JPS62210981A - 新規微生物 - Google Patents

新規微生物

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JPS62210981A
JPS62210981A JP5450886A JP5450886A JPS62210981A JP S62210981 A JPS62210981 A JP S62210981A JP 5450886 A JP5450886 A JP 5450886A JP 5450886 A JP5450886 A JP 5450886A JP S62210981 A JPS62210981 A JP S62210981A
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culture
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Shigeo Inoue
井上 恵雄
Yoshiharu Kimura
義晴 木村
Akira Takei
章 武井
Kazuaki Fushimi
伏見 和明
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SEITAI KINOU RIYOU KAGAKUHIN SHINSEIZOU GIJUTSU KENKYU KUMIAI
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SEITAI KINOU RIYOU KAGAKUHIN SHINSEIZOU GIJUTSU KENKYU KUMIAI
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  • Enzymes And Modification Thereof (AREA)
  • Micro-Organisms Or Cultivation Processes Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はシュードモナス属に属する新規な微生物に関す
る。
〔従来の技術〕
工業的油脂の加水分解は従来高温高圧加水分解法によシ
行われているが、この方法は、高温高圧条件のプロセス
であり高エネルギーを必要とする。
これに対し酵素を利用するリパーゼ加水分解法は、常温
常圧領域の温和な条件で反応を行うことができる省エネ
ルギー型の有効なプロセスである。工業的にリパーゼ油
脂加水分解を行うKは油脂、特に対象となる牛脂やパー
ム油等の高融点油脂の加水分解率が高<(90%以上)
、耐熱性を有するリパーゼが必要である。
これまで油脂加水分解用リパーゼとしては酵母カンデイ
ダ・ルゴーサ(Candida rugosa )の生
産するリパーゼが知られている(名糖産業製 リパーゼ
OF)。このリパーゼはオリーブ油をはじめ各種油脂を
30℃で90%以上分解する能力を有しているが、45
℃以上では不安定であシ失活し易く、パーム油等の高融
点油脂の加水分解には適していない。
耐熱性を有する油脂加水分解用リパーゼとしては、シュ
ードモナス メフイテイカの生産するリパーゼ(公告昭
50−25553 )およびシュードモナス フルオレ
ッセンスの生産スるリパーゼ(公告昭57−52835
 )が知られているが、前者は高加水分解率(ヤシ油9
2%)を得るのに塩化カルシウムが必要であり(Kos
ugi他J。
F’erment、 Technol、 49 、96
8 (1971) )、塩化カルシウムを添加すると分
解後に金属石熱が生成して脂肪酸の回収を悪くする欠点
を有している。また、後者は分解率の面では牛脂を50
℃で389 unit/g−oil のリパーゼで94
.9%分解するが(公告昭57−39638)、この分
解率に達するには70時間を要する。さらに、牛脂を1
2あだ9140 unitのリパーゼで加水分解すると
、分解率は24時間後に62%に達し、96.9−の分
解率を得るのに120時間という長時間を必要とする。
この酵素を用いて牛脂を加水分解するには、長時間を要
するため工業的利用には適さない。
また、他に、シュードモナスUKO−816株の生産す
るリパーゼ(公開昭58−146277)が耐熱性を有
していることが知られているが、このリパーゼは分子量
が2000万以上という超高分子であり、比活性(、単
位重量当世りのリパーゼ活性)が低くなるという欠点を
有している。
〔発明が解決しようとする問題点〕
工業的油脂の加水分解の油脂原料としては、牛脂だけで
なく、よシ融点が高く飽和脂肪酸含有量の高いパーム油
も多く用いられる傾向にある。工業用リパーゼには、こ
れらパーム油、牛脂をできるだけ短時間によシ高い加水
分5(90%以上)を行い、且つ熱安定性が高いことが
要求される。
〔問題点を解決するだめの手段〕
そこで本発明者らは工業用油脂の加水分解に適した高加
水分解率、耐熱性を示すリパーゼ生産能を有する微生物
を広く検索した結果、栃木県芳賀郡市貝町の土壌より分
離したシュードモナス(Pseudomonas )属
に属する微生物に斯様な能力を有するものがあることを
見い出し、本発明を完成した。
すなわち本発明は、シュードモナス属に属し、工業用油
脂の加水分解に適したリパーゼ生産能を有する新規なシ
ュードモナス・エスピー(Pseudomonas S
p、 ) K S M −16(微工研菌寄第8538
号)を提供するものである。
シュードモナス・エスピーxsM−16は下記の菌学的
性質を有する。
(A)形態 ■細胞の形及び大きさ かん状 幅   0.75−1.0μm 長さ 2.3−2.5  μm ■運動性あシ ベン毛は一本以上あり。
■胞子 なし (4)グラム染色 陰性 ■肉汁寒天−板培養 円形、乳白色のコロニーを形成9表面 滑らか、光沢あ
り、全縁、隆起 ■肉汁外大斜面培養 普通 ■肉汁液体培養 30℃、2日で菌膜形成、一様に混濁 ■肉汁ゼラチン穿刺培養 液化せず (5)リトマスミルク 凝固およびリトマスを還元した。
(C)生理学的性質 ■硝酸塩の還元     十 ■脱窒反応       − ■MRテスト      − (4)VPテスト      − ■インドールの生成   − ■硫化水素の生成    − ■デンプンの加水分解  − ■クエン酸の利用    Koser+ Christ
ensen+■無機窒素源の利用   NH,+NO3
+[株]色素の生成      KingA−King
B   −■ウレアーゼ      − ■オキシダーゼ     + Oカタラーゼ      + 0生育の範囲 生育 42℃+、45℃=、5℃− 増殖温匿@囲   20−43℃。
増殖至適温度範囲 30−37℃  ゛ora素に対す
る態度  好気的 (16)OFテスト      0(酸化的)■糖類か
ら酸およびガスの生成 の臂無酸 L−アラビノース     − D−キシロース     + D−グルコース     + D−マンノース     十 〇−フラクトース    + D−ガラクトース    + マルトース       + ショ糖         十 ラクトース        十 トレハロース       + D−ンルビット      + D−マンニット     + イノシット       + グリセリン      + デンプン         − サリシン        − ラフィノース      − 以上の糖類からガスの生成はなかった。
(D)炭水化物の利用 D−グルコース       + D−キシロース      士 D−リボース       士 L−ラムノース       − レプリン酸         − D        − meso−酒石酸       十 meso−エリスリトール   − アドニトール        − メサコン酸         − シトラコン酸       − L−バリン       + m−ヒドロキシ安息香酸  − 2,3−ブタンジオール  + ベタイン          + アルギニン        + 、以上の菌学的性質から、パージェのマニュアル、オプ
、デイタミネイティブ、バクテリオロジー第8版(Be
rgey’s manual of determin
ativebacteriology 8 th、 e
d、 )により検索した結果、本菌に類似の菌株として
シュードモナス・セパシア(Pseudomonas 
cepasia )が挙げられる。そこでシュウトモナ
ス・セパシア(A、T、C,0,10586)を本囚と
同東件で培養し各性質を比較したところ、次に示すごと
く各性質において異なっていることが判明した。
リトマスミルク    凝固     液化炭水化物の
資化性 アドニトール               +m−ヒ
ドロキシ安息香酸   −十 色素生成                +(黄褐色
)これらの諸性質の差異から本リパーゼ生産菌は公知菌
のいずれとも異なる新菌株と判断し、シュードモナス・
エスピーKSM−16と命名し、昭和60年12月2日
に通産省工業技術院微生物工業技術研究所へ寄託した。
その微生物受託番号は微工研菌寄第8538号である。
本発明のKSM−16株を用いてリパーゼを製造するに
は、KSM−16株が良好に生育し、リパーゼを順調に
生産するために必要な炭素源、窒素源、無機塩等を含む
培地中でこれを培養し、該培養液から採取することによ
シ行なわれる。
培地の組成については、通常シュードモナス属に属する
微生物の培養に用いられるものであれば特に限定されな
い。例えば、窒素源としては各種無機態窒素と各檀有機
態窒素及びその組合わせが′利用できる。特に単独系と
してはペプトン、肉エキス、尿素などが有効である。炭
素源としてはグルコースなどの糖類、オリーブ油等の各
種油脂、脂肪酸、脂肪酸エステル、及び脂肪酸誘導体等
を用いることができる。無機塩類としては硫安、リン酸
1カリ、リン酸2カリ、硝酸ナトリウム、硫酸マグネシ
ウム等の添加が有効である。その他必要に応じて、菌の
生育、酵素の生産に必要な各櫨有機物、無機物を添加す
ることができる。
培養には、液体培養が適している。培養温度は先にしめ
したように20−42℃で培養でき、なかでも30−3
7℃がもつともよい。また好気的に培養することにより
、約1−2日でリパーゼの生産性は最高に達する。この
ようにして得られた培養液からリパーゼを得るには、菌
体を遠心分離、ろ過により分離した後、上澄液を有機溶
剤(アセトン、エタノール等)による沈殿、硫安による
塩析法、あるいは限外ろ過膜(アミコン社製 分画分子
[30000)により濃縮回収することができる。
得られたリパーゼを精製するには、培養液の濃縮液を硫
安沈殿、エタノール沈殿により得た酵素液をDEAE−
セルロース等のイオン交換体、セファデックス等による
ゲルろ適法など一般に知られている蛋白質精製法が利用
できる。これらの精製法により比活性の高められた酵素
液は、凍結乾燥することにより酵素粉末を得ることがで
きる。
本発明のKSM−16株を利用して得られるリパーゼの
理化学的性質は次の通シである。
1、 作用 パーム油、オリーブ油、牛脂、ヤシ油を反応温度60℃
、24時間で90%以上分解する。
特にパーム油は93チ以上分解する。
2、基X%異性 各種グリセライド、エステルなどを分
解する。
特に飽和油脂を選択的に分解する。
油脂の種類 分解率(50℃、24時間。
1000 unit/g−oil ) パーム油  91.7% オリーブ油 82.1% ヤシ油   73.1% 牛脂    89.1% 3、安定pH範囲 pH3−12,(30℃、 24 hr後の残存活性9
図1) 作用至適pHの範囲 pH6−7,5(図2) 4、作用適温の範囲65−80℃ (図3)至適温度 
70℃ & 力価測定法 オリーブ油9dを150d用コツプに分注する。つぎに
0.1 Mリン酸緩衝液(pH7,0)を14m1取シ
50℃に加温する。マグネチツクスターラーで反応液を
均一に攪はん(800rμm)しながら酵素液を加えて
反応を開始し、一定時間(30分)反応させた後アセト
ン、エタノール(1:1)混液を20−加えて反応を止
める。
この液にトウィーン80 (Tween 80 ) 1
0 %溶液を1−加え、反応で生成した脂肪酸をpH電
極を用いた自動中和滴定装置(Mettler社製DL
40RC)によシ0.5 N水酸化カリウム(アルコー
ル性)溶液で滴定する。酵素力価は1分間に1マイクロ
モルの脂肪酸を遊離させる酵素量を1単位とした。
6、  pH,温度などによる失活の条件30℃および
50℃、3時間の熱処理ではほとんど失活はないが、7
0℃、2時間の熱処理では約40チ失活する1図4)。
酵素液に塩化カルシウム1mM加えることによシフ0℃
、2時間の熱失活が30%に減少し、熱安定性が上昇す
る。10−80℃の各温度で10分間熱処理した後の残
存活性率を図5に示す。
2 阻薔、活性化および安定化 胆汁酸の影響なし 無機塩類の影響 各金属塩が反応系に1mM濃度共存する条件で50℃で
30分酵素反応を行わせ、塩類を入れない場合の活性を
100としてそれぞれの活性を表した。
金属塩 なし ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 
100CuSO4・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・ 32MgSO4・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・ 88MgC22・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・ 83KC1・・・・・・・
・・・・・・・川・・・・  96NaCt ・・・・
・・・・・・・・・・・・−・・・・ 95CaC1z
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 100
CoC12・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・ 71HgC1,・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・ 75ZnC1,2・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・   110FeC1・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・   108、 分
子量 5DS−ポリアクリルアミドゲル電気泳動法では290
00 ゲルろ過(セファデックス G−75)法によると30
000である。
9、 糖含有量 オルシノール反応による糖発色十〔作
用および発明の効果〕 本発明のシュードモナス・エスピーKSM−16は、工
業用油脂の加水分解に適した高加水分解率、耐熱性を有
するリパーゼを生産する。
〔実施例〕
次に実施例及び参考例を挙げて本発明を説明する。
実施例1 (1)栃木県芳賀郡市貝町周辺の土壌を採取し、土壌小
さじ一杯を滅菌生理食塩水10mの入った試験管に入れ
、1分間ポルテックスミキサーにて懸濁分散させた。約
1時間静置後、その上澄液を0.2−採取し、これを下
記方法で調製された分離用寒天培地の表面にコンラック
棒で均一に塗布した後、30℃で培養した。
(分離用寒天培地の偶製) 培地組成 トリブチリン ・・・・・・・・・・・・・・・ 0.
1%(NH4)zso<   ・・・・・・・・・・・
・・・・ 0.5%ンイトン   ・・・・・・・・・
・・・・・・ 0.5%酵母エキス  ・・・・・・・
・・・・・・・・ 0.1%Kl(IPO4・・・・・
・・・・・・・・・・ 0.5%MgSO4”7H冨O
・・・・・・・・・・・・・・・ 0.1%寒天   
  ・・・・・・・・・・・・・・・ 2.0%pH4
,5(HCtで14製) 調製方法 上記組成のうちトリブチリン、および寒天を別滅菌し、
滅菌後これらi無菌的に合せ、シェーカーでトリブチリ
ンを均一に分散させた後、保温下で滅菌シャーレに一定
量分注し不透明な平板寒天培地とした。
(2)−次いで、上記培養によシ生育したコロニーのう
ち、周辺にトリブチリンを分解し透明環を形成するコロ
ニーの1白金耳を滅菌生理食塩水で100倍希釈し、こ
の希釈液1白金耳を前述の分離用寒天培地と同組成の寒
天培地に画線し、30℃で3日間培養した。生じた複数
のコロニーが相互に相違しないことを肉眼的および顕微
鏡的に観察することにより確認した。さらに上記コロニ
ーを再匿同じ操作を行い単一性を再確認した。上記菌株
の各培地上の性状および生理学的性質は前述した通りで
ある。
(3)次いで、上記で純粋培4I−された斜面培地上の
菌株よシ1白金耳を滅菌した10%グリセリン水fFJ
 tL (2ml )の入った凍結用バイアルに懸濁し
、−80℃にて凍結保存する。かくして3力月凍結保存
後、迅速に解凍して得られる懸濁液の1白金耳を普通寒
天培地に蘇生後、前記と同条件下に各培地上での性状お
よび生理学的性質を調べた結果、凍結前とは変化が認め
られなかった。
参考例1 ペプトン(Difco製)4%、グルコース0.5%、
HzHPOa 0.1%、Mg5O,・7Ht00.0
5%、オレイン酸0.5 %よりなる液体培地100m
jを500mt容坂ロフラスコに入れ121℃15分間
加圧蒸気滅菌した後、あらかじめ同培地で30℃24時
間振とう培養したシュードモナス・エスピーKSM−1
6株の前培養液1−を接種し30℃48時間撮とう培養
した。培養液を遠心分離して菌体を除いた上澄液の活性
は20 un i tAであった。
参考例2 尿素0.4チ、グルコース0.5%、K2HPO40,
1チ、MgSO4・7H100,05%、酵母エキス0
.1%、オレイン酸0.5 %より成る液体培地100
 ff1tを500−容坂ロフラスコに入れ121℃1
5分間加圧蒸気滅菌した後、あらかじめ同培地で30℃
24時間振とう培養したシュードモナス・エスピーKS
M−16株の前培養液1 mlを接種し30℃3日振と
う培養した。培養上澄液のリパーゼ活性は140 un
it/−であった。
参考例3 ペプトン4%、グルコース0.5%、KH2PO40,
1%、MgSO4・、7H200,05%、オレイン酸
0.5%よシなる2tの培地を5′を容のジャーファー
メンタ−に入れ121℃15分間加圧蒸気滅菌したのち
、あらかじめ同培地で30℃24時間振とう培養したシ
ュードモナス・エスピー KSM−16株を100−の
培養液を加え30℃300rμmで48時間培養した。
培養後、菌体を遠心分離して除いた培養上澄1.5tの
活性は30 unit/−であった。培養上澄を300
−まで限外ろ過(アミコン社製 ダイヤフロー膜 分画
分子量10000 )によシ濃縮した後、凍結乾燥して
粗酵素粉末102を得た。酵素粉末には3000uni
t/7の活性が認められた。
参考例4 参考例3で得た粗酵素粉末を用いてパーム油、ヤシ油、
牛脂、オリーブ油の分解をおこなった。
三角フラスコに油1tに対し、酵素1000unit、
油対水(1:1)で振とうさせ加水分解した。48時間
後の名演の分解率は、パーム油92チ、ヤシ油90.9
%、牛脂90゜1%、オリーブ油86.3チであった。
参考例5 参考例3で得た粗酵素粉末を用いてパーム油の加水分解
を行った。三角フラスコに、油12に対し酵素160 
unit、油対水(1:1)で加え振とうさせ加水分解
した。24時間抜パーム油の分解率は92チであった。
【図面の簡単な説明】
図1は本発明KSM−16株を利用して得られルリパー
ゼのpH3〜13の範囲における30℃24時間処理後
の残存活性を示す図面である。 図2は、本発明KSM−16株を利用して得られるリパ
ーゼのpH3〜8の範囲における比活性を示す図面であ
る。 図3は、本発明KSM−16株を利用して得られるリパ
ーゼの各温度条件下における比活性を示す図面である。 図4は、本発明KSM−16株を利用して得られ、るリ
パーゼの各温度条件下での処理時間と残存活性との関係
を示す図面である。 図5は、本発明KSM−16株を利用して得られるリパ
ーゼを各温度条件下で10分間処理した場合の残存活性
を示す図面である。 以上

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、下記の菌学的性質を有するシュードモナス・エスピ
    ー(Pseudomonas sp.)KSM−16(
    微工研菌寄第8538号)。 (A)形態 (1)細胞の形及び大きさ かん状 幅 0.75−1.0μm 長さ 2.3−2.5μm (2)運動性あり ベン毛は一本以上あり。 (3)胞子 なし (4)グラム染色 陰性 (B)各培地における生育状態 (1)肉汁寒天平板培養 円形、乳白色のコロニーを形成、表面 滑らか、光沢あ
    り、全縁、隆起 (2)肉汁寒天斜面培養 普通 (3)肉汁液体培養 30℃、2日で菌膜形成、一様に混濁 (4)肉汁ゼラチン穿刺培養 液化せず (5)リトマスミルク 凝固およびリトマスを還元した。 (C)生理学的性質 (1)硝酸塩の還元 + (2)脱窒反応 − (3)MRテスト − (4)VPテスト − (5)インドールの生成 − (6)硫化水素の生成 − (7)デンプンの加水分解 − (8)クエン酸の利用 Koser+ Christe
    nsen+ (9)無機窒素源の利用 NH_4+NO_3 + (10)色素の生成 KingA− KingB− (11)ウレアーゼ − (12)オキシダーゼ + (13)カタラーゼ + (14)生育の範囲 生育 42℃+、45℃−、5℃− 増殖温度範囲 20−43℃、 増殖至適温度範囲 30−37℃ (15)酸素に対する態度 好気的 (16)OFテスト O(酸化的) (17)糖類から酸およびガスの生成の有無          酸 L−アラビノース − D−キシロース  + D−グルコース  + D−マンノース  + D−フラクトース + D−ガラクトース + マルトース    + ショ糖      + ラクトース    + トレハロース   + D−ソルビット  + D−マンニット  + イノシット    + グリセリン    + デンプン     − サリシン     − ラフィノース   − 以上の糖類からガスの生成はなかつた。 (D)炭水化物の利用 D−グルコース + D−キシロース + D−リボース + L−ラムノース − レプリン酸 − D−酒石酸 − meso−酒石酸 + meso−エリスリトール − アドニトール − メサコン酸 − シトラコン酸 − L−バリン + m−ヒドロキシ安息香酸 − 2,3−ブタンジオール + ベタイン + アルギニン +
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001017989A (ja) * 1999-07-07 2001-01-23 Ebara Corp 油脂含有排水あるいは油脂含有汚泥の嫌気性処理方法

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JP2001017989A (ja) * 1999-07-07 2001-01-23 Ebara Corp 油脂含有排水あるいは油脂含有汚泥の嫌気性処理方法

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