JP2003097035A - 床仕上げ材およびその製造方法 - Google Patents

床仕上げ材およびその製造方法

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一三 横手
Yoichi Saito
洋一 斎藤
Norio Koike
則夫 小池
Nobumitsu Kurihara
伸光 栗原
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 より多くの廃材の再利用を可能とし、省資
源、環境保護に貢献することができる床仕上げ材および
その製造方法の提供。 【解決手段】 表面仕上げ材2の裏面に、下面に合成樹
脂製粒状体層4を固着した布状物3、合成樹脂製裏打ち
層5がこの順に積層されていることを特徴とする床仕上
げ材およびその製造方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、合成樹脂製または
カーペット製の床仕上げ材およびその製造方法に関す
る。特に、合成樹脂製の廃材を粉砕した粒状体を含有す
る床仕上げ材およびその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】合成樹脂製床仕上げ材やカーペット製の
床仕上げ材を製造するに際して切断屑が発生し、また、
一般家庭やオフィス等からも不要となったカーペット類
が多量に発生している。これらを焼却処理すると、熱可
塑性樹脂、特に、塩化ビニル樹脂は、燃焼時に高温を発
生し、炉を痛めやすい上に、燃焼による塩素含有化合物
の発生が公害源として社会問題となっている。そこで、
省資源および公害防止の目的から、これら床仕上げ材廃
材を回収して利用することが図られている。特公昭60
−21859号公報には、廃材の粉砕粒子と新しい熱可
塑性合成樹脂粉末との混合物をシート上に散布して加熱
結合させる方法が記載されており、実開昭59−132
581号公報、実開昭59−132582号公報には、
カーペット基材の裏面にラッテクスや合成樹脂エマルジ
ョンを塗布し、カーペット不要材の粉砕物を散布してバ
ッキング材とすることが記載されている。しかし、これ
らの方法では、充分な結着力が得られなかったり、バッ
キング材の表面部に粉砕物が偏在することにより、その
表面特性が低下する欠点があった。
【0003】これら欠点を回避するため、特公平7−1
10530号公報には、カーペット基材の裏面に、ポリ
塩化ビニル樹脂からなるバッキング材上層と同下層とが
積層状に設けられ、バッキング下層中に、カーペット不
要材の粉砕物が該下層の深層部側に多く偏在して含有さ
れてなるカーペットの製造方法であって、連続走行する
離型性ベルト上にポリ塩化ビニルのペースト樹脂を塗布
してバッキング下層を形成し、次いで該下層の未硬化表
面にポリ塩化ビニル樹脂バッキング層を有するカーペッ
ト不要材による平均粒度3mm以下の粉砕物を均一散布
した後、更にポリ塩化ビニルのペースト樹脂を塗布して
バッキング材上層を形成し、この上層上にカーペット基
材を圧着したのち、加熱キュアを施すことを特徴とする
カーペットの製造方法について記載され、更に、バッキ
ング材の下層のポリ塩化ビニル樹脂層に対する上記粉砕
物の配合量は、該樹脂層中の5〜20重量%、特に好ま
しくは10〜15重量%を占める範囲とするのがよく、
少なすぎては不要材を使用することによる経済的効果に
乏しく、逆に多すぎては界面剥離を生じ易くなると共に
製造最終段階に行う加熱工程での溶融に時間を要して製
造効率が低下することになると記載されている。このよ
うに、特公平7−110530号公報に記載された方法
によっても、なお、粉砕物の配合量には限界があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、より多くの
廃材の再利用を可能とし、省資源、環境保護に貢献する
ことができる床仕上げ材およびその製造方法の提供にあ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の第1は、表面仕
上げ材の裏面に、下面に合成樹脂製粒状体層を固着した
布状物、合成樹脂製裏打ち層がこの順に積層されている
ことを特徴とする床仕上げ材に関する。本発明の第2
は、請求項1記載の布状物が不織布であることを特徴と
する請求項1記載の床仕上げ材に関する。本発明の第3
は、請求項1記載の合成樹脂製粒状体が、カーペット廃
材および/または合成樹脂製の廃材を粉砕した粒径が
0.1mm以上3mm以下のものであることを特徴とす
る請求項1または2記載の床仕上げ材に関する。本発明
の第4は、請求項1記載の布状物、合成樹脂製粒状体層
および合成樹脂製裏打ち層をバッキング層とした場合、
そのバッキング層の20〜60重量%が合成樹脂製粒状
体層であることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに
記載の床仕上げ材に関する。本発明の第5は、キャリヤ
シート上に合成樹脂製の粒状体を層状に堆積させ、これ
を加熱燒結した後布状物を供給、加熱加圧して一体化せ
しめ、次いで、該合成樹脂製粒状体層側に合成樹脂製裏
打ち層を形成し、次いで、布状物上に表面仕上げ材を積
層することを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載
の床仕上げ材の製造方法に関する。本発明の第6は、布
状物上に合成樹脂製の粒状体を層状に堆積させ、これを
加熱加圧して燒結一体化せしめ、次いで、該合成樹脂製
粒状体層側に合成樹脂製裏打ち層を形成し、次いで布状
物上に表面仕上げ材を積層することを特徴とする請求項
1〜4のいずれかに記載の床仕上げ材の製造方法に関す
る。本発明の第7は、キャリヤシート上に裏打ち層用合
成樹脂製ペーストを塗布し、この上にあらかじめ下面に
合成樹脂製の粒状体層を固着した布状物を、この粒状体
層が前記裏打ち層用合成樹脂製ペースト側となるように
積層し、次いで、前記布状物上に接着剤を塗布するかま
たは塗布することなしに表面仕上げ材を積層して加熱加
圧することにより全体を一体化することを特徴とする請
求項1〜4のいずれかに記載の床仕上げ材の製造方法に
関する。
【0006】図1は、本発明の床仕上げ材の一実施例を
示す断面図である。1は本発明の床仕上げ材を示す。表
面仕上げ材2の裏面に、下面に合成樹脂製粒状体層4を
固着した布状物3および合成樹脂裏打ち層5が順次積層
されて構成されている。表面仕上げ材2と布状物3およ
び布状物3下面の粒状体層4と合成樹脂裏打ち層5との
積層は、接着剤によるか、加熱加圧の方法で積層するこ
とができる。特に、合成樹脂裏打ち層5はペーストの状
態で粒状体層4に適用すれば加熱乾燥するだけで容易に
一体化することができる。接着剤による場合は、接着剤
をフィルム状あるいはペースト状で使用することができ
る。また、接着剤としては、通常の接着剤を使用するこ
とができるが、表面仕上げ材2や合成樹脂裏打ち層5と
同じ樹脂からなる接着剤を使用することが望ましい。ポ
リ塩化ビニル製の表面仕上げ材が通常最も一般的に使用
されているので、接着剤としてはポリ塩化ビニルペース
トが適している。
【0007】表面仕上げ材2としては、合成樹脂製の表
面仕上げ材およびカーペットが使用できる。合成樹脂製
の表面仕上げ材としては、通常の仕上げ材の表面層とし
て使用されているものであれば良く特に制限はない。一
例を挙げれば合成樹脂シートがある。この合成樹脂シー
トは、表面に透明層や裏面に発泡層を積層したものでも
良い。また、この合成樹脂シートは、マーブル模様、チ
ップ模様、印刷模様などが施されたものが意匠的に好ま
しい。この合成樹脂シートは、ポリ塩化ビニル、ポリオ
レフィンなどの熱可塑性合成樹脂に可塑剤、充填材、安
定剤などを配合した組成物から製造したものが好まし
い。カーペットとしては、繊維製のパイルを植設したカ
ーペット原反をそのままで、あるいは、その裏面に合成
樹脂層の目止めや裏打ち層を設けたものが挙げられる。
その代表的なものはタフテッドカーペットである。タフ
テッドカーペットはカットパイル、ループパイルのいず
れでもよい。目止め層や裏打ち層も通常使用されている
ものがそのまま使用できる。一例をあげれば、SBRラ
テックス、アクリル樹脂系組成物、PVC樹脂系組成物
等がある。表面仕上げ材2としてカーペットを使用する
場合、カーペットとしては、基布の裏面にのり止め処理
したものやポリ塩化ビニル樹脂で裏打ち処理したものな
どが使用できる。表面仕上げ材は、合成樹脂製のものの
場合その厚みは、1〜10mm、好ましくは、1.5〜
5mmであり、カーペットの場合その厚みは、2〜15
mm、好ましくは、3〜7mmである。
【0008】布状物3としては、ガラス繊維、ポリエス
テル樹脂、アクリル樹脂、ポリアミド樹脂等の合成樹脂
からなる繊維およびこれらの複合体からなる織布または
不織布を用いることができるが、特に、不織布を用いる
ことが好ましい。これらの不織布にはあらかじめ合成樹
脂組成物を含浸処理しておいても良い。含浸処理を施し
たものは粒状体層との接着性が向上するし、表面仕上げ
材を積層する際には接着剤を使用しなくとも加熱加圧に
より積層することが可能である.不織布の目付け量は1
0〜50g/mのものが適している。この不織布の下
面には合成樹脂製の粒状体層が固着されている。この合
成樹脂製粒状体は、合成樹脂製の床仕上げ材またはカー
ペットの製造時に生じる切断屑、または使用済みの合成
樹脂製床仕上げ材やカーペットを粉砕することにより得
られるもので、粒径0.1mm以上3mm以下のものを
使用する。粉砕方法は、公知の方法で良い。例えば、原
材料を回転刃と固定刃とを備えた粉砕機にかけ、風選に
よる分別により樹脂分と繊維分とに分け、樹脂分を振動
ふるいにより、粒径0.1mm以上、3mm以下のもの
を得る。他の方法は、原材料をスクリュウタイプの混練
機を通してスクリーンより押出し、冷却後グラニュレー
ターで粉砕処理して所定粒径の、繊維を含んだ合成樹脂
製粒状体を得る。カーペットの廃材を使用する場合は、
粉砕した後繊維屑を分別したほうが好ましいが、そのま
までも使用することができる。
【0009】布状物の下面には合成樹脂製粒状体層が固
着形成されているが、この固着方法について以下に説明
するが、本発明はこれらに限定するものではない。あら
かじめ布状物の固着面側に固着用の接着剤を塗布し、そ
の上に粒状体を散布し、接着剤を硬化することにより得
られる。接着剤の硬化は加熱による方法が一般的であ
る。また、このとき加圧を伴っても良い。粒状体は層状
に散布するのが量的に多く固着できるので好ましい。粒
状体同士を良好に接着させるためには加熱加圧により固
着することが好ましい。また、層状に散布された粒状体
同士の接着性を向上させるためには散布した粒状体層に
さらに液状の接着剤を散布ないし塗布含浸する方法、あ
るいは粒状体にあらかじめ接着剤をまぶしておく方法な
どが有効である。また、他の方法として、まず、キャリ
アベルト上に粒状体を層状に散布しこれを加熱燒結して
粒状体同士が互いに融着した多孔質状体の燒結シートと
する。この多孔質燒結シートにペーストを塗布含浸する
かあるいはそのままの状態で不織布を加熱加圧により固
着する。あとはこの裏面に裏打ち用の合成樹脂裏打ち層
5を形成する。さらに別の方法としては、粒状体を布状
物上に直接散布する方法がある。この方法では、燒結後
の粒状体層上に直ちに合成樹脂裏打ち層5を形成するこ
とができる。この裏打ち層はシート状でもペースト状で
も良い。この方法は効率的である。本発明の方法は、布
状物上に合成樹脂製粒状体を層状に堆積させ、これを加
熱加圧により一体化するかあるいはあらかじめ粒状体の
層を加熱燒結して層状とするので、多くの合成樹脂製粒
状体を床仕上げ材に再利用することができる。布状物よ
り下の樹脂層をバッキング層とした場合に、そのバッキ
ング層の20〜60重量%を合成樹脂製粒状体とするこ
とができる。
【0010】合成樹脂製粒状体は、合成樹脂製の床材や
カーペットを製造する際に生じる不良品や切断屑、使用
済みの合成樹脂製の床材やカーペットの回収品、農業用
ポリ塩化ビニルフィルム、合成樹脂製の建築資材や生活
用品の廃材などを粉砕したものが使用できる。粉砕方法
は前記したように公知の方法で実施することができる。
粉砕物はふるいにかけられ、粒径が0.1mm以上、3
mm以下のものを利用する。3mm以上では製品とした
ときに凹凸が目立ち好ましくない。一方、粒径が0.1
mm以下のものは粉状で、ペースト上に散布してもペー
ストが浸透せず、シート状に成形できない。また、燒結
にも好ましくない。本発明において、合成樹脂製粒状体
層は、その厚みは0.1〜5mm、好ましくは0.5〜
3mmである。また、合成樹脂製粒状体層と裏打ち層の
合計厚みは、0.5〜10mm、好ましくは1.0〜6
mmである。本発明で得られる床仕上げ材は、長尺状で
使用に供しても良いが、所望のサイズに打ち抜いてタイ
ル状の床仕上げ材として使用しても良い。タイルの場合
その寸法は300〜600mm角ぐらいが適している。
【0011】図2は、本発明の床仕上げ材の製造例を示
すが、本発明はこの方法に限定されるものではない。キ
ャリアベルト8上に合成樹脂裏打ち層5となる合成樹脂
ペーストを供給し、ドクターナイフ9により、所望の厚
さになるように調整する。次いで、あらかじめ製造して
おいた布状物3と合成樹脂製粒状体層4とを一体化せし
めたプレシート6を合成樹脂製粒状体層4が合成樹脂裏
打ち層5側になるように供給し、さらに、固着用組成物
7を所望量となるようにドクターナイフ9により調整し
てプレシート6の布状物3側に供給し、次いで、表面仕
上げ材2を供給して圧着ロール10により一体化せしめ
ると共に加熱器11により加熱処理することにより、長
尺の床仕上げ材を製造することができる。このように製
造された長尺の床仕上げ材は、長尺のままで使用に供す
ることもできるが、所望のサイズに打ち抜いてタイル状
の床仕上げ材としても使用することができる。
【0012】
【実施例】以下に実施例を示すが、本発明はこの実施例
に限定するものではない。
【0013】実施例1 ポリ塩化ビニル樹脂のバッキング層を有するカーペット
廃材(基布はポリエステルの不織布、繊維はナイロン)
を粉砕し、粒径が1.5mmの粒状体を製造した。次い
で、この粒状体を、ポリ塩化ビニル樹脂100重量部、
ジオクチルフタレート100重量部、CaCO300
重量部および安定剤1重量部からなるポリ塩化ビニルペ
ースト固着用組成物を塗布厚0.5mmとなるように塗
布したガラス繊維不織布(目付け量20g/m)上に
層状に散布し(散布量800g/m)、加熱加圧して
粒状体とガラス繊維不織布を一体化してプレシート6と
した。次いで、図2に示すとおり、テフロン(登録商
標)のキャリアベルト8上にポリ塩化ビニル樹脂100
重量部、ジオクチルフタレート100重量部、CaCO
250重量部および安定剤1重量部からなる合成樹脂
裏打ち層5用合成樹脂ペースト組成物を塗布し、その上
に上記プレシート6を粒状体層が合成樹脂ペースト組成
物側となるようにして重ね、さらにこの上にポリ塩化ビ
ニル樹脂100重量部、ジオクチルフタレート100重
量部、CaCO300重量部および安定剤1重量部か
らなるポリ塩化ビニルペースト固着用組成物7を塗布し
た後表面仕上げ材2としてカーペット原反を積層し、加
熱加圧してペースト組成物を硬化させると共に全体を一
体化した。これを常温まで冷却した後パンチで500m
m角に打ち抜きカーペットタイルとした。このものは粒
状体の使用量がバッキング全体の20%に相当し、資源
の再利用と廃棄物の減少に十分寄与するものであった。
【0014】
【発明の効果】本発明は、カーペットや合成樹脂製の床
仕上げ材の製造工程で生じる端材や不良品、使用済みの
床材やカーペット、建築廃材、使用済みの農業ビニルな
どを粒状にし、再度床仕上げ材として使用するものであ
り、より多くの廃材の再利用を可能とし、省資源、環境
保護に貢献することができた。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の床仕上げ材の一例を示す断面図であ
る。
【図2】本発明の床仕上げ材の製造例を示す説明図であ
る。
【符号の説明】
1 床仕上げ材 2 表面仕上げ材 3 布状物 4 合成樹脂粒状体層 5 合成樹脂裏打ち層 6 プレシート 7 固着用組成物 8 キャリアベルト 9 ドクターナイフ 10 圧着ロール 11 加熱器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小池 則夫 東京都足立区宮城1丁目25番1号 岡山タ ジマ株式会社内 (72)発明者 栗原 伸光 東京都足立区宮城1丁目25番1号 岡山タ ジマ株式会社内 Fターム(参考) 4L032 AA04 AB04 AB07 AC03 DA00 EA00

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表面仕上げ材の裏面に、下面に合成樹脂
    製粒状体層を固着した布状物、合成樹脂製裏打ち層がこ
    の順に積層されていることを特徴とする床仕上げ材。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の布状物が不織布であるこ
    とを特徴とする請求項1記載の床仕上げ材。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の合成樹脂製粒状体が、カ
    ーペット廃材および/または合成樹脂製の廃材を粉砕し
    た粒径が0.1mm以上3mm以下のものであることを
    特徴とする請求項1または2記載の床仕上げ材。
  4. 【請求項4】 請求項1記載の布状物、合成樹脂製粒状
    体層および合成樹脂製裏打ち層をバッキング層とした場
    合、そのバッキング層の20〜60重量%が合成樹脂製
    粒状体層であることを特徴とする請求項1〜3のいずれ
    かに記載の床仕上げ材。
  5. 【請求項5】 キャリヤシート上に合成樹脂製の粒状体
    を層状に堆積させ、これを加熱燒結した後布状物を供
    給、加熱加圧して一体化せしめ、次いで、該合成樹脂製
    粒状体層側に合成樹脂製裏打ち層を形成し、次いで、布
    状物上に表面仕上げ材を積層することを特徴とする請求
    項1〜4のいずれかに記載の床仕上げ材の製造方法。
  6. 【請求項6】 布状物上に合成樹脂製の粒状体を層状に
    堆積させ、これを加熱加圧して燒結一体化せしめ、次い
    で、該合成樹脂製粒状体層側に合成樹脂製裏打ち層を形
    成し、次いで、布状物上に表面仕上げ材を積層すること
    を特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の床仕上げ
    材の製造方法。
  7. 【請求項7】 キャリヤシート上に裏打ち層用合成樹脂
    製ペーストを塗布し、この上にあらかじめ下面に合成樹
    脂製の粒状体層を固着した布状物を、この粒状体層が前
    記裏打ち層用合成樹脂製ペースト側となるように積層
    し、次いで、前記布状物上に接着剤を塗布するかまたは
    塗布することなしに表面仕上げ材を積層して加熱加圧す
    ることにより全体を一体化することを特徴とする請求項
    1〜4のいずれかに記載の床仕上げ材の製造方法。
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