JPS601305Y2 - 防振ブツシユ - Google Patents

防振ブツシユ

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Publication number
JPS601305Y2
JPS601305Y2 JP13125579U JP13125579U JPS601305Y2 JP S601305 Y2 JPS601305 Y2 JP S601305Y2 JP 13125579 U JP13125579 U JP 13125579U JP 13125579 U JP13125579 U JP 13125579U JP S601305 Y2 JPS601305 Y2 JP S601305Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rubber body
inner cylinder
vibration
cylinder
fitted
Prior art date
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Expired
Application number
JP13125579U
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English (en)
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JPS5647927U (ja
Inventor
博史 竹内
Original Assignee
鬼怒川ゴム工業株式会社
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Filing date
Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は円形状の外、内筒間に筒状ゴム体を介装し防振
ブツシュの改良に関する。
従来、かかる防振フッシュとしては、外、内筒とコム体
とを加硫接着したものを始めとして、内筒とコム体とを
加硫接着したものを外筒に嵌着したもの、あるいはコム
体を内筒と外筒との間に単に圧入、嵌装したり、コム体
と外筒とを加硫接着腰そしてコム体に内筒を圧入した所
謂内筒非接着タイプのものなど各種知られている。
これら各種の防振ブツシュの中でも特に用途により内筒
の動きに自由度が要求される場合、前述の内筒非接着タ
イプのものが選択的に使用されている。
従来の内筒非接着タイプの防振ブツシュを第1図によっ
て説明する。
図において、1は金属製の円形の外筒、2は中心孔3を
有する円筒状ゴム体で、該ゴム体2と外筒1とは該ゴム
体2の加硫時に一体に加硫接着しである。
そして内筒6は前述の外筒1とゴム体2との加硫接着後
に、ゴム体中心孔3に内筒6を圧入嵌着するようにして
いる。
ところがゴム体中心孔3に内筒6を圧入するとき、ゴム
体2が外筒の内周面に接着しているため、ゴム体2の圧
縮変形によってゴム体2が防振ブツシュの両端外側に逃
げるように変形し、第1図Bに示すように、ゴム体2の
両端部Fが突出すると共に内筒6端部とゴム体中心孔3
との間に不可避的に隙間Gが生じ、外観上不具合である
と同時に、内筒6の抜は荷重にバラツキを生じてしまう
原因となっていた。
本考案はかかる従来の実状に鑑み、ゴム体両端をテーパ
ー状開口部とすると共に、開口部にそれぞれ内側に突出
する突縁を形成することにより、該ゴム体に内筒を圧入
、嵌着した場合に前記突縁が圧縮変形して内筒の端部外
周に密着し、ゴム体開口部と内筒端部との間の隙間発生
をなくし、しかも突縁の圧縮反力にまり内筒の抜は荷重
を増大しかつ最大圧縮反力をコム体の両端近傍に配置し
て信頼性を高めると共に、ゴム体が圧縮変形によりテー
パー状開口部がゴム体の両端部となり平面を形成するこ
とのできる防振ブツシュを提供するものである。
以下、本考案の実施例を前記従来の構成と同一部分に同
一符号を付して詳述する。
即ち、本考案にあっては第2図に示すように、外筒1と
コム体2とを加硫接着して、該コム体2の中心孔3に内
筒6を圧入、嵌着する構成にあって、前記ゴム体2の中
心孔3両端の開口部4をテ−パーとなし、該開口部4に
それぞれ内側に突出する突縁7を一体に延設しである。
また、ゴム体2の両端外周縁部と外筒1との間には環状
の溝5を形成して撓み代を確保するようにしている。
以上の構成により、ゴム体2の中心孔3に内筒6を圧入
、嵌着した場合、ゴム体2の圧縮変形により、テーパー
状開口部4と突縁7とが外方に桃け、テーパー状開口部
4がゴム体2の両端部4′となってゴム体の両端部が平
端面となると共に、該突縁7が内筒6外面に密着するの
で内筒6外面との間に従来のように隙間が発生すること
がなくしかもこの突縁7の圧縮反力によって内筒6の抜
は荷重を一段と増大すると共に、ゴム体2の圧縮変形に
よる最大圧縮反力をゴム体2の両端近傍に位置して内筒
6に作用することができるのである。
以上のように本考案によれば、内筒圧入によりゴム体の
両端部が突出したり、該テーパー状開口部に延設した突
縁が内筒嵌入によって圧縮変形して、ゴム体と内筒外面
との間の隙間を埋め、しかもこの突縁の圧縮反力によっ
て内筒の抜は荷重を増大でき、しかもゴム体の両端近傍
に配した最大圧縮反力を内筒の軸心方向に均等に作用さ
せることができるので、従来のものに比して一段と信頼
性を高められるのである。
【図面の簡単な説明】
第1図A、 Bは従来の防振ブツシュの組付途上を示す
断面図、第2図A、 Bは本考案の防振ブツシュの組付
途上を示す断面図である。 1・・・・・・外筒、2・・・・・・ゴム体、3・・・
・・・中心孔、4・・・・・・テーパー状開口部、4′
・・・・・・ゴム体の端部、6・・・・・・内筒、7・
・・・・・突縁。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 外筒と該外筒内に接着した筒状ゴム体と、該ゴム体の中
    心孔に圧入、嵌装した内筒とからなる防振ブツシュにお
    いて、前記ゴム体両端開口部をテーパー状となし、かつ
    該両端開口部にそれぞれ内側に突出する突縁を形成した
    ことを特徴とする防振ブツシュ。
JP13125579U 1979-09-20 1979-09-20 防振ブツシユ Expired JPS601305Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13125579U JPS601305Y2 (ja) 1979-09-20 1979-09-20 防振ブツシユ

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JP13125579U JPS601305Y2 (ja) 1979-09-20 1979-09-20 防振ブツシユ

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Publication Number Publication Date
JPS5647927U JPS5647927U (ja) 1981-04-28
JPS601305Y2 true JPS601305Y2 (ja) 1985-01-16

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JP13125579U Expired JPS601305Y2 (ja) 1979-09-20 1979-09-20 防振ブツシユ

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JPS5647927U (ja) 1981-04-28

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