JPS6231717Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6231717Y2 JPS6231717Y2 JP7021983U JP7021983U JPS6231717Y2 JP S6231717 Y2 JPS6231717 Y2 JP S6231717Y2 JP 7021983 U JP7021983 U JP 7021983U JP 7021983 U JP7021983 U JP 7021983U JP S6231717 Y2 JPS6231717 Y2 JP S6231717Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- transmission
- chamber
- filler tube
- pleaser
- oil filler
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 claims description 31
- 239000000945 filler Substances 0.000 claims description 14
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 4
- 239000003921 oil Substances 0.000 description 15
- 239000010865 sewage Substances 0.000 description 4
- 238000005461 lubrication Methods 0.000 description 1
- 239000010705 motor oil Substances 0.000 description 1
- 230000000149 penetrating effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Self-Closing Valves And Venting Or Aerating Valves (AREA)
- General Details Of Gearings (AREA)
- Arrangement Of Transmissions (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は車両用変速機のプリーザ機構に関す
るものである。
るものである。
従来車両用変速機のプリーザ室は変速機の頂壁
の下側に位置し、プリーザ室は頂壁に設けたプリ
ーザプラグを介して外気と連通している。ところ
で車両が冠水した道路を走行すると車両のエンジ
ンルーム全体に水がかき上げられて附着する。そ
して冠水道路走行中に変速機全体が冷えると変速
機室内が負圧となり前述のプリーザプラグを介し
て外気を吸入する。この時プリーザプラグ附近に
附着していた汚水が外気とともに変速機室内に吸
入され、この汚水が変速機室内のオイルと混合し
変速機の潤滑機能を低下させることになる。
の下側に位置し、プリーザ室は頂壁に設けたプリ
ーザプラグを介して外気と連通している。ところ
で車両が冠水した道路を走行すると車両のエンジ
ンルーム全体に水がかき上げられて附着する。そ
して冠水道路走行中に変速機全体が冷えると変速
機室内が負圧となり前述のプリーザプラグを介し
て外気を吸入する。この時プリーザプラグ附近に
附着していた汚水が外気とともに変速機室内に吸
入され、この汚水が変速機室内のオイルと混合し
変速機の潤滑機能を低下させることになる。
この考案は車両が冠水道路を走行しても変速機
室にプリーザプラグを介して汚水が浸入しないプ
リーザ機構の提供を目的とする。
室にプリーザプラグを介して汚水が浸入しないプ
リーザ機構の提供を目的とする。
上記目的を達成するためこの考案はエンジン又
は変速機のオイルフイラーチユーブにカバーを浸
水不能に固着してこのカバーとオイルフイラーチ
ユーブとの間に外気に連通する隙間を形成し、こ
の隙間と変速機のプリーザ室とを空気通路により
連通した構成を有している。
は変速機のオイルフイラーチユーブにカバーを浸
水不能に固着してこのカバーとオイルフイラーチ
ユーブとの間に外気に連通する隙間を形成し、こ
の隙間と変速機のプリーザ室とを空気通路により
連通した構成を有している。
以下実施例を示す図面によりこの考案を説明す
る。第1図乃至第6図において車両用変速機ケー
ス6の頂壁6aの下側にはプリーザ室7が設けら
れ、又頂壁6aにプリーザプラグ取付孔8が設け
られ、これにプリーザプラグ1が取りつけられて
いる。一方変速機ケース6の下部には、変速機用
オイルのフイラーチユーブ4の下端が取りつけら
れ、オイルフイラーチユーブ4の上端部は変速機
ケース6の頂壁6aより少し上方に位置してお
り、キヤツプ4aにより閉鎖されている。オイル
フイラーチユーブ4の上端部は他の部分より大径
に形成され、ここに円筒状のカバー2の上端部が
水密に溶着されている。カバー2とオイルフイラ
ーチユーブ4との間には環状の隙間9が形成され
ており、隙間9の下端は外気に連通している。カ
バー2には隙間9に連通する接続管5が溶着され
ており、接続管5はゴムホース3を介してプリー
ザプラグ1に連結されている。16はゴムホース
3のクランプである。従つてプリーザ室7はゴム
ホース3、隙間9を介して外気に連通している。
なお、第1図乃至第3図において10はプレート
でボルト11により変速機ケース6に取りつけら
れている。12は変速機ケース6のリヤカバーで
内部にギヤ13を収容している。変速機のオイル
は変速機室14内で撹拌される。15はプリーザ
室7と変速機室14とを連通する連通孔である。
る。第1図乃至第6図において車両用変速機ケー
ス6の頂壁6aの下側にはプリーザ室7が設けら
れ、又頂壁6aにプリーザプラグ取付孔8が設け
られ、これにプリーザプラグ1が取りつけられて
いる。一方変速機ケース6の下部には、変速機用
オイルのフイラーチユーブ4の下端が取りつけら
れ、オイルフイラーチユーブ4の上端部は変速機
ケース6の頂壁6aより少し上方に位置してお
り、キヤツプ4aにより閉鎖されている。オイル
フイラーチユーブ4の上端部は他の部分より大径
に形成され、ここに円筒状のカバー2の上端部が
水密に溶着されている。カバー2とオイルフイラ
ーチユーブ4との間には環状の隙間9が形成され
ており、隙間9の下端は外気に連通している。カ
バー2には隙間9に連通する接続管5が溶着され
ており、接続管5はゴムホース3を介してプリー
ザプラグ1に連結されている。16はゴムホース
3のクランプである。従つてプリーザ室7はゴム
ホース3、隙間9を介して外気に連通している。
なお、第1図乃至第3図において10はプレート
でボルト11により変速機ケース6に取りつけら
れている。12は変速機ケース6のリヤカバーで
内部にギヤ13を収容している。変速機のオイル
は変速機室14内で撹拌される。15はプリーザ
室7と変速機室14とを連通する連通孔である。
上記の構成において、車両が冠水道路を走行
し、変速機が冷却されて変速機室14内が負圧に
なつてもプリーザプラグ附近に附着した汚水はカ
バー2とオイルフイラーチユーブ4との隙間9の
下端から隙間9内に浸入することは困難である。
従つて変速機室14内のオイルは水により汚染さ
れることはない。
し、変速機が冷却されて変速機室14内が負圧に
なつてもプリーザプラグ附近に附着した汚水はカ
バー2とオイルフイラーチユーブ4との隙間9の
下端から隙間9内に浸入することは困難である。
従つて変速機室14内のオイルは水により汚染さ
れることはない。
なお、上記の説明においてオイルフイラーチユ
ーブは変速機用オイルのフイラーチユーブを使用
したがエンジン用オイルのフイラーチユーブを使
用してもよい。
ーブは変速機用オイルのフイラーチユーブを使用
したがエンジン用オイルのフイラーチユーブを使
用してもよい。
この考案は上述のような構成を有するので車両
が冠水道路を走行しても従来のように汚水がプリ
ーザプラグ及びプリーザ室を経て変速機室に浸入
し、変速機室内のオイルを汚染することは完全に
防止される。
が冠水道路を走行しても従来のように汚水がプリ
ーザプラグ及びプリーザ室を経て変速機室に浸入
し、変速機室内のオイルを汚染することは完全に
防止される。
第1図は車両用変速機の後面図を示し、第2図
は第1図のA−A線断面図を示し、第3図は第1
図のB−B線断面図を示す。第4図はこの考案の
一実施例の斜視図を示し、第5図は第4図のA部
の詳細図を示す。第6図はプリーザプラグの変速
機ケースへの取付部の詳細断面図を示す。 2……カバー、3……ゴムホース(空気通
路)、4……オイルフイラーチユーブ、7……プ
リーザ室、9……隙間。
は第1図のA−A線断面図を示し、第3図は第1
図のB−B線断面図を示す。第4図はこの考案の
一実施例の斜視図を示し、第5図は第4図のA部
の詳細図を示す。第6図はプリーザプラグの変速
機ケースへの取付部の詳細断面図を示す。 2……カバー、3……ゴムホース(空気通
路)、4……オイルフイラーチユーブ、7……プ
リーザ室、9……隙間。
Claims (1)
- 車両用変速機において、オイルフイラーチユー
ブに浸水不能に固着されたカバーとオイルフイラ
ーチユーブとの間に外気に連通する隙間を形成
し、この隙間と変速機に設けたプリーザ室とを空
気通路により連通してなる変速機のプリーザ機
構。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7021983U JPS59174447U (ja) | 1983-05-10 | 1983-05-10 | 車両用変速機のブリ−ザ機構 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7021983U JPS59174447U (ja) | 1983-05-10 | 1983-05-10 | 車両用変速機のブリ−ザ機構 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59174447U JPS59174447U (ja) | 1984-11-21 |
JPS6231717Y2 true JPS6231717Y2 (ja) | 1987-08-14 |
Family
ID=30200373
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7021983U Granted JPS59174447U (ja) | 1983-05-10 | 1983-05-10 | 車両用変速機のブリ−ザ機構 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59174447U (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007146975A (ja) * | 2005-11-28 | 2007-06-14 | Kubota Corp | 作業車のブレーザ装置 |
JP6615466B2 (ja) * | 2015-02-27 | 2019-12-04 | ダイハツ工業株式会社 | トランスミッションのブリーザ構造 |
-
1983
- 1983-05-10 JP JP7021983U patent/JPS59174447U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS59174447U (ja) | 1984-11-21 |
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