JPS62201621A - フイルタエレメント - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本願は、たとえば内燃機関用エアクリーナ番こ用いられ
るフィルタエレメントに関する。

〔従来の技術〕

内燃機関用エアクリーナなどに用いられるフィルタエレ
メントは、第６図、第７図のように、矩形のシート状９
紙１を所定間隔のひだの折り目２にそってひだ折りし菊
花状としたものを多孔内筒３の周り１ζ配設しひだ折り
したものの両端を接合するとともに上下端に上下端板４
．５を設け、これらを一体化させた構造のものである。

このようなフィルタエレメント１０は、人出口６．７を
有するケーシング８内に取付具９により固定され、使用
される。入口６は、ケーシング８に対して、はぼ水平向
きに設けられており、出ロアは下方に垂下している。

吸入エアは、入口６からケーシング８内に流入し、ケー
シング８内側壁とフィルタエレメント１０外周との間の
空隙１１から、フィルタエレメント１０１ζ対し水平方
向書ζ向け、侵入する。フィルタエレメント１０を流通
し、−過された吸入エアは、下方に向きを変え、出ロア
へ向は流出する。

〔発明が解決しようとする問題点〕

従来のフィルタエレメント１０はひだ折りされた一過体
の上下端が上下端板４．５により覆われており、流通路
とならないので、ケーシング８内に配設されエアクリー
ナとして使用された場合、吸入エアは、第７図矢印のよ
うに、まず、ケーシング８とフィルタエレメント１ｏと
の間の空隙１１から水平方向暮こ向かい、次いでフィル
タエレメント１０を通過後は、はぼ垂直方向に向きを変
えることになる。このよう化吸入エアの流路が極端に変
化することは、流通抵抗を増大させることになる。また
、フィルタニレメン）１０の内周部は、外周部に比し小
径となっており、ひだの密質が大となるので、吸入エア
出口側での流通抵抗が高くなるという問題がある。さら
１こ、この種のフィルタエレメントをケーシング内に配
設し使用する場合、吸入エアはフィルタエレメント外周
から内周に向は流入されるので、フィルタエレメント１
ｏとケーシング８との間に空隙１１を設ける必要があり
、しかもこの空隙は流通抵抗増を阻止するため、大きく
とることになる。そうすると、エアクリーナを大型化さ
せてしまうことになる。

〔問題を解決するための手段〕

所定間隔でひだの折り目を有し、該折り目の一つおきの
一方側端に山形の折り目を有し、一方側端の表面および
他方側端の裏面に連続する接着剤を設けた矩形のシート
状を紙を折り目にそってひだ折り加工し、その両終端を
接合して環状の傾斜型ろ過体とし該−週体上端内周縁と
下端外周縁に環状シール体を設けた構造のフィルタエレ
メントとした。

〔作用〕

吸入エアは、フィルタエレメントの上端のひだ間および
外周のひだ間から流入し、フィルタエレメントの内周お
よび下端から、極端な方向転換することな（、流出する
。

〔実施例〕

第１図は、本発明の実施例によるフィルタエレメント２
０を収容したエアクリーナであって、上部番ζ、水平力
向暑と流入口２１を設けた上ケース２２と中央部に流出
口２２ａを設けた下ケース２３とで形成されるハウジン
グ内にフィルタエレメント２０を取付けて成る。図中、
２４は、下ケース２３に設けた取付はブリッジ、２５．
２６．２７はバッキング、２８はナツト付ブリッジ、２
９はセンタボルトである。フィルタエレメント２ｏは、
下端外周の環状シール体３ｏが、上下ケース２２．２３
間番こ挟持され、センタボルト２９によってハウジング
内に保持される。

フィルタエレメント２０は、第２図、第３図のように、
矩形のシート状ｐ紙３１をひだ折りしたもの両終端を接
合して環状の一週体３２とし、その上端内周縁３３と下
端外周縁３４と番と環状シール体３５．３０を設けて成
る（第１図）。矩形のシート状ｐ紙３１は、所定間隔の
、ひだの折り目３６が設けられ、また一方側端３８に山
形の折り目３７が設けられる。山形の折り目３７は、そ
の頂部がひだの折り目３６の下端に連結しており、ひだ
の折り目３６の一つおきに形成される。山形の折り目３
７のとなりの、ひだの折り目３６の上端には、逆山形の
折り目３７ａが設けられる。山形の折り目３７の端部に
おける幅は、山形の折り目３７ａの幅より大きく設定さ
れる。さら１こ、シート状沖紙の一方側端３８の表面お
よび他方側端３９の裏面には、所定巾にわたり接着剤４
０が連続的に塗布されている。

このようなシート状濾紙３１を折り目３６．３７にそっ
てひだ折り加工すれば、第３図のように、上端径が小で
下端径が大であって、ひだ４１のひだ片ａ％ｂの上端が
密着し、ひだ４１の頂部の下方に山形の沖過壁４２を有
し、ひだ片すと該ひだ片にとなりあった他のひだ４１の
ひだ片Ｃとが下端で密着する構造が連続する環状の傾斜
型ろ過体が形成される。傾斜型ろ過体の上端内周縁３３
および下端外周縁３４には、弾性の環状シール体３５、
３０が設けられフィルタエレメント２０が形成される。

このフィルタエレメント２０は、各ひだ４１．４１の間
が、上端において開放し下端において閉塞した構造のも
のとなる。

他の実施例として、第４図のように、所定間隔の、ひだ
の折り目４３を有し、ひだ４３下端の一つおきに山形の
折り目４４を設けた矩形のシート状濾紙４５を上記のよ
うにひだ折り加工してフィルタエレメントとするもので
ある。さらに他の実施例として、第５図のように、所定
間隔の、ひだの折り目４６を有しひだの折り目４６の一
つおきに、上端頂部がひだの折り目４６の上端にまで伸
びる山形の折り目４７を設けた矩形のシート状濾紙を上
記のようにひだ折り加工してフィルタエレメントとする
ものである。さらに、第８図のように、ひだ折り目の一
方側端から伸びる逆山形の折り目の高さを、第２図の逆
山形折り目より高くしたシート状濾紙５０を用いること
もできる。

第１図において、吸入エアは、入口２１から導入されフ
ィルタエレメント２０を流通して一過され、出口２２に
向は流出する。フィルタエレメント２０に流入する吸入
エアは、フィルタエレメント２０の上端のひだ４１．４
１の間および外周のひだ４１．４１の間から矢印のよう
に全体として出口側番ご向は方向を極端に変えることな
く、流通する。

フィルタエレメント２０から流出する際、吸入エアは、
フィルタエレメント２０内周に加え下端からも流出する
こと番こなる。

〔効果〕

本発明のフィルタエレメントは、ケーシング内に取付け
られ使用された場合、吸入エアはフィルタエレメント流
入後、極端な方向転換することなく、出口に向は流れる
ようになっているから、流通抵抗の小さなものとなる。

また、吸入エアは、フィルタエレメントの内側だけでな
く下端からも流出するので、出口面積が大となり流通抵
抗が小となる。さらに、フィルタエレメントは、上端も
吸入エアの入口面となり、フィルタエレメント外周とケ
ーシング内曹との間の空隙を大きくすることな〈従来と
同等以上の流通抵抗性能が得られるので、エアクリーナ
の小型化を図ることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明のフィルタエレメントを有するエアク
リーナの断面、第２図は本発明のフィルタエレメントを
得るためのシート状濾紙平面図、第３図（イ）（ロ）は
、傾斜型沖紙体の一部斜視図、第４図、第５図は他の実
施例のためのシート状濾紙の平面図、第６図は従来のシ
ート状ｐ紙の平面図第７図は、従来のフィルタエレメン
トを有するエアクリーナの断面図、そして第８図は、本
発明の実施例のためのシート状を紙の平面図である。 ３１・・・・・・シート状ｐ紙　　３６．３７・・・・
・・折り目４０・・・・・・接着剤　　　４１・・・・
・・ひだ３５．３０・・・・・・環状シール体 ２８図 ２３　図　（イ） ２６図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 所定間隔でひだの折り目を有し、該折り目の１つおきの
   一方側端に山形の折り目を有し一方側端の表面および他
   方側端の裏面に接着剤を設けた矩形のシート状濾紙を、
   前記折り目にそってひだ折り加工し両終端を接合して環
   状の傾斜型ろ過体とし、該濾過体上端内周縁と下端外周
   縁に環状シール体を設けたフィルタエレメント。