JPS62208316A

JPS62208316A - テ−プによる結束方法

Info

Publication number: JPS62208316A
Application number: JP3878286A
Authority: JP
Inventors: 雅敏山田; 益永　正義
Original assignee: Yamada Kikai Kogyo KK
Current assignee: Yamada Kikai Kogyo KK
Priority date: 1986-02-24
Filing date: 1986-02-24
Publication date: 1987-09-12
Also published as: JPH0567486B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（産業上の利用分野］本発明は被結束物（ワーク）をテープによって結束する
方法に関する。

（従来の技術）例えばワイヤなどの紐状物が巻き取られて環状物になっ
たものを直径上の対向する２箇所で結束する場合、アー
ム上下動型のひもによる結束機が用いられたが、ひもに
よる結束ではビーブを用いるため結束後、ひもにゆるみ
が出る。また、テープによる結束では、上下に張られた
テープをくり出しながらワークをテーブル上の結束位置
に移動することによってワークにテープを巻き、且つア
−ムで上下に移動される圧着部とその下の圧着台との間
でテープを挾んで圧着するものであったが、下記の欠点
があった。

（発明が解決しようとする問題点）従来のテープによる結束では、第７図に示すように圧Ｎ
　台（Ｃりがテーブル面の下にあったためワークを巻く
テープと該ワークとの間にすき間（Ｂ）を生じ、また圧
着の直前にワークを充分に締付けまたは押圧することが
できなかつたため適度にかたく結束することができず、
結束後にゆるみを生じるという問題点があった。なお、
第７図の（ｄ）は上下に移動する圧着部である。

本発明の目的はゆるみを生じないように適度なかたさで
結束し得るテープによる結束方法を提供することである
。

（問題点を解決するための手段）本発明による結束方法の特徴はワークが結束位置に達し
た直後に圧着面がテーブル上のワークの高さを越えない
程度にテーブル面の上に位置するように圧着台を上昇し
、且つ上昇された圧着台の側面に対し、テープの引き戻
しまたは押圧部材による押し付けもしくはその両方によ
ってワークを押し付けた状態でテープを圧着することで
ある。

（前記手段の作用）このように圧着する直前にワークを圧着台の側面に対し
押し付けるためワークを成る程度圧縮した状態で結束し
、且つ圧着台とその上の圧着部の衝合による圧着が行な
われる位置がテーブル上のワークの側面に位置するため
ワークとそれを取巻くテープとの間にすき間が生じない
ので、適度にかたく結束することができる。

（実施例）次に図面を参照のもとに本発明の詳細な説明する。巣１
図は本発明の実施に用いられる結束機の一例の要部を示
すものであって、（１）はワークが置かれるテーブルで
あり、テーブル上で上下に張られたテープ（Ｔ）をくり
出しながらワーク（Ａ）を結束位置に移動することによ
ってワークにテープを巻き、且つアームで上下に移動さ
れる圧着部（２）の下に備えられる圧着台（３）をテー
ブル（１）に形成された開口（４）から上昇する。圧着
台（３）の上昇位置は七の頂部たる圧着面がテーブル上
のワークの高さを越えない程度になっている。また、そ
の際圧着部（２）も上昇位置にある圧着台（３）の近く
に下降する。なお、圧着台（３）にはテープを溶着する
ための電気と−タが備えられる。テープとしてはラミネ
ート紙または樹脂テープなど、熱シールによって互に付
着するものが用いられる。

本発明の特徴はこのように圧着台（３）を上昇し、上昇
された圧着台（３）の側面に対しワーク（Ａ）を押し付
けて圧縮し、七の状態でテープ相互の圧着を行なうこと
である。好ましくは、第１図に示すように、テーブルの
開口（４）から突出してワークの背面を押す押圧部材（
５）が備えられ、その押圧部材（５）によって圧着台（
３）の側面に対しワークを押し付け、且つテープ（Ｔ）
を引戻し、圧着部（２）をさらに下降して圧着台（３）
に衝合し、テープを圧着する。ワークが比較的重い物で
ある場合には、このように押圧部材（５）を用いるのが
よい。

しかし、ワークが軽量物であれば、第２図に示すように
、圧着台（３）を上昇した直後、テープの引戻しのみで
ワーク（Ａ）を圧着台（３）の側面に押し付けることが
できる。従って、この場合、押圧部材（５）を省略でき
るので機構を単純化できる利点がある。

圧着台（３）の上下移動および押圧部材（５）の運動を
行なうには各種の機構が考えられるが、第１図および第
２図の例では圧着台（３）は一端で枢止された上下に枢
動する部材（６）に支持され、且つアームに連動する主
軸（７）　′Ｉｃ取付けられたカム（８）およびそれに
係合し且つ支持部材（６）に備えられたカムフォロア（
９）によって、テーブルの開口（４）を通して上下に移
動される。また、押圧部材（５）は主軸（力に取付けら
れたカムα１とそれに係合するカムフォロアαＤを用い
、一端で枢止されたリンク（１７ＪにカムフォロアαＤ
を設け、そのリンクａ３をばね１１３を介して押圧部材
（５）に連結することによって、圧着台（３）の上昇と
所定のタイミングでワークを押圧する。なお、ばねａ３
を介挿することによってワークに無理な力が作用するの
が防止される。このように圧着台（３）および押圧部材
（５）の作動を主軸（力に取付けられたカムで行なえば
、リミットスイッチなどの検出器を用いなくてもタイミ
ングを自動的に取り得る利点があるが、場合によっては
それらの作動をシリンダ装置などで行なってもよいこと
は言うまでもない。

なお、第５図は本発明を実施する結束機の一例の全体を
示すものであって、主軸（７）はモータ（１４１により
、七のギヤαＳとそれにかみ合うギヤ（１６１，中間軸
（ＩＤとそこに取付けられたギヤＯａおよびそれにかみ
合う主軸側のギヤ（１９を介して回転される。結束機は
直角状の機枠■を備えている。主軸（７）の回転は一対
のスブロケツ）Ｇ！１１％翰およびチェーン（ハ）によ
り、第４図に示すように、機枠上部の水平軸（財）に伝
えられ、一対のかさ歯組阻（４）を介しカム罰を回転す
る。

圧着部（２）を上下に移動するアーム（ハ）は機枠ωの
上部に格上され、七のアームに取付けられたカムフォロ
ア四がカム（資）に係合することによりアーム（ハ）が
上下に枢動する。アーム（ハ）にはリンク０１７Ｃより
垂直なロッド０υが関節接続され、そのロッドの下端に
ヘッド０２が備えられ、そこに圧着部（２）とカッター
（図示せず）が取付けられる。割はロッドＣ３１）のガ
イドである。

（ロ）はテープを貯えたリールであって、リール（２）
から巻き出されるテープは第５図に示すように、ヘッド
Ｇ２の近接位置に取付けられたローラｃ３９、（支）に
よって案内され、その先端は圧着台（３）に抑えられる
。それらのローラは格上板片Ｃ３？）Ｋ支持され、その
板片ｒ３ηをエアシリンダ■などによって、想像線で示
すようにヘッド０２から離れるように枢動することによ
ってテープが引き戻される。０傷ばばね（図示せず）の
弾力によりテープを挾んで一方のローラ（ハ）に当接す
るテープ抑えであり、テープとの接触部はゴムなどの摩
擦面になっている。そして、ローラ（至）が偏心して取
付けられることにより、板片Ｃ３７１の枢動によりロー
ラＣ３５１に対するテープ抑えＯｌの接触が強まり、従
って板片Ｃ３７）が枢動した際にリール（ロ）からテー
プが巻き出されるのを防いでいる。なお、（４Ｉは板片
Ｇηの格上点である。

本発明の好ましい結束工程では、第６図に示すように、
先ず（イ）テープをくり出しながらワーク（Ａ）がテー
ブル（１）上の結束位置に供給される。

（ロ）次いで主軸＜７１　、ｎ回転により所定のタイミ
ングでカム（８）とカムフォロア（９）の保合により圧
着台（３）をテーブルの開口（４）を通して上昇し且つ
アーム（至）と共に圧着部（２）を下降し、圧着台（３
）上の近接位置に止める（第６図（ロ））。

（ハ）そしてカムＣ１（ｌとカムフォロア（１１１′ｌ
ｃより押圧部材（５）でワークを圧着台（３）の側面に
押し付け、同時にリミットスイッチなどによりエアシリ
ンダ（至）を作動して板片罰を枢動しテープを引き締め
る（第６図（ハ））。

に）次いで圧着部（２）をさらに下降して圧着台（３）
に衝合し、テープを圧着する（第６図に））。従って、
テープの圧着はワークの側部でなされる。

圧着と同時または直後にカッターによりテープを切断し
、新たなテープ端を圧着台（３）に挾んで圧着部（２）
は上昇し、圧着台（３）は元の位置に下降する。

なお、前記のように、ワークが軽量物であれば押圧部材
による押し付けは省略してもよい。また、結束されるワ
ークの形状も任意であってよいことは言うまでもない。

（発明の効果）上記のように、本発明によれば、結束の直前に上昇位置
にある圧着台の側面に対しワークを押し付け、且つワー
クの側部でテープの圧着が行なわれるのでワークとテー
プの間にすき間が生じないため、テープによりかたく結
束できる。従って、結束後にテープにゆるみを生じるこ
とがない。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の結束方法の実施に用いられる結束機の
要部の斜視図、第２図は他の実施例に用いられる要部の
斜視図、第５図はその結束機全体の斜視図、第４囚はそ
の展開図、第５図はリールからくり出されるテープの案
内部分の側面図、第６図は本発明の好適な実施例の各段
階を示す図、セして第７図は従来例を示す側面図である
。図中、１・・・テーブル、２・・・圧着部、５・・・圧
着台、第３図第４図（ロ）第７図

Claims

【特許請求の範囲】

（１）、上下に張られたテープをくり出しながらワーク
をテーブル上の結束位置に移動することによってワーク
にテープを巻き、且つアームで上下に移動される圧着部
とその下の圧着台との間でテープを挾んで圧着するテー
プによる結束方法において、ワークが結束位置に達した
直後に圧着面がテーブル上のワークの高さを越えない程
度にテーブル面の上に位置するように前記圧着台を上昇
し、次いで前記圧着台の側面に対しワークを押し付けて
テープを圧着することを特徴とするテープによる結束方
法。
（２）、特許請求の範囲第１項に記載の結束方法におい
て、前記圧着台の側面に対するワークの押し付けはテー
プを引き戻すことによって行なわれるテープによる結束
方法。
（３）、特許請求の範囲第１項に記載の結束方法におい
て、前記圧着台の側面に対するワークの押し付けはテー
ブルの開口部から突出する押圧部材によってなされるテ
ープによる結束方法。
（４）、特許請求の範囲第１項に記載の結束方法におい
て、前記圧着台の側面に対するワークの押し付けはテー
プの引き戻しおよび押圧部材の両方でなされるテープに
よる結束方法。