JPS6220410Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6220410Y2 JPS6220410Y2 JP1983180247U JP18024783U JPS6220410Y2 JP S6220410 Y2 JPS6220410 Y2 JP S6220410Y2 JP 1983180247 U JP1983180247 U JP 1983180247U JP 18024783 U JP18024783 U JP 18024783U JP S6220410 Y2 JPS6220410 Y2 JP S6220410Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- elastic body
- breast
- cover fabric
- back cover
- fits
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 210000000481 breast Anatomy 0.000 claims description 21
- 239000004744 fabric Substances 0.000 claims description 18
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 claims description 7
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 claims description 7
- 238000009958 sewing Methods 0.000 claims description 6
- 239000000463 material Substances 0.000 claims description 5
- 230000006870 function Effects 0.000 description 4
- 238000000034 method Methods 0.000 description 4
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 3
- 210000002445 nipple Anatomy 0.000 description 2
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- 238000010097 foam moulding Methods 0.000 description 1
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Landscapes
- Corsets Or Brassieres (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〓産業上の利用分野〓
本考案は胸部用のパツドの改良に関するもので
ある。
ある。
〓従来の技術〓
近時、発泡合成樹脂製のパツドが種々提案され
ており、発泡合成樹脂材で乳房の略下半分を覆う
半カツプ形状のものも各種提案されている。
ており、発泡合成樹脂材で乳房の略下半分を覆う
半カツプ形状のものも各種提案されている。
〓考案が解決しようとする問題点〓
しかし、従来のこの種パツドは、ブラジヤ内に
入れる詰物としての機能のみに重点がおかれ、使
用者の乳房の形状の個人差によつて体にフイツト
しないこともも有り、肌ざわりが悪く使用感に満
足できないという欠点が指摘されている。
入れる詰物としての機能のみに重点がおかれ、使
用者の乳房の形状の個人差によつて体にフイツト
しないこともも有り、肌ざわりが悪く使用感に満
足できないという欠点が指摘されている。
そこで本考案は上記欠点に鑑みなされたもの
で、バツドを単なる外形補正の詰物としてではな
く、乳房自体を着実、ソフトに体の中心上側に押
し上げる機能をも有したバツドを提供することを
目的としたものである。
で、バツドを単なる外形補正の詰物としてではな
く、乳房自体を着実、ソフトに体の中心上側に押
し上げる機能をも有したバツドを提供することを
目的としたものである。
〓問題点を解決するための手段〓
上記の目的に沿い、先述実用新案登録請求の範
囲を要旨とする本考案の構成は、前述問題点を解
決するために、発泡合成樹脂材で乳房の略下半分
を覆う半カツプ形状の弾性体1を形成し、上記弾
性体1は、その下辺部位1bと上辺部位1cと乳
房の内側斜め上部に適合する内側斜め上部1dと
を肉薄となし、乳房の外側斜め下部に適合する外
側斜め下部1aを肉厚となし、さらに、上記弾性
体1の裏面側には裏カバー生地3を重ね、この裏
カバー生地3はその周部を縫糸4で弾性体1の周
部に縫着してなる技術的手段を講じたものであ
る。
囲を要旨とする本考案の構成は、前述問題点を解
決するために、発泡合成樹脂材で乳房の略下半分
を覆う半カツプ形状の弾性体1を形成し、上記弾
性体1は、その下辺部位1bと上辺部位1cと乳
房の内側斜め上部に適合する内側斜め上部1dと
を肉薄となし、乳房の外側斜め下部に適合する外
側斜め下部1aを肉厚となし、さらに、上記弾性
体1の裏面側には裏カバー生地3を重ね、この裏
カバー生地3はその周部を縫糸4で弾性体1の周
部に縫着してなる技術的手段を講じたものであ
る。
〓作 用〓
それ故本考案パツドは、これをブラジヤ、特に
半カツプ状のブラジヤ内に装着すると、乳房の外
側(体の中心側とは反対側)斜め下部に適合する
外側斜め下部1aを肉厚となしてあるため、乳房
はこの外側斜め下部1aにより比較的強く押され
ることになり、乳房はこれとは反対側、すなわ
ち、体の中心側上方に向けて押し上げられ、詰物
による乳房形状補正のみならず、乳房自体を押し
上げてその形状を補正するものである。
半カツプ状のブラジヤ内に装着すると、乳房の外
側(体の中心側とは反対側)斜め下部に適合する
外側斜め下部1aを肉厚となしてあるため、乳房
はこの外側斜め下部1aにより比較的強く押され
ることになり、乳房はこれとは反対側、すなわ
ち、体の中心側上方に向けて押し上げられ、詰物
による乳房形状補正のみならず、乳房自体を押し
上げてその形状を補正するものである。
また、本考案パツドは、弾性体1の裏面側には
裏カバー生地3を重ね、この裏カバー生地3はそ
の周部を縫糸4で弾性体1の周部に縫着してなる
ため、この弾性体1の裏面において、該弾性体1
と裏カバー生地との間においてズレを生ずること
ができ、弾性体1がブラジヤに固定されても、乳
房を無理なく、かつソフトな感覚で押し上げるこ
とができるものである。
裏カバー生地3を重ね、この裏カバー生地3はそ
の周部を縫糸4で弾性体1の周部に縫着してなる
ため、この弾性体1の裏面において、該弾性体1
と裏カバー生地との間においてズレを生ずること
ができ、弾性体1がブラジヤに固定されても、乳
房を無理なく、かつソフトな感覚で押し上げるこ
とができるものである。
〓実施例〓
次に、本考案の実施例を第1図乃至第4図に従
つて説明すれば以下の通りである。
つて説明すれば以下の通りである。
図中、1が発泡合成樹脂よりなる弾性体であ
る。この弾性体1は乳房の略下半分を覆う半カツ
プ形状となつており、かつ、その下辺部位1bと
上辺部位1cと乳房の内側斜め上部に適合する内
側斜め上部1dとを肉薄となし、乳房の外側斜め
下部に適合する外側斜め下部1aを肉厚となして
いる。
る。この弾性体1は乳房の略下半分を覆う半カツ
プ形状となつており、かつ、その下辺部位1bと
上辺部位1cと乳房の内側斜め上部に適合する内
側斜め上部1dとを肉薄となし、乳房の外側斜め
下部に適合する外側斜め下部1aを肉厚となして
いる。
上記弾性体1の半カツプ形状とは、着用した際
に乳頭部をも覆うようになつており、また上辺部
1cは乳頭部より上方部位に適合するようになし
てある。さらに、上記外側斜め下部1aとは、第
1図一点鎖線に示すごとく両乳房の外側斜め下部
を意味するものである。なお、肉厚部と肉薄部と
の境は順次その厚みを変化させ、段状の厚み変化
を有さないようになすことは無論である。
に乳頭部をも覆うようになつており、また上辺部
1cは乳頭部より上方部位に適合するようになし
てある。さらに、上記外側斜め下部1aとは、第
1図一点鎖線に示すごとく両乳房の外側斜め下部
を意味するものである。なお、肉厚部と肉薄部と
の境は順次その厚みを変化させ、段状の厚み変化
を有さないようになすことは無論である。
なお、上記のごとき形状の弾性体1をるには、
発泡成形に際して上記形状の成形型を用意する方
法、適宜立方体形状の発泡合成樹脂材体より該形
状を彫り出す方法、熱可塑性で所定の厚みを有し
た発泡合成樹脂材を後処理によつて成形する方法
等が従来公知な製造法として知られているが、実
施に際してはこれらの製造法のうち最後の後処理
による製造法が最も簡易で経済的である。この製
造法を第4図にもとずいて説明すると、先ず、所
定の厚みを有するシート状の熱可塑性発泡合成樹
脂1′を用意し、次いで、この熱可塑性発泡合成
樹脂1′を、嵌合した際に上述弾性体1の形状に
適合する空隙を有した雄型6と雌型5とで加熱プ
レスすればよい。
発泡成形に際して上記形状の成形型を用意する方
法、適宜立方体形状の発泡合成樹脂材体より該形
状を彫り出す方法、熱可塑性で所定の厚みを有し
た発泡合成樹脂材を後処理によつて成形する方法
等が従来公知な製造法として知られているが、実
施に際してはこれらの製造法のうち最後の後処理
による製造法が最も簡易で経済的である。この製
造法を第4図にもとずいて説明すると、先ず、所
定の厚みを有するシート状の熱可塑性発泡合成樹
脂1′を用意し、次いで、この熱可塑性発泡合成
樹脂1′を、嵌合した際に上述弾性体1の形状に
適合する空隙を有した雄型6と雌型5とで加熱プ
レスすればよい。
そして、上記弾性体1の裏面側には裏カバー生
地3を重ね、この裏カバー生地3はその周部を縫
糸4で弾性体1の周部に縫着してなる。すなわ
ち、この裏カバー生地3は周縁部のみが弾性体1
のの周縁部に固定され、その他の部位は端に該弾
性体1に重合するようになしてある。なお、本実
施例においては、弾性体1の表面側には表カバー
生地2を重合しているが、この表カバー生地2は
省略してもよく、または、該表カバー生地2を熱
伸縮性を有する生地を使用して、弾性体1を成形
する際にその表面に沿つて一体的に積層せしめて
おいてもよい。
地3を重ね、この裏カバー生地3はその周部を縫
糸4で弾性体1の周部に縫着してなる。すなわ
ち、この裏カバー生地3は周縁部のみが弾性体1
のの周縁部に固定され、その他の部位は端に該弾
性体1に重合するようになしてある。なお、本実
施例においては、弾性体1の表面側には表カバー
生地2を重合しているが、この表カバー生地2は
省略してもよく、または、該表カバー生地2を熱
伸縮性を有する生地を使用して、弾性体1を成形
する際にその表面に沿つて一体的に積層せしめて
おいてもよい。
〓考案の効果〓
本考案は上記のごときであるので、詰物として
の形状補正のみならず、乳房自体を体の中央上方
に押し上げてその形状を補正するパツドを提供す
ることができるものである。
の形状補正のみならず、乳房自体を体の中央上方
に押し上げてその形状を補正するパツドを提供す
ることができるものである。
特に本考案は、弾性体1の裏面側には裏カバー
生地3を重ね、この裏カバー生地3はその周部を
縫糸4で弾性体1の周部に縫着してなるため、こ
の弾性体1の裏面において、該弾性体1と裏カバ
ー生地との間においてズレを生ずることができる
ようになしてあるため、弾性体1がブラジヤ側に
に固定されたとしても、乳房はパツド内で自由に
移動でき、無理なく押し上げられ、着用感もソフ
トなパツドを提供することができるものである。
生地3を重ね、この裏カバー生地3はその周部を
縫糸4で弾性体1の周部に縫着してなるため、こ
の弾性体1の裏面において、該弾性体1と裏カバ
ー生地との間においてズレを生ずることができる
ようになしてあるため、弾性体1がブラジヤ側に
に固定されたとしても、乳房はパツド内で自由に
移動でき、無理なく押し上げられ、着用感もソフ
トなパツドを提供することができるものである。
第1図は本考案パツドの一実施例を示す正面
図、第2図はA−A線拡大断面図、第3図はB−
B線拡大断面図、第4図は製造装置の一例を示す
断面図である。 1……弾性体、1a……外側斜め下部、1b…
…下辺部位、1c……上辺部位、1d……内側斜
め上部、3……裏カバー生地、4……縫糸。
図、第2図はA−A線拡大断面図、第3図はB−
B線拡大断面図、第4図は製造装置の一例を示す
断面図である。 1……弾性体、1a……外側斜め下部、1b…
…下辺部位、1c……上辺部位、1d……内側斜
め上部、3……裏カバー生地、4……縫糸。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 発泡合成樹脂材で乳房の略下半分を覆う半カツ
プ形状の弾性体1を形成し、 上記弾性体1は、その下辺部位1bと上辺部位
1cと乳房の内側斜め上部に適合する内側斜め上
部1dとを肉薄となし、乳房の外側斜め下部に適
合する外側斜め下部1aを肉厚となし、 さらに、上記弾性体1の裏面側には裏カバー生
地3を重ね、この裏カバー生地3はその周部を縫
糸4で弾性体1の周部に縫着してなるパツド。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18024783U JPS6086512U (ja) | 1983-11-22 | 1983-11-22 | パツド |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18024783U JPS6086512U (ja) | 1983-11-22 | 1983-11-22 | パツド |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6086512U JPS6086512U (ja) | 1985-06-14 |
JPS6220410Y2 true JPS6220410Y2 (ja) | 1987-05-25 |
Family
ID=30390868
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18024783U Granted JPS6086512U (ja) | 1983-11-22 | 1983-11-22 | パツド |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6086512U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH09157913A (ja) * | 1995-12-11 | 1997-06-17 | Descente Ltd | 胸部整形パッド |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5032939B2 (ja) * | 2007-10-25 | 2012-09-26 | 株式会社ワコール | カップ用基材の縫製方法、カップ用基材の縫製装置、カップ用部材、及びこれを備えたブラジャー |
JP2018076610A (ja) * | 2016-11-07 | 2018-05-17 | 株式会社Dazzy | 胸パッド及び胸パッド付女性用衣類 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS55158305A (en) * | 1979-05-30 | 1980-12-09 | Karorina Kk | Novel brassiere pad and method |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS51130230U (ja) * | 1975-04-09 | 1976-10-20 |
-
1983
- 1983-11-22 JP JP18024783U patent/JPS6086512U/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS55158305A (en) * | 1979-05-30 | 1980-12-09 | Karorina Kk | Novel brassiere pad and method |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH09157913A (ja) * | 1995-12-11 | 1997-06-17 | Descente Ltd | 胸部整形パッド |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6086512U (ja) | 1985-06-14 |
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