JPS62213085A - 加熱調理器 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、電気オーブンやヒータ付電子レンジのように
加熱室内の被加熱物をヒータの熱によって加熱する加熱
調理器に関するものである。

従来の技術 第４図は従来の加熱装置の発熱体の巻方を示す外観図で
ある。第４図において、発熱体３ａは耐２ぺ一／ 熱絶縁物からなる巻枠３ｂに対して放射状に巻かれてい
る。

発明が解決しようとする問題点 ところが、このような従来の発熱体の巻き方によると、
巻枠の４角のコーナ部にＲがっき巻枠の内側と外側では
発熱体のピッチが異なっていた。

従って特に外側の４角はピッチが荒くなる。その結果、
クツキーやロールケーキなど被加熱物載置台全体に被加
熱物を載置する調理の場合にはこの４角のこげ目が薄く
なシ焼きむらが出来るという問題点があった。

一方巻枠の内側では発熱体のピンチが細がくなシ発熱体
同志の絶縁距離を確保するのが困難であるという問題点
もあった。

本発明はこのような従来の問題点を解消するものであシ
、簡単な構成で、被加熱物を均一な色に焼上げ、しかも
耐久性の高い高品質の加熱調理器を提供するものである
。

問題点を解決するだめの手段 本発明の加熱調理器は、面状ヒータの発熱体を３ベー／ 巻く巻枠を方形状にし、隣接した発熱体の間隔が均一に
なるような巻き方にしたものである。

作　　用 本発明の加熱装置によれば、巻枠形状を方形とし、発熱
体を巻枠の角にまで配設し、これにより、加熱室外上面
及び底面の４角が均一に加熱され、加熱室内の被加熱物
に均一に熱を伝えることができる。

従って、クツキー、ロールケーキ等の受皿全体を使う調
理の焼き上り具合を均一にし、良好な出来上シ状態にす
ることができる。

また隣接した発熱体のピッチを均一にしているため、ピ
ンチ間の絶縁距離を確保するのが容易であシ発熱体の絶
縁不良を防止することもできる。

実施例 以下、本発明の一実施例を図面を参照して説明する。

第１図は本発明による加熱調理器の構造を示す右側面断
面図である。

第１図において本体１内に被加熱物を収納し加熱調理す
る加熱室２を設け、加熱室２外上面及び下面には面状ヒ
ータ３を密着して設けている。面状ヒータ３はヒータ取
付用の金具４によシ固定している。５は、熱を外部に逃
がさないための断熱剤である□さらにマグネトロンらは
導波管７に設けられ、被加熱物載置８の上にある被加熱
物９を高周波加熱するものである。以上の構成にて、被
加熱物９はヒータ加熱及び高周波加熱のいずれも行うこ
とが可能である。

第２図は、上部面状ヒータ３の各部品ごとに構成を示す
斜視図である。面状ヒータ３は、発熱体３ａを方形状に
したマイカ等の耐熱絶縁物からなる巻枠３ｂに巻いてお
り、その上下を同じくマイカ等の絶縁板３Ｃで、はさみ
込む構成である。ヒータ取付金具４は段付ネジ１０を介
して加熱室２上面に面上ヒータ３をサンドイッチしなが
ら締付けている。なお加熱室２底面側の面状ヒータ３も
同様な構成である。

第３図は方形状の巻枠３ｂに発熱体３ａを巻いた状態を
示す外観図である。第３図において巻枠６　ベージ ３ｂは外形を方形状にし加概室２上面及び底面の形状に
対応させている。又巻枠３ｂは内部を外形に対応させ中
空にしである。

高温となった加熱室２内の雰囲気は加熱室２の中央部に
集中するため巻枠３ｂの内部を中空にすることによって
加熱室２を均一な熱分布にさせるのである。

発熱体３ａは巻枠３ｂに対して平行になるように巻く。

これによって発熱体３ａのピッチは常に均一な状態にす
ることができる。また発熱体３ａを加熱室２の４角にま
で配設したので加熱室２が均一な熱分布になる。

なお本実施例では巻枠３ｂを分割したが、これは一体で
行なっても何ら問題はない。

発明の効果 以上のように本発明によると、次のような効果を発揮す
ることができる。

（１）発熱体を加熱室の４角にまで配設することによっ
て、加熱室全体を均一な熱分布にすることが出来るので
、クツキー、ロールケーキ等被６ベー７ 加熱物載置台全体に被加熱物を載置する調理であっても
、均一な焼き上シ状態にすることができる。

（２）巻枠の形状を方形状にし発熱体を巻枠に対し平行
に巻きつけているので常に発熱体のピッチを均一にする
ことが可能となシ発熱体の絶縁距離を確保するのが容易
となった。その結果、発熱体同志の接触による絶縁不良
等をなくすことができ加熱装置の品質を高めることがで
きる。

Ｇ３）発熱体が均一なピッチで巻枠に巻いているため、
発熱体を上下からサンドインチしている絶縁板も均一な
熱分布になる。ところが従来ではコーナ一部で発熱体の
ピッチが不ぞろいであシそのため絶縁板も不均一な温度
分布を示し、この温度に耐えるような絶縁板にしなけれ
ばならなく大変不経済であった。しかし本発明では絶縁
板も均一な熱分布を示すようになったので従来よシ耐熱
グレードの低い安価な絶縁板を使用できるといっだ効果
もある。

（４）発熱体を巻枠に巻く作業は、コーナＲ部は７ヘー
７ ピッチがふぞろいのため大変巻きにくく時間がかかり品
質も安定しなかった。ところが本発明ではこのようなコ
ーナ部がないので巻きつけ作業が向上し、しかも品質も
向上するといった効果も期待できる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例における加熱調理器体を巻い
た状態を示す斜視図、第４図は従来の巻枠に発熱体を巻
いた状態を示す斜視図である。 １・・・・・・本体、２・・・・・・加熱室、３・・・
・・・加熱装置、３ａ・・・・・・発熱体、３ｂ・・・
・・・巻枠。 代理人の氏名　弁理士　中　尾　敏　男　ほか１名３−
４．−り ４−一一仁一クシづ丁Ｍ代ト呉 ５−　餠払秤 ｒ−−−マクー冬トＵン ７−−−咋ソＬ臂 ８−一一被卯忙９Ｌ１市 ｑ−＠、ｓ神−襞 第２図 第３図 第４図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 本体内に被加熱物を収納して加熱調理する加熱室と、前
   記加熱室内の雰囲気温度を上昇させる加熱装置と、前記
   加熱装置は前記加熱室外上面及び底面にほぼ全域に配置
   した面状ヒータとし、前記面状ヒータの発熱部の発熱体
   は絶縁物からなる巻枠に巻かれ、前記発熱体を方形状を
   した前記巻枠に、隣接した発熱体の間隔が均一になるよ
   うに巻く構成とした加熱調理器。