JPS62209254A - 自動変速機の制御装置 - Google Patents
自動変速機の制御装置Info
- Publication number
- JPS62209254A JPS62209254A JP61047286A JP4728686A JPS62209254A JP S62209254 A JPS62209254 A JP S62209254A JP 61047286 A JP61047286 A JP 61047286A JP 4728686 A JP4728686 A JP 4728686A JP S62209254 A JPS62209254 A JP S62209254A
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- Japan
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- speed
- shift
- clutch
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- Pending
Links
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Landscapes
- Arrangement Or Mounting Of Control Devices For Change-Speed Gearing (AREA)
- Control Of Driving Devices And Active Controlling Of Vehicle (AREA)
- Control Of Transmission Device (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、複数のクラッチを備えて、各タラ・ソチ毎に
個々独立した動力伝達経路を構成すると共に、各動力伝
達経路毎に変速用歯車機構を構成するようにしたいわゆ
る複合クラッチ式自動変速機の制御装置に関するもので
ある。
個々独立した動力伝達経路を構成すると共に、各動力伝
達経路毎に変速用歯車機構を構成するようにしたいわゆ
る複合クラッチ式自動変速機の制御装置に関するもので
ある。
(従来技術)
トルクコンバータを有しないいわゆる複合クラッチ式の
自動変速機にあっては、例えば特開昭56−94050
号公報あるいは特開昭60−139955号公報に示す
ように、同軸に配置された2個の入力軸を有し、それぞ
れの入力軸は別個に設けられたクラッチによりエンジン
出力軸としてのクランク軸に接続されるようになってお
り、一方の入力軸には例えば1速及び3速の変速歯車が
、また他方の入力軸には例えば2速及び4速の変速歯車
が設けられ、いま一方の人力軸がクランク軸に接続され
、その軸上の変速歯車すなわち上記l速又は3Rの変速
歯車が噛合状態にあるとさ、他方の入力軸のクラッチは
接続を断たれ、この間にこの入力軸上の変速歯車すなわ
ち上記2逮又は4速の変速歯車の【−合いが完了され、
その後適当な時期に前記一方の入力軸のクラッチが断た
れ、他方の入力軸のクラッチが接続されるような構成を
有する。理論的には、入力軸は2個に限られることはな
く、3個又はそれ以上であってもよく、その場合には、
クラッチは入力軸と同数だけ設けられ、各々の入力軸上
に設けられる変速歯車は、変速段で互いに隣り合わない
ようにすればよい。
自動変速機にあっては、例えば特開昭56−94050
号公報あるいは特開昭60−139955号公報に示す
ように、同軸に配置された2個の入力軸を有し、それぞ
れの入力軸は別個に設けられたクラッチによりエンジン
出力軸としてのクランク軸に接続されるようになってお
り、一方の入力軸には例えば1速及び3速の変速歯車が
、また他方の入力軸には例えば2速及び4速の変速歯車
が設けられ、いま一方の人力軸がクランク軸に接続され
、その軸上の変速歯車すなわち上記l速又は3Rの変速
歯車が噛合状態にあるとさ、他方の入力軸のクラッチは
接続を断たれ、この間にこの入力軸上の変速歯車すなわ
ち上記2逮又は4速の変速歯車の【−合いが完了され、
その後適当な時期に前記一方の入力軸のクラッチが断た
れ、他方の入力軸のクラッチが接続されるような構成を
有する。理論的には、入力軸は2個に限られることはな
く、3個又はそれ以上であってもよく、その場合には、
クラッチは入力軸と同数だけ設けられ、各々の入力軸上
に設けられる変速歯車は、変速段で互いに隣り合わない
ようにすればよい。
このような複合クラッチ式の自動変速機にあっては、接
続されているクラッチによるーの動力伝達経路によって
選択し得る変速段での走行中に、切断されているクラッ
チによる別の動力伝達経路によって選択し得る変速段の
なかから変速に備えて次の変速段をあらかじめ選択して
おくことにより、変速に際しては、上記−の動力伝達経
路用のクラッチの切断を行う一方、上記別の動力伝達経
路用のクラッチを接続するだけで、この変速を速やかに
行えるという大ぎな利点を有する。
続されているクラッチによるーの動力伝達経路によって
選択し得る変速段での走行中に、切断されているクラッ
チによる別の動力伝達経路によって選択し得る変速段の
なかから変速に備えて次の変速段をあらかじめ選択して
おくことにより、変速に際しては、上記−の動力伝達経
路用のクラッチの切断を行う一方、上記別の動力伝達経
路用のクラッチを接続するだけで、この変速を速やかに
行えるという大ぎな利点を有する。
そして、従来のものでは、シフト位置がニュートラルの
ときは、全てのクラッチが切断される一方、各クラッチ
に対応した動力伝達経路中の各変速用歯車41!!構は
、このニュートラルとされる前の俊速段に放置されたま
まになっていた。
ときは、全てのクラッチが切断される一方、各クラッチ
に対応した動力伝達経路中の各変速用歯車41!!構は
、このニュートラルとされる前の俊速段に放置されたま
まになっていた。
(発明が解決しようとする問題点)
ところで、シフト位置がニュートラルとされるのは、停
車中のみならず、走行中においてもしばしば行われるも
のである。そして、走行中にニュートラルとされた状態
から再びシフト位置を走行位置例えばD位置へ切換える
ようなこともよく行われるものである。
車中のみならず、走行中においてもしばしば行われるも
のである。そして、走行中にニュートラルとされた状態
から再びシフト位置を走行位置例えばD位置へ切換える
ようなこともよく行われるものである。
上述のように、走行中に一旦ニュートラルとされた後シ
フト位置を再び走行位置へと切換、復帰させると、その
ときの走行状態によっては、選択すべき変速段を切換え
るすなわち変速しなければならないことが往々にして生
じる。この場合、変速は、変速されるべき変速段の選択
を行った後、この選択された変速段に対応したクラッチ
を接続することになるため、このときの変速に多大な時
間を要してしまう、という問題を生じ易かった。特に、
走行中にシフト位置をニュートラルから走行位置へと切
換えるのは、加速を要求している場合が多いので、この
変速に多大の時間を要す、るということは、運転者の要
求に全くそぐわないものになってしまう。
フト位置を再び走行位置へと切換、復帰させると、その
ときの走行状態によっては、選択すべき変速段を切換え
るすなわち変速しなければならないことが往々にして生
じる。この場合、変速は、変速されるべき変速段の選択
を行った後、この選択された変速段に対応したクラッチ
を接続することになるため、このときの変速に多大な時
間を要してしまう、という問題を生じ易かった。特に、
走行中にシフト位置をニュートラルから走行位置へと切
換えるのは、加速を要求している場合が多いので、この
変速に多大の時間を要す、るということは、運転者の要
求に全くそぐわないものになってしまう。
したがって、本発明の目的は、走行中にシフト位置をニ
ュートラルとした状態から走行位置へ切換えた場合にも
、速やかに大きな駆動力が得られるようにした自動変速
機の制御装置を提供することにある。
ュートラルとした状態から走行位置へ切換えた場合にも
、速やかに大きな駆動力が得られるようにした自動変速
機の制御装置を提供することにある。
(問題点を解決するための手段、作用)前述の目的を達
成するため、本発明にあっては、次のような構成としで
ある。すなわち、複数のクラッチにより各クラッチ毎に
個々独立した複数の動力伝達経路が構成されると共に、
各動力伝達経路中にそれぞれ変速用歯車機構が設けられ
、前記変速用歯車機構に作用して1つの動力伝達経路に
ついて該変速用歯車機構が選択し得る変速段のなかから
任意の1つの変速段を選択させるための変速段選択手段
を備えてなる複合クラッチ式の自動変速機において、 第1図に示すように、 シフト位置がニュートラルにあることを検出するニュー
トラル検出手段と、 シフト位置がニュートラルにあるとき、前記変速段選択
手段を制御して、エンジン回転数がオーバランしない範
囲で最低速の変速段を選択させる選択制御手段と。
成するため、本発明にあっては、次のような構成としで
ある。すなわち、複数のクラッチにより各クラッチ毎に
個々独立した複数の動力伝達経路が構成されると共に、
各動力伝達経路中にそれぞれ変速用歯車機構が設けられ
、前記変速用歯車機構に作用して1つの動力伝達経路に
ついて該変速用歯車機構が選択し得る変速段のなかから
任意の1つの変速段を選択させるための変速段選択手段
を備えてなる複合クラッチ式の自動変速機において、 第1図に示すように、 シフト位置がニュートラルにあることを検出するニュー
トラル検出手段と、 シフト位置がニュートラルにあるとき、前記変速段選択
手段を制御して、エンジン回転数がオーバランしない範
囲で最低速の変速段を選択させる選択制御手段と。
を備えた構成としである。
このような構成とすることにより、走行中に。
シフト位置をニュートラルとした状態では、エンジン回
転数がオーバランしない範囲で最も大きな駆動力が得ら
れる変速段があらかじめ選択されているので、このシフ
ト位置をニュートラルからアクセルを踏み込みつつ走行
位置例えば0位行へ切換えたときには、上記あらかじめ
選択されている変速段に対応したクラッチを接続するだ
けで、即座に大きな駆動力を得ることができる。
転数がオーバランしない範囲で最も大きな駆動力が得ら
れる変速段があらかじめ選択されているので、このシフ
ト位置をニュートラルからアクセルを踏み込みつつ走行
位置例えば0位行へ切換えたときには、上記あらかじめ
選択されている変速段に対応したクラッチを接続するだ
けで、即座に大きな駆動力を得ることができる。
(実施例)
以下本発明の実施例を添付した図面に基づいて説明する
。
。
第2図は変速機の全体を示す概略図で、エンジン1のク
ランク軸1aから伸びる駆動軸lb上には第1人力軸2
及び第2人力軸3が回転自在に配置されており、これら
入力軸2.3に平行に出力軸4が設けられる。第1人力
軸2は第1クラツチ5により、また第2人力軸3は第2
クラツチ6によりそれぞれエンジン駆動軸1bに結合さ
れるようになっている。
ランク軸1aから伸びる駆動軸lb上には第1人力軸2
及び第2人力軸3が回転自在に配置されており、これら
入力軸2.3に平行に出力軸4が設けられる。第1人力
軸2は第1クラツチ5により、また第2人力軸3は第2
クラツチ6によりそれぞれエンジン駆動軸1bに結合さ
れるようになっている。
第1クラツチ5は、後述するように少なくとも第1速あ
るいは後進用の変速段を受は持つ関係丘、トルク伝達容
量の大きい乾式クラッチからなることが好ましく、この
第1クラツチ5の接続および切断を制御するために、第
1クラツチ操作レバー7が設けられる。操作レバー7は
流体式の第1クラツチアクチユエータ8により作動させ
られ、該クラッチアクチュエータ8に流体圧力が供給さ
れたとき、該操作レバー7が第1クラツチ5を接続方向
に作動させる。第2クラツチ6は、比較的高速用の変速
段を受は持つ関係上、比較的小型の湿式クラッチである
ことが望ましく、このクラッチ6の断続を制御するため
に第2クラツチ操作レバー9が設けられる。操作レバー
9は、流体式の第2の7クチユエータ10により作動さ
せられ、アクチュエータ10に流体圧力が供給されたと
き、該操作レバー9が第2クラツチ6を接続方向に作動
させる。
るいは後進用の変速段を受は持つ関係丘、トルク伝達容
量の大きい乾式クラッチからなることが好ましく、この
第1クラツチ5の接続および切断を制御するために、第
1クラツチ操作レバー7が設けられる。操作レバー7は
流体式の第1クラツチアクチユエータ8により作動させ
られ、該クラッチアクチュエータ8に流体圧力が供給さ
れたとき、該操作レバー7が第1クラツチ5を接続方向
に作動させる。第2クラツチ6は、比較的高速用の変速
段を受は持つ関係上、比較的小型の湿式クラッチである
ことが望ましく、このクラッチ6の断続を制御するため
に第2クラツチ操作レバー9が設けられる。操作レバー
9は、流体式の第2の7クチユエータ10により作動さ
せられ、アクチュエータ10に流体圧力が供給されたと
き、該操作レバー9が第2クラツチ6を接続方向に作動
させる。
第1入力軸2上には、第1速用の駆動歯車11aおよび
第3連用の駆動歯車12aがそれぞれ回転自在に配置さ
れ、これら駆動歯車11a、12aは、出力軸4に固定
関係に設けられた第1速および第3速の被動歯車11b
、12bにそれぞれ噛合している。さらに、il入力軸
2上には、後進用の駆動歯車13aが回転自在に配置さ
れ、この駆動歯車13aは、中間歯車13cを介して、
出力軸4上の後進用被動歯車13bに噛合している。一
方、第2人刃軸31:には、第2速用の駆動歯車14a
および第4連用の駆動歯車15aがそれぞれ回転自在に
配置され、これら駆動歯車14a、15aは、出力軸4
上の第2速用被動歯車14bおよび第4速用被動歯車1
5bに噛合している。
第3連用の駆動歯車12aがそれぞれ回転自在に配置さ
れ、これら駆動歯車11a、12aは、出力軸4に固定
関係に設けられた第1速および第3速の被動歯車11b
、12bにそれぞれ噛合している。さらに、il入力軸
2上には、後進用の駆動歯車13aが回転自在に配置さ
れ、この駆動歯車13aは、中間歯車13cを介して、
出力軸4上の後進用被動歯車13bに噛合している。一
方、第2人刃軸31:には、第2速用の駆動歯車14a
および第4連用の駆動歯車15aがそれぞれ回転自在に
配置され、これら駆動歯車14a、15aは、出力軸4
上の第2速用被動歯車14bおよび第4速用被動歯車1
5bに噛合している。
第1入力軸2上には、歯車11a、12aの間に変速用
ハブ16が設けられる。このハブ16は、第1入力軸2
にスプライン係合しており、該第1人力軸2と一体回転
するが、軸方向には可動なように配置される。ハブ16
の両端には、それぞれ歯車11a、12aのハブ部に形
成された噛合歯17a、18aに噛合係合する噛合歯1
7b、18bが形成されており、ハブ16を第1入力軸
2に沿って動かすことにより該ハブ16を歯車11a、
12aのいずれかに係合させ、第1入力軸2を歯車11
a、12aの一方に結合することができる。変速用ハブ
16を操作するために、シフトフォーク19が設けられ
、このシフトフォーク19は第1変速用シリンダ20の
ビスI・ン20aに結合されている。同様に、第2入力
軸3上には、歯車14a、15a間に前記変速用ハブ1
6と同一構成の変速用ハブ21が配置され、このハブ2
1は、シフトフォーク22を介して第2変速用シリンダ
23のピストン23aにより作動させられる。第1入力
軸2上には、さらに後進用歯車13aのための変速用ハ
ブ24が設けられ、このハブ24は、シフトフォーク2
5を介して第3変速用のシリンダ26のピストン26a
により操作される。
ハブ16が設けられる。このハブ16は、第1入力軸2
にスプライン係合しており、該第1人力軸2と一体回転
するが、軸方向には可動なように配置される。ハブ16
の両端には、それぞれ歯車11a、12aのハブ部に形
成された噛合歯17a、18aに噛合係合する噛合歯1
7b、18bが形成されており、ハブ16を第1入力軸
2に沿って動かすことにより該ハブ16を歯車11a、
12aのいずれかに係合させ、第1入力軸2を歯車11
a、12aの一方に結合することができる。変速用ハブ
16を操作するために、シフトフォーク19が設けられ
、このシフトフォーク19は第1変速用シリンダ20の
ビスI・ン20aに結合されている。同様に、第2入力
軸3上には、歯車14a、15a間に前記変速用ハブ1
6と同一構成の変速用ハブ21が配置され、このハブ2
1は、シフトフォーク22を介して第2変速用シリンダ
23のピストン23aにより作動させられる。第1入力
軸2上には、さらに後進用歯車13aのための変速用ハ
ブ24が設けられ、このハブ24は、シフトフォーク2
5を介して第3変速用のシリンダ26のピストン26a
により操作される。
出力軸4上には、さらに出力歯車27が設けられ、この
出力歯車27は、作動歯車28の入力両市28aに係合
している。駆動軸1bの末端にはオイルポンプ29が設
けられ、該オイルポンプ29から吐出された作動油は、
圧力レギュレータ30を経て所定圧に調圧された後、圧
力ライン31に送られる。
出力歯車27は、作動歯車28の入力両市28aに係合
している。駆動軸1bの末端にはオイルポンプ29が設
けられ、該オイルポンプ29から吐出された作動油は、
圧力レギュレータ30を経て所定圧に調圧された後、圧
力ライン31に送られる。
第3図(a)は、変速制御用の油圧回路を示すもので、
第1変速用シリンダ20への油圧の供給を制御するため
に第1変速用電磁弁32が、第2変速用シリンダ23へ
の油圧の供給を制御するために第2変速用電磁弁33が
設けられている。第l変速用電磁弁32は、弁孔32a
と該弁孔32a内を摺動するプランジャ32bを備え、
弁孔32aの側部中央付近には後述するように電磁弁5
1を介してカライン31に接続されるボート32Cが形
成され、該ボー)32cの両側には、ピストン20aの
両側においてシリンダ20にそれぞれ連通するボート3
2d、32eが形成されている。プランジャ32bは、
軸方向に移動することにより、ボート32cをボート3
2dまたは32eの一方に接続する。プランジャ32b
は、バネ32fにより一方向に押されており、その位置
ではボート32cはボート32dに接続され、ピストン
20aは第1速の歯車11aを第1入力軸2に結合する
位置に保持される。電磁弁32に励磁電流が与えられた
とき、プランジャ32bはバネ32fに抗して動かされ
、ボート32cをボート32eに接続する。この位置で
は、ピストン20aは逆方向に動かされ、第3速の歯車
12aが第1入力軸2上に結合される。第2連用電磁弁
33は、第1変速用電磁弁32と同一の構成であり、対
応する部分は同一の添字を付して示しである。
第1変速用シリンダ20への油圧の供給を制御するため
に第1変速用電磁弁32が、第2変速用シリンダ23へ
の油圧の供給を制御するために第2変速用電磁弁33が
設けられている。第l変速用電磁弁32は、弁孔32a
と該弁孔32a内を摺動するプランジャ32bを備え、
弁孔32aの側部中央付近には後述するように電磁弁5
1を介してカライン31に接続されるボート32Cが形
成され、該ボー)32cの両側には、ピストン20aの
両側においてシリンダ20にそれぞれ連通するボート3
2d、32eが形成されている。プランジャ32bは、
軸方向に移動することにより、ボート32cをボート3
2dまたは32eの一方に接続する。プランジャ32b
は、バネ32fにより一方向に押されており、その位置
ではボート32cはボート32dに接続され、ピストン
20aは第1速の歯車11aを第1入力軸2に結合する
位置に保持される。電磁弁32に励磁電流が与えられた
とき、プランジャ32bはバネ32fに抗して動かされ
、ボート32cをボート32eに接続する。この位置で
は、ピストン20aは逆方向に動かされ、第3速の歯車
12aが第1入力軸2上に結合される。第2連用電磁弁
33は、第1変速用電磁弁32と同一の構成であり、対
応する部分は同一の添字を付して示しである。
電磁弁33が励磁されていないときは、ボート33Cは
ボート33dに連通し、第4速の歯車15aが第2入力
軸3に結合される。電磁弁33が励磁されると、ボー)
33cはボート33eに連通し、第2速の歯車14aが
第2入力軸3に結合される。
ボート33dに連通し、第4速の歯車15aが第2入力
軸3に結合される。電磁弁33が励磁されると、ボー)
33cはボート33eに連通し、第2速の歯車14aが
第2入力軸3に結合される。
クラッチ5.6の断続を制御するために、第1制御用電
磁弁35および第2制御用電磁弁36が設けられる。第
1制御用電磁弁35は、弁孔35aおよびプランジャ3
5bを備え、弁孔35aの側部には、圧力調整弁として
作用するカット弁37に通じるボート35cが形成され
ている。このカット弁37については、後に詳述する。
磁弁35および第2制御用電磁弁36が設けられる。第
1制御用電磁弁35は、弁孔35aおよびプランジャ3
5bを備え、弁孔35aの側部には、圧力調整弁として
作用するカット弁37に通じるボート35cが形成され
ている。このカット弁37については、後に詳述する。
さらに、弁孔35aにはボート35dが形成され、この
ボート35dは、通路38により第1クラッチ作動用の
第1アクチユエータ8の一方の受圧面8a側に連通して
いる。プランジャ35bの一端にはバネ35eが配設さ
れ、このバネ35eによりプランジャ35bは一端に向
けて押されボート35Cと35dの連通を断つ。電磁弁
35が励磁されると、プランジャ35bがバネ35eに
抗して動かされ、ボー)35cと35dが連通させられ
る。
ボート35dは、通路38により第1クラッチ作動用の
第1アクチユエータ8の一方の受圧面8a側に連通して
いる。プランジャ35bの一端にはバネ35eが配設さ
れ、このバネ35eによりプランジャ35bは一端に向
けて押されボート35Cと35dの連通を断つ。電磁弁
35が励磁されると、プランジャ35bがバネ35eに
抗して動かされ、ボー)35cと35dが連通させられ
る。
第2制御用電磁弁36は第1制御用電磁弁35と同一の
構成であり、同一部分には同一の添字を付して示しであ
る。ボート36Cは上記カット弁37に接続され、ボー
)36dは通路38aにより第2クラッチ作動用の第2
7クチユエータ10の一方の受圧面10aに接続されて
いる。
構成であり、同一部分には同一の添字を付して示しであ
る。ボート36Cは上記カット弁37に接続され、ボー
)36dは通路38aにより第2クラッチ作動用の第2
7クチユエータ10の一方の受圧面10aに接続されて
いる。
カット弁37は、弁孔37aおよびプランジャ37bを
備え、弁孔37aの側部には、圧力ライン34aに通じ
るボート37Cが形成されている。さらに、弁孔37a
にはボート37dが形成され、このボート37dは第1
制御用電磁弁35の弁孔35aのボート35Cおよび第
2制御用電磁弁36の弁孔36aのボート36Cに連通
している。プランジャ37bの一端には、バネ37eが
配設され、このバネ37eによってプランジャ37bは
他端に向けて押されボート37Cおよび37dを連通さ
せている。カット弁37が励磁されると、プランジャ3
7bがバネ37eに抗して動かされ、ボート37cと3
7dの連通が断たれる。
備え、弁孔37aの側部には、圧力ライン34aに通じ
るボート37Cが形成されている。さらに、弁孔37a
にはボート37dが形成され、このボート37dは第1
制御用電磁弁35の弁孔35aのボート35Cおよび第
2制御用電磁弁36の弁孔36aのボート36Cに連通
している。プランジャ37bの一端には、バネ37eが
配設され、このバネ37eによってプランジャ37bは
他端に向けて押されボート37Cおよび37dを連通さ
せている。カット弁37が励磁されると、プランジャ3
7bがバネ37eに抗して動かされ、ボート37cと3
7dの連通が断たれる。
後進制御のための第3変速用シリンダ26には後進用圧
力ライン39が接続され、このライン39にはオリフィ
ス付の逆止弁40が設けられている。この逆止弁40は
、シリンダ26への油圧供給に際しては閉じられ、油圧
はそのオリフィスを介して導かれるが、シリンダ26か
らの油圧を抜くときには開かれる。
力ライン39が接続され、このライン39にはオリフィ
ス付の逆止弁40が設けられている。この逆止弁40は
、シリンダ26への油圧供給に際しては閉じられ、油圧
はそのオリフィスを介して導かれるが、シリンダ26か
らの油圧を抜くときには開かれる。
オイルポンプ29からの圧力ライン31は、シフトバル
ブ41を介してライン34.39に接続されており、シ
フトバルブ41が「D」、「3」、「2」のいずれかの
シフト位置にあるとき、第31N (b)に示すように
、シフトバルブ41のボートbとボートaとが連通され
てライン31がライン34に接続され、また、シフトバ
ルブ41がR位置のときには、ボートbがボートCに連
通されてライン31がライン39に接続されるようにな
っている。さらに、シフトバルブ41がN位置のときは
、ボートbがボートaおよびCのいずれにも遮断されて
、ライン31が、ライン34および39に対して遮断さ
れる。
ブ41を介してライン34.39に接続されており、シ
フトバルブ41が「D」、「3」、「2」のいずれかの
シフト位置にあるとき、第31N (b)に示すように
、シフトバルブ41のボートbとボートaとが連通され
てライン31がライン34に接続され、また、シフトバ
ルブ41がR位置のときには、ボートbがボートCに連
通されてライン31がライン39に接続されるようにな
っている。さらに、シフトバルブ41がN位置のときは
、ボートbがボートaおよびCのいずれにも遮断されて
、ライン31が、ライン34および39に対して遮断さ
れる。
本実施例では、シフトバルブ41がN位置にあるときに
も、変速段の選択、すなわち1速ないし4速の歯車のか
み合い変更を行い得るように、N位置にあっても電磁弁
51を介して電磁弁32.33へ油圧を供給し得るよう
にしである。この点を、第3図(a)の符号X部分を拡
大した第3図(b)¥tも参照しつつ説明すると、電磁
弁51は、弁孔51bとこの内部を摺動するプランジャ
sibを備え、弁孔51aには、各ボート51c、51
d、51e、51fが開口されている。
も、変速段の選択、すなわち1速ないし4速の歯車のか
み合い変更を行い得るように、N位置にあっても電磁弁
51を介して電磁弁32.33へ油圧を供給し得るよう
にしである。この点を、第3図(a)の符号X部分を拡
大した第3図(b)¥tも参照しつつ説明すると、電磁
弁51は、弁孔51bとこの内部を摺動するプランジャ
sibを備え、弁孔51aには、各ボート51c、51
d、51e、51fが開口されている。
上記ポート51Cは、両変速用電磁升32.33のボー
ト32c、33cと常時連通され、ボート51dは通路
31aを介してシフトバルブ41をパ、イバスしてライ
ン31に常時接続されている。また、ボート51fは、
通路39aを介して後進用ライン39に常時連通され、
ボート51eはドレンされている。
ト32c、33cと常時連通され、ボート51dは通路
31aを介してシフトバルブ41をパ、イバスしてライ
ン31に常時接続されている。また、ボート51fは、
通路39aを介して後進用ライン39に常時連通され、
ボート51eはドレンされている。
いま、シフトバルブ41がN位置にある図示の状態では
、プランジャ51bはパ251g4:、J:って第3図
(b)左端位置へ変位され、ボート51Cがボート51
dすなわちライン31に連通される。これにより、変速
用′准磁升32.33のボート32c、33cにはそれ
ぞれライン圧が供給されて、第1速ないし第4速のうち
所望の変速段のかみ合を行うことが可能になる(このこ
とはシフトバルブ41がD、3,2のいずれかにあると
きも同じ)。そして、シフトバルブ41がR位置とされ
ると、ボートbが、ボートcに連通されることにより、
ライン圧が後進用ライン39に供給されるため、プラン
ジャ51bはバネ51gに抗して第3図(b)右端位置
へ変位されて、ボー1−51cと51dとの連通を断つ
。これにより、第1速ないし第4速のかみ合を任意に行
うことは不能となる。
、プランジャ51bはパ251g4:、J:って第3図
(b)左端位置へ変位され、ボート51Cがボート51
dすなわちライン31に連通される。これにより、変速
用′准磁升32.33のボート32c、33cにはそれ
ぞれライン圧が供給されて、第1速ないし第4速のうち
所望の変速段のかみ合を行うことが可能になる(このこ
とはシフトバルブ41がD、3,2のいずれかにあると
きも同じ)。そして、シフトバルブ41がR位置とされ
ると、ボートbが、ボートcに連通されることにより、
ライン圧が後進用ライン39に供給されるため、プラン
ジャ51bはバネ51gに抗して第3図(b)右端位置
へ変位されて、ボー1−51cと51dとの連通を断つ
。これにより、第1速ないし第4速のかみ合を任意に行
うことは不能となる。
符号42はたとえばマイクロコンピュータにより構成さ
れる制御ユニットを示し、この制御ユニット42には、
各センサ43〜48からの各信号が入力される。上記各
センサのうち、センサ43はシフトバルブの位置を検出
するものであり、センサ44は車速を検出するものであ
り、センサ45はアクセル開度を検出するものであり、
センサ6はエンジン回転数を検出するものである。また
、センサ47.48は、クラッチ圧と対応関係にあるア
クチュエータ8あるいは10への供給油圧を検titす
るものとなっている。そして、制御ユニット42は、上
述した各センサ43〜48からの信号に基づいて、後述
するフローチャートに示すような手順で電磁弁32.3
3.35.36およびカット弁37の各ソレノイドへの
電流の供給を制御する。
れる制御ユニットを示し、この制御ユニット42には、
各センサ43〜48からの各信号が入力される。上記各
センサのうち、センサ43はシフトバルブの位置を検出
するものであり、センサ44は車速を検出するものであ
り、センサ45はアクセル開度を検出するものであり、
センサ6はエンジン回転数を検出するものである。また
、センサ47.48は、クラッチ圧と対応関係にあるア
クチュエータ8あるいは10への供給油圧を検titす
るものとなっている。そして、制御ユニット42は、上
述した各センサ43〜48からの信号に基づいて、後述
するフローチャートに示すような手順で電磁弁32.3
3.35.36およびカット弁37の各ソレノイドへの
電流の供給を制御する。
ここで、 第1.第2のクラッチ5と6との接続スピー
ドおよびクラッチ圧(特に半クラツチ圧)は、カット弁
37をデユーティ制御(第7図e2〜e4参照)するこ
とにより行なわれる。この点を詳述すると、先ず、クラ
ッチ5.6作動用のアクチュエータ8.10は、それぞ
れ若干の油圧漏れを生じるように構成されている(例え
ばオリフィスを介してドレンされる)。したがって。
ドおよびクラッチ圧(特に半クラツチ圧)は、カット弁
37をデユーティ制御(第7図e2〜e4参照)するこ
とにより行なわれる。この点を詳述すると、先ず、クラ
ッチ5.6作動用のアクチュエータ8.10は、それぞ
れ若干の油圧漏れを生じるように構成されている(例え
ばオリフィスを介してドレンされる)。したがって。
カット弁37をデユーティ制御して、その単位時聞出り
の開度を大きくするほど、アクチュエータ8.10すな
わクラッチ5.6の接続スピードが大きくなる。そして
、上記アクチュエータ8.10への作動油圧すなわちク
ラッチ圧は、センサ47.48からの出力に応じてカッ
ト弁37をデユーティ制御することにより、所望の大き
さのものに昇圧あるいは降圧(前述した油圧漏れの利用
)させることができる。
の開度を大きくするほど、アクチュエータ8.10すな
わクラッチ5.6の接続スピードが大きくなる。そして
、上記アクチュエータ8.10への作動油圧すなわちク
ラッチ圧は、センサ47.48からの出力に応じてカッ
ト弁37をデユーティ制御することにより、所望の大き
さのものに昇圧あるいは降圧(前述した油圧漏れの利用
)させることができる。
さて次に、制御回路42の制御内容について第41Δ〜
第9図を参照しつつ説明するが、シフトバルブ41がD
位置にあるときはl速ないし4速の間で、3位置のとき
は1速ないし3速の間で、2位置のときはl速または2
速の間で適宜自動変速がなされるものであるが、第1速
用と第3速用の駆動歯車11a、13aが第1入力軸2
上にある関係上、l速と3速との間での直接の変速は行
われず、同様の理由により2速と4速との11!1でも
直接の変速は行われないものとなっている。また、7j
S3図、第7図中Q1〜Q5は弁32.33.35.3
6.37に対する供給電流を示す。さらに、各センサ4
3〜48からの各出力信号は、例えば5mm5ec@の
ように所定の単位時間毎の割込み処理によって、制御値
として演算、利用される。
第9図を参照しつつ説明するが、シフトバルブ41がD
位置にあるときはl速ないし4速の間で、3位置のとき
は1速ないし3速の間で、2位置のときはl速または2
速の間で適宜自動変速がなされるものであるが、第1速
用と第3速用の駆動歯車11a、13aが第1入力軸2
上にある関係上、l速と3速との間での直接の変速は行
われず、同様の理由により2速と4速との11!1でも
直接の変速は行われないものとなっている。また、7j
S3図、第7図中Q1〜Q5は弁32.33.35.3
6.37に対する供給電流を示す。さらに、各センサ4
3〜48からの各出力信号は、例えば5mm5ec@の
ように所定の単位時間毎の割込み処理によって、制御値
として演算、利用される。
以上のことを前提として、全体の制御、シフトアップ時
の制御、シフトダウン時の制御に場合分けして順次説明
していくこととする。なお、以下の説明でPはステップ
を示すものである。
の制御、シフトダウン時の制御に場合分けして順次説明
していくこととする。なお、以下の説明でPはステップ
を示すものである。
全体の制御(第4図(a)、第4図(b))ET<4図
(a)において、先ず、PLでシステムのイニシャライ
ズがなされるが、このイニシャライズにおいては停車状
態のときに相当して、第7図に示すように、第1.第2
クラツチ5.6は共に切断されると共に1発進に備えて
第1速歯車および:52速歯車がそれぞれ(入力軸に対
して)かみ合わされる。
(a)において、先ず、PLでシステムのイニシャライ
ズがなされるが、このイニシャライズにおいては停車状
態のときに相当して、第7図に示すように、第1.第2
クラツチ5.6は共に切断されると共に1発進に備えて
第1速歯車および:52速歯車がそれぞれ(入力軸に対
して)かみ合わされる。
次いで、P2において発進か(車速がO)否かが判定さ
れ、発進と判定されたときは、P3において、シフトバ
ルブ41がR位置にあるか否かが判定される。このP3
においてR位置ではないと判定されると、P4において
、第1速および第2速の歯車が入れられる(入力軸2ま
たは3と一体化される一以下同じ)。この後、P5にお
いて、発進意志表示の1つの前提条件としてシフトバル
ブ41がD、3または2位置にあるか否かが判定され、
D、3または2位置にないときはこの判定が繰返し行わ
れ、またD、3または2位置であると判定されたときは
、P6に移行するにのP6では、アクセルオン(アクセ
ルペダルが踏込まれている)か否かが判定され、アクセ
ルオンでないときはこの判定が繰返し行われ、また発進
の意志表示を意味するアクセルオンのときはP7へ移行
してifクラッチ5を接続することにより、発進を行う
、そして、P8での発進が完了するまではP7ヘループ
が回され、発進が完了すると再、びP2へ戻る(制御が
完了する)。
れ、発進と判定されたときは、P3において、シフトバ
ルブ41がR位置にあるか否かが判定される。このP3
においてR位置ではないと判定されると、P4において
、第1速および第2速の歯車が入れられる(入力軸2ま
たは3と一体化される一以下同じ)。この後、P5にお
いて、発進意志表示の1つの前提条件としてシフトバル
ブ41がD、3または2位置にあるか否かが判定され、
D、3または2位置にないときはこの判定が繰返し行わ
れ、またD、3または2位置であると判定されたときは
、P6に移行するにのP6では、アクセルオン(アクセ
ルペダルが踏込まれている)か否かが判定され、アクセ
ルオンでないときはこの判定が繰返し行われ、また発進
の意志表示を意味するアクセルオンのときはP7へ移行
してifクラッチ5を接続することにより、発進を行う
、そして、P8での発進が完了するまではP7ヘループ
が回され、発進が完了すると再、びP2へ戻る(制御が
完了する)。
上述の発進のための第1クラツチ5の制御に際しては、
第1クラツチ圧5のvc続ストロークの途中でカット弁
37に励磁電流Q5が第7図に示すように与えられて第
1クラツチ5が半クラツチ状態において一旦断たれ、こ
の後カット弁37の励磁電流が断たれて第1クラツチの
接続が完了される。このようなりラッチ接続操作により
、衝撃のないスムーズな発進を行うことができる。
第1クラツチ圧5のvc続ストロークの途中でカット弁
37に励磁電流Q5が第7図に示すように与えられて第
1クラツチ5が半クラツチ状態において一旦断たれ、こ
の後カット弁37の励磁電流が断たれて第1クラツチの
接続が完了される。このようなりラッチ接続操作により
、衝撃のないスムーズな発進を行うことができる。
また、P3でR位置と判定された場合は、P4、P5を
経ることなくP6へ移行する(後退方向への発進)。
経ることなくP6へ移行する(後退方向への発進)。
一方、P2において発進ではないと判定されたときは、
P9へ移行して、ここで停車か否か(車速が10Km/
h以下であるか否か)が判定され、停車と判定されたと
きは、PIOにおいて第1、第2クラツチ5.6を切断
した後、次の発進に備えるべくP4へ移行される。
P9へ移行して、ここで停車か否か(車速が10Km/
h以下であるか否か)が判定され、停車と判定されたと
きは、PIOにおいて第1、第2クラツチ5.6を切断
した後、次の発進に備えるべくP4へ移行される。
前記P9で停車ではないと判定されたときは、前進時の
自動変速がなされるときであり、この場合は、先ず、p
Hへ移行してシフトバルブ41がD位置にあるか否かが
判定される。このFilでD位置であると判定されると
、PL2においてMAX変速歯車がfJS4速にセット
された後(シフトアップ、シフトダウンの際に選択し得
る歯車が第4速以下すなわち第1速ないし第4速のうち
全てということ)、PL3で現在第1速であるか否かが
判定される。そして、PL3において第1速ではないと
判定されたときは、PL4であらかじめ定められた所定
の変速制御特性線図(実施例ではエンジン負荷と車速と
の関係により作成されている)に基づき、PL5でシフ
トダウンすべきか否かが判定される。このPL5でシフ
トダウンすべきと判定されたときは、PL6へ移行し、
この後、PL6での選択すべき変速用歯車位置の指令が
行われた後、PL7.18.19の判定がなされる。す
なわち、歯車位置指令の変化がなく (PL7での判定
)、選択すべき歯車がMAX歯車以下であり(PI3で
の判定)、歯車位置指令からto秒経過しているとき(
PI3での判定)は、P2Oへ移行して、後述するシフ
トダウンのための制御がなされる。また、P16以降に
おいて、歯車位置指令の変化があり(?P17での判定
)、MAX歯車以下ではなく(PI8での判定)、to
秒経過していないとき(PI3での判定)は、P2Oを
経過することなくP2ヘループが回される。
自動変速がなされるときであり、この場合は、先ず、p
Hへ移行してシフトバルブ41がD位置にあるか否かが
判定される。このFilでD位置であると判定されると
、PL2においてMAX変速歯車がfJS4速にセット
された後(シフトアップ、シフトダウンの際に選択し得
る歯車が第4速以下すなわち第1速ないし第4速のうち
全てということ)、PL3で現在第1速であるか否かが
判定される。そして、PL3において第1速ではないと
判定されたときは、PL4であらかじめ定められた所定
の変速制御特性線図(実施例ではエンジン負荷と車速と
の関係により作成されている)に基づき、PL5でシフ
トダウンすべきか否かが判定される。このPL5でシフ
トダウンすべきと判定されたときは、PL6へ移行し、
この後、PL6での選択すべき変速用歯車位置の指令が
行われた後、PL7.18.19の判定がなされる。す
なわち、歯車位置指令の変化がなく (PL7での判定
)、選択すべき歯車がMAX歯車以下であり(PI3で
の判定)、歯車位置指令からto秒経過しているとき(
PI3での判定)は、P2Oへ移行して、後述するシフ
トダウンのための制御がなされる。また、P16以降に
おいて、歯車位置指令の変化があり(?P17での判定
)、MAX歯車以下ではなく(PI8での判定)、to
秒経過していないとき(PI3での判定)は、P2Oを
経過することなくP2ヘループが回される。
また、前記P13で現在第1速であると判定されたとき
、あるいはPI3でシフトダウンすべきではないと判定
されたときは、いずれもP21へ移行して現在第4速で
あるか否かが判定され、第4速でない場合は、P22へ
移行して、シフトアップ用の変速制御特性線図に基づい
てシフトアップすべきか否かのチェックが行われ、P2
3においてシフトアップすべきか否か判定される。
、あるいはPI3でシフトダウンすべきではないと判定
されたときは、いずれもP21へ移行して現在第4速で
あるか否かが判定され、第4速でない場合は、P22へ
移行して、シフトアップ用の変速制御特性線図に基づい
てシフトアップすべきか否かのチェックが行われ、P2
3においてシフトアップすべきか否か判定される。
そして、シフトアップすべきと判定されたときは、前記
P16以降の処理がなされるが、この場合にP2Oへ移
行したときは、このP2Oにおいては後述するシフトア
ップのための変速制御がなされる。なお、P21で現在
第4速と判定されたとき、またP23でシフトアップす
べきではないと判定されたときは、そのまま制御が完了
される。
P16以降の処理がなされるが、この場合にP2Oへ移
行したときは、このP2Oにおいては後述するシフトア
ップのための変速制御がなされる。なお、P21で現在
第4速と判定されたとき、またP23でシフトアップす
べきではないと判定されたときは、そのまま制御が完了
される。
前記Filでシフトバルブ41が0位置ではないと判定
されたときは、P24へ移行して、3位置にあるか否か
が判定され、3位置である場合は、P25においてMA
X歯車位置を当該3位置に対応した3速にセットした後
(選択し得る変速段は第1速ないし第3速)、P26に
おいて現在3速以下であるか否かが判定される。そして
、P26で現在3速以下であると判定されたときは、P
I3へ移行して前述したのと同様の処理がなされる。ま
た、P26で現在3速以下ではないと判定されたときは
(実施例では現在第4速の場合となる)、P27へ移行
して、所定の変速段(P26から移行された場合は第3
速)にシフトダウンしたときのエンジン回転数が計算さ
れた後、P2Bにおいてこの計算されたエンジン回転数
が所定の回転数例えば5500rpm以下であるか否か
が判定される。そして、P28において、5500rp
m以下であると判定された場合は、P2Oへ移行して後
述するシフトダウンのための変速制御が行われ、また5
500rpm以下ではないと判定されたときは、エンジ
ンの過回転を防止するためシフトダウンを行うことなく
そのままP2ヘループが回されて制御が完了される。
されたときは、P24へ移行して、3位置にあるか否か
が判定され、3位置である場合は、P25においてMA
X歯車位置を当該3位置に対応した3速にセットした後
(選択し得る変速段は第1速ないし第3速)、P26に
おいて現在3速以下であるか否かが判定される。そして
、P26で現在3速以下であると判定されたときは、P
I3へ移行して前述したのと同様の処理がなされる。ま
た、P26で現在3速以下ではないと判定されたときは
(実施例では現在第4速の場合となる)、P27へ移行
して、所定の変速段(P26から移行された場合は第3
速)にシフトダウンしたときのエンジン回転数が計算さ
れた後、P2Bにおいてこの計算されたエンジン回転数
が所定の回転数例えば5500rpm以下であるか否か
が判定される。そして、P28において、5500rp
m以下であると判定された場合は、P2Oへ移行して後
述するシフトダウンのための変速制御が行われ、また5
500rpm以下ではないと判定されたときは、エンジ
ンの過回転を防止するためシフトダウンを行うことなく
そのままP2ヘループが回されて制御が完了される。
さらに、前記P24においてシフトバルブ41が3位置
ではないと判定されたときは、第4図(b)に示すP3
1へ移行して、2位置にあるか否かが判定され、2位置
であると判定された場合は、P29においてMAX歯車
位置が第2速にセットされた後(選択し得る変速段は第
1速または第2速)、P2Oへ移行して、ここで現在第
2速以下であるか否かが判定される。そして、第2速以
rであると判定されたときは、′tI記P13へ移行し
、また現在f52速より大きい変速段(実施例ではf5
3速または第4速である)である場合は、前記P27へ
移行する(P2Oかうお27へ移行した際には、エンジ
ン回転数を計算する際の変速段は第2速である)。
ではないと判定されたときは、第4図(b)に示すP3
1へ移行して、2位置にあるか否かが判定され、2位置
であると判定された場合は、P29においてMAX歯車
位置が第2速にセットされた後(選択し得る変速段は第
1速または第2速)、P2Oへ移行して、ここで現在第
2速以下であるか否かが判定される。そして、第2速以
rであると判定されたときは、′tI記P13へ移行し
、また現在f52速より大きい変速段(実施例ではf5
3速または第4速である)である場合は、前記P27へ
移行する(P2Oかうお27へ移行した際には、エンジ
ン回転数を計算する際の変速段は第2速である)。
前記P31において、現在2位置ではないと判定された
ときは、P32に移行してN位置にあるか否かが判定さ
れ、N位置ではないときはそのままP2へ戻るが、N位
置であるときは、P33へ移行する。このP33からP
2Oでの処理は、8位置から走行位置へとシフトバルブ
41が切換えられたときに対処するためであり、実施例
では、現在の車速からして、変速した際にエンジン回転
数がオーバランしない範囲で最低速の変速段を指令する
ように設定されている。すなわち設定車速■1〜v3の
うち、車速v1は第1速で走行してオーバランしないよ
うに定められており、同様に車速v2は第2速のときに
対応し、v3は第3速のときに対応している(Vl <
V2 <V3 )。
ときは、P32に移行してN位置にあるか否かが判定さ
れ、N位置ではないときはそのままP2へ戻るが、N位
置であるときは、P33へ移行する。このP33からP
2Oでの処理は、8位置から走行位置へとシフトバルブ
41が切換えられたときに対処するためであり、実施例
では、現在の車速からして、変速した際にエンジン回転
数がオーバランしない範囲で最低速の変速段を指令する
ように設定されている。すなわち設定車速■1〜v3の
うち、車速v1は第1速で走行してオーバランしないよ
うに定められており、同様に車速v2は第2速のときに
対応し、v3は第3速のときに対応している(Vl <
V2 <V3 )。
上述のV1〜V3の設定を前提として、P33で車速が
vlより小さいと判定されたときは、P34において絶
対的に最も低速段としてのfJSl連用歯車のかみ合指
令がなされる。また、P35で車速がv2よりも小さい
(V1以上)と判定されたときは、P36において、第
2速用歯車のかみ合指令された後、さらなる変速に備え
てP37で第3速用歯車のかみ合指令される。さらに、
P38で車速がv3より小さい(V2以上)と判定され
たときと、PO2において第3速用歯車のかみ合指令が
なされる。そして、上記P38で車速がV3より小さく
ないとPI41足されたときは、P2Oで絶対的に最高
速段の第4速用歯車のかみ合指令がなされる。このよう
に車速に応じてあらかじめ山車のかみ合指令がなされる
ため、走行中にこのN位置から走行位置へとシフトバル
ブ41が切換えられても、クラッチ5あるいは6の断続
だけで速やかに変速が完了して大きな駆動力を即座に得
ることが可能となる。
vlより小さいと判定されたときは、P34において絶
対的に最も低速段としてのfJSl連用歯車のかみ合指
令がなされる。また、P35で車速がv2よりも小さい
(V1以上)と判定されたときは、P36において、第
2速用歯車のかみ合指令された後、さらなる変速に備え
てP37で第3速用歯車のかみ合指令される。さらに、
P38で車速がv3より小さい(V2以上)と判定され
たときと、PO2において第3速用歯車のかみ合指令が
なされる。そして、上記P38で車速がV3より小さく
ないとPI41足されたときは、P2Oで絶対的に最高
速段の第4速用歯車のかみ合指令がなされる。このよう
に車速に応じてあらかじめ山車のかみ合指令がなされる
ため、走行中にこのN位置から走行位置へとシフトバル
ブ41が切換えられても、クラッチ5あるいは6の断続
だけで速やかに変速が完了して大きな駆動力を即座に得
ることが可能となる。
シフトアップ制御(fJSS図、第8図)この制御は、
第4図(a)のP2Oの処理に相当するが、シフトアッ
プ時であることからしてP23からPI6へと移行して
きた場合であり、その変速の様子を第7図、第9図に図
式的に示しである。
第4図(a)のP2Oの処理に相当するが、シフトアッ
プ時であることからしてP23からPI6へと移行して
きた場合であり、その変速の様子を第7図、第9図に図
式的に示しである。
このシフトアップ時においては、第1速→第2速、第1
速→第4速、第3速→第4速への変速と、第2速→第3
速への変速とではクラッチの接続の仕方が異なっており
、第1速→第2速への変速である場合(P2Oでの判定
)、第1速→第4速への変速の場合(P51での判定〕
、第3速→第4速への変速の場合(P52での判定〕は
それぞれP54へ移行し、また第2速→第3速への変速
の場合(P53での判定)には、P59へ移行する。
速→第4速、第3速→第4速への変速と、第2速→第3
速への変速とではクラッチの接続の仕方が異なっており
、第1速→第2速への変速である場合(P2Oでの判定
)、第1速→第4速への変速の場合(P51での判定〕
、第3速→第4速への変速の場合(P52での判定〕は
それぞれP54へ移行し、また第2速→第3速への変速
の場合(P53での判定)には、P59へ移行する。
前記P54での制御内容の詳細は第8図に示す通りであ
り亀先ずPI 20において、第2クラツチ6の接続指
令を行う。このときの接続スピードは第1接続スピード
C3Pであり、この第1接続スピードC5Pは、第10
図に示すようなマツプから、エンジン回転数とアクセル
開度とに応じた値として決定される。すなわち、tこの
第10図においてθ1がアクセル開度が最も大きく、以
下02、θ3、θ4の順にアクセル開度が小さくされる
。この第1θ図からも明らかなように、第1接続スピー
ドC5Pは、エンジン回転数とアクセル開度とに応じて
決定されるエンジントルクに応じたもの、すなわちエン
ジントルクが大きいほど第1接続スピードC5Pが大き
くさ、れる。
り亀先ずPI 20において、第2クラツチ6の接続指
令を行う。このときの接続スピードは第1接続スピード
C3Pであり、この第1接続スピードC5Pは、第10
図に示すようなマツプから、エンジン回転数とアクセル
開度とに応じた値として決定される。すなわち、tこの
第10図においてθ1がアクセル開度が最も大きく、以
下02、θ3、θ4の順にアクセル開度が小さくされる
。この第1θ図からも明らかなように、第1接続スピー
ドC5Pは、エンジン回転数とアクセル開度とに応じて
決定されるエンジントルクに応じたもの、すなわちエン
ジントルクが大きいほど第1接続スピードC5Pが大き
くさ、れる。
この後P121において、アクセル開度とエンジン回転
数、すなわちエンジントルクに応じたオーバラップ時1
II(第1、第2の両クラッチ5.6が共に接続された
時間)toを設定する(第11図参照)0次いで、PI
22において、上記オーバラップ時間toが経過したか
否かが判定されて、to経過していない場合は、そのま
まループが回されてto経過するのを待ち、to経過し
た場合は、PI23へ移行して第1クラツチ5を切ると
共に、PI24において第2クラツチ6に対してその接
続時間すなわち第2接続時間11 (第12図参照)を
指令する。この第2接続時間t1は、前記第1接続スピ
ードC5Pと同様にアクセル開度とエンジン回転数に応
じたものとされ、この後P125において、第2接続時
間t1秒が経過したか否かが判定され、t1秒経過して
いない場合はループが回されてt1秒経過するのを待ち
、t1秒経過したときはPI26へ移行する。
数、すなわちエンジントルクに応じたオーバラップ時1
II(第1、第2の両クラッチ5.6が共に接続された
時間)toを設定する(第11図参照)0次いで、PI
22において、上記オーバラップ時間toが経過したか
否かが判定されて、to経過していない場合は、そのま
まループが回されてto経過するのを待ち、to経過し
た場合は、PI23へ移行して第1クラツチ5を切ると
共に、PI24において第2クラツチ6に対してその接
続時間すなわち第2接続時間11 (第12図参照)を
指令する。この第2接続時間t1は、前記第1接続スピ
ードC5Pと同様にアクセル開度とエンジン回転数に応
じたものとされ、この後P125において、第2接続時
間t1秒が経過したか否かが判定され、t1秒経過して
いない場合はループが回されてt1秒経過するのを待ち
、t1秒経過したときはPI26へ移行する。
このPI26では、第2クラツチ6の接続圧力指令すな
わち、半クラツチ圧の指令を行うが、この半クラツチ圧
は、アクセル開度とエンジン回転数、すなわちエンジン
トルクに応じたものとして決定される(第13図参照)
。このPI26での半クラツチ圧制御で、第2クラツチ
6が接続されていくのに伴って、該第2クラツチ6の入
力側(駆動軸ib側)と出力側(第2人刃軸3側)との
回転差が小さくなって、徐々に完全な接続方向へとクラ
ッチ6が接続されていく。そして、PI27において、
車速とギア比との関係により、接続完了時の理論上のエ
ンジン回転数E1に対して、所定分の変動回転数幅±α
を計算したE1±αが設定された後、PI28で現在の
エンジン回転数が上記El±αの範囲内になったことを
確認した後、PI29において第2クラツチ6が急速に
接続される。
わち、半クラツチ圧の指令を行うが、この半クラツチ圧
は、アクセル開度とエンジン回転数、すなわちエンジン
トルクに応じたものとして決定される(第13図参照)
。このPI26での半クラツチ圧制御で、第2クラツチ
6が接続されていくのに伴って、該第2クラツチ6の入
力側(駆動軸ib側)と出力側(第2人刃軸3側)との
回転差が小さくなって、徐々に完全な接続方向へとクラ
ッチ6が接続されていく。そして、PI27において、
車速とギア比との関係により、接続完了時の理論上のエ
ンジン回転数E1に対して、所定分の変動回転数幅±α
を計算したE1±αが設定された後、PI28で現在の
エンジン回転数が上記El±αの範囲内になったことを
確認した後、PI29において第2クラツチ6が急速に
接続される。
このように、接続側となる第2クラツチ6の半クラツチ
圧が、エンジントルクに基づいて制御(フィードバック
制御)されることにより、この変速の際の半クラツチ圧
が変速中におけるエンジン回転数やアクセル開度の変動
等に常に最適に対処して、変速ショックが効果的に緩和
される。また、接続スピードC5Pは、特に変速初期時
に問題となり易いエンジンの吹上がりやその逆のブレー
キング現象を極力抑制するためであり、この両方の現象
をバランス良く最適なものとするために、接続時間t□
、tlをも含めて、これ等を全てエンジントルクに応じ
て設定するようにしである。なお、上記エンジンの吹上
がりやブレーキング現象は、特にto経過後t1までの
間で対処することになるが、クラッチの遊びを考慮(速
やかなりラッチ接続)しつつto経過するまでに、上記
対処のための準備をするようになっている。
圧が、エンジントルクに基づいて制御(フィードバック
制御)されることにより、この変速の際の半クラツチ圧
が変速中におけるエンジン回転数やアクセル開度の変動
等に常に最適に対処して、変速ショックが効果的に緩和
される。また、接続スピードC5Pは、特に変速初期時
に問題となり易いエンジンの吹上がりやその逆のブレー
キング現象を極力抑制するためであり、この両方の現象
をバランス良く最適なものとするために、接続時間t□
、tlをも含めて、これ等を全てエンジントルクに応じ
て設定するようにしである。なお、上記エンジンの吹上
がりやブレーキング現象は、特にto経過後t1までの
間で対処することになるが、クラッチの遊びを考慮(速
やかなりラッチ接続)しつつto経過するまでに、上記
対処のための準備をするようになっている。
上記P129の後は、第5図のP55へ移行して、第3
速から第4速への変速であるか否かが判定される。この
判定で、第3速から第4速への変速でないとぎには、P
56において次のシフトアップに備えるべくt2秒後に
第3速用歯車のかみ合いを行った後、P57において第
1速から第2速への変速であるか否かが判定され、第1
速から第2速への変速である場合はP58においてPI
3での歯車位置指令をクリアする。なお、P55におい
て第3速から第4速への変速であると判定された場合は
P58を経て、またP57において第1速から第2速へ
の変速ではないと判定されたときはP58を経ることな
く、それぞれ制御が完γされる。
速から第4速への変速であるか否かが判定される。この
判定で、第3速から第4速への変速でないとぎには、P
56において次のシフトアップに備えるべくt2秒後に
第3速用歯車のかみ合いを行った後、P57において第
1速から第2速への変速であるか否かが判定され、第1
速から第2速への変速である場合はP58においてPI
3での歯車位置指令をクリアする。なお、P55におい
て第3速から第4速への変速であると判定された場合は
P58を経て、またP57において第1速から第2速へ
の変速ではないと判定されたときはP58を経ることな
く、それぞれ制御が完γされる。
一方、P53において第2速から:JfJ3速への変速
であると判定されたときは、P2Oに移行する。このP
2Oでの制御内容の詳細は、切断側クラッチが第2クラ
ツチ6であり接続側クラッチが第1クラツチ5である点
を除いては第8図の場合と全く同様に行われるので、そ
の重複した説明は省略する。そして、P2Oの後はP2
Oへ移行して、さらなるシフトアップに備えてt3秒経
過後に第4歯車のかみ合い指令がなされた後、P61に
おいてPI3での歯車位置指令がクリアされ、制御が完
了する。なお、P53において第2速から第3速への変
速ではないと判定れたときは、そのまま制御が完了する
。
であると判定されたときは、P2Oに移行する。このP
2Oでの制御内容の詳細は、切断側クラッチが第2クラ
ツチ6であり接続側クラッチが第1クラツチ5である点
を除いては第8図の場合と全く同様に行われるので、そ
の重複した説明は省略する。そして、P2Oの後はP2
Oへ移行して、さらなるシフトアップに備えてt3秒経
過後に第4歯車のかみ合い指令がなされた後、P61に
おいてPI3での歯車位置指令がクリアされ、制御が完
了する。なお、P53において第2速から第3速への変
速ではないと判定れたときは、そのまま制御が完了する
。
シフトダウン制御(第6図)
第6図において、第2速から第1速への変速の場合(P
2Oでの判定)または第4速から第1速への変速の場合
(P81での判定)は、P82へ移行して、第1速歯車
のかみ合い指令がなされた後、P83において14秒経
過したか否かが判定され、14秒経過したときはP84
へ移行して前述した第8図に示したのと実質的に同様な
りラッチ制御がなされる。この後、P85において次の
変速に備えて第2速歯車のかみ合い指令がなされた後、
P86においてPI3での歯車位置指令がクリアされる
ことにより制御が完了する。
2Oでの判定)または第4速から第1速への変速の場合
(P81での判定)は、P82へ移行して、第1速歯車
のかみ合い指令がなされた後、P83において14秒経
過したか否かが判定され、14秒経過したときはP84
へ移行して前述した第8図に示したのと実質的に同様な
りラッチ制御がなされる。この後、P85において次の
変速に備えて第2速歯車のかみ合い指令がなされた後、
P86においてPI3での歯車位置指令がクリアされる
ことにより制御が完了する。
前記P80.81において、第2速から第1速への変速
ではなく、かつ第4速から第1速への変速でもないと判
定されたときは、P87において第3速から第2速への
変速であるか否かが判定され、第3速から第2速への変
速である場合は、P88において第2速歯車のかみ合指
令がなされた後、P89においてこのかみ合い指令後t
8秒経過しているか否かが判定され、七8秒経過してい
ないときはそのままループが回されて七8秒経過するの
を待ち、t8秒経過した後は、P2Oにおいて前述した
第8図(第5図P54に対応)に示す制御がなされる。
ではなく、かつ第4速から第1速への変速でもないと判
定されたときは、P87において第3速から第2速への
変速であるか否かが判定され、第3速から第2速への変
速である場合は、P88において第2速歯車のかみ合指
令がなされた後、P89においてこのかみ合い指令後t
8秒経過しているか否かが判定され、七8秒経過してい
ないときはそのままループが回されて七8秒経過するの
を待ち、t8秒経過した後は、P2Oにおいて前述した
第8図(第5図P54に対応)に示す制御がなされる。
この後は、P91においてPI3での歯車位置指令がク
リアされた後、制御が完了する。
リアされた後、制御が完了する。
前記P87において第3速から第2速への変速でないと
判定されたときは、P92において第4速から第3速へ
の変速であるか否かが判定され、第4速から第3速への
変速であると判定された場合は、前述したP84以降の
処理がなされる。また、P92において第4速から第3
速への変速ではないと判定されると、P93において第
1、第2のクラッチ5,6を共に切断する指令がなされ
た後、P94において第1.第2歯車のかみ合い指令が
なされて、制御が完了する。
判定されたときは、P92において第4速から第3速へ
の変速であるか否かが判定され、第4速から第3速への
変速であると判定された場合は、前述したP84以降の
処理がなされる。また、P92において第4速から第3
速への変速ではないと判定されると、P93において第
1、第2のクラッチ5,6を共に切断する指令がなされ
た後、P94において第1.第2歯車のかみ合い指令が
なされて、制御が完了する。
以北実施例について説明したが、本発明はこれに限らず
例えば次のような場合をも含むものである。
例えば次のような場合をも含むものである。
(す制御ユニット42をコンピュータによって構成する
場合は、デジタル式あるいはアナログ式のいずれであっ
てもよい。
場合は、デジタル式あるいはアナログ式のいずれであっ
てもよい。
(2)変速用アクチュエータ20.23を流体式アクチ
ュエータではなく電磁式アクチュエータとしてもよ〈、
この場合は変速用電磁升32.33の他電磁弁51も不
用にがる。
ュエータではなく電磁式アクチュエータとしてもよ〈、
この場合は変速用電磁升32.33の他電磁弁51も不
用にがる。
(3)ニュートラル位置における変速段のあらかじめの
選択は、アクセル開度を全開(模擬的全開)としたとき
の変速線図(特にシフトダウン用変速線図−P14参照
)に照し合わせて選択するようにしてもよい。
選択は、アクセル開度を全開(模擬的全開)としたとき
の変速線図(特にシフトダウン用変速線図−P14参照
)に照し合わせて選択するようにしてもよい。
(発明の効果)
本発明は以上述べたことから明らかなように、走行中に
おけるニュートラル位置から走行位置へのシフト位:a
の切換えに応答良く反応して変速させつつ、この変速後
に十分な加速を得ることができる。
おけるニュートラル位置から走行位置へのシフト位:a
の切換えに応答良く反応して変速させつつ、この変速後
に十分な加速を得ることができる。
第1図は本発明の全体構成図。
第2図は自動変速機の一例を示す断面図。
第3図(a)は第2図に示す自動変速機の全体系統図。
第3図(b)は第3図(a)の矢印X部分における拡大
詳細図。 第4図(a)、第4図(b)、ff15図、第6図、第
8図は本発明の制御内容の一例を示すフローチャート。 第7図、第9図は、第4図(a)、第4図(b)、第5
図に示す制御内容を図式的に示すグラフ。 第1O図〜第13図は変速時における制御パラメータを
示すグラフ。 A:自動変速機 l:エンジン 2.3:入力軸 5.6:クラッチ lLa、llb:1速用歯車 12a、12b : 2速用歯車 13a、13b:後退用歯車 14a、14b:3速用歯車 15a、15b:4速用歯車 16.21,24:変速用ハブ 19.22.25:シフトフォーク 20.23.26:変速用シリンダ 41:シフトバルブ 43:シフト位置検出センサ 第3図 (b) 第8図 エニジ〉置市ig ニシン〉Il!]忰駅 工:+シ二目粁数 工:+i;>回些団交 手続補正書(方式) 昭和61年 6月25日
詳細図。 第4図(a)、第4図(b)、ff15図、第6図、第
8図は本発明の制御内容の一例を示すフローチャート。 第7図、第9図は、第4図(a)、第4図(b)、第5
図に示す制御内容を図式的に示すグラフ。 第1O図〜第13図は変速時における制御パラメータを
示すグラフ。 A:自動変速機 l:エンジン 2.3:入力軸 5.6:クラッチ lLa、llb:1速用歯車 12a、12b : 2速用歯車 13a、13b:後退用歯車 14a、14b:3速用歯車 15a、15b:4速用歯車 16.21,24:変速用ハブ 19.22.25:シフトフォーク 20.23.26:変速用シリンダ 41:シフトバルブ 43:シフト位置検出センサ 第3図 (b) 第8図 エニジ〉置市ig ニシン〉Il!]忰駅 工:+シ二目粁数 工:+i;>回些団交 手続補正書(方式) 昭和61年 6月25日
Claims (1)
- (1)複数のクラッチにより各クラッチ毎に個々独立し
た複数の動力伝達経路が構成されると共に、各動力伝達
経路中にそれぞれ変速用歯車機構が設けられ、前記変速
用歯車機構に作用して1つの動力伝達経路について該変
速用歯車機構が選択し得る変速段のなかから任意の1つ
の変速段を選択させるための変速段選択手段を備えてな
る複合クラッチ式の自動変速機において、 シフト位置がニュートラルにあることを検出するニュー
トラル検出手段と、 シフト位置がニュートラルにあるとき、前記変速段選択
手段を制御して、エンジン回転数がオーバランしない範
囲で最低速の変速段を選択させる選択制御手段と、 を備えていることを特徴とする自動変速機の制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61047286A JPS62209254A (ja) | 1986-03-06 | 1986-03-06 | 自動変速機の制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61047286A JPS62209254A (ja) | 1986-03-06 | 1986-03-06 | 自動変速機の制御装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62209254A true JPS62209254A (ja) | 1987-09-14 |
Family
ID=12771045
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP61047286A Pending JPS62209254A (ja) | 1986-03-06 | 1986-03-06 | 自動変速機の制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS62209254A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH04140560A (ja) * | 1990-10-02 | 1992-05-14 | Kawasaki Heavy Ind Ltd | 車輌用多段自動変速機 |
US5444623A (en) * | 1991-07-26 | 1995-08-22 | Eaton Corporation | Reengagement control/method for mechanical transmission system with automatic shift implementation |
-
1986
- 1986-03-06 JP JP61047286A patent/JPS62209254A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH04140560A (ja) * | 1990-10-02 | 1992-05-14 | Kawasaki Heavy Ind Ltd | 車輌用多段自動変速機 |
US5444623A (en) * | 1991-07-26 | 1995-08-22 | Eaton Corporation | Reengagement control/method for mechanical transmission system with automatic shift implementation |
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