JPS62207001A - マイクロ波用アツテネ−タ回路 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 主呈上生机且立夏 本発明は、ストリップ線路からなる伝送ライン中に直列
に第１の抵抗体を挿入すると共に、伝送ラインとアース
電極との間に第２の抵抗体を接続して構成されたマイク
ロ波用アッテネータ回路に関する。

従来■孜血 従来のマイクロ波用アッテネータ回路としては例えば第
２図に示すようにＴ型回路を構成するものがある。図中
、１は基板、２，４．６は所定の特性インピーダンス（
Ｚｏ）をもったストリップ線路からなる伝送ライン、３
．５は前記伝送ラインに直列に挿入された第１の抵抗体
、７は前記伝送ライン４とアース電極８との間に接続さ
れた第２の抵抗体である。第１、第２の抵抗体は例えば
印刷により形成される。

この構成のアッテネータ回路において、第１の抵抗体３
．５及び第２の抵抗体７に所定の抵抗値をもたせると、
理論上は入出力間で所定の減衰特性が得られる。

が”ン　しようとする間　占 ところで、上記構成では、第２の抵抗体７が伝送ライン
から側方に突出していること及びその突出形状からマイ
クロ波帯においてスタブとして機能するため、使用周波
数によって決まるリアクタンス分を発生する。このため
、実際上はアッテネータ回路のインピーダンスが理論上
の値から狂い、マイクロ波信号の反射等を生じるように
なり、所定の減衰特性が得られなくなるという問題があ
る。

本発明は、このような問題点に鑑み、抵抗体がスタブを
構成することによって発生するりアクタンス分を簡単な
構成の付加によって打消し、理論通りの減衰特性を有す
るアッテネータ回路を得ることを目的としている。

４　かを　決するための 上記の目的は第２の抵抗体がマイクロ波帯で等価的に構
成するスタブによるリアクタンス分と絶対値が略々等し
く符号が反対のリアクタンスを発生ずるスタブを、前記
第２の抵抗体がつながれる伝送ライン部分に形成するこ
とによって達成される。

詐ニー−ｌ 第２の抵抗体が等価的に構成するスタブによるリアクタ
ンス分は、伝送ラインに形成したスタブによって打消さ
れるので、アッテネータ回路は、第１と第２の抵抗体と
の純抵抗回路となり、理論値通りの減衰特性が得られる
。

天−五一皿 第１図は本発明の一実施例としてのマイクロ波用アッテ
ネータ回路を示す。図中、第２図のアッテネータ回路と
同じ構成要素は同じ番号を付している。即ち、１は基板
、２，４．６は伝送ライン、３．５は第１の抵抗体、７
は第２の抵抗体、８はアース電極である。第１、第２の
抵抗体３，５７はスクリーン印刷等の厚薄形成手法によ
り形成する他、チップ型抵抗を用いて構成することもで
きる。

９は第２の抵抗体７のつながれた伝送ライン４に形成さ
れたスタブの一例としての開放端スタブである。このス
タブ９は伝送ライン４を第２の抵抗体７の存在する方向
と逆の方向に適当長さ延長して形成しである。このスタ
ブ９が使用周波数帯で発生するリアクタンス分は、第２
の抵抗体７がスタブを構成することによりリアクタンス
と絶対値が略々等しく符号が逆であるように設定されて
いる。つまり、第２の抵抗体７が使用周波数帯において
等価的に容量性のりアクタンスを形成するなら、スタブ
９は大きさが略々等しい誘導性のリアクタンスを形成す
るよう、逆に第２の抵抗体７が誘導性のリアクタンスを
形成するなら、スタブは容量性のりアクタンスを形成す
るよう諸寸法が設定される。第２の抵抗体７が使用周波
数帯でいくらかのリアクタンスをもつかは、アッテネー
タ回路の諸元を測定することにより検出可能であるし、
スタブ９が前記リアクタンスを打消すために必要な諸寸
法も、マイクロ波設計技術に基づき概ね求まるし、スタ
ブ形成後にトリミング等することにより最適寸法に設定
できる。

尚、上記実施例はＴ型のアッテネータ回路に本発明を通
用した例を示しているが、本発明は第１の抵抗体が１個
で第２の抵抗体が２個からなるπ型のアッテネータ回路
やその他現在使用されている各種のアッテネータ回路に
適用できることは勿論である。

３ｊＩＢＬ艮 以上説明したように本発明は、第２の抵抗体がスタブと
して機能することにより発生するりアクタンス分を、そ
の抵抗体がつながれた伝送ライン部分に形成したスタブ
によって打消しているので、理論値通りのインピーダン
スを得ることができるし、マイクロ波信号の反射等が起
こり難く、入出力間において所定の減衰特性をもったア
ッテネータ回路を提供できる。

加えて、構成上は単にスタブを所定位置に付加するだけ
で済むので構成を複雑化することなく、安価に実施でき
るし、また既存のアッテネータ回路を本発明の構成に容
易に改変できるといった効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例としてのマイクロ波用アッテ
ネータ回路を示す図、第２図は従来のマイクロ波用アッ
テネータ回路を示す図である。 ２．４．６・・・伝送ライン ３．５・・・第１の抵抗体 ７・・・第２の抵抗体、８・・・アース電極９・・・ス
タブ 特許出願人　　株式会社村田製作所 第１図 第２図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 　ストリップ線路からなる伝送ライン中に直列に第１の
   抵抗体を挿入すると共に、伝送ラインとアース電極との
   間に第２の抵抗体を接続して構成されたマイクロ波用ア
   ッテネータ回路において、前記第２の抵抗体がマイクロ
   波帯で等価的に構成するスタブによるリアクタンス分と
   絶対値が略々等しく符号が反対のリアクタンスを発生す
   るスタブを、前記第２の抵抗体がつながれる伝送ライン
   部分に形成したことを特徴とするマイクロ波用アッテネ
   ータ回路。