JPS6221123Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6221123Y2 JPS6221123Y2 JP1981152641U JP15264181U JPS6221123Y2 JP S6221123 Y2 JPS6221123 Y2 JP S6221123Y2 JP 1981152641 U JP1981152641 U JP 1981152641U JP 15264181 U JP15264181 U JP 15264181U JP S6221123 Y2 JPS6221123 Y2 JP S6221123Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cover
- horizontal flange
- claws
- bent
- upper portion
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 210000000078 claw Anatomy 0.000 claims description 20
- 238000007789 sealing Methods 0.000 claims description 9
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims description 4
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 230000006866 deterioration Effects 0.000 description 2
- 230000007774 longterm Effects 0.000 description 2
- 230000006835 compression Effects 0.000 description 1
- 238000007906 compression Methods 0.000 description 1
- 230000008602 contraction Effects 0.000 description 1
- 230000008878 coupling Effects 0.000 description 1
- 238000010168 coupling process Methods 0.000 description 1
- 238000005859 coupling reaction Methods 0.000 description 1
- 230000007547 defect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Closures For Containers (AREA)
- Supply Devices, Intensifiers, Converters, And Telemotors (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔考案の目的〕
(産業上の利用分野)
本考案は、オイルリザーバに関し、詳しくはそ
のボデイと該ボデイにシール部材を介在させて組
付固定されるカバーとの組構成に係わるものであ
る。
のボデイと該ボデイにシール部材を介在させて組
付固定されるカバーとの組構成に係わるものであ
る。
(従来の技術)
従来のこの種のオイルリザーバに於いては、上
記組構成は次のようになされていた。
記組構成は次のようになされていた。
即ち、第1図にその要部と断面を示すが、ボデ
イ1の折曲げフランジ部1aとカバー2間にシー
ル部材を挟縮状態の下に、前記カバー2に設けた
適数の爪部2aを折曲げて、該爪部とボデイのフ
ランジ部1aとの下面を係止させていたものであ
る。
イ1の折曲げフランジ部1aとカバー2間にシー
ル部材を挟縮状態の下に、前記カバー2に設けた
適数の爪部2aを折曲げて、該爪部とボデイのフ
ランジ部1aとの下面を係止させていたものであ
る。
(考案が解決しようとする問題点)
しかしながら、上記した従来のオイルリザーバ
に於いては、カバーの受ける力(シール部材3の
弾性力や振動によつてカバー2に加わる上向きの
力)は、主として符号Hで示すその爪の長さのほ
ぼ中央内方寄りに集中する。そのため、長期の使
用では爪に反り現象が発生し、満足する結合効果
が劣化せしめられるという問題点があつた。
に於いては、カバーの受ける力(シール部材3の
弾性力や振動によつてカバー2に加わる上向きの
力)は、主として符号Hで示すその爪の長さのほ
ぼ中央内方寄りに集中する。そのため、長期の使
用では爪に反り現象が発生し、満足する結合効果
が劣化せしめられるという問題点があつた。
そこで、本考案は前記爪部の強度を向上させ、
従来みられた欠陥発生の抑制を計ることをその技
術的課題とする。
従来みられた欠陥発生の抑制を計ることをその技
術的課題とする。
(問題点を解決するための手段)
上記した技術的課題を解決するために講じた技
術的手段は、ボデイと該ボデイにシール部材を介
在させて組付固定されるカバーとから成るオイル
リザーバの組構成を、上方部を屈曲垂下してその
端部に円周方向へ張出した連続する水平フランジ
部を有するボデイと、該ボデイのフランジ部にそ
の外周部内壁及び上部下面と前記ボデイの上方部
間にシール部材を介して嵌装されるカバーとから
成り、該カバーの外周部には等分間隔に適数個の
爪部が設けられ、前記水平フランジ部端は前記カ
バー外周部内壁にほぼ当接する配置状態とされた
下に、前記爪部の夫々を前記水平フランジ部の下
面内方へ該爪部が前記水平フランジ部の径方向の
範囲で当接するよう折曲げ、前記シール部材を挟
縮すると共に前記ボデイと前記カバーが弾着され
るようにしたことである。
術的手段は、ボデイと該ボデイにシール部材を介
在させて組付固定されるカバーとから成るオイル
リザーバの組構成を、上方部を屈曲垂下してその
端部に円周方向へ張出した連続する水平フランジ
部を有するボデイと、該ボデイのフランジ部にそ
の外周部内壁及び上部下面と前記ボデイの上方部
間にシール部材を介して嵌装されるカバーとから
成り、該カバーの外周部には等分間隔に適数個の
爪部が設けられ、前記水平フランジ部端は前記カ
バー外周部内壁にほぼ当接する配置状態とされた
下に、前記爪部の夫々を前記水平フランジ部の下
面内方へ該爪部が前記水平フランジ部の径方向の
範囲で当接するよう折曲げ、前記シール部材を挟
縮すると共に前記ボデイと前記カバーが弾着され
るようにしたことである。
(作用)
それにより本案になる結合においてその結合応
力は、ボデイフランジの水平部の径方向の範囲で
当接する両者部材間に分散され、しかも前記水平
部の端部はカバー内径にほぼ当接状態とされたの
で、カバー爪部の反り変形に対する強度が著しく
増大する。
力は、ボデイフランジの水平部の径方向の範囲で
当接する両者部材間に分散され、しかも前記水平
部の端部はカバー内径にほぼ当接状態とされたの
で、カバー爪部の反り変形に対する強度が著しく
増大する。
(実施例)
以下、本考案実施例を備えたオイルリザーバに
ついて、第2図(第1図示と同一機能部品には同
一番号を付す)を参照し説明する。
ついて、第2図(第1図示と同一機能部品には同
一番号を付す)を参照し説明する。
図は、一部を破断したリザーバを示し、1はボ
デイ、2はカバー、3は前記ボデイ1とカバー2
間に挾着されたシール部材で4は、図示せぬ手段
でカバー2に着脱可能とされたキヤツプである。
デイ、2はカバー、3は前記ボデイ1とカバー2
間に挾着されたシール部材で4は、図示せぬ手段
でカバー2に着脱可能とされたキヤツプである。
また、本考案の要旨に直接の関係はないが、前
記ボデイ1とカバー2でなす室5には、フイルタ
シール部材6で支持される円筒フイルタ7、シー
ル8、プレート9、スプリング10からなるチエ
ツク弁機構が内蔵される。
記ボデイ1とカバー2でなす室5には、フイルタ
シール部材6で支持される円筒フイルタ7、シー
ル8、プレート9、スプリング10からなるチエ
ツク弁機構が内蔵される。
尚、11はパワーステアリングからのオイル流
入口で、12はポンプへの吸出口である。
入口で、12はポンプへの吸出口である。
前記カバー2には、図をみて分かるように、予
め、円周壁面に等分間隔で、適当幅と長さHを有
する爪2a,2a′,2a″………が適数個設けられ
る。
め、円周壁面に等分間隔で、適当幅と長さHを有
する爪2a,2a′,2a″………が適数個設けられ
る。
ボデイ1の上部は、屈曲1aされ、その端部は
符号hで示す如く、径方向に適当な幅を有する水
平部を持つ連続したフランジ状を形成する。
符号hで示す如く、径方向に適当な幅を有する水
平部を持つ連続したフランジ状を形成する。
而して、前記カバー2の円周壁内径Dとボデイ
1の水平フランジ部外径とは遊合的にほぼ同一と
され、なるべくは両者の組合せ時コジレ等の生じ
ない程度に水平フランジ部外径の方を若干少とす
るのが好ましい。
1の水平フランジ部外径とは遊合的にほぼ同一と
され、なるべくは両者の組合せ時コジレ等の生じ
ない程度に水平フランジ部外径の方を若干少とす
るのが好ましい。
かくしてボデイ1とカバー2の組合せにおい
て、前記ボデイ1の屈曲部1a及び水平フランジ
部1bとカバー2の外周部2b内壁及び上部2c
下面との間にシール部材3を配置し、該シール部
材3が圧縮される状態で、しかも前記ボデイ1の
水平フランジ部1bの外端面が、カバー2の内径
面にほぼ当接する状態の下に、前記カバーの爪2
a,2a′,2a″………の夫々を符号Hで示す如く
折曲げ両者を結合したものである。
て、前記ボデイ1の屈曲部1a及び水平フランジ
部1bとカバー2の外周部2b内壁及び上部2c
下面との間にシール部材3を配置し、該シール部
材3が圧縮される状態で、しかも前記ボデイ1の
水平フランジ部1bの外端面が、カバー2の内径
面にほぼ当接する状態の下に、前記カバーの爪2
a,2a′,2a″………の夫々を符号Hで示す如く
折曲げ両者を結合したものである。
従つて、本案になる結合においてその結合応力
は、ボデイの水平フランジ部1bの径方向hの範
囲で当接する両者部材間に分散され、しかも前記
水平フランジ部1bの端部はボデイ内径にほぼ当
接状態とされたので、カバー爪部の反り変形に対
する強度が著しく増大する。
は、ボデイの水平フランジ部1bの径方向hの範
囲で当接する両者部材間に分散され、しかも前記
水平フランジ部1bの端部はボデイ内径にほぼ当
接状態とされたので、カバー爪部の反り変形に対
する強度が著しく増大する。
このように、単にボデイの屈曲部に水平部を設
け、シール部材を介在して該水平部端をカバー内
径に当接せしめた状態で前記爪部を屈曲げた簡単
な組構成により、よく所期日的が達成でき、長期
使用にも耐える満足するリザーバ装置効果が得ら
れる。
け、シール部材を介在して該水平部端をカバー内
径に当接せしめた状態で前記爪部を屈曲げた簡単
な組構成により、よく所期日的が達成でき、長期
使用にも耐える満足するリザーバ装置効果が得ら
れる。
本願考案の技術的課題を解決するためには、カ
バー全体の板厚を増して爪の強度を向上させるこ
と或いは、ボデイ全体の板厚を増して面圧を低下
させることが考えられるが、両者とも重量増大、
コストの増大、組付け作業性の悪化及び加工性の
悪化等の実用上の不利益をもたらす。そこが本考
案に於いては単にボデイのフランジ部の部分的な
形状変更のみで爪部の強度を向上させることがで
き、安価で軽量である。また本考案によれば結合
時のシール部材の上下方向の挟縮によつてシール
部材が径方向に拡張するためシール部材のカバー
に対する接触面積(シール面積)が増大し、シー
ル性に優れると共に、ボデイの水平フランジ部端
がカバーの外周部内壁にほぼ当接する配置状態に
てボデイとカバーを結合しているため、結合時の
両者の偏心がなく、爪折曲げの作業性の向上及び
シール部材のシール力の均一化、反撥力の均一化
が図れる。
バー全体の板厚を増して爪の強度を向上させるこ
と或いは、ボデイ全体の板厚を増して面圧を低下
させることが考えられるが、両者とも重量増大、
コストの増大、組付け作業性の悪化及び加工性の
悪化等の実用上の不利益をもたらす。そこが本考
案に於いては単にボデイのフランジ部の部分的な
形状変更のみで爪部の強度を向上させることがで
き、安価で軽量である。また本考案によれば結合
時のシール部材の上下方向の挟縮によつてシール
部材が径方向に拡張するためシール部材のカバー
に対する接触面積(シール面積)が増大し、シー
ル性に優れると共に、ボデイの水平フランジ部端
がカバーの外周部内壁にほぼ当接する配置状態に
てボデイとカバーを結合しているため、結合時の
両者の偏心がなく、爪折曲げの作業性の向上及び
シール部材のシール力の均一化、反撥力の均一化
が図れる。
第1図は従来装置におけるボデイとカバーの結
合状態説明断面図、第2図は本考案オイルリザー
バにおける一部を破断した第1図同様の結合説明
図である。 1……ボデイ、1a……屈曲部、1b……水平
フランジ部、2……カバー、2a……爪、2b…
…外周部、2c……上部、3……シール部材、4
……キヤツプ。
合状態説明断面図、第2図は本考案オイルリザー
バにおける一部を破断した第1図同様の結合説明
図である。 1……ボデイ、1a……屈曲部、1b……水平
フランジ部、2……カバー、2a……爪、2b…
…外周部、2c……上部、3……シール部材、4
……キヤツプ。
Claims (1)
- 上方部を屈曲垂下してその端部に円周方向へ張
出した連続する水平フランジ部を有するボデイ
と、該ボデイの水平フランジ部にその外周部内壁
及び上部下面と前記ボデイの上方部間にシール部
材を介して嵌装されるカバーとから成り、該カバ
ーの外周部には等分間隔に適数個の爪部が設けら
れ、前記水平フランジ部端は前記カバーの外周部
内壁にほぼ当接する配置状態とされた下に、前記
爪部の夫々を前記水平フランジ部の下面内方へ該
爪部が前記水平フランジ部の径方向の範囲で当接
するよう折曲げ、前記シール部材を挟縮すると共
に前記ボデイと前記カバーが弾着されてなるオイ
ルリザーバ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15264181U JPS5856202U (ja) | 1981-10-13 | 1981-10-13 | オイルリザ−バ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15264181U JPS5856202U (ja) | 1981-10-13 | 1981-10-13 | オイルリザ−バ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5856202U JPS5856202U (ja) | 1983-04-16 |
JPS6221123Y2 true JPS6221123Y2 (ja) | 1987-05-29 |
Family
ID=29945282
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15264181U Granted JPS5856202U (ja) | 1981-10-13 | 1981-10-13 | オイルリザ−バ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5856202U (ja) |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS53107319U (ja) * | 1977-02-04 | 1978-08-29 |
-
1981
- 1981-10-13 JP JP15264181U patent/JPS5856202U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5856202U (ja) | 1983-04-16 |
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