JPH039767Y2 - - Google Patents

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JPH039767Y2
JPH039767Y2 JP8118286U JP8118286U JPH039767Y2 JP H039767 Y2 JPH039767 Y2 JP H039767Y2 JP 8118286 U JP8118286 U JP 8118286U JP 8118286 U JP8118286 U JP 8118286U JP H039767 Y2 JPH039767 Y2 JP H039767Y2
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JP
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pleats
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bellows
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JP8118286U
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JPS62194407U (ja
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  • Lubrication Details And Ventilation Of Internal Combustion Engines (AREA)
  • Filtering Of Dispersed Particles In Gases (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は内燃機関潤滑油過器等に使用するに
適したフイルタエレメントに関するものである。
〔従来の技術〕
従来のこの種フイルタエレメントとしては、中
心方向に向う波形に折り込んだひだを放射状に多
数形成して断面菊花状に構成したものが知られて
いる。
〔考案が解決しようとする問題点〕 上記のような従来のものは過面積を大きくす
るために波形折り込みひだ部の長さを長くする必
要があり、その結果筒状エレメント本体が変形し
易く、過すべき流体の通過に部分的にムラが生
じ易くなり、強度も低下するという問題点があつ
た。更にはひだの数や長さに比して過面積はそ
れ程大きくはならないものであつた。
本考案はこのように従来の問題点を解決し、特
殊なひだ構造とすることにより、過面積を増大
させると共に、変形を生ずることなくかつ強度を
付与し全体に効率よく過が行なわれるようにし
たものである。
〔問題点を解決するための手段〕
すなわち本考案は、一枚のエンドレスの帯状
紙をひだ状に屈曲させて全体として中空のほぼ筒
状をなす本体を形成したフイルタエレメントにお
いて、該本体の上下方向には全面的に蛇腹状ひだ
2,2′を形成すると共に、周方向に沿つては、
相対する凸部3,3及び凹部3′,3′を、本体の
中心に向つて複数段階に形成してなる単位ひだ部
4を多数形成して、本体の縦方向(Y方向)及び
横方向(X方向)に屈曲ひだを形成せしめたこと
を特徴とするフイルタエレメントである。
〔実施例〕
以下本考案の具体的実施例を図面に例示して説
明する。
第1図は本考案フイルタエレメントの実施の一
例を示す平面図で、第2図はその上面及び底面
に、上端板5及び下端板6、並びに内筒7を施し
た場合のA−A′断面図である。
本体は一枚のエンドレス(リング状)の帯状
紙1を屈曲して多数のひだを形成させてほぼ筒状
体を形成せしめてなるもので、その高さ、外径、
内径等、本体の大きさはそれが収容される過器
(容器)の大きさに応じて決定される。
筒状本体は第2図に示されるように上下方向に
は全面的に山部2、谷2′よりなる蛇腹状のひだ
が形成されている。
また周方向に沿つては、第1図に水平断面で示
すようにジグザグの花弁状単位ひだ部4が多数形
成されている。この単位ひだ部4は相対する凸部
(山部)3,3及び相対する凹部(谷部)3′,
3′が本体中心に向つて複数段階形成されてなる
ものである(なお3,3′により形成されるひだ
のピツチは等ピツチであつてもよい。)。このよう
に、本体は、周方向(横方向)には凸凹3,3′
を有する多数の単位ひだ部4が設けられ、かつ上
下方向(縦方向)には全面的に蛇腹状のひだ2,
2′が形成され、両者の複合的ひだ構造によつて
構成されているものである。第3図は紙の展開
図で、それら縦(Y方向)及び横(X方向)のひ
だを形成する折目線(3,3′によるひだが等ピ
ツチの場合)を示すものであつて、実線はひだの
山部を示し、破線は谷に当る。
通常本体はほぼ円筒形に形成されるが多角形で
あつてもよく、本体の上下両端には第2図に示さ
れるように端板5,6及び多孔板よりなる内筒7
が施され、過器ケース(図示せず)内に収容さ
れる。過する液体は矢印のように本体を通過し
て過される。
〔考案の効果〕
本考案によれば筒状体は周方向に沿つて相対す
る凸部3,3、凹部3′,3′による複数段階のひ
だが形成された多数の単位ひだ4が設けられると
共に、それらは上下方向には全面的に蛇腹状ひだ
2,2′が形成されており、すなわち全体は縦、
横の複合ひだ構造をなしているので、過面積が
極めて大きいばかりでなく、変形し難く型くずれ
がなく、しかも強度が強いものとなる。そしてコ
ンパクトに構成されかつ過効率がよいので内燃
機関潤滑油過器等のフイルタエレメントとして
その効果は極めて大きいものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す平面図、第2
図はこれに上下端板及び内筒を施した時のA−
A′断面図、第3図は紙を展開して折目線を示
す部分図である。 1……紙、2……蛇腹の山部、2′……蛇腹
の谷部、3……凸部、3′……凹部、4……単位
ひだ部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 一枚のエンドレスの帯状紙をひだ状に屈曲さ
    せて全体として中空のほぼ筒状をなす本体を形成
    したフイルタエレメントにおいて、該本体の上下
    方向には全面的に蛇腹状ひだ2,2′を形成する
    と共に、周方向に沿つては、相対する凸部3,3
    及び凹部3′,3′を本体の中心に向つて複数段階
    に形成してなる単位ひだ部4を多数形成して、本
    体の縦方向及び横方向に屈曲ひだを形成せしめた
    ことを特徴とするフイルタエレメント。
JP8118286U 1986-05-30 1986-05-30 Expired JPH039767Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP8118286U JPH039767Y2 (ja) 1986-05-30 1986-05-30

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JP8118286U JPH039767Y2 (ja) 1986-05-30 1986-05-30

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JPS62194407U JPS62194407U (ja) 1987-12-10
JPH039767Y2 true JPH039767Y2 (ja) 1991-03-12

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2826248B2 (ja) * 1993-02-16 1998-11-18 シャープ株式会社 移動体の接続装置
JP4689185B2 (ja) * 2004-04-12 2011-05-25 日本バイリーン株式会社 フィルタ
JP2017202451A (ja) * 2016-05-12 2017-11-16 株式会社ナベル 液体用フィルタ及びこの液体用フィルタを用いた液体濾過装置

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JPS62194407U (ja) 1987-12-10

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