JPS6220435B2 - - Google Patents

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Publication number
JPS6220435B2
JPS6220435B2 JP57195657A JP19565782A JPS6220435B2 JP S6220435 B2 JPS6220435 B2 JP S6220435B2 JP 57195657 A JP57195657 A JP 57195657A JP 19565782 A JP19565782 A JP 19565782A JP S6220435 B2 JPS6220435 B2 JP S6220435B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
spherical head
press
opening
pipe joint
pipe
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP57195657A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5986786A (ja
Inventor
Taketomi Sei
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
KANAE KOGYO KK
Original Assignee
KANAE KOGYO KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by KANAE KOGYO KK filed Critical KANAE KOGYO KK
Priority to JP57195657A priority Critical patent/JPS5986786A/ja
Publication of JPS5986786A publication Critical patent/JPS5986786A/ja
Publication of JPS6220435B2 publication Critical patent/JPS6220435B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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Landscapes

  • Branch Pipes, Bends, And The Like (AREA)
  • Joints Allowing Movement (AREA)
  • Forging (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は油圧系路などを構成するためのパイプ
の端部に組み付けられているパイプジヨイントに
関するものであつて、特に平板状の出発材料を塑
性変形させることによつて構成するようにしたパ
イプジヨイントの製造法に係るものである。
第1図に本発明の製造対象たるパイプジヨイン
トを示すものであるが、従来のパイプジヨイント
をJIS規格等の要請により外形上はほぼ類似した
形状をとる。従来このようなパイプジヨイントを
形成するにあたつては、金属丸棒より切削加工を
して形成したりあるいは丸棒を鍛造して外形を成
形し、しかる後作動油の通過系路をつくるための
空間部等を切削加工によつて製作していたもので
ある。しかしながらこのような手法による時には
加工手法に起因してその製造作業が極めて面倒で
あり、いきおい生産能率を上げるには限界があつ
た。加えて切削加工による場合には材料のいわゆ
る歩留まりが悪く、この点でも改善の余地があつ
たものである。
本発明はこのような従来手法を根本的に改善す
るためになされたものであつて、プレス手法をも
とに円盤状の出発材料からパイプジヨイントを形
成するようにしたものである。即ち本発明たるパ
イプジヨイントの製造法は、円盤状の金属材料を
絞りプレスによつて球状頭部を有する砲弾状に塑
性変形させ、次いで開放端部側の材料をしごき加
工により引き伸ばし、しかる後開放端部側が前記
球状頭部の最大直径部付近から端部側がすぼまる
ように絞り加工し、次いで材料の長手方向のほぼ
中間部をくびれさせるようにプレス成型して球状
頭部と一体の円筒状のパイプ接続部を成型し、次
いで球状頭部の対向する二面を扁平にプレス成型
して締付面を形成すると共に、締付面に対して締
付ネジを受け入れる開口部を形成させるようにし
たものである。
以下本発明を図示の実施例に基づいて具体的に
説明する。第1図は本発明たる製造法により成型
されたパイプジヨイントの一部破断斜視図であつ
て、鼓状頭部1とこれと一体の短円筒状のパイプ
接続部2とを有し、前記鼓状のパイプ接続部はそ
の平面上の締付面3のほぼ中央に分解状態にて示
した締付ネジ10を受け入れる開口部4を穿設す
るものである。一方、パイプ接続部2は球状頭部
1との境界付近内面において段部5を形成すると
ともに開放端側に面取部6を設ける。しかしてこ
のパイプジヨイントを適用する一例としては銅パ
イプを前記パイプ接続部の内側に差し込み、面取
部6付近においてロウ付けし一つの油圧系路を構
成するジヨイント付きの油圧パイプPを完成させ
るものである。そして適宜ここを通過する作動油
は例えば油圧パイプPから鼓状頭部1内に入り、
そこから締付ネジ10の側胴部の孔11から軸芯
部の孔12に入り、そこから締め付けるべき相手
方の部材15に形成された孔16に流れるもので
ある。
次にこのようなパイプジヨイントの製造する手
法を順次、第2図から第8図に示すものであつ
て、図中イは材料の断面図、ロはその平面図、ハ
は加工する際の金型等の状態を示す断面図または
斜視図を示すものである。
(i) ブランクの供給工程(第2図) この工程は第2図に示す通りであつて、平板
状の金属円盤を出発材料Wとして用いるもので
ある。もとよりこのものは、それ自体一枚の金
属素材から出発材料Wを打ち抜いてもよいし、
別工程で円盤状にまで打ち抜かれた出発材料を
供給してももとより差し支えない。
(ii) 頭部絞り工程(第3図) この絞り工程はまず前記円盤状の出発材料W
を球状頭部1′を有する砲弾形状に塑性加工す
るものである。この工程はいわゆる絞りプレス
の手法を用いるものであり、符号20A及び2
0Bで示す上型と下型とにより塑性変形させる
ものである。
(iii) 開放部しごき工程(第4図) この工程は開放部(この部分が最終製品とし
てはパイプ接続部2を形成するため開放部側の
部分を符号2′で示す。)の一部をしごき肉厚を
薄く形成するとともに砲弾状をなす中間素材
W1の高さを更に引き伸ばすようにするもので
ある。即ちプレスの上型21Aにほぼ砲弾状の
くぼみを設け、一方下型21Bはほぼ砲弾状に
するとともにその下方を幾分か径を増大させ、
この部分により開放部2′をしごき加工するも
のである。
(iv) 開放部絞り工程(第5図) この工程により中間素材W1における球状頭
部1′のほぼ最大直径部付近から開放部側に向
かつてテーパ状に断面を形成するものである。
この加工はテーパ状の開口を形成した下型22
Bに対し半球状の凹凸を有する上型22Aをあ
てがうようにして絞り加工するのである。
(v) パイプ接続部成型工程(第6図) 前工程によりテーパ状に先すぼまり状に形成
された中間素材W1の開放部側の部分を円筒状
に加工するのがこの工程であり、球状頭部1′
が、くびれ部を境としてほぼ球状に成型される
ものである。即ち円孔状の開口とそれの上方に
連なるほぼ半球上の開口を有する下型23B
と、ほ半径状の凹孔を有する上型23Aとによ
り材料をプレス成型し素材のほぼ中間ほどの高
さをくびれさせるように構成させるのである。
更に芯型23Cを素材の内部にあてがうように
し、くびれ部の内側に段部5を形成するもので
ある。
(vi) 鼓状頭部成型工程(第7図) この工程は、球状頭部1′に対、一対の対向
する平面状をなす締付面3を形成する工程であ
る。即ち中間素材W1を保持する下型24Bと
上型24Aと更に左右から押圧する押型24C
とを用いるものであり、下型24Bにはその中
央部に球状頭部1′が半ば露出するような形で
保持するものであり、一方上型24Aによつて
球状頭部1′を押え込み、左右の押型24Cに
よつて締付面3を形成するものである。尚、押
型の動きは常法に従い上型24Aの降下に伴い
カム面等の作用により押型が左右両側から中央
に寄るようにせり出し、その側面を押圧変形さ
せ平面状とする。尚、この工程で一挙に締付ネ
ジをを受入れる開口部4を形成するようにポン
チングすることも可能である。
(vii) 開口部の成型工程(第8図) 前工程まででほぼ全体形状が成型されその締
付面3に開口部4を穿設して完成状態を見るも
のであり、前述の通り鼓状頭部1の成型工程と
ともに一挙にこの工程を行つてもよいし、ある
いは別途ドリル加工で開口させてもよいし、内
部に液圧をかけた状態でピアスにより打ち抜く
ようにしても差し支えないものである。このも
のの開口作業は従来公知の適宜の手段がとり得
ることはいうまでもない。
以上述べたように本発明によれば平板状のブラ
ンクからプレス加工の手法でパイプジヨイントを
成型できるものであり、優れた生産効率のもとに
製造できるものである。そして材料取りそれ自体
も平板状のブランクの素材を余すところなく利用
するから、材料の歩留まりも従来型に比較してよ
いものである。特に本発明にあつてはパイプジヨ
イントの鼓状頭部1の頂点からパイプ接続部2の
開放端側への中心線に対し、同心円状に形成され
ているものであるから、材料の流れ(塑性変形)
が円滑に行え、且つ鼓状頭部1とパイプ接続部2
との一体成型が可能となつたものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明により製造されたパイプジヨイ
ントの一部破断斜視図を示すとともに使用状態を
示す分解斜視図、第2図乃至第8図は成型工程を
順次追つて示した説明図である。 1;鼓状頭部、2;パイプ接続部、3;締付
面。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 円盤状の金属材料を絞りプレスによつて球状
    頭部を有する砲弾状に塑性変形させ、次いで開放
    端部側の材料をしごき加工により引き伸ばし、し
    かる後開放端部側が前記球状頭部の最大直径部付
    近から端部側がすぼまるように絞り加工し、次い
    で材料の長手方向のほぼ中間部をくびれさせるよ
    うにプレス成型して球状頭部と一体の円筒状のパ
    イプ接続部を成型し、次いで球状頭部の対向する
    二面を偏平にプレス成型して締付面を形成すると
    ともに、締付面に対して締付ネジを受け入れる開
    口部を形成させたことを特徴とするパイプジヨイ
    ントの製造法。
JP57195657A 1982-11-08 1982-11-08 パイプジョイントの製造法 Granted JPS5986786A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP57195657A JPS5986786A (ja) 1982-11-08 1982-11-08 パイプジョイントの製造法

Applications Claiming Priority (1)

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JP57195657A JPS5986786A (ja) 1982-11-08 1982-11-08 パイプジョイントの製造法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5986786A JPS5986786A (ja) 1984-05-19
JPS6220435B2 true JPS6220435B2 (ja) 1987-05-07

Family

ID=16344816

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JP57195657A Granted JPS5986786A (ja) 1982-11-08 1982-11-08 パイプジョイントの製造法

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
IT201900024174A1 (it) 2019-12-16 2021-06-16 Angelantoni Test Tech S R L In Breve Att S R L Fluido refrigerante

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01158287A (ja) * 1987-12-11 1989-06-21 Toyoda Gosei Co Ltd アイジヨイントの製造方法

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS483586U (ja) * 1971-05-21 1973-01-17

Patent Citations (1)

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JPS483586U (ja) * 1971-05-21 1973-01-17

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IT201900024174A1 (it) 2019-12-16 2021-06-16 Angelantoni Test Tech S R L In Breve Att S R L Fluido refrigerante

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JPS5986786A (ja) 1984-05-19

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