JPH0538806Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0538806Y2
JPH0538806Y2 JP1988060090U JP6009088U JPH0538806Y2 JP H0538806 Y2 JPH0538806 Y2 JP H0538806Y2 JP 1988060090 U JP1988060090 U JP 1988060090U JP 6009088 U JP6009088 U JP 6009088U JP H0538806 Y2 JPH0538806 Y2 JP H0538806Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pleats
peaks
valleys
filter
filter element
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1988060090U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH01163513U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP1988060090U priority Critical patent/JPH0538806Y2/ja
Publication of JPH01163513U publication Critical patent/JPH01163513U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0538806Y2 publication Critical patent/JPH0538806Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Filtering Of Dispersed Particles In Gases (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、シート状濾材を放射状にひだ折り加
工してなるフイルタエレメントの改良に係るもの
である。
〔従来の技術〕
従来、細長いシート状濾材を短手方向に多数の
ひだを形成せしめて折りたたみ、長手の一側を内
周とし、他方の側を外周となるようにほぼ円形に
形成し、かつ同じ高さに位置するひだの稜線(折
目)が放射状に配された、即ち、ひだの山部、谷
部が放射状に交互に形成されかつ同高のひだ高さ
を有する濾過エレメントは知られている。
〔考案が解決しようとする課題〕 しかし、上記従来のフイルタエレメントにおい
ては、ひだの高さ方向(ひだの稜線を結ぶ仮想面
に対して垂直方向)に流体入口がある場合は問題
ないが、例えば第4図に示すように流体入口6が
側方部に位置する場合には流体入口より進入する
流体の流れ4に対しひだ面がフイルタとして有効
に機能せず、このため有効な濾過面積を確保でき
ないという問題点がある。
本考案は、かかる課題を解決するために創案さ
れたものであり、従来のいわゆる放射状フイルタ
エレメントに改良を加えることにより、流体の流
れを阻害することなく濾過面積を増大し、濾過効
率の向上を図ることを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
すなわち、本考案は、シート状濾材1を多数の
ひだを形成して交互に山部、谷部となるように折
りたたみ、そのひだの稜線をエレメント本体の中
心部から放射状に配して構成したフイルタエレメ
ントにおいて、前記ひだの谷部2及び山部3の稜
線を形成する折り筋を平行に保つて該折り筋間隔
を変化させることにより、前記ひだの谷部2から
山部3までの高さhを流体の流れ4に沿う方向に
漸次高くなるように形成することにより、上記課
題を解決したものである。
〔作用〕
本考案は上記の如くひだの高さhが流体の流れ
4に沿う方向に漸次高くなるように形成されてい
るので、流体の流れは各ひだによつて極度に妨げ
られることなく流れ、かつ流体の流れに対して各
ひだのフイルタ機能が十分に発揮されて濾過面積
が増大する。
〔実施例〕
以下、本考案の実施例を図面に基いて説明す
る。
第1図は本考案のフイルタエレメントをエレメ
ント収納ケース5に装着した縦断面図、第2図は
第1図A−A′線断面図を示すものである(なお、
便宜上、第1図においてエレメント内筒7は図示
省略する)。
シート状濾材(濾紙、不織布など)1は交互に
山部3、谷部2となるようにひだを形成して折り
こまれ、ひだの稜線はエレメント本体のほぼ中心
部から放射形状をなしてフイルタエレメントを構
成している。そして、前記ひだの谷部2から山部
3までの高さhは、エレメント収納ケース5の流
体入口6より進入する流体の流れ4に沿う方向に
漸次高くなるように形成されている。すなわち、
ひだの山部3の稜線は、流体入口6の対極方向に
向かつて漸次高くなつていき、ほぼ階段状を構成
している。8は流体出口である。
濾材の展開状態は例えば第3図に示される。ひ
だの谷部2、山部3を形成する折り筋間の距離
h1,h2,h3,……,hoはh1,h2,h3,……となる
にしたがつて徐々に大きくなり、流体入口の略対
極地点を形成するひだ部においてho=最大値をな
した後、ho-1,ho-2,……,h3,h2,h1と徐々に
小さくなつている。h1=h2,h3=h4,……,ho-1
=hoとし、h1<h3<h5……<hoとなるように形成
してもよい。またh1,h2,h3,……,hoの具体的
数値、ひだ全体の数、内周部より外周部までの距
離lは、フイルタエレメントの目的、形状、大き
さ、用途等により適宜設定し得るものである。要
はひだの谷部から山部までの高さが漸次高くなる
ように形成されることであり、ひだの山部の稜線
を結ぶ仮想面の傾斜角度は任意に設定し得るもの
である。
〔考案の効果〕
本考案は上記のように構成されているので、流
体入口より進入した流体はスムーズに流れるため
濾過体通過抵抗が極度に増加することがなく、か
つ、濾過面積を増大して濾過効率の向上を図るこ
とができるので、その効果は極めて大きい。ま
た、ひだ山部の稜線をひだ谷部の稜線と平行に形
成しているので、その作製に当たり、シート状濾
材のひだピツチすなわちひだの折り筋の間隔を変
えて形成し折り込み、これをひだの稜線の配列が
放射状となるように拡開するだけで簡単に製造で
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案のフイルタエレメントを収納ケ
ースに装着した実施例の縦断面図、第2図は第1
図A−A′線断面図、第3図は濾材の展開状態の
一例を示す展開図、第4図は従来例の縦断面図で
ある。 1……濾材、2……ひだの谷部、3……ひだの
山部、4……流体の流れ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. シート状濾材1を多数のひだを形成して交互に
    山部、谷部となるように折りたたみ、そのひだの
    稜線をエレメント本体の中心部から放射状に配し
    て構成したフイルタエレメントにおいて、前記ひ
    だの谷部2及び山部3の稜線を形成する折り筋を
    平行に保つて該折り筋間隔を変化させることによ
    り、前記ひだの谷部2から山部3までの高さhを
    流体の流れ4に沿う方向に漸次高くなるように形
    成したフイルタエレメント。
JP1988060090U 1988-05-09 1988-05-09 Expired - Lifetime JPH0538806Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1988060090U JPH0538806Y2 (ja) 1988-05-09 1988-05-09

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1988060090U JPH0538806Y2 (ja) 1988-05-09 1988-05-09

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH01163513U JPH01163513U (ja) 1989-11-15
JPH0538806Y2 true JPH0538806Y2 (ja) 1993-09-30

Family

ID=31285812

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1988060090U Expired - Lifetime JPH0538806Y2 (ja) 1988-05-09 1988-05-09

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0538806Y2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
ES2926237T3 (es) 2018-02-23 2022-10-24 Mann & Hummel Gmbh Elemento de filtro y sistema de filtración

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6223528U (ja) * 1985-07-22 1987-02-13

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0225462Y2 (ja) * 1985-03-28 1990-07-12

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6223528U (ja) * 1985-07-22 1987-02-13

Also Published As

Publication number Publication date
JPH01163513U (ja) 1989-11-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH01171615A (ja) フィルタエレメント
US2862624A (en) Filter elements
CA1091596A (en) Filter element
KR20010041008A (ko) 내부 연소 엔진용 필터 카트리지
JPH0538806Y2 (ja)
CN210460917U (zh) 一种双层汽车滤清器用滤芯
JPH0728893Y2 (ja) ひだ折りフィルタエレメント
JPH01207112A (ja) フィルタエレメントの製造方法
JPH0728892Y2 (ja) ひだ折りフィルタエレメント
JP2557560Y2 (ja) 濾過エレメント
JPH0751127Y2 (ja) 濾過エレメント
JPS5892442A (ja) 「ろ」過用フイルタエレメント
JPS63221820A (ja) フイルタエレメント
JP2557561Y2 (ja) 濾過エレメント
JPH039769Y2 (ja)
JPH039765Y2 (ja)
EP3976225B1 (en) Curved core for variable pleat filter
JPH0612812Y2 (ja) フィルタエレメントを有するエアークリナ
JPH0556172B2 (ja)
JPH0538805Y2 (ja)
JPH039767Y2 (ja)
JPH0626325Y2 (ja) フィルタエレメント
JPH039768Y2 (ja)
JPH0225446Y2 (ja)
JPH055931Y2 (ja)