JPS6220881Y2 - - Google Patents

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JPS6220881Y2
JPS6220881Y2 JP16400179U JP16400179U JPS6220881Y2 JP S6220881 Y2 JPS6220881 Y2 JP S6220881Y2 JP 16400179 U JP16400179 U JP 16400179U JP 16400179 U JP16400179 U JP 16400179U JP S6220881 Y2 JPS6220881 Y2 JP S6220881Y2
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JP
Japan
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record
moving speed
time
pick
constant circuit
Prior art date
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JP16400179U
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JPS5682764U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案はレコード盤の中心方向へ向うピツクア
ツプの移動速度の変化を検出することにより、該
レコード盤の終端を検出するようになしたレコー
ド盤の終端検出装置に関する。
従来よりレコード盤の終端を検出するようにな
した装置として、次のようなものが知られてい
る。
(1) レコード盤の中心からの位置を予め定めてお
き、ピツクアツプが該定められた位置に到達し
た時点でトーンアームをレコード盤上より上昇
させるようにしたもの。
(2) ピツクアツプの移動速度値を予め定めてお
き、該定められた移動速度値を越えて上記ピツ
クアツプが移動した時点でトーンアームをレコ
ード盤上より上昇させるようにしたもの。
(3) ターンテーブルの1回転ごとにピツクアツプ
の移動速度信号の積分・初期化を繰返し、該移
動速度信号の積分値がある特定されたしきい値
を越えた時点でトーンアームをレコード盤上よ
り上昇させるようにしたもの。
上記した従来の装置においては、(1)のものでは
導出溝が比較的外側に位置する(導出溝がレコー
ド盤の中心より離れた位置にある場合)レコード
盤には使用できず、また導出溝が内側に位置する
(導出溝がレコード盤の中心近傍の位置にある場
合)ものでは、たとえ曲の演奏途中であつてもカ
ツトされる不具合が生じた。また(2)のものでは、
レコード盤の偏心等により瞬間的にピツクアツプ
の移動速度が大きくなつた場合には、たとえ導出
溝部分ではなくてもカツトされる不具合がある。
更に(3)のものでは、ターンテーブルの1回転ごと
の回転を検出する機構部分を必要とし、複雑かつ
経済的にコスト高となるものである。
本考案は上記した従来における不具合を解消す
べくなされたものであり、ピツクアツプの移動速
度がある特定されたしきい値を越え、かつこの状
態がある特定された設定時間を保持したことを検
出することによりピツクアツプが導出溝に位置し
たことを検知し、上記ピツクアツプがレコード盤
上の導出溝に位置したことを的確に検出すること
により上記レコード盤の終端を検出するようにな
したレコード盤の終端検出装置を提供することを
目的とする。
以下、図面を参照しながら本考案による一実施
例について説明する。
第1図はレコード盤上における音溝の形態を示
したものであり、aは最終録音溝、bは導出溝そ
してcは最終溝である。上記した最終録音溝a付
近の溝ピツチと導出溝bからの溝ピツチは著しく
異なつており、従つて最終録音溝aから導出溝b
へ移る際のピツクアツプの移動速度は著しく変化
するものである。本考案は、上記したレコード盤
上における中心方向へ向うピツクアツプの最終録
音溝aから導出溝bへ移る際の移動速度の上記し
た著しい変化を検出して、上記レコード盤の終端
を的確に検出するようになしたものである。
而して、第2図は本考案によるレコード盤の終
端検出装置の一実施例を示す電気回路図である。
図において1は入力端子であり、該入力端子1
にはピツクアツプのレコード盤上における中心方
向へ向う移動速度に比例した周波数を有するパル
ス列が供給される。なお、上記した周波数がピツ
クアツプの移動速度に比例したパルス列は、例え
ばホト・インターラプタ等により形成される。上
記の入力端子1からの上記したパルス列は、トラ
ンジスタQ1のベースへ供給されて該トランジス
タQ1でパルス増幅され、コレクタ側より取出さ
れる。上記のトランジスタQ1のコレクタ側には
微分回路2が設けられており、該微分回路2の出
力からは上記したパルス列の前縁と後縁でそれぞ
れ正極性および負極性の微分パルスが得られる。
更にダイオードD1により上記した微分パルスの
うち正極性の微分パルスのみが取出され、この正
極性の微分パルスにより該微分パルスが供給され
る期間のみトランジスタQ2が駆動される。該ト
ランジスタQ2の出力側には抵抗R1とコンデンサ
C1からなる第1の時定数回路3が接続されてお
り、該第1の時定数回路3によつてピツクアツプ
の移動速度のしきい値が設定される。上記した第
1の時定数回路3を経た信号は、基準電圧Vs1
与えられたコンパレータ4に供給される。該コン
パレータ4の出力側には抵抗R2とコンデンサC2
からなる第2の時定数回路5が設けられている。
該第2の時定数回路5は、ピツクアツプの移動速
度が上記した第1の時定数回路3により特定され
たしきい値を越え、かつこの状態が保持される時
間を検出するために、上記した時間の設定を特定
している。なお、ここで特定される時間はターン
テーブルの1回転に要する時間以上に設定されて
いる。上記の第2の時定数回路5は、基準電圧V
s2が与えられたコンパレータ6へ供給される。な
お、7は上記のコンパレータ6の出力端子であ
り、ここからはレコード盤上の導出溝の位置が検
知された時点で終端検出信号が得られる。
而して、ピツクアツプがほぼ等しいピツチで形
成された録音溝を移動しているときは、該ピツク
アツプの移動速度はほぼ一定であり、このとき上
記ピツクアツプの移動速度に比例した周波数を有
するパルス列が入力端子1に供給される。そし
て、上記のパルス列を微分回路2を通して得られ
た正極性の微分パルス部分でトランジスタQ2
ON状態となり、このときコンデンサC1の充電電
荷は上記のトランジスタQ2を介して放電され
る。この後、上記した正極性の微分パルスの周期
をT1とすると、トランジスタQ2は次の上記した
正極性の微分パルスが供給されるまでの間(周期
T1の間)OFF状態となる。上記トランジスタQ2
がOFF状態のときに、コンデンサC1は電源+Vc
より抵抗R1を介して充電され、該充電期間にコ
ンデンサC1の充電電圧が第1の時定数回路3で
特定されたピツクアツプの移動速度のしきい値レ
ベルを越えるとその期間コンパレータ4の出力に
は負電圧が得られる。このとき、コンデンサC2
の充電電荷はダイオードD2→抵抗R3→コンパレ
ータ4を介して放電される。上記した状態のとき
には、コンパレータ6の出力端子7からは信号は
得られない。
次にピツクアツプが最終録音溝から導出溝へ移
動するときは、上記ピツクアツプの移動速度は大
きくなり、入力端子1へ供給されるパルス列の周
波数は高くなる。従つて、微分回路2を通して得
られる正極性の微分パルスの周期T2は上記した
T1に比較してT2<T1となり、コンデンサC1への
充電期間は短かくなり、該コンデンサC1の充電
電圧は第1の時定数回路3で特定されたしきい値
レベルを越えることができず、コンパレータ4の
出力には正電圧が得られる。このとき上記コンパ
レータ4の出力に生じた正電圧により、抵抗R2
を介してコンデンサC2が充電される。上記コン
デンサC2の充電期間が、第2の時定数回路5で
特定された設定時間を越えるとコンパレータ6の
出力端子7には、ピツクアツプがレコード盤上の
導出溝に位置したことを検知した終端検出信号が
得られる。
以上記載した如く本考案によれば、ピツクアツ
プの移動速度がある特定された設定値を越え、か
つこの状態がある特定された設定時間の間保持さ
れたことによつてピツクアツプが導出溝に位置し
たことを検知する構成となしたので、録音溝の曲
間と導出溝とを誤ることがなくピツクアツプが導
出溝に位置したことを的確に検知することのでき
るレコード盤の終端検出装置を提供することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図はレコード盤上における音溝の形態を示
す図、第2図は本考案による装置の一実施例を示
す電気回路図である。 2:微分回路、3:第1の時定数回路、4,
6:コンパレータ、5:第2の時定数回路、
Q1,Q2:トランジスタ、D1,D2:ダイオード、
R1,R2:抵抗、C1,C2:コンデンサ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. レコード盤の中心方向へ向うピツクアツプの移
    動速度に比例した周波数を有するパルス列を微分
    する微分回路と、該微分回路の微分パルスを受け
    て上記ピツクアツプの移動速度のしきい値を特定
    する第1の時定数回路と、上記ピツクアツプの移
    動速度が上記の特定されたしきい値を越えた時間
    を特定する第2の時定数回路とを備え、上記ピツ
    クアツプの移動速度が上記第1の時定数回路によ
    り特定されたしきい値を越え、かつこの状態が上
    記第2の時定数回路により特定された時間を保持
    したことを検知してレコード盤の終端を検出する
    ようになしたことを特徴とするレコード盤の終端
    検出装置。
JP16400179U 1979-11-27 1979-11-27 Expired JPS6220881Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16400179U JPS6220881Y2 (ja) 1979-11-27 1979-11-27

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16400179U JPS6220881Y2 (ja) 1979-11-27 1979-11-27

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5682764U JPS5682764U (ja) 1981-07-03
JPS6220881Y2 true JPS6220881Y2 (ja) 1987-05-27

Family

ID=29674960

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP16400179U Expired JPS6220881Y2 (ja) 1979-11-27 1979-11-27

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JPS5682764U (ja) 1981-07-03

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