JPH0520956Y2 - - Google Patents

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JPH0520956Y2
JPH0520956Y2 JP2850688U JP2850688U JPH0520956Y2 JP H0520956 Y2 JPH0520956 Y2 JP H0520956Y2 JP 2850688 U JP2850688 U JP 2850688U JP 2850688 U JP2850688 U JP 2850688U JP H0520956 Y2 JPH0520956 Y2 JP H0520956Y2
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JP
Japan
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hose
diameter
ring
pipe material
outer periphery
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、口金等の管材に内嵌めしたホースの
嵌合部分の内周に嵌装されて、ホースの外周を管
材の内周に押し付けて密閉するようにしたばねリ
ングに関する。
従来の技術及び考案が解決しようとする問題点 従来、この種のばねリングとしては、鋼線等の弾
性を有する線材を円形に回曲してホースの内径寸
法よりも大きな直径のリングを形成し、リングを
縮径してホース内に嵌装してその復元弾拡力でホ
ースの外周を管材の内周に押し付けるようにした
ものが知られているが、このような構造のもの
は、リングが縮径し、また原形に弾拡する場合、
線材の両端が向き合う位置から180度離間した位
置を支点として曲げ変形するのであり、従つて、
リングが弾拡してホースの内周に押し付けられた
とき、リングの両端の向合位置から90度離間した
両側の位置で主に押圧力が作用して、向合位置並
びにそこから180度離間した位置での押圧力が不
十分となり、洩れが生じる危険性があつた。
問題点を解決するための手段 上記の問題点を解決するための手段として、本
考案の内嵌ホース密閉用ばねリングは、口金等の
管材に内嵌めしたホースの嵌合部分の内周に嵌装
されて、そのホースの外周を管材の内周に押し付
けて密閉するようにしたばねリングであつて、一
面側に膨出した弾性材からなる環形の基板の外周
縁を他面側に曲げて押圧環を形成し、常にはホー
スの内径よりも小さい直径の縮径姿勢を取り、基
板の中立位置を超えた他面側への湾曲により、押
圧環が拡開してホースの内径寸法よりも大きい直
径の拡径姿勢を取る構成とした。
考案の作用及び効果 本考案は上記構成になり、管材に内嵌めしたホ
ースの嵌合部分の内周に縮径姿勢で嵌装したの
ち、基板を弾力に抗して他面側に押し込むと、押
圧環が拡開して次第に拡径し、中立位置を超える
ところまで押し込むと、基板には、一転して他面
側に膨出して湾曲する方向の力が安定して作用
し、この基板の他面側への膨出に伴つて押圧環が
さらに拡開して拡径し、押圧環の先端がホースの
内周を押圧して、ホースの外周が管材の内周に押
し付けられることによつて、ホースと管材の間が
密閉されるのであつて、環形の基板の外周縁の押
圧環を弾拡させてホースの内周に押し付けるよう
にしたから、ホースの内周の全周にわたつて均等
に押圧力を作用させることができ、ホースと管材
の間を全周にわたつて完全に密閉することができ
る効果がある。
実施例 以下、本考案の一実施例を第1図乃至第3図に
基づいて説明する。
本実施例のばねリングAは、第1図及び第3図
の鎖線に示すように、弾性を有する鋼板によつ
て、下面側に膨らんだ環形の基板1が形成され、
基板1の外周縁が少し内側に曲げられて押圧環2
が形成され、その押圧環2に多数本のすり割溝3
が等角度間隔で切られており、全体の直径が、押
し付けるホースaの内径寸法よりも小さくなるよ
うに形成されている。
そして、このような縮径姿勢にあるばねリング
Aの基板1を、下面側から上面側へ押し上げる
と、基板1の内周が内側に縮む力を、また、外周
が外側に拡がる力を夫々受けながら、基板1が次
第に真直姿勢に弾性変形して外周が拡がるととも
に、押圧環2が拡開して直径が大きくなり、基板
1の外周が最大に拡がる中立位置を超えると、基
板1の内周が外側に拡がろうとし、また外周が内
側に縮もうとする反力によつて、基板1が、第2
図及び第3図の実線に示すように、上面側に膨ら
んだ姿勢に弾性変形するのであつて、この状態で
は、基板1の外周は中立位置よりも縮まるけれど
も、基板1の上面側への湾曲変形に伴つて押圧環
2はさらに拡開し、全体としてホースaの内径寸
法よりも直径の大きい拡径姿勢を取る。
したがつて、第3図に示すように、管材bに内
嵌めしたホースaの接続部分の内周に、ばねリン
グaを鎖線のように縮径姿勢で嵌装し、基板1を
押して反対側に膨らんだ状態にすると、既述のよ
うに、ばねリングAが実線に示す拡径姿勢に変形
して、押圧環2の先端がホースaの内周を押圧
し、ホースa外周が管材bの内周に押し付けられ
て、その間が密閉される。
なお、ばねリングAを、最大径に拡がつた状態
で取り付けるのではなく、基板1が中立位置を超
えてから最大径を取る途中の姿勢でホースaを押
し付けるようにしておけば、ホースaが弾性を失
つた場合、ばねリングAがさらに拡径してホース
aの内周を押し付け、長期間にわたりホースaと
管材bの間が確実に密閉される。
また、上記実施例では、押圧環2にすり割溝3
を入れたから、比較的硬い鋼板で形成した場合も
拡開し易い利点があるのであるが、変形量が小さ
い場合や変形し易い材料で形成されている場合に
は、このすり割溝3は除去しても良い。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の縮径姿勢の一部切
欠斜視図、第2図はその拡径姿勢の一部切欠斜視
図、第3図はその取付状態の断面図である。 A……ばねリング、1……基板、2……押圧
環、3……すり割溝、a……ホース、b……管
材。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 口金等の管材に内嵌めしたホースの嵌合部分
    の内周に嵌装されて、該ホースの外周を前記管
    材の内周に押し付けて密閉するようにしたばね
    リングであつて、一面側に膨出した弾性材から
    なる環形の基板の外周縁を他面側に曲げて押圧
    環を形成し、常には前記ホースの内径よりも小
    さい直径の縮径姿勢を取り、前記基板の中立位
    置を超えた前記他面側への湾曲により、前記押
    圧環が拡開して前記ホースの内径寸法よりも大
    きい直径の拡径姿勢を取ることを特徴とする内
    嵌ホース密閉用ばねリング。 2 前記押圧環にすり割溝が形成されていること
    を特徴とする実用新案登録請求の範囲第1項記
    載の内嵌ホース密閉用ばねリング。
JP2850688U 1988-03-03 1988-03-03 Expired - Lifetime JPH0520956Y2 (ja)

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JP2850688U JPH0520956Y2 (ja) 1988-03-03 1988-03-03

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JP2850688U JPH0520956Y2 (ja) 1988-03-03 1988-03-03

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JPH01131087U JPH01131087U (ja) 1989-09-06
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JP2850688U Expired - Lifetime JPH0520956Y2 (ja) 1988-03-03 1988-03-03

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DE102006052314A1 (de) * 2006-11-07 2008-05-08 Continental Aktiengesellschaft Luftfedereinrichtung

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JPH01131087U (ja) 1989-09-06

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