JPS622129A

JPS622129A - タイマ−機能を有する体温計

Info

Publication number: JPS622129A
Application number: JP60141878A
Authority: JP
Inventors: Masaya Sasano; 雅哉佐々野
Original assignee: Individual
Current assignee: Individual
Priority date: 1985-06-28
Filing date: 1985-06-28
Publication date: 1987-01-08

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（産業上の利用分舒）本発明は、検温を定刻毎に自動的に行って記憶し、かつ
それらのデータを任意に表示し得ることを特徴とする体
温計に関するものである。

（従来の技術）通常、検温を行う場合は、棒状の体温計を脇の下あるい
は舌下に当て用いるか、熱電対等のセンサーからなる体
温計を被測定部に当て、絆創膏等で固定し、それらと電
線で接続された据置形の本体でデータを校正して、温度
を表示していた。

（発明が解決しようとする問題点）上記のような従来の体温計では、検温を行う時刻毎にそ
の都度、体温計を被検温部に当て、かつ一定時間、体温
計を被検温部に固着して安静にす　　　　　□る必要が
あった。

しかも、その検温を就寝中に行う必要がある場合は検温
のために夜中に一旦起きる必要があり、また女性の生理
周期を知るための基礎体温を測定する場合のように、起
床時にすぐに行う必要があるものは朝の多忙な時間をさ
かなければならず、これらの場合の検温を非常に面倒か
つ不正確なものにしていた。

更に、これら検温した体温は直ちに記録しなげればなら
ないが、従来の体温計では記録装置がないなめ、別途筆
記具を用意して記録しなくてはならず、正確な記録は期
待できず、またこの記録を統計的に整理することは不可
能に近かった。

（問題点を解決するための手段）本発明は以上のような状況に鑑みなされたもので予め設
定された時刻、あるいは任意の時刻に信号を出すタイマ
ー部と、前記タイマー部からの信号によって体温の測定
を開始する検温部と、前記タイマー部と検温部からのデ
ータを時系列なデータとして記憶する記憶部と、前記タ
イマー部、検温部、記憶部からのデータによって時刻や
体温等を表示する表示部を一体に構成した体温計によっ
て達成される。

（作用）予め設定された時刻が到来した場合、あるいは外部から
の操作等によって、タイマー部から出された４５号をト
リガーとして検温部を動作させる。

検温部では内蔵する温度センサーで体温を測定し、その
データを記憶部へ伝達する。記憶部では、タイマー部か
らの時刻に関するデータと検温部からの体温に関するデ
ータとを時系列なデータとして記憶し、必要に応じて適
宜の表示を表示部に表示する。

（実施例）以下、本発明を図面に従って説明する。

第１図は本発明に係る体温計の一実施例の斜視図で、外
観は腕時計と同様である。

装着型体温計１の上面部は表示部３を構成し、その表示
はＬ　ＣＤ　（Ｌｉｑｕｉｄ　Ｃｒｙｓｔａｌ　Ｄｉｓ
ｐｌａｙ）のドツトマトリックスよりなるが、前記体温
計１の機能によってはセグメント表示だけでもよい。

体温計１の１対の側面には腕等に装着するために、皮や
金属製バンド４が設けられ、他の一対をなす側面の両側
あるいは片側には、操作部５としての操作ボタンが複数
設けられている。この操作ボタン５．５・・によって検
温時刻の設定、タイマー部の時計機能の調整、あるいは
表示部に時刻や体温等を表示させるための操作を行う。

まｔ二上記体温計１の裏面の一部には、温度センサーを
内蔵した検温部２が設けられ、常に肌に密着するように
構成されている。

以上のような腕時計タイプの体温計１は腕等に巻着する
ｔ！けで検温部２が肌に密着するため、体の各部位で微
妙に異なる体温に対し、検温箇所が常に一定になるため
検温の正確性を期すことができる。また、通常の検温は
もちろん、就寝時や連動時等のように時間の経過と共に
変化する体温の測定も容易にした。

更に病院においては、患者に事前にあるいは常に装着し
てお（ことで検温の時刻にとられれることなく患者の回
診等を行うことができ、それらのデータの回収も、後述
の出力部３０を用いて効率的に行うことができるため、
病院にとっては省力化と患者の体温の完全な管理を行え
る。。

なお、体温計の形状は、上記のように本実施例に示すも
のに限定されず、棒状等でもよい。

第２図は本実施例の電気的系統を示すブロック図である
。

温度センサー２はＡ／Ｄコンバータ２７を介してマイク
ロコンピュータ２６に接続され、さらにマイクロコンピ
ュータ２６はタイマー２０、記憶部２８、表示部駆動部
２４、操作部５及び外部のプリンタ等に連結できる出力
部３０に接続されている。またタイマー２０は温度セン
サー２にも接続される。

次にこの様に構成した本実施例の作用を説明する。

本実施例の体温計１は常態では時計として用いられてい
るため、検温する時刻の設定は操作部５によって行われ
る。すなわち操作部５はタイマー２０の時刻の調整や、
検温を行う時刻の設定を行うためのものと、表示部３を
駆動する表示部駆動部２４に何を表示させるのか等の選
択をさせるために使用される。

この時刻の設定は、例えば２時間毎に自動的に検温した
い場合には、検温間隔を２時間に設定し、また毎日午前
６時に検温したい場合には検温時刻をＡ、Ｍ、６：００
に設定する。さらに、これらの設定とは別に独立して体
温を測定するための操作部５．５・・によって、急に体
が熱っぽくなった場合等、任意の時に検温を行うことも
てきる。

体温は、前記操作部５によって設定された時刻に検温部
の温度センサー２によって測定されろ。

この温度センサー２はサーミスタ、熱電対等が用いられ
、それらの出力は、はとんどがアナログ量として得られ
るためアナログ量のデジタル量への変換器であるＡ／Ｄ
コンバータ２７によってデジタル量に変換される。これ
らのデータは検温部２で使°用している温度センサー固
有の特性によって必ずしも正確な値ではないためマイク
ロコンピュータ２６によって校正され、さらにタイマー
２０からのデータと共に時系列なデータとして処理され
記憶部２８に記憶される。

また、記憶部２８の記憶容量によっては一日の中で最高
点で平衡した体温を一日に１サンプルのみ記憶させるこ
ともできる。

前記、記憶部２８に記憶されたデータは必要に応じて前
記操作部５の操作によって呼び出され、表示部３に出力
される。

表示部３は、操作部５によって設定された表示形式で表
示される。この表示形式は、体温の表示や過去のデータ
をドツトマトリックス方式でグラフ表示するものとセグ
メント素子によるデジタル表示とがある。

本実施例におけるグラフ表示機能によれば、表示部３に
、縦軸に体温、横軸に時間を単位目盛りとしたグラフ表
示をドツトマトリックス方式で表示し、これに付随する
時刻、日付、曜日やその他の記憶内容が表示できる。

本実施例の体温計１は日付メモリー機能を有しているた
め、体温は日付と共に記録され、例えば３０〜５０日間
の指定の時刻の体温の変化を知ることができ、かつ例え
ば生理の始まった日と終了した日を記憶しておきその間
の体温の変化をグラフ表示することもできる。

また例えば、風邪をひいた時の体温変化のパターンを記
録しておき、爾後風邪をひいたときには既に記録されて
いる過去のデーターを表示部３に呼び出して、現在の体
温変化と比較することもできる。

即ち、第３図に示されるように本実施例の体温計１の記
憶部２８には過去のデータが記憶されていて表示部２３
には第３図の枠Ａに示される部分のデータがグラフ表示
される。さらに枠Ａに表示されるデータは枠Ａを左右に
連続的に移動させる（以下スクローリングという）こと
で、例えば過去１年間から現在までの中で必要な時期の
データを枠Ａにグラフとして表示させることもできる。

このスクローリングは早送り、遅送り、あるいは移動方
向の逆転を任意に行う乙とができる。

また、グラフを特徴的な各部分で記憶し、かつ第３図の
グラフ中に記入されているように、各々にパターンａ、
パターンｂ、パターンＣ等の名称を操作部２５によって
与えることによって、パターンａが現われてから、何日
後にパターンＣになるか予測することが容易になる。例
えばパターンａが風邪のひき始めに固有のものであれば
、被検；易者が風邪をひき始めていることを早期に知る
ことができ、さらにパターンＣが生理日に固有のもので
あるならば、何日後から不妊期間が始まるということを
予め知ることもできる。

即ち、本実施例の体温計１によれば、体温とともに現在
の体温がどのパターンに従って推移しているかを自動的
に表示するため各パターン毎に、たとえば「月経３日前
」等の意味付けを与えておくことで、計画的な健康管理
を行うこともできる。

なお、本実施例によれば、アラーム機構２９も内蔵して
いるため、例えば生理に始まりや、急の発熱の場合のよ
うに体温の異常の際には警報がなるのである。

（発明の効果）以上のように、本発明の構成による体温計は希望する時
刻に自動的に検温を行い、そのデータを記録し任意に呼
び出しグラフとして表示でき、過去や現在のデータと比
較することができるため、体調の変化をより正確に把握
し、より正確な健康管理を行うことができる等の効果な
奏ずろ。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明に係る体温計の一実施例を示す斜視図、
第２図は同電気系統を示すブロック図及び第３図は記憶
されたデータをグラフ表示した常態を示す説明図である
。２・・検温部　　　　　３・・表示部２６・・タイマー部　　２８・・記憶部代理人　弁理士
　１）中　二　部第１図

Claims

【特許請求の範囲】

予め設定された時刻、あるいは任意の時刻に信号を出す
タイマー部と、前記タイマー部からの信号によって検温
を開始する検温部と、前記タイマー部と検温部からのデ
ータを記憶する記憶部と、前記タイマー部、検温部、記
憶部等からのデータによって時刻や体温等を表示する表
示部を一体に構成したことを特徴とするタイマー機能を
有する体温計。