JPS5873325A - 焼きプレ−ト - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は円形状のガスバーナ（コンロバーナ）を備えた
ガス調理器によって、ホットケーキ、お好み焼きなどの
焼成調理を行う際に用いられる焼きプレートに関する。

前記ガス胛理器のガスバーナによる焼きプレートの加熱
は、バーナと相対する焼きプレートの中央部分が、その
周囲部分よシも多く加熱されるため、プレートの焼き面
金域にわたる均一な温度分布が得られず、ホットケーキ
などの焼成物は焼きむらが生ずるものである。そこでプ
レートの均一加熱をはかるため、第３図および第４図に
示すように、盤体１の焼き面１ａの中央部分と相対する
下面側に、均熱板Ａを配設することはすでに提案されて
いる。

前記均熱板Ａの配役によって、焼き面１ａの均一な温度
分布はほぼ達成されてはいるが、今−歩満足されるもの
ではなかった。すなわち従来のプレートでは、バーナ２
の上面２ａと相対する焼き面１ａ部分１ｂが、その周囲
部分１ｃよりも、わずかに低温となっており、したがっ
て焼成物に、わずかではあるが、依然として焼きむらが
生ずるものであった。

前記焼きむらが発生する原因を検討した結果、従来のプ
レートでは、バーナ２の上面２ａと相対する焼き面部分
１ｂまで、均熱板Ａを配設していることによるためであ
ることが判明した。すなわちバーナ２において主炎孔２
ｂが存在するのは、バーナ２の上面２ａの範囲外であっ
て、前記上面３八・−７ ２ａからの熱発生量が少ないにもかかわらず、それと相
対する焼き面部分１ｂを均熱板Ａによって、遮熱するこ
とにより、焼き面部分１ｂはその周囲部分１Ｃよりも低
温となるものであった。

本発明はより均一な温度分布が得られるようにしようと
するものであって、以下その実施例を説明する。

第１図および第２図におりて、盤体１は上面側が平坦な
焼き面１ａとなっていて、下面側の略中夫には、バーナ
２の上面２ａと略同大な円形状の盆地部Ｂが凹設してあ
り、これによって盆地部Ｂと相対する焼き面部分１ｂの
板厚を、その周囲部分１Ｃよりも薄く□しである。盤体
１は鋳物やダイカストで形成してあり、この形成時にお
いて、前記盆地部Ｂは一体に成形されたものである。

前記のように盆地部Ｂと相対する焼き面部分１ｂの板厚
を薄くしたことにより、バーナ２の火炎２ｂがあまりあ
たらない所である焼き面部分１ｂは、その周囲部分１Ｃ
と同じように温度上昇するので、焼き面１ｄ全竣にわた
る均一な温度分布が得られ、よって焼成物をむら外ぐ焼
くことができる。また盆地部Ｂは盤体１の成形時に、同
時に形成したものであり、手間がかからず製作できるも
のである。

なお盆地部Ｂの内周壁Ｃはすそ広がり状に傾斜しである
が、これは鋳物による盤体１の成形時における脱型を容
易とするためである。

以上述べたように、本発明の焼きプレートは盤体の下面
側の略中夫に、バーナの上面と略等大な円形状の盆地部
を一体に凹設し、その盆地部の板厚をその周囲部より薄
くしたものであり、この構成にもとづき焼き面のより均
一な温度分布が得られるとともに、製作も容易に行える
ものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の実施例を示す断面図、第２図は同平面
図、第３図は従来例を示す断面図、第４図は同平面図で
ある。 １・・・・・・盤体、２・・・・・・バーナ、Ｂ・・・
・・・盆地部０ 代理人の氏名　弁理士　中　尾　敏　男　ほか１名第１
図 １２図 概３図 第４図

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）上面側が平坦な焼き面となった盤体の下面側の略
   中夫に、バーナの上面と略同大な円形状の盆地部を一体
   に凹設し、この盆地部分と相対する焼き面部分の板厚を
   、その周囲部分よりも薄くしてなる焼きプレート。
2. （２）盆地部の内周壁をすそ広がり状に傾斜させてなる
   特許請求の範囲第１項記載の焼きプレート。