JPS5830111Y2 - スタ−リング機関の潤滑油シ−ル装置 - Google Patents

スタ−リング機関の潤滑油シ−ル装置

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Publication number
JPS5830111Y2
JPS5830111Y2 JP1977066804U JP6680477U JPS5830111Y2 JP S5830111 Y2 JPS5830111 Y2 JP S5830111Y2 JP 1977066804 U JP1977066804 U JP 1977066804U JP 6680477 U JP6680477 U JP 6680477U JP S5830111 Y2 JPS5830111 Y2 JP S5830111Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
diaphragm
piston
fixing member
lubricating oil
sealing device
Prior art date
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Expired
Application number
JP1977066804U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS53162244U (ja
Inventor
士郎 打越
Original Assignee
エヌオーケー株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by エヌオーケー株式会社 filed Critical エヌオーケー株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案はスターリング機関のシリンダ内における潤滑油
シール装置の改良に関するものであ・る。
スターリング機関に於て、上部ピストンのシリンダ内へ
の潤滑油の侵入は機関の伝熱効率を著しく低下するの−
6狙止しなげればならない。
こQため、従来第1図に示す様な潤滑油シール装置が用
いられていた。
すなわち、従来のシール装置はスターリング機関の上部
ピストン1と下部ピストン3とを連結するロッド5の上
部ピストン1側外周而上に一端が固定され、他端がシリ
ンダ内壁7に固定されたダイヤフラム30を配置する態
様となっている。
コノ種潤滑油シール装置はピストンが下死点付くになる
と、ダイヤフラム30が第1図仮想線で示すごとくに変
形し、ベローフラム30の折曲り部分31はロッド5と
下部ピストン3との連結部9近傍に接触する。
この結果、ダイヤフラム30が早期に摩耗損傷するとい
う問題を惹起していた。
本考案は上述した従来品の欠点を解消したもので、ダイ
ヤフラムより硬質の国定部材をダイヤフラムのシリンダ
ー内壁側立上り部分に用いることにより、ダイヤフラム
と連結部との間の干渉を断ち、ダイヤフラムの長期に渡
る安定した性能の維持が期待出来るものである。
以下、第2図及び第3図に基づいて本考案を詳細に説明
する。
スターリング機関のシリンダ内壁7内には上部ピストン
1と下部ピストン3とが往復運動可能に配置されている
この上部ピストン1と下部ピストン3とはロッド5によ
り一体的に連結されている。
又、下部ピストン3の上死点より上方のシリンダ内壁7
には断面略り字形状で筒状の固定部材20が固着されて
いる。
この固定部材20は内周側が樹脂製の補強環でその外周
側かゴム状弾性材により覆われている。
そして固定部材20のシリンダ内壁7に取付ける下端周
部は環状をしたゴム状弾性材製の取付部を有している。
尚、固定部材20は硬質のゴム状又は樹脂状の弾性材、
金属材、ゴム状弾性材と樹脂、キャンパス、金属等を一
体にした複合材より製作することが望ましく、取付部は
、密封的に取付可能なように、ゴム状弾性材が一部を成
している。
又、ロッド5の上部ピストン1側外周而上に一端周部1
1を嵌合するごとくして固着し、他端局部を固定部材2
0の上端周部のゴム状弾性材に一体的に接着した円筒状
のゴム状弾性材製のダイヤフラム10が配置されている
又、ダイヤフラム10の長さは第2図仮想線で示す様に
ピストンの下死点に於ても連結部分9に接触することの
ないように、ダイヤフラム10と固定部材20との長さ
が設定されている。
更に又、ダイヤフラム10の肉厚は変形を容易にするた
めに機械的強度が満足出来る範囲で出来るだけ薄いこと
が望ましい。
本考案は上述した構成を有する結果以下に述べる様な作
用効果が期特出来る。
ダイヤフラム10のシリンダ内壁7側からの立上り部分
を非変形性の固定部材20としたため、ダイヤプラム1
0はピストンの下死点に於ても連結部分9と接触するこ
とはなく、この結果、ダイヤフラム10の安定した性能
が長期に渡って維持出来、シール装置全体の信頼性を高
めることが期特出来るものである。
又、ダイヤフラムの長さは、固定部材を設けることによ
りそれだけ短く出来るから、強度の点でダイヤフラムの
厚さを薄くすることが出来る。
その結果、可撓性を有するので、ピストンの往復移動に
伴なう作動に従応することができ、耐久性を増す効果が
ある。
更に、可撓性は折曲部から発生する損傷も防止できる。
又、固定部材の上端周部にダイヤフラムの一端周部な接
着することにより、従来問題点となっていた、シリンダ
内壁側のダイヤプラムの取付部近傍の折曲げ部から惹起
する損傷を効果的に防止できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来技術に係るスターリング機関の潤滑油シー
ル装置の断面図、第2図は本考案に係るスターリング機
関の潤滑油シール装置の断面図であり、第3図は第2図
に用いた固定部材及びベローフラムの拡大断面図である
。 1・・・・・・上部ピストン、3・・曲下部ピストン、
5・・・・・・ロッド、7・・・・・・シリンダ内壁、
9・・・・・・連結部分、10・・・・・・ダイヤフラ
ム、11・・・・・・一端、13・・・・・・他端、2
0・・・・・・固定部材、30・・・・・・ダイヤフラ
ム、31・・・・・・折曲り部分。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 竪型のシリンダ内壁7内に移動自在に配置されている上
    部ピストン1と下部ピストン3とを連結するロッド5を
    有し、硬質材製の略円筒状をした下端周部に有する取付
    部を前記ロッド5を囲んで前記下部ピストン3が往復摺
    動する上死点よりも上方の前記シリンダ内壁7に密封的
    に固着した固定部材20と、前記固定部材20の上端局
    部に一端局部が一体的に接着されて他端局部が前記上部
    ピストン1側の前記ロッド5外周面を囲んで密封的に固
    着されているゴム状弾性材製の円筒状のダイヤフラム1
    0とを備え、前記下部ピストン3か上死点に達したとき
    前記ダイヤフラム10の長すにより撓んだ下部が前記下
    部ピストン3の上部側に当接しないように相対的に前記
    固定部材20の長さが長く構成されているスターリング
    機関の潤滑油シール装置。
JP1977066804U 1977-05-24 1977-05-24 スタ−リング機関の潤滑油シ−ル装置 Expired JPS5830111Y2 (ja)

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JP1977066804U JPS5830111Y2 (ja) 1977-05-24 1977-05-24 スタ−リング機関の潤滑油シ−ル装置

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JP1977066804U JPS5830111Y2 (ja) 1977-05-24 1977-05-24 スタ−リング機関の潤滑油シ−ル装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS53162244U JPS53162244U (ja) 1978-12-19
JPS5830111Y2 true JPS5830111Y2 (ja) 1983-07-02

Family

ID=28973159

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS492204A (ja) * 1972-04-25 1974-01-10

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS492204A (ja) * 1972-04-25 1974-01-10

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JPS53162244U (ja) 1978-12-19

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