JPH0538805Y2 - - Google Patents

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JPH0538805Y2
JPH0538805Y2 JP1988057273U JP5727388U JPH0538805Y2 JP H0538805 Y2 JPH0538805 Y2 JP H0538805Y2 JP 1988057273 U JP1988057273 U JP 1988057273U JP 5727388 U JP5727388 U JP 5727388U JP H0538805 Y2 JPH0538805 Y2 JP H0538805Y2
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JP
Japan
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pleats
sub
inner circumferential
folds
circumferential end
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JP1988057273U
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Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01DSEPARATION
    • B01D2201/00Details relating to filtering apparatus
    • B01D2201/12Pleated filters
    • B01D2201/122Pleated filters with pleats of different length

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案はフイルタエレメント、特にシート状濾
材を放射状にひだ折り加工してなるフイルタエレ
メントの改良に係るものである。
〔従来の技術〕
従来、細長いシート状濾材を短手方向に多数の
ひだを形成せしめて折りたたみ、長手の一側を内
周とし、他方の側を外周となるようにほぼ円形に
形成して、稜線(折目)が放射状に配された、即
ち、山部、谷部が放射状に交互に形成された濾過
エレメントは知られている。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかしながらこのような従来のエレメントは、
折目ひだが外周側から中心部に近づくにしたがつ
て密集するため、内周側では隣り合う濾材表面が
互いに中心部近傍から接触し、密着する区域が生
じ、かつ中心部程密着性が強くなる。そのため濾
過面積が少なくなり、濾過効率が低下する。この
ような現象を除くためにはひだの数を少なくする
ことになるが、そうすると濾材全体の濾過面積も
減少する。したがつて従来のものは、中心部近傍
で接触しない範囲を限度としたひだ数のものしか
得られず、その結果濾材の濾過面積が制約される
という問題点があつた。
本考案は従来のこのような問題点を改良し、長
尺の濾材の使用を可能とし、多数のひだを形成し
ても上記のような不都合を生ずることなく濾過面
積を大きくし効率よく濾過機能を発揮せしめるよ
うにしたものである。
〔課題を解決するための手段〕
すなわち本考案は、シート状濾材を多数のひだ
を形成して折りたたみ、そのひだの稜線3aをエ
レメント本体の中心部から放射状に配して構成し
たフイルタエレメントにおいて、フイルタエレメ
ントの内周端部1及び外周端部2を形成する基本
ひだ3の間に、前記内周端部1よりやや間隙4を
おいて外周端部に向かう稜線5を有する副ひだ6
を形成すると共に、前記内周端部1及び外周端部
2をそれぞれ閉塞する樹脂成形部を設け、かつ前
記副ひだ6の形成によつて生じる該副ひだ6の内
周側部の空隙を閉塞する密閉部12,13を、前
記内周端部を閉塞する樹脂成形部と一体的に成形
することにより、上記課題を解決したものであ
る。
〔作用〕
本考案は上記のように構成されているので、多
数のひだを形成しても、内周側中心部近傍で濾材
表面が互いに接触し密着することが防止されるた
め、濾過面積が増大され、効率よく濾過機能が発
揮せしめられる。また、副ひだの内周側端部もエ
レメントの内周端部を閉塞する樹脂成形部と一体
的に保持されるので、副ひだが強固に保持されて
その変形が生じ難い。
〔実施例〕
以下、本考案の実施態様の一例を図面に基いて
具体的に説明する。
第1図は、本考案に係る、ひだ形成された濾材
の斜視図、第2図はその展開図を示すものであ
る。
シート状濾材(例えば濾紙、不織布、スポンジ
板など、以下濾材という)は多数のひだが交互に
山、谷となるように形成され折りこまれ、そのひ
だの稜線3aはエレメント中心部から放射状に配
して構成されている。
フイルタエレメントの内周端部1及び外周端部
2を形成する基本ひだ3の間には副ひだ6が設け
られている。該副ひだ6はひだ頂部すなわち稜線
5が基本ひだ3の内周端部1の位置からやや間隙
4をおいて外周端部2に至るように形成されてい
る。すなわち、基本ひだ3と副ひだ6とが交互に
連続してひだ全体が形成されており、外周側では
基本ひだ3と副ひだ6の端部が一様にそろつてい
るが、内周側端部1は基本ひだ3により形成さ
れ、副ひだ6と内周端部1の間には空間が生じて
いる。もつとも基本ひだ3の間に形成される副ひ
だの数は1山に限られるものではない。例えば、
第5図に示すように基本ひだの稜線3aの間に副
ひだを複数山設けて複数の稜線5a,5bが形成
されるようにしてもよいのであり、用途、大きさ
等に応じて、副ひだの数を2山以上設けることは
自由である。要は、形成される副ひだ6の稜線5
が内周端部1と接触しないようある程度の間隙を
設けることが肝心である。
第3図は本考案のフイルタエレメントの外周側
及び内周側に筒状体の樹脂成形を施した実施例の
平面図を示すものであり、第4図は第3図A−A
線の断面図である。すなわち、外周側には外筒1
0を樹脂成形により設ける一方、内周側には内筒
11及び副ひだ6によつて生じる空隙部を埋める
密閉部12,13を一体的に樹脂成形したもので
ある。なお、外筒10と内筒11あるいは密閉部
12,13とを連結する連結部14を樹脂成形等
により、エレメント本体に数箇所設けてもよい。
さらに、濾材の展開状態は第2図に示したもの
の他、例えば第6図に示す展開状態によつても本
考案を構成し得、また、全体として略扇形形状濾
材をなすようにも形成し得る。
〔考案の効果〕
本考案は上記のように構成されているため、内
周側での濾材どうしの接着・密着を防止して多数
のひだを形成することができるので、濾過面積の
増大、濾過効率の向上を図ることができ、また副
ひだの内周側端部もエレメントの内周端部を閉塞
する樹脂成形部と一体的に保持しているので、副
ひだが強固に保持されてその変形が生じ難く、し
たがつて副ひだと隣接する基本ひだとの密着も起
こりにくく、またエレメント全体の剛性も向上す
るという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例の斜視図、第2図はそ
の展開図、第3図は樹脂成形を施した実施例の平
面図、第4図は第3図A−A線の断面図、第5図
は他の実施例の平面図、第6図は他の実施例の展
開図を示すものである。 1……内周端部、2……外周端部、3……基本
ひだ、4……間隙、5……副ひだの稜線、6……
副ひだ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. シート状濾材を多数のひだを形成して折りたた
    み、そのひだの稜線3aをエレメント本体の中心
    部から放射状に配して構成したフイルタエレメン
    トにおいて、フイルタエレメントの内周端部1及
    び外周端部2を形成する基本ひだ3の間に、前記
    内周端部1よりやや間隙4をおいて外周端部に向
    かう稜線5を有する副ひだ6を形成すると共に、
    前記内周端部1及び外周端部2をそれぞれ閉塞す
    る樹脂成形部を設け、かつ前記副ひだ6の形成に
    よつて生じる該副ひだ6の内周側部の空隙を閉塞
    する密閉部12,13を、前記内周端部を閉塞す
    る樹脂成形部と一体的に成形して閉塞したことを
    特徴とするフイルタエレメント。
JP1988057273U 1988-04-30 1988-04-30 Expired - Lifetime JPH0538805Y2 (ja)

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JPH01163512U JPH01163512U (ja) 1989-11-15
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2564666Y2 (ja) * 1991-06-04 1998-03-09 東洋エレメント工業株式会社 濾過エレメント

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60238111A (ja) * 1984-05-11 1985-11-27 Nippon Rokaki Kk フイルタエレメント
JPS6223528U (ja) * 1985-07-22 1987-02-13

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JPS6223528U (ja) * 1985-07-22 1987-02-13

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