JPS6221126Y2 - - Google Patents

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JPS6221126Y2
JPS6221126Y2 JP1981197009U JP19700981U JPS6221126Y2 JP S6221126 Y2 JPS6221126 Y2 JP S6221126Y2 JP 1981197009 U JP1981197009 U JP 1981197009U JP 19700981 U JP19700981 U JP 19700981U JP S6221126 Y2 JPS6221126 Y2 JP S6221126Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
tank
oil
suction pipe
negative pressure
mounting flange
Prior art date
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Application number
JP1981197009U
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JPS5897302U (ja
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  • Fluid-Pressure Circuits (AREA)
  • Supply Devices, Intensifiers, Converters, And Telemotors (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本考案は、タンクからオイルを吸込む装置に係
り、詳しくは吸込パイプ及び負圧センサー取付構
造に関する。
(ロ) 従来の技術 一般に、吸込パイプは、オイル液面より下方に
てタンクに取付けられており、また負圧センサー
は、オイルタンク底面に設置されたカバーに取付
けられている。
(ハ) 考案が解決しようとする問題点 このため、吸込パイプ取付部分のシールが不完
全だつたり、シール効果の低下により、オイルが
洩れたり、にじみ出たりすることがあると共に、
吸込パイプの下端嵌合部には気密を保つためのO
リング用の凹溝が必要であるが、パイプ全長は通
常長くなるため、溝加工が面倒であつた。
また、負圧センサーの取付部分からも、オイル
が洩れたり、にじみ出たりすることがあつた。
(ニ) 問題を解決するための手段 本考案は、上述問題点を解消することを目的と
するものであつて、例えば第2図を参照して示す
と、吸込パイプをタンク内吸込パイプ27及びタ
ンク外吸込パイプ28に分割し、またタンク内吸
込パイプ27の上端及びタンク外吸込パイプ28
の下端を、オイル液面Aより上方に設置した取付
フランジ25に間隙を有して取付け、更に該間隙
により構成される油路31aに連通するように、
取付フランジ25に負圧センサー32を取付けて
構成しとことを特徴とする。
(ホ) 作用 上述構成に基づき、オイルタンク6内のオイル
は、フイルター13からタンク内吸込パイプ27
に吸込まれ、更に取付フランジ25内の間隙を介
してタンク外吸込パイプ28に送られ、各種機器
に供給される。また、該吸込圧は、取付フランジ
25に取付けられた負圧センサー32により感知
される。
(ヘ) 実施例 以下、図面に沿つて、本考案よる実施例につい
て説明する。
トラクタ1は、第1図に示すように、前部にエ
ンジン2を搭載し、かつ後部が運転席3となつて
いる機体5を有しており、該機体5はその前方下
部にフロントアクスルブラケツト6を有してい
る。該ブラケツト6にはフロントアクスル7を揺
動自在に懸架しているサポート9が固定されてい
ると共に、その前方にパワーステアリン用オイル
タンク10が形成されている。
そして、第2図及び第3図に示すように、タン
ク10はフロントアクスルブラケツト6内に一体
的に形成された空間Sよりなり、該空間Sの下方
は開口され、更に該開口Oにはボルト11により
カバー12がシールされて固定されており、更に
カバー12にはフイルター13がOリング16
a,16bによりシールされて固定されている。
また、タンク10を構成するブラケツト6の前壁
6a及び後壁6bには同芯状に孔12,13が穿
設されており、これら孔12,13には軸受15
a,15b及びオイルシール17,18を介し
て、主にオプシヨンでフロントPTO軸20が支
持されている。なお、これら軸受15a,15b
はタンク10内のオイルで潤滑され、また該
PTO軸23を装着しない際は孔12,13はめ
くら蓋により閉塞される。
更に、タンク10を構成する上壁6c従つてオ
イル液面Aの上方には取付フランジ25がボルト
26により固定されており、該フランジ25には
分割された吸込パイプ27,28が取付けられて
いる。即ち、タンク内吸込パイプ27はタンク1
0内に挿入され、その先端がOリング29により
カバー12に形成されてフイルター連通孔30に
嵌合すると共に、その上端が取付フランジ25に
形成された貫通孔31に下方から嵌合し、またタ
ンク外吸込パイプ28は取付フランジ25の貫通
孔31に上方から嵌合し、更に両パイプ27,2
8の間は間隙を有し、該間隙部分の貫通孔31は
油路31aになつている。また、取付フランジ2
5の側方から油路31aに連通するように負圧セ
ンサー32用の孔33が穿設されており、該孔3
3の口元部に形成された雌ネジ33aにより負圧
センサー32がねじ込まれて固定されている。該
負圧センサー32は孔33内が一定の負圧になる
と感知し、更に該感知結果をランプ35で表示す
る。
なお、図中、36は電池、37は戻りパイプ、
39はゲージ付の給油栓、40はドレンプラグで
ある。
本実施例は以上のような構成を有するので、エ
ンジン2の始動によりパワーステアリング用の油
圧ポンプ(図示せず)が駆動され、タンク10内
のオイルがフイルター13及び連通孔30を通つ
てタンク内吸込パイプ27に吸込まれ、更に取付
フランジ25内の油路31aを介してタンク外吸
込パイプ28に流通され、パワーステアリング装
置を作動して戻りパイプ37からタンク10へ戻
される。これにより、トラクタ1はステアリング
を少ない力で操向操作して走行することができ
る。また、フイルター13にゴミ等が詰り、吸込
抵抗が増大すると、吸込側のオイル通路の負圧が
増大し、従つて孔33部分の負圧も増大して負圧
センサー32が感知し、ランプ35を点灯して運
転者に知らせる。これにより、運転者はフイルタ
ー13の清掃が必要であることを認知し、ドレン
プラグ40によりタンク10からオイルを抜いた
後、フイルター13を外して清掃すれば良く、更
に場合によつてはカバー12を取外してタンク1
0内を清掃しても良い。
(ト) 考案の効果 以上説明したように、本考案によれば、吸込パ
イプをタンク内吸込パイプ27及びタンク外吸込
パイプ28に分割したので、タンク内吸込パイプ
27は短かくて足り、吸込パイプの嵌合部の気密
を保つために必要なOリング29用の溝加工を容
易に行うことができる。また、タンク内吸込パイ
プ27の上端及びタンク外吸込パイプ28の下端
を、オイル液面Aより上方に設置した取付フラン
ジ25に間隙を有して取付けたので、パイプの取
付部はオイル液面Aの上方に位置し、パイプの取
付部からオイルが洩れたり、にじみ出たりするこ
とを完全に防止することができる。更に、両パイ
プ27,28の間隙により構成される油路31a
に連通するように取付フランジ25に負圧センサ
ー32を取付けたので、該センサー32の取付位
置もオイル液面Aより上方になり、センサーの取
付部からオイルが洩れたり、にじみ出たりするこ
とを完全に防止できると共に、負圧センサー32
取付用の特別な部材を必要とせず、安価に製造す
ることができる。
また、一般に、負圧センサーは外部にむき出し
に取付けられているが、オイルタンク10を、フ
ロントアクスルブラケツト6内に一体的に形成さ
れたタンクとすると、負圧センサー32はフロン
トアクスルブラケツト6に保護され、従つて該セ
ンサー32が破損したり、腐食したりすることを
防止できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案を適用したトラクタを示す側面
図、第2図はそのオイルタンクを示す正面断面
図、第3図はその側面断面図である。 6……フロントアクスルブラケツト、10……
オイルタンク、13……フイルター、25……取
付フランジ、27……タンク内吸込パイプ、28
……タンク外吸込パイプ、31a……油路、32
……負圧センサー、A……オイル液面。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 下部にフイルターを有し、更に該フイルター
    に連通する吸込パイプを備えたオイルタンクに
    おいて、 吸込パイプをタンク内吸込パイプ及びタンク
    外吸込パイプに分割し、またタンク内吸込パイ
    プの上端及びタンク外吸込パイプの下端を、オ
    イル液面より上方に設置した取付フランジに間
    隙を有して取付け、更に該間隙により構成され
    る油路に連通するように、取付フランジに負圧
    センサーを取付けて構成したオイル吸込装置。 (2) 前記オイルタンクが、フロントアクスルブラ
    ケツト内に一体的に形成したオイルタンクであ
    る実用新案登録請求の範囲第1項記載のオイル
    吸込装置。
JP19700981U 1981-12-24 1981-12-24 オイル吸込装置 Granted JPS5897302U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19700981U JPS5897302U (ja) 1981-12-24 1981-12-24 オイル吸込装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP19700981U JPS5897302U (ja) 1981-12-24 1981-12-24 オイル吸込装置

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Publication Number Publication Date
JPS5897302U JPS5897302U (ja) 1983-07-02
JPS6221126Y2 true JPS6221126Y2 (ja) 1987-05-29

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ID=30110231

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JP19700981U Granted JPS5897302U (ja) 1981-12-24 1981-12-24 オイル吸込装置

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Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5733290B2 (ja) * 2012-11-08 2015-06-10 コベルコ建機株式会社 作動油タンク装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS49133325U (ja) * 1973-03-15 1974-11-15
JPS55115401U (ja) * 1979-02-07 1980-08-14

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JPS5897302U (ja) 1983-07-02

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