑
性合成樹脂からなる表面層を形成したことを特徴とする
導電性着色合成樹脂粒を提供するものである。
また、本発明は、少なくとも、順次積層される導電性基
材層と、着色層とを備え、該着色層は、前記導電性着色
合成樹脂粒を該導電性基材層の表面に適宜布設したのち
、加熱加圧して軟化もしくは溶融し焼結してシート化さ
せたものであること特徴とする導電性着色合成樹脂粒を
用いた導電性合成樹脂シートを提供するものである。
以下、本発明を図面を参照しながら詳細に説明する。
なお、本発明を説明するにあたって、床材に使用される
導電性着色合成樹脂粒およびこれを用いた導電性合成樹
脂シートを例にとる。
第1図に示す本発明の導電性着色合成樹脂粒を用いた床
材(導電性合成樹脂シート)Sは、順次積層される導電
性基材N10と、黒色あるいは黒灰色を含まない任意の
模様を有する着色層20とを備えている。
導電性基材層10としては、例えば合成樹脂の発泡また
は未発泡シート、ガラス繊維、有機繊維、パルプなどの
1種または2種以上からなる織布、不織布または編布な
どの布帛にカーボン粉末または金属粉末を含有する合成
樹脂組成物を塗布または含浸させたり、カーボンブラッ
ク粉末または金属粉末を含有する合成樹脂シートをラミ
ネートした導電性基材や炭素繊維、金属繊維などの導電
性繊維を少なくとも一部に使用した布帛などの導電性基
材などが採用できる。
また、着色層20は、第2図に示す熱可塑性合成樹脂か
らなる着色合成樹脂粒30の表面30aに、着色合成樹
脂粒30と同系色に着色され、かつカーボンブラック粉
末以外の導電性物質31を含有した熱可塑性合成樹脂か
らなる表面層40が形成された導電性着色合成樹脂粒子
であって、第3図に示すように導電性着色合成樹脂粒子
を導電性基材層10の表面に適宜布設したのち、加熱加
圧して軟化もしくは溶融し焼結してシート化させたもの
である。
また、着色合成樹脂粒30に添加される着色剤としては
、−船便用されている着色剤であればどのようなもので
も使用できる。
また、第2図に示すこの着色合成樹脂粒30に使用され
る熱可塑性合成樹脂としては、塩化ビニル系樹脂、酢酸
ビニル樹脂、ポリエチレン、ポリプロピレン、アクリル
樹脂などの単独重合体または共重合体などといった、一
般に使用される熱可塑性合成樹脂であればどのようなも
のでもよい。
さらに、この着色合成樹脂粒30に使用される熱可塑性
合成樹脂は、単独または混合して使用することもでき、
しかも粉状のものであっても、微粒状のものであっても
構わない。
さらにまた、ごの着色合成樹脂粒30の熱可塑性合成樹
脂には、可塑剤、また必要に応じて充填剤、安定剤、滑
剤、発泡剤、防黴剤などの通常使用される添加剤が添加
される。
この可塑剤としては、ジブチルフタレート〜、ジブチル
フタレート、プチルベンジルフタレ−1・、ジオクチル
アジペート、トリクレジルフォスフエトなどの一般使用
されている可塑剤のほか、i) A )”、アクリル系
千ツマ−、アクリル系オリゴマーなどの反応性可塑剤、
トリブトキシエチルフォスフェーI〜、ブチルジグリコ
ールアジペート、ザンソサイザーC−1100(新日本
理化製)、HA−100(積木化学製)、Alvl−8
01(積木化学製)、AM−801,A (積木化学製
)などの帯電防止製可塑剤、Fデシルベンゼン誘導体な
どの二次可塑剤なども使用できる。
また、この可塑剤の添加量は、熱可塑性合成樹脂100
重量部に対して10〜100重量部とすることができる
さらに、この充填剤としては、例えば経済的な炭酸カル
シウム、クレー、シリカ、シラスバルーン、ガラスバル
ーン、木粉、コルク粉などの軽量充填剤が使用でき、そ
のほかにも例えば耐摩耗性や防滑性を与える目的で珪砂
粒、ケイ酸化合物粒子、ガラス粉末、陶磁器粉砕粒、カ
ーボランダムおよびアランダムなどの硬質粉粒体が使用
でき、さらに寸法安定性を与える目的でガラス短繊維、
チタン酸カルウムの短繊維、MOS(カルシラl、メタ
シリケ−1・)短繊維などの無機物短繊維などが使用で
きる。
また、硬質粉粒体は、粒径が10〜1.00071 m
が好ましく、添加量は5重量%以上の添加が好ましい。
そのほかの添加剤、充填剤などは使用目的に応じて適当
量添加使用される。
これらの添加剤は、単独で使用しても2種類以十を混合
して使用してもよい。
前記表面層40は、着色合成樹脂粒30の表面、30 
aを被覆するものであり、着色合成樹脂粒30と同系色
に着色され、かつカーボンブラック粉末以外の導電性物
質31を含有した熱可塑性合成樹脂からなる表面層で、
その主な素材としては、着色合成樹脂粒30に使用され
る熱可塑性合成樹脂と同一のちのが使用できるが着色合
成樹脂粒30と接着性を有するものであればいずれのも
のでもよい。
導電性物質31には、導電性酸化チタン(酸化チタン表
面を5n−8b系化合物で処理したもの)カーボン繊維
、銀、銅、ニッケル、アルミニウム、ステアL・ス、鉄
などの金属よりなる粉末、金属箔細片または金属短繊維
などの導電性粉末充填剤、導電性短繊維、有機繊維もし
くは無機織組の表面を金属または金属酸化物およびその
他の導電性物質で被覆された導電性繊維などが使用でき
、またこの導電性粉末充填剤としては、粒径0.5〜1
.000μmの範囲のものが好ましく、また導電性短繊
維は、直径1〜60011m、長さ0. 5〜20胴の
範囲のものが好ましい。
なお、これらの導電性粉末充填剤または導電性短繊維の
添加量は、ト1的とする抵抗値により適宜設定する必要
があるが、導電性粉末充填剤の場合で約2重量%以」二
、導電性短繊維の場合で約1重量%以上の添加が好まし
い。
また、表面層40に使用される着色剤としては、着色合
成樹脂粒30と同様、−船便用されている着色剤であれ
ばどのよ・うなものでも使用できる。
また、そのほかの添加剤として、例えば可塑剤、安定剤
などといった着色合成樹脂粒30とほぼ同一のものが使
用できる。
着色合成樹脂粒30と、表面層40との混合比0 率は、重量比で着色合成樹脂粒:表面層−90:10〜
30ニア0であり、表面層の割合が10より少なくなる
と所望の導電性が得られない傾向があり、一方、表面層
の割合が70より大きくなると、表面層の形成が難しく
なる傾向があるばかりでなく、着色合成樹脂粒が高価に
なるという不具合が生じる。
また、この第2図に示す着色合成樹脂粒30としては、
例えば高速攪拌型ミキサーにより造粒した着色合成樹脂
粒、着色剤を含む熱可塑性合成樹脂を棒状に押し出した
のち、これを切断もしくは粉砕した着色合成樹脂粒、同
じく着色剤を含む熱可塑性合成樹脂をシート状に成形し
たのち、これを粉砕または打ち抜いた着色合成樹脂粒な
ど、通常の造粒方法で製造されたものが使用できる。
さらに、この着色合成樹脂粒30の粒径は、0.5〜3
0InI11、特に1〜20mmが好ましい。
なお、この導電性着色合成樹脂粒子の製造方法としては
、例えば着色合成樹脂粒30を、図示しない高速回転翼
型ミキサーおよびリボンブレンダなどといった、第2図
に示す着色合成樹脂粒30を加熱して冷却できるミキサ
ー中に投入したのち、着色合成樹脂粒30と同系色の着
色剤および導電性物質31を混入した熱可塑性合成樹脂
溶液、熱可塑性合成樹脂ペーストまたは熱可塑性合成樹
脂粉末を投入し、次にまたこれを加熱攪拌して製造する
方法などが採用できるが、必ずしもこれに限定させる必
要はなく、そのほかの製法により製造されたものも使用
できる。
また、この高速回転翼型ミキサーとしては、例えばヘン
シェルミキサー(三井三池化工機製)、スーパーミキサ
ー(周円製作所製)、ニューグラマシン(大和田化工機
製)などが使用できる。
なお、この導電性着色合成樹脂粒子は、単独で、かつそ
のままの状態で使用したり、この導電性着色合成樹脂粒
子を粉砕して使用することもでき、また粉砕しない着色
合成樹脂粒子と粉砕した着色合成樹脂粒子とを混合使用
させてもよく、さらに図示しない通常の着色合成樹脂粒
と本発明の導電性着色合成樹脂粒子とを混合して使用し
てもよい。
■ また、第3図に示す導電性基材層10上に、着色層20
を積層させる方法としては、まず導電性基材層10の表
面に複数の導電性着色合成樹脂粒子を適宜布設する。
なお、この導電性基材層10の積層面への導電性着色合
成樹脂粒子の布設方法としては、導電性基材層10の表
面上に、図示しないホッパーおよび振動板を有する着色
合成樹脂粒供給機の前記ホッパーから第3図に示す導電
性着色合成樹脂粒子を振動板に供給させたのち、同じく
図示しない前記振動板からこの導電性基材層10上に導
電性着色合成樹脂粒子を均一に散布する方法が採用され
ているが、必ずしもこれに限定させる必要はなく、例え
ば図示しないドクターブレードや供給口を設けた供給器
により均一に散布することもでき、さらに切欠部を有す
るドクターブレードまたは導電性着色合成樹脂粒子の同
じく図示しない供給口を間欠的に設けた供給器により、
第3図に示す導電性着色合成樹脂粒子を導電性基材層1
0の積層面上に筋状に供給し、次にまた図示しない振動
板で3 導電性基材層10を振動させて導電性基材層10の積層
面上に導電性着色合成樹脂粒子を均一に散布する方法な
どのそのほかどのような布設方法を採用してもよい。
そののち、導電性着色合成樹脂粒子が適宜散布された導
電性基材層10を、加熱加圧して導電性着色合成樹脂粒
子を溶融シート化させることで、この導電性基材層】0
上に着色層20が積層され、これにより第1図に示す床
材Sが製造される。
なお、第3図に示す導電性着色合成樹脂粒子が散布され
た導電性基材1’iIOの加熱加圧装置としては、例え
ば通常使用されるエンボス装置(フラットエンボスを含
む)、加熱押圧するプレス装置高周波誘電加熱加圧装置
などの一般使用されている装置が採用できる。
このように、本発明の導電性着色合成樹脂粒は、熱可塑
性合成樹脂からなる着色合成樹脂粒の表面に、該着色合
成樹脂粒と同系色に着色され、かつカーボンブラック粉
末以外の導電性物質を含有した熱可塑性合成樹脂からな
る表面層を形成して製4 造され、また少なくとも導電性基材層」二に、導電性着
色合成樹脂粒を用いた導電性合成樹脂シートは、導電性
着色合成樹脂粒を導電性基+4層の表面に適宜布設した
のち、加熱加圧して軟化もしくは溶融し焼結し2てシー
ト化させて製造されるものであるため、着色層は、カー
ボンブランク粉末混入合成樹脂の存在による意匠制限、
すなわち導電性合成樹脂シートの意匠表面に必ず黒灰色
あるいは黒色が現れるという制限に拘束されず、導電性
合成樹脂シートの意匠表面に任意の着色模様を自由に形
成させることができるものとなる。
以」二、本発明の詳細な説明したが、本発明はこれに限
定されるものではな(、要旨を逸脱しない範囲での設計
変更などがあっても本発明に含まれる。例えば、本発明
では、床材に使用される導電性着色合成樹脂粒およびこ
れを用いた導電性合成樹脂シートを例にとったが、必ず
しもごれに限定させる必要はなく、例えば壁材などのそ
のほかの用途にも採用できる。
(作用] 5 本発明の導電性着色合成樹脂粒は、熱可塑性合成樹脂か
らなる着色合成樹脂粒の表面層こ、該着色合成樹脂粒と
同系色に着色され、かつカーボンブラック粉末以外の導
電性物質を含有し7た熱可塑性合成樹脂からなる表面層
を形成して製造される。
また、少な(とも導電性基材層上に、導電性着色合成樹
脂粒を用いた導電性合成樹脂シートは、導電性着色合成
樹脂粒を導電性基材層の表面に適宜布設したのち、加熱
加圧して軟化もしくは溶融し焼結してシート化させて製
造されるものであるため、着色層は、カーボンブランク
粉末の存在による意匠制限、すなわち導電性合成樹脂シ
ートの意匠表面に必す黒灰色あるいは黒色が現れるとい
う制限に拘束されず、導電性合成樹脂シーI・の意匠表
面に任意の着色模様を自由に形成させることができるも
のとなる。
〔実施例] 以下、実施例を挙げて本発明をさらに具体的に説明する
実施例1〜2 一年匹合−成樹脂を問 高速攪拌翼型ミキサ”−(−Xンシエルミキザー)で、
下記配合組成物を加熱攪拌し5て造粒後、直ちに冷却し
7て着色合成樹脂粒を得た。
配−合処方−(重量部) pvcホモポリマー(Pm2O3);  100塩化ビ
ニル−酢酸ビニル共重合体:10ジー2−エチルへキシ
ルフタレート;40エポキシ化大豆油;       
    2Ba−Zn系安定剤;          
3炭酸力ルジウJ・;1 着色剤;              適宜量導電性−
容色−合」V樹]M−拉ψ−目前記着色合成樹脂粒と第
1表に示ず配合1および配合2に調製した導電性塩化ビ
ニルペースト組成物を使用し、それぞれヘンシェルミキ
サーにて着色合成樹脂粒の表面に着色合成樹脂粒と同系
色の導電層を形成させた。なお、いずれも着色合成樹脂
粒:導電性塩化ビニルペース1−(重量比)=50:5
0の比であった。
7 第1表 ガラス繊維混抄不織布(50g/n()に、下記配合の
導電性塩化ビニルペーストを塗布含浸させ、これを18
0 ’Cで30秒〜1分間加熱ゲル化させた。次いで、
ごの表面に同じ導電性塩化ビニルベス1−を0.3mm
に塗布し、180 ’Cで30秒〜1分間加熱ゲル化し
たのら、裏面に同し導電性塩8 化ビニルペーストを0.6mmに塗布し、220 ’C
で2〜3分間加熱ゲル化して導電性基材を得た。
固金廷方             (重量部)pvc
ペーストレジン;60 粗粒子pvcレンジ;4゜ ジー2−エチルへキシルフタレート;20W100OL
 (エポキシ系可塑剤);22次可塑剤;      
        8Ba−Zn系可塑剤;      
    3粘度低下剤;              
5カーボンブラツクトナー(カーボンブラック含有量2
0重量%);3゜ 得られた導電性基材の表面の配合lを使用した導電性着
色合成樹脂粒の複数種類および配合2を使用した導電性
着色合成樹脂粒の複数種類を、各々別個にドクターブレ
ードにより布設し、170°Cで約2分間加熱し、引き
続き遠赤外線ヒーターで30秒〜1分間加熱し、その直
後に冷却されたフラットエンボスロールで加圧して2種
類のIt性合成樹脂シートを得た。
9 このようにして得られた導電性合成樹脂シートは、いず
れも1.X107以下の電気抵抗値を示すもので、安研
法の基準に合格するものであった。
[発明の効果] 本発明は以上のように構成されているので、高導電性の
カーボンブラック粉末を使用しなくても導電性を得るこ
とができるとともにシート表面に黒色または黒灰色を含
まない任意の着色模様を形成することが可能な導電性着
色合成樹脂粒およびこれを用いた導電性合成樹脂シート
となる。
【図面の簡単な説明】
第1〜3図は、本発明の一実施態様であり、第1図は本
発明の導電性着色合成樹脂粒を用いた導電性合成樹脂シ
ートの斜視図、第2図は本発明の導電性着色合成樹脂粒
の拡大断面図、第3図は第1図の■−■拡大断面図であ
る。 S;床材(導電性合成樹脂シート) T;導電性着色合成樹脂粒 10;導電性基材層 20;着色層 0 30;着色合成樹脂粒 30a;表面 1 ;導電性物質 40;表面層

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)熱可塑性合成樹脂からなる着色合成樹脂粒の表面
    に、該着色合成樹脂粒と同系色に着色され、かつカーボ
    ンブラック粉末以外の導電性物質を含有した熱可塑性合
    成樹脂からなる表面層を形成したことを特徴とする導電
    性着色合成樹脂粒。
  2. (2)少なくとも、順次積層される導電性基材層と、着
    色層とを備え、該着色層は、請求項1記載の導電性着色
    合成樹脂粒を前記導電性基材層の表面に適宜布設したの
    ち、加熱加圧して軟化もしくは溶融し焼結してシート化
    させたものであること特徴とする導電性着色合成樹脂粒
    を用いた導電性合成樹脂シート。
JP8114490A 1990-03-30 1990-03-30 導電性着色合成樹脂粒およびこれを用いた導電性合成樹脂シート Granted JPH03281243A (ja)

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