JP2881551B2 - クリーナー装置におけるフィルタエレメント - Google Patents

クリーナー装置におけるフィルタエレメント

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本願発明は、産業用或いは車両用
などのクリーナー装置におけるフィルタエレメントに関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、産業用或いは車両用のクリーナー
装置におけるフィルタエレメントは、一般に濾紙を屏風
状に折曲してV字状の多数のひだを連続して設けた円筒
状の濾体の内外周面を、多数の小孔を設けて成る保護板
により包囲すると共に、その一方の端部に、中心に取付
口部を有した覆板を、また他方の端部に吸引口部をそれ
ぞれ設けて成り、このように構成されたフィルタエレメ
ントは、エヤー或いはオイルの被濾過流体を流入するク
リーナーケーシング内に配設すると共に、吸引口部に、
吸引装置を接続して、クリーナーケーシング内に吸入さ
れた被濾過流体はフィルタエレメントの外周面からその
内周面に透過してフィルタエレメントにより濾過された
清掃流体を吸引装置により吸引する構成のものであっ
た。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来構成の
フィルタエレメントによれば、濾体の濾過に作用する部
分は、専ら濾体円周面に存在するひだの総合面積に相当
するので、濾過効率を向上しようとするときは、濾体の
全長を増大するか、濾体を構成するひだの幅を増大する
方法が採用され、そのため濾過効率を向上するときは、
フィルタエレメント、しいてはクリーナー装置の大型化
を招くという不都合があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】そこで、本願発明は、濾
体の軸芯方向と直交する方向にも濾過に関与する部分を
設けることによって、従来のものの不都合を解消したも
のでその構成とするところは、V字状に折曲したひだが
多数連続した濾紙から成る円筒状の主部と、V字状に折
曲した多数のひだが多数連続した濾紙から成り、主部の
一端部を閉じるように設けられる副部とから濾体を構成
し、前記副部を山形状に隆起させ、または円錐状に窪ま
せ、かつ、前記主部の他方の端面に吸引口部を、また副
部の中心に取付口部をそれぞれ設けたことを特徴とする
ものである。
【0005】具体的には、濾体が、一枚の濾紙により、
円筒状の主部の一方の端部に連続して山形状の副部とを
一体に設けて成る場合と、濾体が、二枚の濾紙を、それ
ぞれ屏風状に折曲してV字状のひだを多数連続して設
け、かつ、その折線方向の一方の端部に、各ひだ毎にV
字状にカットされた鋸歯状部を形成し、この二枚の濾紙
の各鋸歯状の斜辺同士を固着し、かつ、両側面同士を接
合することにより、円筒状の主部の一方の端面に、山形
状に隆起し、または円錐状に窪む副部を設けて成る場合
とがある。また本願は、V字状に折曲したひだが多数連
続した濾紙から成る円筒状の主部と、V字状に折曲した
ひだが多数連続した円盤状の蓋部の外周部に、各ひだか
らそれぞれ屈曲して下方に突出する環状の脚部を設けた
濾紙から成る副部とを有し、前記主部の一端部における
ひだ部分の端面と前記副部の脚部の下端面とをそれぞれ
閉止し、この閉止面同士を接合して濾体を構成し、か
つ、前記主部の他方の端面に吸引口部を、また副部の中
心に取付口部をそれぞれ設けたことを特徴とするもので
ある。閉止面同士を接合する構成において、好ましく
は、脚部を蓋部の下面から突出し、また、副部の脚部の
幅を、主部のひだの幅よりも短く形成する。また上記構
成においても、副部における濾過面積を高めるために副
部を、山形状に隆起して、または、円錐状に窪ませる。
なお吸引口部が、主部の他方の端部の端面に、該端面を
閉じるように環状の受部片を設けて成り、また取付口部
が、副部の中心孔に、筒状の止具を嵌着し、またはその
中心孔を取付駒により封口して成る。また主部と副部と
を保護するために、主部の内,外周面と、副部の内外面
とが多数の小孔を有した保護板により包囲される。
【0006】
【作用】しかして、本願のフィルタエレメントを被濾過
流体を吸入するクリーナーケーシング内に、その内面
と、主部及び副部間に所要の空隙が存するように装備す
ると共に、吸引口部に吸引装置を接続する。すると、被
濾過流体は、フィルタエレメントの主部外周と副部の外
面とから、フィルタエレメントの内部に透過して吸引装
置により吸引されるが、この場合被濾過流体は、主部の
ひだ部分と、その軸芯と直交する方向に延びる副部のひ
だ部分とによって濾過される。
【0007】
【実施例】以下図面にもとづいて本願の実施例を詳述す
ると、図1は本願のフィルタエレメントの総体斜視図
を、図2はその縦断拡大断面図を、図3はその一部切欠
した端面図をそれぞれ示しており、濾体1は、軸芯n方
向に長い主部1aと、該主部1aの一端部即ち封口側の
端部において軸芯nと直交する方向に延びる副部1bと
から成り、前記主部1aの内,外周面は多数の小孔2を
有した薄鋼板から成る保護板3,4により包囲されてお
り、その吸引側端部は、保護板3,4の端縁と共に、吸
引口部5を構成する受部片6の内面に接着により固着さ
れている。前記受部片6は、中心部に吸引口7を有し、
その内,外周縁に沿ってリブ8をそれぞれ形成した環状
の金属板から成り、その外面には、吸引装置を吸引口部
5に対し気密状に接続するためのパッキング9が取り付
けてある。
【0008】また前記濾体1の副部1bも亦、その内外
周面が多数の小孔2を有した薄鋼板から成る保護板1
0,11により保護されていると共に、該保護板10,
11の内端縁と前記副部1bの中心部とが外端に鍔12
を有した取付口部を構成する円筒状の止具13の外周面
に接着により固着され、また前記保護板10,11の外
端縁は前記保護板3,4の端縁にそれぞれ固着されてい
る。
【0009】図4は前記濾体1を構成する濾紙15の一
部省略した展開内面図を示しており、この濾紙15は、
縦辺が主部1aと副部1bとの長さLとLとの和に
等しい長さを有した横長の一枚の紙葉から成り、この紙
葉に、ひだを形成するために、そのひだの幅tの間隔を
もって縦方向に延びる谷折線(実線)17と山折線(点
線)18を横方向に交互に並設すると共に、その上縁か
ら副部分1bの長さに相当する下方位置に、前記各折線
17,18と直交して水平に延びる谷折線19を設け、
さらに縦方向の谷折線17と水平方向の谷折線19との
交点pから各山折線18に対し約45°の傾斜角をも
って斜め下方に延びる斜状の山折線(点線)20を設
け、このように各折線17,18,19及び20を設け
た濾紙15をそれぞれの折線に従って折曲すると共に、
前記交点pと斜状の山折線20同士の頂点pとの間
の山折線18aを谷折線に反転すると、図5乃至図6で
示すように多数のひだ16aから成る主部1aと、その
上端から連続して直角状に突出する多数のひだ16bか
ら成る副部1bとが一体に構成される。次いで主部1a
及び副部1bの両側同士を接着などにより接合すること
により、主部1aが円筒状に、また副部1bは主部1a
の一端面即ち封口側を閉じるように円盤状にそれぞれ形
成される。
【0010】しかして、このように軸芯n方向に延びる
主部1aと、軸芯nと直交する方向に延びる副部1bと
から成る濾体1は、すでに述べたように、主部1aの吸
引側端面は受部片6の内面に、また副部1bに有する中
心孔が止具13の外周面にそれぞれ固着され、かつ、主
部1aの内,外周面は保護板3,4により、また副部1
bの上下面は保護板10,11によりそれぞれ保護され
る。
【0011】しかして、図7Aで示すように、被濾過流
体を流入する流入口21を側面に有したクリーナーケー
シング22内に、フィルタエレメントAを、前記クリー
ナーケーシング22の内壁面との間に所要の空隙23が
有するように支持部材24を介して装備され、かつ、受
部片6に設けた吸引口部5に吸引装置の吸込口25を接
続する。すると流入口21から流入したエヤー或いはオ
イルなどの被濾過流体は空隙23を介して濾体1の主部
1a及び副部1bから濾体1内に透過して浄化された被
濾過流体は、吸引口部5から吸引装置に導かれる。
【0012】なお上記実施例で示すように、副部1bに
有する中心孔に例えば合成樹脂から成る取付駒26を嵌
着して封口する場合は、図7Bで示すようにクリーナー
ケーシング22の外蓋27の中心部に設けた凹状部27
aがねじ28により取付駒26に止着される。
【0013】上記実施例は、濾体1を軸芯方向に延びる
主部1aに対し、直角方向に延びる副部1bを設けた場
合について述べたが、図8,9は、濾過面積を拡大する
ために、副部1bを山形状に隆起させて成る場合の実施
例を示している。即ち図8で示すように、水平に延びる
谷折線19を斜状の山折線20に対応して斜状に形成し
た濾紙15を各折線17,18,19及び20に従って
折曲することにより、図9で示すように、副部1bが山
形状に隆起した構成が得られる。
【0014】上記実施例は、濾体1を一枚の濾紙15を
用い谷折線及び山折線の組合せにより主部1aと副部1
bとを一体に構成した場合を示したが、図10,11は
主部1aに構成する濾紙30と、副部1bを構成する濾
紙31との二枚から構成した場合の他の実施例を示して
いる。即ち縦辺が主部1aに適合する長さLを有した
横長の濾紙30に、ひだ16aの幅tに相当した間隔
をもって谷折線(実線)32と山折線(点線)33とを
交互に設すると共に、濾紙30の上部を、山折線33の
位置で低く、谷折線32の位置で高くなるように45°
角をもって斜状にカットすることにより、濾紙30の上
部に鋸歯状部30aを設ける。
【0015】また縦辺が副部1bに適合する長さL
有して横長の濾紙31にも前記と同様にひだ16bの幅
(ひだ16aと同幅)に相当した間隔をもって谷折
線(実線)34と山折線(点線)35とを交互に並設す
ると共に、濾紙31の上部を、山折線35の位置で高
く、谷折線34の位置で低くなるように45°角をもっ
て斜状にカットすることにより、濾紙31の上部に鋸歯
状部31aに形成し、この二枚の濾紙30,31をそれ
ぞれ谷折線32,34及び山折線33,35に従って屏
風状に折曲すると共に、これらを谷折線32,34同士
及び山折線33,35同士とをそれぞれ対向して鋸歯状
部30aと31aの斜辺同士を接着し、かつ、両濾紙3
0と31の両側面同士を接着などにより接合することに
より、図11で示すように、濾紙31から成る円筒状の
主部1aの封口側である上部に、その軸芯nと直交する
方向に延びる濾紙32から成る円盤状の副部1bを有し
た濾体1が構成される。
【0016】上記は、濾体1を軸芯方向に延びる主部1
aに対し、直角状に延びる副部1bを接着により連続し
た場合について例示したが、図12,13は、濾過面積
を拡大するために、副部1bを山形状に隆起し、または
円錐状に窪ませて成る場合の実施例を示している。即ち
図10において、鋸歯状部30a,31aを形成する斜
辺aの傾斜角を45°角以下に設定するときは、図12
で示すように山形状に隆起した副部分1bが構成され、
また前記斜辺の傾斜角を45°角以上に設定するとき
は、図13で示すように円錐状に窪んだ副部1bが構成
される。
【0017】図14,15は濾体1を、多数のひだ16
aから成る円筒状の主部1aと、多数のひだ16bから
成る円盤状の副部1bとを別体に構成し、主部1aの一
方の端面側に、副部1bを接合することにより構成した
場合の他の実施例を示している。即ち主部1aの長さと
等しい縦辺を有した横長の一枚の濾紙を用い、これをひ
だ16aの幅をもって交互に谷折り及び山折りすること
によっりV字状のひだ16aを連続して、その両側面を
接着などにより接合することにより、円筒状に構成し、
かつ、その一方の端部においてひだ16aの端面を例え
ば合成樹脂から成るリング状の閉止板40に接着するな
どして閉止することにより主部1aを構成する。
【0018】また副部1bの長さより稍長い縦辺を有し
た横長の一枚の濾紙を用いて図4及び図8においてすで
に説明したと同様の方法により折線を介して折曲し、か
つ、濾紙の両側面同士を接着して接合することにより、
或いは図10においてすでに詳述したと同様の方法によ
り二枚の濾紙を用い、これらをそれぞれひだ16bの幅
をもって交互に谷折り山折りすると共に、それらの上部
に形成した鋸歯状部の斜面辺同士を接着することにより
V字状のひだ16bを連続し、かつ、その両側面を接着
して接合することにより円盤状の平面部1cとその外周
から連続して下方に突出する環状の脚部1dとから構成
すると共に、前記環状の脚部1dの下端面を例えば合成
樹脂から成り環状の閉止板41により閉止することによ
り副部1bを構成し、このように円筒状の一方の端部即
ち封口側においてひだ16aの端面が閉止板40により
閉止された主部1aと、円盤状の水平部1cの外周から
連続して垂下する脚部1dの下端面が閉止板41により
閉止された副部1bとを、図14で示すように閉止板4
0と41とを接着により、或いは図示するように凹,凸
状の係合素子42により組付けて濾体1をを構成する。
【0019】このように構成された濾体1は、すでに述
べたように、図示しないが主部1aの他方の端部に吸引
口を有した端部片が、また水平部1cの中心部に止具が
それぞれ固着され、かつ、主部1aの内,外周面及び副
部1bの内,外面とが保護板によりそれぞれ保護され
る。
【0020】図16は脚部1dを水平部1cの下面より
突出すると共に、ひだ16bの幅を主部1aのひだ16
aの幅よりも短く形成して、平面部1cの下面と主部1
aの閉止板40との間に空隙部43を形成した場合の他
の実施例を示している。また上記において副部1bの平
面部1cを円錐状に窪ませ或いは山形状に隆起させるこ
とにより濾過面積が大きく得られることは前述したとお
りである。
【0021】
【発明の効果】以上のように本願によれば、従来濾過作
用に全く関与していない封口側端面に、多数のひだを有
した濾紙から成り、山形状に隆起し或いは円錐状に窪む
副部を設けたので、濾過効率を著しく向上させることが
でき、このことは、従来のものと濾過面積を同一にする
ときは、フィルタエレメント強いてはフィルタ装置の小
型化に有効であり、特に副部を円錐状に窪ませ或いは山
形状に隆起させるときは、それ丈濾過面積を増加するこ
とができる。また請求項5記載の構成によれば、長さの
異なる主部に対し、副部を共通に使用することができ、
さらにまた請求項7記載の構成によれば、副部の平面部
の下面と主部の閉止面との間に形成される空隙部が濾過
作用に関与するので濾過効率を向上するのに有効である
などの利点を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】一部切欠した総体斜視図
【図2】一部省略した総体断面図
【図3】一部切欠した端面図
【図4】濾紙の展開内面図
【図5】一部省略し、谷折線に沿って截断した濾体の断
面図
【図6】一部省略し、山折線に沿って截断した濾体の断
面図
【図7A】使用状態を示す断面図
【図7B】使用状態を示す他の実施例の要部の断面図
【図8】図4に対応する他の実施例を示す濾紙の展開内
面図
【図9】他の実施例における谷折線に沿って截断した一
部省略した濾体の断面図
【図10】さらに他の実施例における濾紙の展開内面図
【図11】図10の実施例における山折線に沿って截断
した一部省略した濾体の断面図
【図12】さらに他の実施例における図11に対応した
断面図
【図13】さらに他の実施例における図11に対応した
断面図
【図14】さらに他の実施例における一部省略した濾体
の断面図
【図15】図14における副部の内面図
【図16】図14に対応する他の実施例を示す断面図
【符号の説明】
1 濾体 1a 主部 1b 副部 1c 水平部 1d 脚部 3,4,10,11 保護板 5 吸引口部 6 受部片 7 吸引口 13 止具 15,30,31 濾紙 16a,16b ひだ 26 取付駒 40,41 閉止板 42 係合素子

Claims (12)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 V字状に折曲したひだが多数連続した濾
    紙から成る円筒状の主部と、V字状に折曲した多数のひ
    だが多数連続した濾紙から成り、主部の一端部を閉じる
    ように設けられる副部とから濾体を構成し、前記副部を
    山形状に隆起させ、かつ、前記主部の他方の端面に吸引
    口部を、また副部の中心に取付口部をそれぞれ設けたこ
    とを特徴とするクリーナー装置におけるフィルタエレメ
    ント。
  2. 【請求項2】 濾体が、一枚の濾紙により、円筒状の主
    部の一方の端部に連続して副部を一体に設けて成る請求
    項1記載のクリーナー装置におけるフィルタエレメン
    ト。
  3. 【請求項3】 V字状に折曲したひだが多数連続した濾
    紙から成る円筒状の主部と、V字状に折曲した多数のひ
    だが多数連続した濾紙から成り、主部の一端部を閉じる
    ように設けられる副部とから濾体を構成し、前記副部を
    円錐状に窪ませ、かつ、前記主部の他方の端面に吸引口
    部を、また副部の中心に取付口部をそれぞれ設けたこと
    を特徴とするクリーナー装置におけるフィルタエレメン
    ト。
  4. 【請求項4】 濾体が、二枚の濾紙を、それぞれ屏風状
    に折曲してV字状のひだを多数連続して設け、かつ、そ
    の折線方向の一方の端部に、各ひだ毎にV字状にカット
    された鋸歯状部を形成し、この二枚の濾紙の各鋸歯状の
    斜辺同士を固着し、かつ、両側面同士を接合することに
    より、円筒状の主部の一方の端面に、副部を設けて成る
    請求項1または3記載のクリーナー装置におけるフィル
    タエレメント。
  5. 【請求項5】 V字状に折曲したひだが多数連続した濾
    紙から成る円筒状の主部と、V字状に折曲したひだが多
    数連続した蓋部の外周部に、各ひだからそれぞれ下向に
    屈曲する環状の脚部を設けた濾紙から成る副部とを有
    し、前記主部の一端部におけるひだ部分の端面と前記副
    部の脚部の下端面とをそれぞれ閉止し、この閉止面同士
    を接合して濾体を構成し、かつ、前記主部の他方の端面
    に吸引口部を、また副部の中心に取付口部をそれぞれ設
    けたことを特徴とするクリーナー装置におけるフィルタ
    エレメント。
  6. 【請求項6】 脚部を蓋部の下面から突出させて成る請
    求項5記載のクリーナー装置におけるフィルタエレメン
    ト。
  7. 【請求項7】 副部のひだの幅を、主部のひだの幅より
    も短く形成した請求項5または6記載のクリーナー装置
    におけるフィルタエレメント。
  8. 【請求項8】 副部の蓋部を、山形状に隆起させまたは
    円錐状に窪ませて成る請求項5,6または7記載のクリ
    ーナー装置におけるフィルタエレメント。
  9. 【請求項9】 吸引口部が、主部の他方の端部の端面
    に、該端面を閉じるように環状の受部片を設けて成る請
    求項1乃至8のいづれか1項記載のクリーナー装置にお
    けるフィルタエレメント。
  10. 【請求項10】 取付口部が、副部の中心孔に、筒状の
    止具を嵌着して成る請求項1乃至9のいづれか1項記載
    のクリーナー装置におけるフィルタエレメント。
  11. 【請求項11】 取付口部が、副部の中心孔を取付駒に
    より封口して成る請求項1乃至9のいづれか1項記載の
    クリーナー装置におけるフィルタエレメント。
  12. 【請求項12】 主部の内,外周面と、副部の内外面と
    を多数の小孔を有した保護板により包囲して成る請求項
    1乃至11のいづれか1項記載のクリーナー装置におけ
    るフィルタエレメント。
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