JPS62211025A - 食品用アルミニウム箔 - Google Patents
食品用アルミニウム箔Info
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Landscapes
- Laminated Bodies (AREA)
- Package Specialized In Special Use (AREA)
- Containers Having Bodies Formed In One Piece (AREA)
- Cookers (AREA)
- Application Of Or Painting With Fluid Materials (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、食品を調理する際に使用される食品用アルミ
ニウム箔に関するものである。
ニウム箔に関するものである。
アルミニウム箔は食品料理に汎く使用されており、また
近来アルミニウム箔容器に鍋焼うどん、ゆでうどん等の
名称でバックされた鍋物インスタント食品が、手軽に加
工できるという理由により汎く販売されている。
近来アルミニウム箔容器に鍋焼うどん、ゆでうどん等の
名称でバックされた鍋物インスタント食品が、手軽に加
工できるという理由により汎く販売されている。
このような容器は、アルミニウムを主成分とし、これに
マンガン、マグネシュウムが加えられたアルミニウム合
金箔で作製されており、この種の容器は表面が無加工で
あるので、食品を容器に入れて加熱等で調理すると、食
品の一片がアルミニウム合金箔に付着し、食品の形状が
損なわれるという問題点があった。
マンガン、マグネシュウムが加えられたアルミニウム合
金箔で作製されており、この種の容器は表面が無加工で
あるので、食品を容器に入れて加熱等で調理すると、食
品の一片がアルミニウム合金箔に付着し、食品の形状が
損なわれるという問題点があった。
またパン又はケーキとかをアルミニウム箔に載置して焼
く方法もあるが、これも焼き上がったパン又はケーキの
一片がアルミニウム箔に付着し、でき上がったパン、ケ
ーキの形が損なわれるという問題点もあった。
く方法もあるが、これも焼き上がったパン又はケーキの
一片がアルミニウム箔に付着し、でき上がったパン、ケ
ーキの形が損なわれるという問題点もあった。
ところで食品の形が損なわれないようにするために鉄板
、アルミニウム板にフッ素樹脂を塗布した厨房器具類(
板厚1.0■■以上)が開発されている。
、アルミニウム板にフッ素樹脂を塗布した厨房器具類(
板厚1.0■■以上)が開発されている。
しかしながら鉄板、アルミニウム板にフッ素樹脂を塗布
するためには、鉄板、アルミニウム板の一面を先ずサン
ドブラストで処理する。次いでこのサンドブラストで処
理した表面に樹脂製のアンカーコートを施し、このアン
カーコートにフン素樹脂を塗布しなければならなかった
。
するためには、鉄板、アルミニウム板の一面を先ずサン
ドブラストで処理する。次いでこのサンドブラストで処
理した表面に樹脂製のアンカーコートを施し、このアン
カーコートにフン素樹脂を塗布しなければならなかった
。
このように鉄板、アルミニウム板にフッ素樹脂を塗布す
るためには、サンドブラストで処理し、その上アンカー
コートを施さなければならないという工程を必要とし、
費用を要し手数もかかるという問題点もあった。
るためには、サンドブラストで処理し、その上アンカー
コートを施さなければならないという工程を必要とし、
費用を要し手数もかかるという問題点もあった。
そこでこの発明は、以上の問題点に着目してなされたも
のであって 食品を調理するためのアルミニウム箔又はアルミニウム
合金箔であって、圧延によって得られる表面粗度0.0
4ミクロン乃至4.0 ミクロンを有するアルミニウム
箔又は合金箔の一面又は両面に、2.0ミクロン乃至1
0ミクロンの厚さのフッソ樹脂を塗布した食品用アルミ
ニウム箔 という手段を提供して、以上の問題点を解決するもので
ある。
のであって 食品を調理するためのアルミニウム箔又はアルミニウム
合金箔であって、圧延によって得られる表面粗度0.0
4ミクロン乃至4.0 ミクロンを有するアルミニウム
箔又は合金箔の一面又は両面に、2.0ミクロン乃至1
0ミクロンの厚さのフッソ樹脂を塗布した食品用アルミ
ニウム箔 という手段を提供して、以上の問題点を解決するもので
ある。
以下図面に従って本発明の構成が実際上どのように具体
化されるかをその作用とともに説明する。
化されるかをその作用とともに説明する。
第1図は本発明の一実施例に従うアルミニウム箔又はア
ルミニウム合金箔の斜視図、第2図は第1図の断面図で
あって図中1はアルミニウム箔又はアルミニウム合金箔
(厚み0.2鶴以下)である。
ルミニウム合金箔の斜視図、第2図は第1図の断面図で
あって図中1はアルミニウム箔又はアルミニウム合金箔
(厚み0.2鶴以下)である。
このアルミニウム合金箔はアルミニウムを主成分とし、
これにマンガン、マグネシェウムが微量台まれるもので
、強度があり、成形性も有する合金である。
これにマンガン、マグネシェウムが微量台まれるもので
、強度があり、成形性も有する合金である。
このアルミニウム箔又は合金箔lはその一面又は両面に
、四フッ化エヂレンのフッ素樹脂を塗布してフッ素樹脂
1aを形成する。
、四フッ化エヂレンのフッ素樹脂を塗布してフッ素樹脂
1aを形成する。
このアルミニウム箔又はアルミニウム合金箔1は、一般
的に0.2龍以下のものをいうので、比較的薄いもので
ある。
的に0.2龍以下のものをいうので、比較的薄いもので
ある。
一般にフッ素樹脂そのものは本来金属に接着し難いもの
である。そのため前記0.2龍以上のアルミニウム板は
、その表面をプラスト処理、ケミカルエツチング処理で
、アンカーコートを施し、その上に繰り返し使用するた
めに15ミクロン以上の比較的厚いフッ素樹脂を塗布し
ていた。
である。そのため前記0.2龍以上のアルミニウム板は
、その表面をプラスト処理、ケミカルエツチング処理で
、アンカーコートを施し、その上に繰り返し使用するた
めに15ミクロン以上の比較的厚いフッ素樹脂を塗布し
ていた。
しかしながら厚さ0.2 mm以下のアルミニウム箔又
はアルミニウム合金箔lは、比較的薄いものであるため
その下地処理方法としてプラストを適用することは不可
能であるとともに、ケミカルエツチングを使用すること
も複雑で好ましい方法ではない。
はアルミニウム合金箔lは、比較的薄いものであるため
その下地処理方法としてプラストを適用することは不可
能であるとともに、ケミカルエツチングを使用すること
も複雑で好ましい方法ではない。
ところでアルミニウム箔又はアルミニウム合金7^lは
圧延に使用する圧延ロールの表面粗度により種々の粗さ
が得られる。この表面粗度を下地とした場合に、表面粗
度とフッ素樹脂の密着性について出願人は各種の実験を
重ねた結果、塗布されるフッ素樹脂の膜厚と表面粗度と
に次表のような相関関係があるのを見出した。
圧延に使用する圧延ロールの表面粗度により種々の粗さ
が得られる。この表面粗度を下地とした場合に、表面粗
度とフッ素樹脂の密着性について出願人は各種の実験を
重ねた結果、塗布されるフッ素樹脂の膜厚と表面粗度と
に次表のような相関関係があるのを見出した。
・ 且 とフッ、′ヒとの −庁
そこでこの表をみると表面粗度が0.04ミクロンのア
ルミニラ箔又はアルミニウム合金箔1に2.0ミクロン
のフッ素樹脂を塗布したものでは、アルミニウム箔又は
アルミニウム合金M1に対するフッ素樹脂の密着性は、
セロテープで剥離テストを繰り返すと5回中5回即ち1
00%フッ素樹脂の塗膜は剥離されなかった。
ルミニラ箔又はアルミニウム合金箔1に2.0ミクロン
のフッ素樹脂を塗布したものでは、アルミニウム箔又は
アルミニウム合金M1に対するフッ素樹脂の密着性は、
セロテープで剥離テストを繰り返すと5回中5回即ち1
00%フッ素樹脂の塗膜は剥離されなかった。
また表面粗度0.04ミクロンのアルミニウム箔又はア
ルミニウム合金箔1に5.0ミクロンのフッ素樹脂を塗
布したものでは、5回中2回しかフッ素樹脂の塗膜は剥
離されず、3回は剥離されてしまった。
ルミニウム合金箔1に5.0ミクロンのフッ素樹脂を塗
布したものでは、5回中2回しかフッ素樹脂の塗膜は剥
離されず、3回は剥離されてしまった。
さらに表面粗度0.04ミクロンのアルミニウム箔又は
アルミニウム合金箔1に15ミクロンのフッ素樹脂を塗
布すると、フッ素樹脂は5回中5回とも剥離されてしま
い使用不可能である。
アルミニウム合金箔1に15ミクロンのフッ素樹脂を塗
布すると、フッ素樹脂は5回中5回とも剥離されてしま
い使用不可能である。
そしてこの表からみると表面粗度0.04〜4ミクロン
のアルミニウム箔又はアルミニウム合金箔1に、2.0
〜10ミクロンのフッ素樹脂を塗布したものが、アルミ
ニウム箔又はアルミニウム合金箔1に対する密着性は良
好であることが判明する。
のアルミニウム箔又はアルミニウム合金箔1に、2.0
〜10ミクロンのフッ素樹脂を塗布したものが、アルミ
ニウム箔又はアルミニウム合金箔1に対する密着性は良
好であることが判明する。
このようにフッ素樹脂をアルミニウム箔又はアルミニウ
ム合金箔1に直接塗布することにより、フッ素樹脂1a
を形成することができるので、アルミニウム箔又はアル
ミニウム合金箔1の表面をサンドブラストで処理したり
、アンカーコートを施す必要はないものである。
ム合金箔1に直接塗布することにより、フッ素樹脂1a
を形成することができるので、アルミニウム箔又はアル
ミニウム合金箔1の表面をサンドブラストで処理したり
、アンカーコートを施す必要はないものである。
次に以上の構成のアルミニウム箔1の一使用法を説明す
る。第3図に示されるようにアルミニウム箔1の一面即
ちフン素樹脂1aが塗布されている面で、パン又はケー
キ2をその中身が見える程度に包んで焼くようにする。
る。第3図に示されるようにアルミニウム箔1の一面即
ちフン素樹脂1aが塗布されている面で、パン又はケー
キ2をその中身が見える程度に包んで焼くようにする。
そして焼き上がったパン又はケーキ2はフッ素樹脂1a
と接触するのみで、直接アルミニウム箔lに接触するこ
とはないのでパン又はケーキ2の一片がアルミニウム箔
1に付着することはない。
と接触するのみで、直接アルミニウム箔lに接触するこ
とはないのでパン又はケーキ2の一片がアルミニウム箔
1に付着することはない。
またアルミニウム合金箔1の使用法を説明すると、第4
図に示されるように、成形性の有するアルミニウム合金
箔1で、その内側をフッ素樹脂面にするようにして容器
を作製する。この内側のフッ素樹脂面にうどん、そば等
の食品を収納して調理する。
図に示されるように、成形性の有するアルミニウム合金
箔1で、その内側をフッ素樹脂面にするようにして容器
を作製する。この内側のフッ素樹脂面にうどん、そば等
の食品を収納して調理する。
そしてこの食品を加熱しても、食品はフン素樹脂面と接
触するのみで、直接アルミニウム箔lに接触することは
ないので、食品の一片がアルミニウム箔1に付着するこ
とはない。
触するのみで、直接アルミニウム箔lに接触することは
ないので、食品の一片がアルミニウム箔1に付着するこ
とはない。
以上本発明によれば、アルミニウム箔又はアルミニウム
合金箔の一面又は両面にフッ素樹脂を塗布したので、食
品をフッ素樹脂が塗布されている面に載せて調理すれば
、食品の形状が損なわれるおそれはない。
合金箔の一面又は両面にフッ素樹脂を塗布したので、食
品をフッ素樹脂が塗布されている面に載せて調理すれば
、食品の形状が損なわれるおそれはない。
またアルミニウム箔又はアルミニウム合金箔にサンドブ
ラストで処理した上にアンカーコートを施す必要がなく
なり、その結果製造コストも廉価に済む。
ラストで処理した上にアンカーコートを施す必要がなく
なり、その結果製造コストも廉価に済む。
さらに表面粗度0.04ミクロン乃至4.0ミクロンの
アルミニウム箔又はアルミニウム合金箔の一面又は両面
に2.0乃至10ミクロンのフッ素樹脂を塗布したので
、フッ素樹脂はアルミニウム箔又はアルミニウム合金箔
と強固に密着し、フッ素樹脂がアルミニウム箔又はアル
ミニウム合金箔から剥離するおそばない等の利点がある
。
アルミニウム箔又はアルミニウム合金箔の一面又は両面
に2.0乃至10ミクロンのフッ素樹脂を塗布したので
、フッ素樹脂はアルミニウム箔又はアルミニウム合金箔
と強固に密着し、フッ素樹脂がアルミニウム箔又はアル
ミニウム合金箔から剥離するおそばない等の利点がある
。
第1図は本発明の一実施例に従うアルミニウム箔又はア
ルミニウム合金箔の斜視図、第2図は第1図の断面説明
図、第3図はアルミニウム箔の使用法の説明図、第4図
°はアルミニウム合金箔の使用法の説明図である。 ■・・・・・・アルミニウム箔又はアルミニウム合金箔
、1a・・・・・・フッ素樹脂層。 出 願 人 サン・アルミニウム工業株式会社代理人弁
理士 鈴 木 淳 也第3図 第4図
ルミニウム合金箔の斜視図、第2図は第1図の断面説明
図、第3図はアルミニウム箔の使用法の説明図、第4図
°はアルミニウム合金箔の使用法の説明図である。 ■・・・・・・アルミニウム箔又はアルミニウム合金箔
、1a・・・・・・フッ素樹脂層。 出 願 人 サン・アルミニウム工業株式会社代理人弁
理士 鈴 木 淳 也第3図 第4図
Claims (1)
- 食品を調理するためのアルミニウム箔又はアルミニウム
合金箔であって、圧延によって得られる表面粗度0.0
4ミクロン乃至4.0ミクロンを有するアルミニウム箔
又はアルミニウム合金箔の一面又は両面に、2.0ミク
ロン乃至10ミクロンの厚さのフッ素樹脂を塗布したこ
とを特徴とするホイルおよび箔容器に使用される、食品
用アルミニウム箔。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5548586A JPH068143B2 (ja) | 1986-03-12 | 1986-03-12 | 食品用アルミニウム箔 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5548586A JPH068143B2 (ja) | 1986-03-12 | 1986-03-12 | 食品用アルミニウム箔 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62211025A true JPS62211025A (ja) | 1987-09-17 |
JPH068143B2 JPH068143B2 (ja) | 1994-02-02 |
Family
ID=12999923
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5548586A Expired - Fee Related JPH068143B2 (ja) | 1986-03-12 | 1986-03-12 | 食品用アルミニウム箔 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH068143B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0266411U (ja) * | 1988-11-09 | 1990-05-18 | ||
US7093340B2 (en) * | 1997-12-16 | 2006-08-22 | All-Clad Metalcrafters Llc | Stick resistant ceramic coating for cookware |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100736344B1 (ko) * | 2006-08-23 | 2007-07-06 | 이춘우 | 알루미늄 호일 및 그 제조방법 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60117138U (ja) * | 1984-01-16 | 1985-08-08 | 富田 忠治 | アルミフオイル |
-
1986
- 1986-03-12 JP JP5548586A patent/JPH068143B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60117138U (ja) * | 1984-01-16 | 1985-08-08 | 富田 忠治 | アルミフオイル |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0266411U (ja) * | 1988-11-09 | 1990-05-18 | ||
US7093340B2 (en) * | 1997-12-16 | 2006-08-22 | All-Clad Metalcrafters Llc | Stick resistant ceramic coating for cookware |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH068143B2 (ja) | 1994-02-02 |
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Legal Events
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