JPS62214002A - 自動車のスパイク装置 - Google Patents
自動車のスパイク装置Info
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- JPS62214002A JPS62214002A JP5545086A JP5545086A JPS62214002A JP S62214002 A JPS62214002 A JP S62214002A JP 5545086 A JP5545086 A JP 5545086A JP 5545086 A JP5545086 A JP 5545086A JP S62214002 A JPS62214002 A JP S62214002A
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- Japan
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- tire
- wheel
- spikes
- compressed air
- tread surface
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- 238000003912 environmental pollution Methods 0.000 abstract 2
- 238000012421 spiking Methods 0.000 abstract 1
- 239000000428 dust Substances 0.000 description 4
- 239000010426 asphalt Substances 0.000 description 3
- 238000007599 discharging Methods 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 2
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 2
- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
- 230000003014 reinforcing effect Effects 0.000 description 2
- 239000007924 injection Substances 0.000 description 1
- 238000002347 injection Methods 0.000 description 1
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 1
- 238000007790 scraping Methods 0.000 description 1
- 239000000243 solution Substances 0.000 description 1
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野〕
本発明は、車輪と共に車輪ハブへ一体的に取り付けられ
る自動車のスパイク装置に関するものである。
る自動車のスパイク装置に関するものである。
寒冷地などにあっては、道路が凍結したり、道路に積も
った雪が押し固められてやはり凍結した状態となる。こ
のため、寒冷地を走行する場合には、通常のタイヤ(本
明細書では、ノーマル、ラジアルタイヤなどを含めてい
う)に代えてスパイクタイヤを装着したり、あるいは通
常タイヤにチェーンを装着したり、更にはスパイクタイ
ヤとチェーンの双方を装着して凍結状態の道路とのグリ
ップ力を大きくし、運転するようにしている。スパイク
タイヤは、タイヤのトレンド部分にスパイクを一体的に
埋設したものである。
った雪が押し固められてやはり凍結した状態となる。こ
のため、寒冷地を走行する場合には、通常のタイヤ(本
明細書では、ノーマル、ラジアルタイヤなどを含めてい
う)に代えてスパイクタイヤを装着したり、あるいは通
常タイヤにチェーンを装着したり、更にはスパイクタイ
ヤとチェーンの双方を装着して凍結状態の道路とのグリ
ップ力を大きくし、運転するようにしている。スパイク
タイヤは、タイヤのトレンド部分にスパイクを一体的に
埋設したものである。
ところが、チェーンを装着するには、装着しようとする
各々の車輪をジヤツキアップする必要があり、その操作
が面倒であると共に、車輪への取り付は自体も簡単に行
うことはできず、装着作業が全体にわたって煩雑であっ
た。またチェーンを使用する場合は、走行時・に相当大
きな振動と騒音を伴い、快適な走行感が得られないとい
う欠点があった。
各々の車輪をジヤツキアップする必要があり、その操作
が面倒であると共に、車輪への取り付は自体も簡単に行
うことはできず、装着作業が全体にわたって煩雑であっ
た。またチェーンを使用する場合は、走行時・に相当大
きな振動と騒音を伴い、快適な走行感が得られないとい
う欠点があった。
これに対して、スパイクタイヤのみを使用する場合には
、予め通常タイヤに代えておけば、使用に際してのその
都度の煩雑な装着作業は不要である。然しながら、一旦
装着した後に、凍結していない通常の道路を走行する場
合、はとんどの車は、スパイクタイヤを通常タイヤに代
えずに走行している。これは、自動車に装備しているス
ペアタイヤが1本であることと、仮にスペアタイヤを4
本装備し得たとしても、道路状況に応じてその都度タイ
ヤを交換する作業が煩雑であることに起因している。こ
のため、スパイクタイヤで凍結していない状態の道路を
走行したとき、そのスパイクが路面のアスファルトやコ
ンクリートを削り取り、粉塵公害の原因となっている。
、予め通常タイヤに代えておけば、使用に際してのその
都度の煩雑な装着作業は不要である。然しながら、一旦
装着した後に、凍結していない通常の道路を走行する場
合、はとんどの車は、スパイクタイヤを通常タイヤに代
えずに走行している。これは、自動車に装備しているス
ペアタイヤが1本であることと、仮にスペアタイヤを4
本装備し得たとしても、道路状況に応じてその都度タイ
ヤを交換する作業が煩雑であることに起因している。こ
のため、スパイクタイヤで凍結していない状態の道路を
走行したとき、そのスパイクが路面のアスファルトやコ
ンクリートを削り取り、粉塵公害の原因となっている。
この粉塵の問題は、寒冷地都市などで、早急な改善策が
検討されているものの、未だかつて解決策が見いだせな
いのが現状である。またタイルを敷設した道路にあって
は、スパイクによりタイルが損壊されるという欠点があ
った。更に、このスパイクタイヤの場合も、スパイクと
路面とが当接したときに発する騒音が問題となっていた
。
検討されているものの、未だかつて解決策が見いだせな
いのが現状である。またタイルを敷設した道路にあって
は、スパイクによりタイルが損壊されるという欠点があ
った。更に、このスパイクタイヤの場合も、スパイクと
路面とが当接したときに発する騒音が問題となっていた
。
本発明は、従来の前記問題点に鑑みてこれを改良除去し
たものであって、車輪と共に車輪ハブへ一体的に取り付
けておき、耐圧チューブへの圧縮空気の供給及び排出の
みでスパイクを作動7非作動状態に容易に切り換え得る
スパイク装置を提供せんとするものである。
たものであって、車輪と共に車輪ハブへ一体的に取り付
けておき、耐圧チューブへの圧縮空気の供給及び排出の
みでスパイクを作動7非作動状態に容易に切り換え得る
スパイク装置を提供せんとするものである。
前記問題点を解決するための本発明の手段は、車輪と共
に車輪ハブへ一体的に取り4=1けられるスパイク装置
である。而して、その構成は、車輪のタイヤ外径よりも
小径で、接地面側に環状の開口部が形成された本体ケー
シングと、該本体ケーシング内に装着された耐圧チュー
ブと、前記本体ケーシングの開口部に臨んで位置する耐
圧チューブのトレンド面に形成されたスパイクとよりな
る。
に車輪ハブへ一体的に取り4=1けられるスパイク装置
である。而して、その構成は、車輪のタイヤ外径よりも
小径で、接地面側に環状の開口部が形成された本体ケー
シングと、該本体ケーシング内に装着された耐圧チュー
ブと、前記本体ケーシングの開口部に臨んで位置する耐
圧チューブのトレンド面に形成されたスパイクとよりな
る。
第1図及び第2図の実施例で明らかな如く、通常のタイ
ヤ2を装着してなる車輪3と共に、車輪ハブ1に一体的
に取り付けられたスパイク装置Aは、その外径が車輪2
のタイヤ外径よりも小径である。耐圧チューブ19に圧
縮空気を適宜注入すると、耐圧チューブ19のトレンド
面19aがタイヤ2のトレンド面2aと同じ外径を有す
るまで膨張して本体ケーシング4より突出する。そのた
め、第1図の上半分に示す如く、耐圧チューブ19のト
レ・ノド面19aに形成したスパイク15は、タイヤ2
のトレンド面2aよりもlだけ突出することになり、市
販されているスパイクタイヤと同様の使用が行われる。
ヤ2を装着してなる車輪3と共に、車輪ハブ1に一体的
に取り付けられたスパイク装置Aは、その外径が車輪2
のタイヤ外径よりも小径である。耐圧チューブ19に圧
縮空気を適宜注入すると、耐圧チューブ19のトレンド
面19aがタイヤ2のトレンド面2aと同じ外径を有す
るまで膨張して本体ケーシング4より突出する。そのた
め、第1図の上半分に示す如く、耐圧チューブ19のト
レ・ノド面19aに形成したスパイク15は、タイヤ2
のトレンド面2aよりもlだけ突出することになり、市
販されているスパイクタイヤと同様の使用が行われる。
すなわち、凍結状態の道路走行に供することが可能であ
る。
る。
また第1図の下半分に示す如く、耐圧チューブ19の圧
縮空気を抜いた状態では、耐圧チューブ19自体が収縮
して本体ケーシング4内へその一部が退入する。そのた
め、前記チューブ19のトレンド面19a及びスパイク
15は、タイヤ2のトレッド面2aよりも小径となり、
路面と接することがない。
縮空気を抜いた状態では、耐圧チューブ19自体が収縮
して本体ケーシング4内へその一部が退入する。そのた
め、前記チューブ19のトレンド面19a及びスパイク
15は、タイヤ2のトレッド面2aよりも小径となり、
路面と接することがない。
従って、スパイク装置Aを装着したままで、凍結してい
ない状態の道路を走行しても、スパイク15が路面を損
壊させることはない。
ない状態の道路を走行しても、スパイク15が路面を損
壊させることはない。
以下に本発明の構成を図面に示す実施例に基づいて説明
すると次の通りである。
すると次の通りである。
第1図及び第2図は、本発明の一実施例を示すものであ
り、第1図は車輪ハブ1へ取り付けた状態のスパイク装
置Aを自動車の後部側から見た縦断面図、第2図は同状
態を自動車の側面側から見た一部断面図である。スパイ
ク装置Aは、通常タイヤ(ノーマル、ラジアルの場合を
含む)2を装着してなる車輪3の最大外径よりも小径の
本体ケーシング4を有している。この場合、車輪3の最
大外径とは、タイヤ2のトレンド面2aからトレッド面
2aまでの寸法をいう。前記本体ケーシング4は、内ケ
ース9と外ケース10とよりなる。これらの内外ケース
9及びIOは、車輪取付用ボルト5の装着孔6を有し、
車輪ハブ1の取付面1aに当接し得る面7を備えた凹面
部8と、車輪3の回転軸線に対して垂直な環状側壁9a
、 10aを有している。
り、第1図は車輪ハブ1へ取り付けた状態のスパイク装
置Aを自動車の後部側から見た縦断面図、第2図は同状
態を自動車の側面側から見た一部断面図である。スパイ
ク装置Aは、通常タイヤ(ノーマル、ラジアルの場合を
含む)2を装着してなる車輪3の最大外径よりも小径の
本体ケーシング4を有している。この場合、車輪3の最
大外径とは、タイヤ2のトレンド面2aからトレッド面
2aまでの寸法をいう。前記本体ケーシング4は、内ケ
ース9と外ケース10とよりなる。これらの内外ケース
9及びIOは、車輪取付用ボルト5の装着孔6を有し、
車輪ハブ1の取付面1aに当接し得る面7を備えた凹面
部8と、車輪3の回転軸線に対して垂直な環状側壁9a
、 10aを有している。
この環状側壁9a、 10aの外端縁側は、相互に連結
されておらず、従って、本体ケーシング4の接地面倒に
は、環状の開口部11が形成され、環状側壁9a、 1
0aと環状底壁9b、 fobとで囲まれた部分に、1
&述する耐圧チューブ19の装入用空間12が形成され
ている。
されておらず、従って、本体ケーシング4の接地面倒に
は、環状の開口部11が形成され、環状側壁9a、 1
0aと環状底壁9b、 fobとで囲まれた部分に、1
&述する耐圧チューブ19の装入用空間12が形成され
ている。
前記空間12に装入された耐圧チューブ19は、この実
施例の場合、特殊構造のタイヤを使用している。20は
そのリム、21は圧縮空気の注入及び排出用のバルブで
ある。耐圧チューブ19のトレッド面19aには、複数
個のスパイク15が埋設等により突出形成されている。
施例の場合、特殊構造のタイヤを使用している。20は
そのリム、21は圧縮空気の注入及び排出用のバルブで
ある。耐圧チューブ19のトレッド面19aには、複数
個のスパイク15が埋設等により突出形成されている。
第1図において、23は内ケース9の補強用リプ、24
は外ケース10の内面凹部8を補強するためのリブであ
る。
は外ケース10の内面凹部8を補強するためのリブであ
る。
上述の如く構成されたスパイク装置Aは、図面に示す如
く、車輪3の外側に配置され、車輪3と共に車輪ハブ1
のボルト5にナツト30を介して一体的に取り付けられ
る。取り付けは、ジヤツキアップすることなく既存の車
輪3へ取り付けることが可能である。また取り付けは、
車輪3を取り付けるための既存のナンド外周面に外端子
を刻設し、該外端子に別のナンドを緊締して行ってもよ
い。
く、車輪3の外側に配置され、車輪3と共に車輪ハブ1
のボルト5にナツト30を介して一体的に取り付けられ
る。取り付けは、ジヤツキアップすることなく既存の車
輪3へ取り付けることが可能である。また取り付けは、
車輪3を取り付けるための既存のナンド外周面に外端子
を刻設し、該外端子に別のナンドを緊締して行ってもよ
い。
即ち、いわゆるトランク等の車輪取り付けに用いられる
ダブルナンド方式にて行ってもよい。この取付状態にあ
って、スパイク装置Aの本体ケーシング側外径は、タイ
ヤ2のトレンド面2aとの間において、寸法XX−8(
bの高低差を有している。またタイヤハウスの内面壁2
7と、スパイク装置Aの最も外側に位置する部分との間
には寸法D−20mmの間隙が形成されている。なお、
この場合の寸法り、 Xなどは、トレッド幅が185
m5.外径が14インチのタイヤ2をトヨタのクラウン
に装着した場合のものである。
ダブルナンド方式にて行ってもよい。この取付状態にあ
って、スパイク装置Aの本体ケーシング側外径は、タイ
ヤ2のトレンド面2aとの間において、寸法XX−8(
bの高低差を有している。またタイヤハウスの内面壁2
7と、スパイク装置Aの最も外側に位置する部分との間
には寸法D−20mmの間隙が形成されている。なお、
この場合の寸法り、 Xなどは、トレッド幅が185
m5.外径が14インチのタイヤ2をトヨタのクラウン
に装着した場合のものである。
次に、上述の要領で車輪3と共に車輪ハブ1に取り付け
られたスパイク装置Aの動作態様を説明する。
られたスパイク装置Aの動作態様を説明する。
先ず、凍結状態の道路を走行する場合について説明する
。この場合は、本体ケーシング4の空間12に装着した
耐圧チューブ19に、バルブ21から圧縮空気を注入す
る。この圧縮空気の注入は、市販品の圧縮空気ボンへを
使用して行うことで充分である。圧縮空気は2.5Kg
/c+aまで注入すればよく、2I!容量の市販のボン
ベでは1本についておよそ10回の繰り返し注入が可能
であった。なお、この実験結果は、完全に圧縮空気を抜
いた状態から2.5Kg/c+Jまで圧縮空気を注入し
、これを繰り返して行った場合のものである。またトラ
ックなどにあっては、第1図及び第2図の鎖線に示す如
く、外ケース10の中心円筒部29内に、ロータリージ
ヨイント25を組み込み、該ジヨイント25と前記バル
ブ21とを接続管26で連結するとともに、ロータリー
ジヨイント25と排気ブレーキの圧力室(図示せず)と
を導管28で接続し、排気圧を利用して圧縮空気の注入
を行うようにしてもよい。更にまた、圧縮空気の注入は
、車に搭載した中型、大型の圧縮空気ボンベ(図示せず
)等からゴムホース等の導管を介して行うことも可能で
ある。
。この場合は、本体ケーシング4の空間12に装着した
耐圧チューブ19に、バルブ21から圧縮空気を注入す
る。この圧縮空気の注入は、市販品の圧縮空気ボンへを
使用して行うことで充分である。圧縮空気は2.5Kg
/c+aまで注入すればよく、2I!容量の市販のボン
ベでは1本についておよそ10回の繰り返し注入が可能
であった。なお、この実験結果は、完全に圧縮空気を抜
いた状態から2.5Kg/c+Jまで圧縮空気を注入し
、これを繰り返して行った場合のものである。またトラ
ックなどにあっては、第1図及び第2図の鎖線に示す如
く、外ケース10の中心円筒部29内に、ロータリージ
ヨイント25を組み込み、該ジヨイント25と前記バル
ブ21とを接続管26で連結するとともに、ロータリー
ジヨイント25と排気ブレーキの圧力室(図示せず)と
を導管28で接続し、排気圧を利用して圧縮空気の注入
を行うようにしてもよい。更にまた、圧縮空気の注入は
、車に搭載した中型、大型の圧縮空気ボンベ(図示せず
)等からゴムホース等の導管を介して行うことも可能で
ある。
圧縮空気の注入により耐圧チューブ19は、第1図の上
半分及び第2図に示す如く、外径方向へ膨張して突出し
、トレッド面19aのスパイク15をタイヤ2のトレン
ド面2aよりも外方へIt=5鶴だけ突出させるように
なる。然る後は、この状態で凍結状態の道路を走行すれ
ばよい。これであれば、タイヤ2のトレッド面2aで路
面をグリップすると同時に、前記スパイク15が凍結状
態の路面へ突き刺さり、大きなグリツプ力が得られる。
半分及び第2図に示す如く、外径方向へ膨張して突出し
、トレッド面19aのスパイク15をタイヤ2のトレン
ド面2aよりも外方へIt=5鶴だけ突出させるように
なる。然る後は、この状態で凍結状態の道路を走行すれ
ばよい。これであれば、タイヤ2のトレッド面2aで路
面をグリップすると同時に、前記スパイク15が凍結状
態の路面へ突き刺さり、大きなグリツプ力が得られる。
すなわち、凍結状態の道路であっても安全な走行が可能
である。それに加えて、耐圧チューブ19は、路面状況
(凹凸など)に応じて膨張収縮をし、このスパイク走行
時の車体振動を抑止する効果がある。前記内外ケース9
及び10の環状側壁9a、 lOaは、上述のスパイク
走行時に耐圧チューブ19が横振れするのを防止する働
きがある。
である。それに加えて、耐圧チューブ19は、路面状況
(凹凸など)に応じて膨張収縮をし、このスパイク走行
時の車体振動を抑止する効果がある。前記内外ケース9
及び10の環状側壁9a、 lOaは、上述のスパイク
走行時に耐圧チューブ19が横振れするのを防止する働
きがある。
他方、スパイク装置Aを装着した状態で、路面の凍結し
ていない道路を走行する場合は、前記バルブ21から耐
圧チューブ19内の圧縮空気を抜き、耐圧チューブ19
内の圧力をおよそ1.5Kg/cdにすればよい。これ
により、第1図の下半分に示す如く、耐圧チューブ19
は本体ケーシング4の空間12側へその一部が収縮退入
し、トレッド面19aに形成されたスパイク15は、タ
イヤ2のトレッド面2aとの間に寸法L=20mmの高
低差を有するようになる。従って、この状態で走行を行
っても、スパイク15がアスファルトやコンクリート等
を削り取ることはなく、粉塵公害や騒音の問題は起こら
ない。
ていない道路を走行する場合は、前記バルブ21から耐
圧チューブ19内の圧縮空気を抜き、耐圧チューブ19
内の圧力をおよそ1.5Kg/cdにすればよい。これ
により、第1図の下半分に示す如く、耐圧チューブ19
は本体ケーシング4の空間12側へその一部が収縮退入
し、トレッド面19aに形成されたスパイク15は、タ
イヤ2のトレッド面2aとの間に寸法L=20mmの高
低差を有するようになる。従って、この状態で走行を行
っても、スパイク15がアスファルトやコンクリート等
を削り取ることはなく、粉塵公害や騒音の問題は起こら
ない。
なお、この場合の走行状態においても、前記内外ケース
9及びIOの環状側壁9a、 10aは、耐圧チューブ
19の横振れを防止する働きがある。
9及びIOの環状側壁9a、 10aは、耐圧チューブ
19の横振れを防止する働きがある。
更にこのスパイク15の非使用状態から、再使用する場
合は、耐圧チューブ19内へ圧縮空気を注入するばよく
、前述の如く、1.5〜2.5 Kg/ cIaの間で
繰り返し使用する場合は、市販の21容量のボンベで、
13〜14回の繰り返し使用が可能である。
合は、耐圧チューブ19内へ圧縮空気を注入するばよく
、前述の如く、1.5〜2.5 Kg/ cIaの間で
繰り返し使用する場合は、市販の21容量のボンベで、
13〜14回の繰り返し使用が可能である。
またスパイク装置Aは、スパイク走行状態にあって、タ
イヤ2がバーストした場合に、タイヤ2の代わりとして
機能することができ、タイヤバースト時の安全性を保証
することが可能である。
イヤ2がバーストした場合に、タイヤ2の代わりとして
機能することができ、タイヤバースト時の安全性を保証
することが可能である。
ところで、本発明は上述の実施例に限定されるものでは
なく、適宜の変更が可能である。例えば、スパイク装置
Aはあらゆる車種の自動車に通用できる詐りでなく、車
種によっては車輪の内側で車輪ハブ1へ取り付けること
も可能である。またスパイク15は、別途製作準備した
ものをねじ込みなどによりトレンド面19aに装着する
ようにしてもよい。更にスパイク15の本数は、並列配
置する等して車種に応じて適宜変更することが可能であ
る。
なく、適宜の変更が可能である。例えば、スパイク装置
Aはあらゆる車種の自動車に通用できる詐りでなく、車
種によっては車輪の内側で車輪ハブ1へ取り付けること
も可能である。またスパイク15は、別途製作準備した
ものをねじ込みなどによりトレンド面19aに装着する
ようにしてもよい。更にスパイク15の本数は、並列配
置する等して車種に応じて適宜変更することが可能であ
る。
更にまた、耐圧チューブI9を本体ケーシング4に対し
て固定して取り付ける場合にあっては、本体ケーシング
4の内外ケース9及び10aは、一体構成するようにし
てもよい。
て固定して取り付ける場合にあっては、本体ケーシング
4の内外ケース9及び10aは、一体構成するようにし
てもよい。
以上説明したように本発明にあっては、圧縮空気を耐圧
チューブ内へ注入するだけで、スパイクをタイヤトレン
ド面より突出させてスパイク走行とすることができ、大
きなグリップ力を得ることができる。また凍結していな
い状態の道路を走行する場合は、耐圧チューブの圧縮空
気を少量又は全部液いて、スパイクをタイヤのトソレド
面よりも進入させることができる。従って、路面のアス
ファルト等を削り取ることがなく、粉塵公害や騒音の問
題は皆無である。このように、スパイク走行と、通常の
走行との切り換えは、耐圧チューブ内への圧縮空気の注
入又は排出だけでよく、その操作が簡単である。しかも
、耐圧チューブ内への注入空気圧を調整することで、ス
パイク部の突出量を任意に設定することが可能である。
チューブ内へ注入するだけで、スパイクをタイヤトレン
ド面より突出させてスパイク走行とすることができ、大
きなグリップ力を得ることができる。また凍結していな
い状態の道路を走行する場合は、耐圧チューブの圧縮空
気を少量又は全部液いて、スパイクをタイヤのトソレド
面よりも進入させることができる。従って、路面のアス
ファルト等を削り取ることがなく、粉塵公害や騒音の問
題は皆無である。このように、スパイク走行と、通常の
走行との切り換えは、耐圧チューブ内への圧縮空気の注
入又は排出だけでよく、その操作が簡単である。しかも
、耐圧チューブ内への注入空気圧を調整することで、ス
パイク部の突出量を任意に設定することが可能である。
更にスパイク装置は、スパイク走行状態にあって、タイ
ヤバースト時にタイヤとしての機能を有するので、タイ
ヤバースト時の安全性を保証することも可能である。更
にまた本装置は、既存の車輪ヘジャソキアップすること
なく取り付けることが可能であり、婦女子といえどもそ
の脱着作業が容易に行える等の多くの利点を有している
。
ヤバースト時にタイヤとしての機能を有するので、タイ
ヤバースト時の安全性を保証することも可能である。更
にまた本装置は、既存の車輪ヘジャソキアップすること
なく取り付けることが可能であり、婦女子といえどもそ
の脱着作業が容易に行える等の多くの利点を有している
。
図面はいずれも本発明に係るものであり、第1図は車輪
ハブへ取り付けた状態を自動車の後部側から見た縦断面
図、第2図は同状態を自動車の側面側から見た一部断面
図である。
ハブへ取り付けた状態を自動車の後部側から見た縦断面
図、第2図は同状態を自動車の側面側から見た一部断面
図である。
Claims (1)
- 1、車輪と共に車輪ハブへ一体的に取り付けられるスパ
イク装置であって、車輪のタイヤ外径よりも小径で、接
地面側に環状の開口部が形成された本体ケーシングと、
該本体ケーシング内に装着された耐圧チューブと、前記
本体ケーシングの開口部に臨んで位置する耐圧チューブ
のトレッド面に形成されたスパイクとで構成したことを
特徴とする自動車のスパイク装置。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5545086A JPS62214002A (ja) | 1986-03-13 | 1986-03-13 | 自動車のスパイク装置 |
EP87301568A EP0236041A3 (en) | 1986-02-25 | 1987-02-24 | Spike device for vehicles and control mechanism thereof |
KR870001613A KR870007792A (ko) | 1986-02-25 | 1987-02-25 | 자동차용 스파이크장치 및 그 제어기구 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5545086A JPS62214002A (ja) | 1986-03-13 | 1986-03-13 | 自動車のスパイク装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62214002A true JPS62214002A (ja) | 1987-09-19 |
Family
ID=12998936
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5545086A Pending JPS62214002A (ja) | 1986-02-25 | 1986-03-13 | 自動車のスパイク装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS62214002A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US20110030867A1 (en) * | 2009-08-06 | 2011-02-10 | Ronald Kyle | Pneumatic tire security system |
US20120048442A1 (en) * | 2010-08-26 | 2012-03-01 | Hybrid Electric Conversion Co., Llc | Pneumatic tire security system |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS549806A (en) * | 1977-06-24 | 1979-01-25 | Isao Fujii | Nonnskid device that travel on ice and snow at high speed |
JPS6035608A (ja) * | 1983-08-06 | 1985-02-23 | Toyo Tire & Rubber Co Ltd | 凍結雪路応急用スパイクタイヤを備えた自動車の複輪機構 |
-
1986
- 1986-03-13 JP JP5545086A patent/JPS62214002A/ja active Pending
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS549806A (en) * | 1977-06-24 | 1979-01-25 | Isao Fujii | Nonnskid device that travel on ice and snow at high speed |
JPS6035608A (ja) * | 1983-08-06 | 1985-02-23 | Toyo Tire & Rubber Co Ltd | 凍結雪路応急用スパイクタイヤを備えた自動車の複輪機構 |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US20110030867A1 (en) * | 2009-08-06 | 2011-02-10 | Ronald Kyle | Pneumatic tire security system |
US20120048442A1 (en) * | 2010-08-26 | 2012-03-01 | Hybrid Electric Conversion Co., Llc | Pneumatic tire security system |
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