JPS62205100A - ステロイド誘導体及びその製法 - Google Patents

ステロイド誘導体及びその製法

Info

Publication number
JPS62205100A
JPS62205100A JP4426286A JP4426286A JPS62205100A JP S62205100 A JPS62205100 A JP S62205100A JP 4426286 A JP4426286 A JP 4426286A JP 4426286 A JP4426286 A JP 4426286A JP S62205100 A JPS62205100 A JP S62205100A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
formula
formulas
tables
compound
lower alkyl
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP4426286A
Other languages
English (en)
Inventor
Takeshi Nakai
武 中井
Koichi Mikami
幸一 三上
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Kayaku Co Ltd
Original Assignee
Nippon Kayaku Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Kayaku Co Ltd filed Critical Nippon Kayaku Co Ltd
Priority to JP4426286A priority Critical patent/JPS62205100A/ja
Publication of JPS62205100A publication Critical patent/JPS62205100A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Steroid Compounds (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はサメの忌避物質であるパボニニン(Pavon
inin )などの原料として有用なステロイド化合物
及びその製法に関する。
〔従来の技術〕
サメの忌避物質であるパボニニンハTetrahed−
rOn+エユ、1027(1985)においてK −T
achi bana。
M、 5akaitani 、 K−Nakanish
i等により単離されその構造が であると決定された。
〔発明が解決しようとする問題点〕
パボニニンは、前記のよ5に極く最近になって構造が決
定されたこともあり、その合成方法がまだ知られていな
い。したがってパボニニンを効率よく合成する方法ある
いは、その合成のための有用な中間体が望まれている。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明はパボニニンを合成するために有用な中間体とな
る下記式(9)のステロイド化合物の新規な製法を提供
しようとするものである。
示し、R2低級アルキル基、低級アルコキシアルキル基
、子トラヒドロピラニル基又は Si  nsを示し、R4,Rs+ R6はそれぞれ独
立に低級アルキル基又はフェニル基を示し、 R3は低
級アルキル基を示す。) 式(9)の化合物は以下のようにして製造することがで
きる。
式 合物のアセチレン結合を部分還元することによ合物を製
造する。
上記の部分還元は、好ましくは以下のように行う。すな
わちパラジウム系触媒(例えばPd/BaCO3−キノ
リ7 Pd/CaC0a、 Pd/CaC03Pb(O
AC)2(リンドラ−触媒))を式(1)の化合物1重
量部に対し0.05〜0.3部用い、0〜室温でメタノ
ールなどのアルコール溶媒中又はテトラヒドロフラン、
ジオキサンなどのエーテル溶媒中理論量の水素を用いて
1気圧周辺で水添することができる。次に式(2)の化
合物式(2)の化合物1モルに対し式 %式%(31 (式中R3は低級アルキル基を、YIはハロゲン原子を
示す)の化合物を好ましくは1〜1.2モル用いて、好
ましくは一5〜30℃で有機塩基の存在下不活性溶媒中
反応(エステル化)させることにより式  。
の化合物を製造することができる。
次に式(4)の化合物に[3,3] C1aisen転
位反応を行わせ式 の化合物を得ることができる。
上記の(3,3) C1aisen転位反応は好ましく
は以下のようにして行う。すなわち式(4)の化合物1
モルに対し、リチウムジアルキルアミドなどの強塩基(
例えばリチウムジイソプロピルアミド、リチウムモロ−
プロピルアミド、リチウ譬−ter−ブチルアミドなど
〕を好ましくは1〜2.5モル用いて、不活性溶媒中−
95〜0℃で反応させ、仄いでこの反応溶液に式 %式%(51 (式中Y2は〕・イゲン原子を示し、Ra、 Rs、 
Rsはそれぞれ独立に低級アルキル基又はフェニル基を
示す。)で示される化合物を加え好ましくは一90〜0
℃で反応させる。次に温度を好ましくはO〜6.0℃に
上げC1aisen転位反応を行わせ式 く式中榎3.ル+ R41R51Reば前記と同じ意味
を有する)の化合物を製造することができる。
次に不活性溶媒中、好ましくは一5〜室温で式(7)の
化合物1モルに対し、1〜3モルのリチウムアルミニラ
ムノ・イドライド、NaAlH4(OCR2CH2QC
)h)2Li BH4BH3などの還元剤を用いて式(
6)造し、次いで好ましくはメタノール、エタノール、
プロピルアルコールなどのアルコール溶媒中好ましくは
0〜30℃で式(7)の化合物1重量部に対し、Pt0
2Pd  CPd黒ラネーNiなどの触媒0.1〜0.
5重量部の存在下水添を行い、この式(7)の化合物の
5員環(D環)と側鎖の二重結合を還元し式 の化合物を得ることができる。
本発明で用いることができる不活性溶媒としては例えば
、テトラヒドロフラン、ジオキサン、などのエーテル類
、塩化メチレン、四塩化炭素、ヘプタン、ペンタン、ヘ
キサンなどの脂肪族炭化水素類、ベンゼン、トルエン、
キシレン、モノクロルベンゼンなどの芳香族炭化水素類
、アセトン、メチルエチルケトンなどのケトン類、ヘキ
サメチルリン酸トリアミド又はN、N−ジメチルアセタ
ミドなどのアミド類があげられる。
また式(3)で示される化合物としては例えば、CI(
3CH2COCI 、 CH3C)(2COBr、 C
H3”HCCHz COC1,C)bH3− CH2CI(2Co C1、Cトl3CI(2CH2C
0Brなどがあげられる。
さらに式(7)で示される化合物としては例えば、CI
 Si (CH3)3. Br Si (CI(3)3
. CI Si (Ph) (CH3,)2又はBrS
i (Ph) (C4H9)2. CI SiMez 
(t Bu)などがあげられる。
〔発明の効果〕
本発明の方法で得られる式(8)のステロイド化合物を
中間体として用いることによりサメの忌避物質として有
用なパボニニン誘導体が収率よく得られるようKなりた
〔実施例〕
以下実施例により本発明を説明する。
実施例1.水 添 下記式(9)のアセチレン化合物(0,33gt 0.
90mmol)のメタノール溶液に、リンドラ−触媒0
.03gを加え、室温、1気圧水素存在下で攪拌し1こ
。水素を理論量吸収(20,0ml ) シだところで
攪拌をやめ、シリカゲルでろ過した。
溶液を濃縮し、シリカゲルクロマトグラフィーで精製し
、下記式で表わされる式(11)オレフィン化合物0.
33g(収率100%) (TLCRf=0.58. 
Hexane : EtOAc=2 : 1 )’を得
た。
文献既知 に、 Mi Kami 、 K−Kawamoto、 
T−NaKai 、 TetrahedronLett
−,1985,26,5799゜IR,810,102
0,1090,1260,1380゜1460.307
0.3330.3420cm−’’NMR(90MHz
 、 CDCl3 )δ0.90(3H,s)、1.0
7(3H,s)、118(3H,d、 J=6.9Hz
)、  2.42(IH,d、 J=2.4Hz)、 
2.79 (IH,t、 J=3Hz)、 3.37(
3H,s )、 4.44 (I H,dd、 2.4
Hz、 6.0Hz)。
5.71 (I H,brt、 5.67〜5.78 
)(TLCRf = 0.54Hexane: EtO
Ac=2 : 1 )IR,810,920,965,
1020,1100゜1370.1450.2900.
3450cm″″1’HNMR(90MH2,CDCl
5)0.88(3H,s)、1.05(3H,d、J=
6.9Hz、)。
1.08 (3H,s )、  2.70 (IH,b
r、t )、  3.32(3H,s)、3.98〜4
.33(m、IH)、5.04(IH,d、J=10.
5I−1z)、5.18 (IH,d。
J=16.2Hz)、  5.(1(IH,brt)、
  5.85(IH,ddd、 J=6.6Hz、 1
0.5Hz、 16.2Hz)実施例2.エステル化 前記式(10)のオレフィン(0,38g、 1.03
mmol)のジクロロメタン溶液にピリジン(0,17
m1. 2.06 mmolンを加え、0℃でプロピオ
ニルクロライド(0,13m1. 1.54mmol)
のジクロロメタン溶液を滴下した。30分攪拌したのち
反応混合物?水にあけた。有機層を0.5N塩酸で3回
、飽和炭酸水素ナトリウム水溶液で2回ぶつた。さらに
飽和NaC1水溶液で洗浄した後、無水Mg S 04
上で乾燥した。#縮ののち、粗生成物をシリカゲルクロ
マトグラフィーで精製し下記式で表わされる下記式(1
1)のエステル0.41g(収率93%) (TLCR
f = 0.66 Hexane : EtOAc=2
 : I )を得た。
oJ”− Me IR,810,1020,1100,1190,138
0゜1460.1720.2950cm−’’HNMR
(90MHz 、 CDCl3 )0.83(3H,s
)、1.08(3H,s)、1.16(3H,d、J−
6,9Hz )、2.28 (IH,q。
J=8.7Hz )、  2.68 (LH,brt)
、  3.25 (3H。
s )、  5.00 (IH,d、  J=9.6H
z)、  5.04(IH,d、  J=17.1Hz
)、  5.29 (IH,brdd。
J= 6.3Hz) 、  5.69 (I H,dd
d、 6.3 Hz、 9.6Hz、17.1Hz) ジイソプロピルアミン(0,06m1.、0.41mm
ol)のTHF溶液(4,5m1)に0℃で、1.57
N−n−Bu Liのヘキサン溶液(0,21ml 、
 0.32 mmol )を篩下し30分攪拌した。−
78℃に冷やし、HMPA 1.6 mlを滴下し、つ
づいて前記式(11)の%式%(10 ml )溶液をゆっくり滴下した。30分攪拌した後、
tBuMezsicl (0,06g 、 0.41 
mmol)を23%HMPA−THF溶液にとかし、ゆ
っくり滴下した。−78℃で2分攪拌したのち、室温で
3時間攪拌した。反応混合物を酢酸エチルでうすめ飽和
Na HCO3水溶液を加えた。水層を酢エチで2回抽
出し、有機層を飽和NaC1水溶液で洗浄した後、無水
MgS Oa上で乾燥した。粗生成物をシリカゲルクロ
マトグラフィーで精製し、下記式で表わされる下記式(
12)のシリルエステル0.05g(収率57%) (
TLCRf = 0.64 、 Hexane :Et
OAc= 1 : 1 )を得た。
Me IR,800,830,1260,1460,1720
゜2900 cm、’ ’HNMR(90MH2,CDCl3 )0.83(3
H,s)、1.08(3H,s)、2.73(IH,b
rt)、 3.31 (3H,s )、 5.35 (
3H,brt) 実施例4. エステルの還元 前記式(12)のエステル(0,37g、 0.68m
mol)のエーテル溶液に0℃で、LiAl)L(0,
04g 。
1、02 mmol )を加え、30分攪拌した。飽和
Na2S 04水溶液を滴下し、過剰のLiAlH4を
つぶした後ろ過し、濃縮した。粗生成物をシリカゲルク
ロマトで精製し、下記式で表わされる下記式(13)の
アルコール(5)を得た。(0,28g、収率100 
% )  (TLCRf = 0.5 0 、uexh
he:EtOAc= 2:1) IR,810,830,970,1050,1100゜
1250、1370.1455.2900゜3400 
cm−’ ’HNMR(90MHz 、 CDC11)0.89(
3H,s)、1.06(3H,s)、2.76(IH,
brt )、 3.33 (3H,s )、 3.38
 and3.47 (AB、J”2.7Hz )、 5
.35 (3H,brt )実施例5.水 添

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)式 ▲数式、化学式、表等があります▼(8) (式中▲数式、化学式、表等があります▼は▲数式、化
    学式、表等があります▼又は▲数式、化学式、表等があ
    ります▼を 示し、R_1は低級アルキル基を示し、R_2は低級ア
    ルキル基、低級アルコキシアルキル基、テトラヒドロピ
    ラニル基又は▲数式、化学式、表等があります▼を示し
    、 R_4、R_5、R_6はそれぞれ独立に低級アルキル
    基又はフェニル基を示し、R_3は低級アルキル基を示
    す。)で示されるステロイド化合物。
  2. (2)式▲数式、化学式、表等があります▼(1) (式中▲数式、化学式、表等があります▼は▲数式、化
    学式、表等があります▼又は▲数式、化学式、表等があ
    ります▼ を示し、R_1は低級アルキル基を示し、R_2は低級
    アルキル基、低級アルコキシアルキル基、テトラヒドロ
    ピラニル基又は▲数式、化学式、表等があります▼を示
    し R_4、R_5、R_6はそれぞれ独立に低級アルキル
    基又はフェニル基を示す。)で示される化合物を水添し
    、式▲数式、化学式、表等があります▼(2) (式中▲数式、化学式、表等があります▼は前記と同じ
    意味を有する。)で示される化合物を製造し、この化合
    物と式R_3−CH_2COY_1(3) (式中R_3は低級アルキル基を示し、Y_1はハロゲ
    ン原子を示す)で示される化合物と反応させ式 ▲数式、化学式、表等があります▼(4) (式中▲数式、化学式、表等があります▼は前記と同じ
    意味を有する。)で示される化合物を得、次いでこの化
    合物を強塩基と反応させ、次いで式 ▲数式、化学式、表等があります▼(5) (式中Y_2はハロゲン原子を示し、R_4、R_5、
    R_6は前記と同じものを意味する)で示される化合物
    と反応させたのちClaisen転位を行わせ式▲数式
    、化学式、表等があります▼(6) (式中▲数式、化学式、表等があります▼、R_4、R
    _5、R_6は前記と同じ意味をする)で示される化合
    物を得、次いでこの化合物の▲数式、化学式、表等があ
    ります▼基を還元し、式 ▲数式、化学式、表等があります▼(7) (式中R_3、▲数式、化学式、表等があります▼は前
    記と同じ意味を有する)で示される化合物を得、さらに
    この化合物を水添することを特徴とする式 ▲数式、化学式、表等があります▼(8) (式中R_3、▲数式、化学式、表等があります▼は前
    記と同じ意味を有する)で示される化合物の製法。
JP4426286A 1986-03-03 1986-03-03 ステロイド誘導体及びその製法 Pending JPS62205100A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4426286A JPS62205100A (ja) 1986-03-03 1986-03-03 ステロイド誘導体及びその製法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4426286A JPS62205100A (ja) 1986-03-03 1986-03-03 ステロイド誘導体及びその製法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS62205100A true JPS62205100A (ja) 1987-09-09

Family

ID=12686597

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4426286A Pending JPS62205100A (ja) 1986-03-03 1986-03-03 ステロイド誘導体及びその製法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS62205100A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS62205100A (ja) ステロイド誘導体及びその製法
US4434296A (en) Process for preparing intermediates for antiatherosclerotic compounds
Krafft et al. Deoxygenation of tertiary alcohols using Raney nickel
US5424462A (en) Method for producing (+)-estrone derivatives
US4235779A (en) Bicyclic lactones
JPS63159395A (ja) ステロイド化合物の製造法
JP4267107B2 (ja) ピリジン誘導体およびその製造方法
JPH01168664A (ja) シクロヘキセノン誘導体およびその製造法
JPS6144856A (ja) フエニルアセトアルデヒド誘導体
JPS60109539A (ja) ベンジルアルコ−ル誘導体
JP2652248B2 (ja) アルコキシニトリル化合物の製法
JP3468211B2 (ja) (+)−エストロン誘導体
JP4937442B2 (ja) 5−フルオロオキシインドールの製造法
JPH02200683A (ja) テトラブロモシクロペンタ[b]ベンゾフラン誘導体およびその製造法
JPH043371B2 (ja)
JPH0640954A (ja) プロペン誘導体の製造方法
JPH02311473A (ja) 縮環性ラクトン及びその製造法
JPH05255297A (ja) 新規なΔ▲α,β▼−ブテノリド誘導体およびその製造方法
JPH04182460A (ja) アニリド誘導体およびその製造法
JPS643187B2 (ja)
JPH0334954A (ja) アルコキシカルボニル化合物の製法
JPS6379867A (ja) 3,6,7−三置換ビシクロ〔3.3.0〕−2−オクテン類の製造法
JPH04305548A (ja) ハロゲノアリルアルコール誘導体
JPS6366185A (ja) テイリバリンの製造方法
JPS6036416B2 (ja) 2−(シス−2−ペンテニル)シクロペンタノン誘導体の製造方法